BLOODSHOT DAWN / Bloodshot Dawn

イギリスのメロディックデス、2012年リリースの1stアルバムです。
BLOODSHOTDAWN_BLOODSHOT1
BLOODSHOTDAWN_BLOODSHOT2
アートワークはPär Olofsson。最近はすっかり人気メタル系イラストレーターの仲間入り感。
これもちょっとですね
いやちょっとっていうかわりと今更感あるんですけどね。
もう既に2度も来日していたり、
成田空港で外国人をイジる某番組で捕まってみた
決してメジャーなレベルで活動しているとは言えないにも関わらず
日本では比較的支持されている印象です。
というのは、方向性として日本でウケそうなスタイルで実にカッコ良いのですよ。
基本的にはテクニカルかつ叙情的なリードプレイを披露するギターワークをフィーチャーしたメロデスです。

しかし、結成が2003年ということで、音作りが現代的で古さを感じない。
有り体に言ってしまうとARCH ENEMYのテクデス/デスコア式解釈なんですが
オールドスクールなメロデスとモダンなテクデス、
この両者の良質なハイブリッドとなっておりまして
これが受けないワケがない。
( ^ω^)これはクサカッコいい。

どうでしょう、Michael Amott好き過ぎるんじゃないでしょうか。
リフの音作りなども意識している印象がありますが、
やはり弾きまくりのリード。
叙情的な泣きメロがこれでもかの大盛り

メタルコア以降のバンドの多くは、AT THE GATESや中期以降のIN FLAMESといった
リフそのものにメロの流れを盛り込んだスタイルのバンドをお手本としています。
が、このバンドは硬質でブルータルなリフ中心に組み立てたデスメタルと、
泣きのリードギターの対比を強調して聴かせるスタイル。
ゴリゴリしたパートから急速にギターが切り込む
その瞬間のカタルシスが大きな魅力となっています。



( ^ω^)イントロからもう見事にアレだな

ただ、通して聴いていると、90年代北欧メロデスよりもさらに以前、
80年代のオールドスクールなメタルのテイストを感じる部分も多く見られます。
「90年代型メロデス×現代型テクデス/デスコア」というスタイルのバンドというと
僕はINFERIBLACK DAHLIA MURDER等を想起したのですが、
このバンドはもっと古いメタルからの影響も強いと思われます。
若いバンドではありますが、なかなかのマニアなんじゃないでしょうかね。

しかしながら懐古趣味に陥ったりすることなく、現代的な音でまとめている辺りが好印象。
プロデュースにはFLESHGOD APOCALYPSE等も手掛けているStefano Morabitoが参加しており
図太く重いのに周りに埋もれないドラムの音など流石の音作り。
1stアルバムながらB級臭さは皆無の好アルバムです。
この手のバンドでUK出身というのも貴重ですし、押さえておくべきバンドじゃないでしょうか。

ところで余談ですがこのバンド、
CDの流通が弱い」ってことで有名でもありますw
未だにレーベル契約もせず、バンドの手売りレベルの販売体制のようで
なかなかCDが入手しづらいんですよね。
確実に手に入れようと思うとバンドの公式マーチャンダイズサイトくらいしかありません(送料込みで25ポンドくらい)。

が、最近はディスクユ◯オン等が頑張って仕入れているようで
ちょこちょこ見掛けるようになりました。
なので今回、ようやくネタにしようと思ったんですよね。

( ^ω^)見付けたら買っておく価値あるアルバムだよ!

前半#1~5までは隙が無い。#8や#11も好き。
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