ALGOS / The Death of Seasons

オランダのメロディックドゥーム/デス。
2015年リリースの1stアルバム。
ALGOS_THEDEATH1
ALGOS_THEDEATH2
サイン乞食と呼んでくれ
( ^ω^)ちょっと何も言わずにこの曲を聴いてみて欲しい。
最後まで聴いてね。



2:21からの泣き泣きのギターに胸掴まれたでしょ。掴まれたよね。
掴まれてなくても話進めるけどね。

昨年、あるバンドのFacebookで
「これ友達なんだ。応援してくれよ」
と紹介されていたのがこの曲。
ふーん、アコギのインスト?なかなか良いね、とか思って聴いてたら終盤に来ての不意打ちでもう衝撃ですよ。
さっそくBandcampでダウンロードしたんですが、
全編アコースティックのFragmentedというタイトルのこのEPは企画盤のようなもので、
本来はメロディックドゥーム/デスを自称するプロジェクト。
1stフルレングス制作を目指して活動中とのことでした。

形態としてはJurreなるプレイヤーがひとりでやっているプロジェクトらしく、
コツコツ作っていたマテリアルを今回ようやくフィジカル形式でのリリースにこぎ着けたようです。
それが本作。

Jurre自身はメロディックドゥームと名乗っているけれど、実際にはミディアムテンポ主体のメロデスという方が正しいかと。
ただ、本作はエレクトリック形式とは言え
EPで聴かれたメロディセンスは無論反映されているので、
叙情的なメロをふんだんに散りばめたメロデスをプレイしております。
基本的なスタイルとして、ややノイジーなギターでのバッキングの上に
クリーントーンの単音でのリフが曲を牽引。
そこにピアノやストリングスアレンジを装飾として加え、そこにグロウルが乗るという楽曲構成。

ただ、肝はやはりそのリフ。
ひたすらリードプレイを聴かせるようなメロディアスなリフが非常に印象的。
いわゆるドゥーミーな重さよりも、メロウさを重視したこのリフが
楽曲の骨子となっています。


楽曲の構成も展開する場面が非常に多く
前述の通りピアノ等のアレンジも駆使しているので
ややプログレッシヴな印象も。

この曲なども、ピアノとギターのハモリによるリフが引っ張る前半、
ブラック的なトレモロから加速する中盤を経て、
終盤のドラマティックなリードに雪崩れ込む展開は、ソングライティングのアイディアの豊富さを感じます。
 
やはり自主制作のひとりプロジェクトということで
音質等はややチープですし、ドラムの打ち込みっぽさが気になったり等、
全体的にマイナーくささが強いのは否めませんが、INSOMNIUMAMORPHIS等を好む人には
ぜひ試していただきたい。
件のアコースティックアルバムに収録されていた曲のエレクトリックアレンジの#11も実に良い出来。

ということで、まだまだこれからのバンドではあるものの、
B級ひとりメロデスと切り捨ててしまうのは勿体無い。

本作はデータのみなら7ユーロ。
このフィジカル盤は10ユーロ。50枚のみのプレスということなので
欲しい人はお早めに。
送料は2.3ユーロでした。

ちなみにこのJurre、猫を飼っているらしく、
Facebookページの画像や動画にはやたらと猫が登場してきます。可愛いです
何なの?女子ウケ狙いなの?ウチ猫飼ってるんだけど見に来ない?みたいなやり口?(古い)
くそっ…くそっ…。

( ^ω^)でも犬派の人も聴いてね!

ストレートにメロデスしている#6やエスニックなフレーズが聴ける#9等も良い
Bandcamp