スウェーデン、イエテボリ出身のデスメタルバンドです。
SOULREAPER_SHOT

さて前回、DISSECTIONのギタリストであったJohn Zwetslootと
彼のバンド、CARDINAL SINを紹介しました

今回はこちらもDISSECTIONに参加していたギタリスト、Johan Normanのご紹介。
SOULREAPER_SHOT2
こちらがNormanさん。

NormanはZwetslootの後任としてDISSECTIONに参加していますが
DISSECTION以前にSATANAIZEDというバンドに参加していたことがあり、
このバンドにはJon Nödtveidtも参加していました。
NodtveitとNormanは旧知の関係だったということになります。

DISSECTIONでは2nd「Storm of the Light's Bane」に参加し、
「Unhallowed」「Thorns of Crimson Death」「Soulreaper」など
いくつかの曲ではNodtveitとともに作曲のクレジットに彼の名前が見られます
彼もまた、DISSECTIONの音楽性に貢献したと言えるかと。

在籍期間は1994年~97年と、DISSECTIONのギタリストの中では比較的長く参加したプレイヤーですが、
Nödtveidtが1997年に殺人事件に関与し逮捕、収監された事件の前には既に脱退していたようです。
ちなみに彼がNödtveidtと袂を分かつことになった経緯を調べると、
Nödtveidtがガチでおっかない人物だったことが伺えますw

(^∀^)/  はじめまして! ディセクションのヴォーカル兼ギターのジョン・ノトヴェイトだよ!

(; ^ω^)違う。そんなキャラじゃねえ

まあ。それはともかく。

その後NormanがDISSECTION時代の同僚だった
ドラマーのTobias Kellgren(こちらもSATANAIZEDにも参加していた)と結成したのが
このSOULREAPER。
NormanはDISSECTIONでも作曲に関わっていたようですが
このバンドでも、ユニークなリフメイクのセンスを発揮しています。

Written in Blood

SOULREAPER_WRITTEN2

2000年リリースの1stアルバム。

このバンドはDISSECTIONとは異なり、オールドスクールなデスメタルをプレイしていますが
スウェディッシュデスというよりもむしろUSデススタイル
ギターワークにはMORBID ANGELなどの影響を感じます。
(後にMORBID ANGELのFall from Graceのカヴァーなどもやっています)

#5のような引き摺るようなドロドロとしたリフを駆使した曲も実にカッコ良いですが、
引っかかりのある変則的なリズムと、
威厳のある邪悪さを漂わせたリフワークが聴ける#6がアルバムのハイライトかと。

ちなみに#3「Satanized」はタイトルからもわかるとおりSATANIZEDの曲のカヴァー、
というかリメイクと言う方が正しいですかね。
この曲はNodtvetitとNormanの2人の名前がクレジットされています。
SATANAIZEDの音源が聴きたい人はDISSECTIONの初期音源のコンピレーションアルバム、
「The Past Is Alive」にSATANAIZEDのデモが収録されていますのでどうぞ。

元DISSECTIONのギタリストのバンド、ということを期待すると肩すかしかもしれませんが、
実にカッコ良いデスメタルを聴かせるアルバムです。

Life Erazer

SOULREAPER_LIFEARESER2
「Life Erazer」で正しいはずですが、僕の持っているのは何故か「Liferazer」…誤植?

2004年リリースの2ndアルバムにして最終作。

1stに続いてジャケ絵がダサい。
このバンドは良いバンドなのに今ひとつ売れなかったのはジャケ絵が理由の一端にある気がするんだよな…。
Necrolordさんとかだったらさ…あ、いや…。

で、音楽性としては1stの延長戦上にあるデスメタルですが
この頃から、オールドスクールなデスメタルスタイルと
北欧ブラックのイーヴルなテイストを上手く融合
させてきた印象で
現在に繋がる彼の個性が見え始めます。

冒頭のブラストビートに乗せて
スラッシーに突撃する#2など実にカッコ良いのですが
聴かれるリフは前作とやや異なり、
どことなくDISSECTION時代を思わせるようなメロウさと、
硬質でヘヴィなデスメタルのテイストをうまくブレンドした彼らしいもの。

特に、イーヴルでありながらどこか荘厳ささえ感じられる#6は名曲。
Norman独特のセンスが見えるような気がします。

そうそう、書いておきたいのがドラムのTobias。
彼が実に良い仕事をしているということ。
実にキレの良いプレイを全編で披露しており、
このバンドの水準を押し上げています。

2004年という微妙な時代のリリースだったためか、さしたる話題にならなかった作品ですが
紛うことなきブラッケンドデスの傑作

残念ながらこの2枚のアルバムを残しSOULREAPERは解散。
しかし、上記2枚のアルバムとも、今でも簡単に入手できますので
ぜひ聴いてみてください。

その後Normanはいくつかのバンドでの活動を経て、現在はTRIDENTを率いて活動中。
このTRIDENTは彼の特異なセンスを存分に味わえる良いバンド。
彼に興味を持った方は、まずTRIDENTを聴くのがおすすめ。

元DISSECTIONという輝かしい経歴を売りにする気もないのか、
過小評価という印象のNormanですが、
スウェディッシュデス/ブラックのシーンにおいては重要人物のひとりです。

(# ^ω^)マジだって。重要人物だって。

実際、この辺のスウェーデンのシーンは人脈が密接に入り組んでいて
このNormanに限らず、周辺のファミリーツリーを辿ると非常に面白いことになっています。
次回以降もその辺りからご紹介したいと思います。

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