DIABLO SWING ORCHESTRA / No.3:Pandora's Piñata

スウェーデンのアヴァンギャルドメタルバンド、2012年リリースの3rdアルバムです。
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そこはかとなく不気味なアートワーク
ていうかほんと「ñ」とか打つのめんどくさい

変態っているじゃないですか。
ちょっとアレな性向の持ち主な方。
メタルでもそういうのあるじゃないですか。
いや、デイヴ・ホーランドがどうとかそういう話じゃない。それはそっとしておけ。触れてやるな。

PRIMUSとかWALTARIをご存知の人も多いと思います。
ここで言う「変態」ってのはそれ。ああいうアヴァンギャルドな人たち。
今回のバンドもそういう方々です。
DIABLOSWINGORCHESTRA2
大所帯だなおい。

この画像だけで「いや待て、おかしい」ってわかる。
この風体でもわかる通り、ぶっちゃけこれもメタルかどうかは微妙です。
でもいいの。楽しいから。

このバンドのスタイルを何と言ったらいいのか…
まあミクスチャーなんですけど、スウィングジャズの要素をブっ込んであるのが特徴。
それがどうもえらく楽しい。
何かスゲエ自由。フリーダム。ごった煮。おい誰だよ鍋にこれ入れたヤツ、あれ?でも美味しいからいいや的なサウンド。


(  ゜ω゜)どういうバックボーンを持っていたらこういう音楽ができるのか?

3作めとなる今作からトロンボーンとトランペットが正式メンバーとなり、
前作までよりも更に多彩な音になっているわけですけども、
それを抜きにしても作を追うごとにフリーダムっぷりに磨きがかかっており
今作はもはやお前らどこを目指してるのさ?状態。

前作まではメタリックなギターサウンドが主軸となる曲も多かったんですが、今作はちょっと拡散傾向。
今回はこれが最もメタラーには刺さりそうな曲ですかね。
 
ちょこっとだけブラストビートも披露。

アヴァンギャルドなアートロック系のバンドは付いて来れる奴だけ付いて来い的な信者力の試験、もしくは
これがわかる俺カッコいいわー系のリスナー対象の方向になりがちですが、
このバンドは高いエンターテイメント性を基盤にしているので、まず「聴いて楽しい」のが全編に貫かれているのが好印象。

(  ^ω^)何かよくわかんないけどカッコいいわコレ。


そもそものことを言えばこのバンド、正直メタルではなく
バックボーンのひとつにメタルも含まれている」と見るのが正しいのではないかと
僕は思うわけです。
ギターの音作りはメタルのそれに近く、バンドの中心人物と思しきギタリスト、Daniel Håkansonがタル好きなのは間違い無さそうですが、リフやメロディはメタル由来の物ではないと思われます。

今作の傾向から想像するに、次作では更にメタルからは離れてしまいそうですが、
面白いものを提供してくれるのは間違いないと思うので次作も期待しております。

で、今回このバンドを取り上げたのは、その「次作」がいよいよリリースが近いようだからでございます。
新曲は既に公開されており、予想通りと言いますか、もはやまったくメタルじゃねえ…んだけど
ギターの音だけはやっぱり、みたいな感じw
まあ楽しいからいいや。

そう言えばこのバンド、某「遊べる本屋」が取り扱っていたりしたようで
そっち系の下北沢/吉祥寺大好きサブカル君辺りにもアピールしそうな音なんじゃねーかと。
「やっぱレッチリ、カッコいいよね!は?JANE'S ADDICTION?何それ?」
「DEAFHEAVENって知ってる?ああ君はヘビメタばっかりだったっけw」
みたいな人にも。

とか言うと激しく敵意を燃やすメタラーもいるかと思いますが
まあそこは…ほら、うん。それで売れて来日とかするなら嬉しいしさ。
(# ^ω^)俺は気にしてねえよ?ぜんっぜん気にしてねえ。

動画貼った曲の他にも面白いのがたっぷり入ってます。
メタラー的には前作からおすすめしますが、今作もクオリティは高い。

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