(  ▼皿▼)RRRRÖÖÖÖAAAARRRR
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VOIVODのロゴはいつだってカッコ良いのさ。

VOIVODの来日が発表された時は
ちょっとした驚きでした。
いや、スラドミでは既に二度来ていてわりとウケてたし、
ずっと日本盤もリリースされてたし
来ても不思議じゃなかったんですけど
なんとなく僕の中では彼らは「単独では見れないバンド」だと思ってたんすよ。
フェスとかでならなんとか、みたいな。

そんなんだから、O-WESTってハコも
えーそれわりと強気なんじゃね?あ、でも東京1日だけなのか、それくらいならまあ大丈夫なのかな、
くらいに思ってたんすよ。
だからチケット発売後、好調に売れてるとか言われても
今ひとつ半信半疑だったっていうか。

(  ´・∀・`)イヤーね人間てトシ取ると疑い深くなるわね。

そんでですね、僕は当日は開演の20分前くらいに行きましたかね。
そしたらね。

( ゚Д゚)すげえの。人が。わさわさ。なんならハコ前の路上まで人が出てる。

しかも若い人や全然メタラーらしからぬ風貌の人も多くてさ。
マジかよついに時代がVOIVODに追い付いたのかよ30年遅せえよとか思ったの。
んでよっしゃ僕も入場列に並ぶかまだ間に合うよなとか思ったんだけど
どうもなんかおかしいと思ったらこっちO-EASTだったわ間違えたわ。
なんかO-EASTとDuoはこの日はJ-POP的な人たちのイベントだったみたいです。
そらメタラーらしからぬ人が多いに決まってんだろふざけんな。

(・A・)O-WESTはスムーズに入れました。

と、思ったら中入ったらホントに埋まってる。
その時点で7割以上は埋まってたと思う。
前に行きたくても詰まってて無理。

んじゃまあまずは物販でも見てみるかな?と思ったら物販のコーナーが見当たらない。
あれ?外だっけ?そんなわけないよなと思ってよく見たら
どうやらきれいさっぱり完売だったくさい。
Tシャツだけじゃなくてスコアとかもあると聞いてたけど
そういうのまで軒並み見当たらない。
CDだけが僅かに残ってたのみ。
またしても僕、お金の節約に成功。
最近ライブで全然お金使ってません。
来日するバンドにはもう少しマーチャンダイズ持って来いと言いたい。

そんなことをしている間にも更にハコ後方のスペースまで埋まってくる。
これはチケもおそらくほぼ完売。
この日はサポートもなく完全な単独公演、しかも物販も完売。
となれば今日ここにいるのはおそらくガチのVOIVOD好きばかり。
マジかよ。まったくもって侮ってたわ。すみませんでした。

そして19時を僅かに過ぎた頃か、VOIVODが登場!
前作EPの"Post Society"からスタート!

( ゚Д゚)凄い盛り上がり。

いやいやいや、凄い。
僕は前回のスラドミも見てて、その時も凄く良かった記憶はあるけど
やっぱりスラドミはすべての人がVOIVOD目当てというわけじゃないし
スラドミっていつも音は良くない感じなんだけど
今回は音も良好だしリスナーのリアクションも良い!

クネクネしたアクションをしながら、Snakeがあの声スタジオ盤で聴いたとおりに歌い始めた瞬間
「おお、VOIVODだ!」ってはっきりと感じた。当たり前なんだけど。
でもあんなにあの歌がそのまま聴けるなんて。

そのSnake、RAMONESのTシャツにベストを羽織った姿でも
ロックミュージシャンというより、完全に「普通のおっさん」。
でもとにかく終始ニコニコして気分が良さそう。
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と、2曲めで早くも3rdアルバムから"Ravenous Medicine"を披露。
下手でギターを弾くDaniel "Chewy" Mongrainはもう完全にVOIVODのギタリスト
前回見た時はあまり派手なところを見せず、堅実なプレイに徹していた感じだったけど
Blackyもバンドを去った今はステージでの存在感も非常に大きくなってる。
独特のシェイプを持つシグネイチャーモデルのギターを構えた姿は単純にプレイヤーとしてカッコ良いし、
軽快に喋るSnakeに横からちょいちょいツッコミを入れたり、
曲間に突然、ファミリーマートの入店の時のメロディを弾いてみたりの馴染みっぷり。
ていうかいつ覚えたんだよファミマのそれw

3曲めで新譜のオープニング曲である"Obsolete Beings"をプレイ。
僕はこの曲が大好きなんですけど、やはり驚くのは
Piggyがいない体制になってからの曲も完全に「VOIVODの曲」になっていること。
1曲めからここまで、Piggy在籍時と不在時の曲が並んでいてまったく違和感が無い。
これはやはりChewyのVOIVOD、そしてPiggyへの理解とリスペクトの深さ故だと思う。

"Dimension Hatröss"から"Technocratic Manipulators"や
"Nothingface"から"Into My Hypercube"(これ、めちゃくちゃカッコ良かった)と
過去作からバランス良くプレイしつつ
「昔に戻ってみようか。ずっと昔に。1987年のアルバム…1987年だって!?俺たちはいくつなんだ?」
とおどけてみせるSnakeを、横からChewyが「オヤジ!」と日本語でイジる。
で、"Killing Technology"から"Order of the Blackguards"をプレイ。

今やVOIVODは実にカテゴライズしづらい完全に独自の音楽性のバンドになっているけれども
おそらくこの3rdアルバムは、2ndまでのノイジーなハードコア寄りスラッシュに
その後の変遷の予兆となる独特なギターの音、ルーツの見えない奇妙なリフを盛り込んだ、
奇形的スラッシュメタルバンド、VOIVODとしての完成型。
バンドもこのアルバムは重要と位置付けているのか、この日は3曲がチョイスされていました。

その後もSnakeは本当に楽しそうで、
「VOIVODは楽しい曲やロックンロールな曲やらいろいろあるけど、これはダンスの曲だな。
みんな、良いダンスを見せてくれよw」
なんてMCを交えて"Fall"をプレイ。
また、個人的にハイライトだったのが、
Chewyによる日本語での「えーと…日本語ワスレタ…忘レラレタ、洗濯機?」とかいう
爆笑ものの曲紹介による"Lost Machine"。
この日"The Outer Limits"からの選曲はこれだけでしたが
VOIVODのナンバーの中でも、一際スリリングなあのイントロ。
ステージ中央でChewyとRockyが向き合い、あれが生でプレイされた時は痺れるような感動を覚えました。

その後、メンバー紹介が。
最近はライブでこういうメンバー紹介をするバンドも少なくなりましたが、
この日は実に和やかな雰囲気。
Snakeに「彼は、日本に来るのは今回が初めてなんだ」と言われて、
やや遠慮がちに紹介を受けたRocky(Ba.)も大歓声を受けていて、本人もちょっと驚いたような表情。
また、VOIVODの「コンセプチュアリスト」であり屋台骨のドラムを支えるAway。
彼が紹介された時は「Ah~waaay~Away away away~」の大合唱。
しかしホントにイケメンだよなAway。
すっかり白髪になったその姿はまるで科学者のような雰囲気。
そしてChewyに「オヤジになった…」とまたしてもトシをいじられながら紹介を受けたSnakeも大ウケ。
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そしてそのメンバー紹介を経て、お約束の"Voivod"!
この時はこの日唯一、ちょこっとだけモッシュが発生w
サビはもちろん「ヴォイヴォー!!!」で大盛り上がり。

短いインターバルを挟んで、"The Unknown Knows"がプレイされた時は
おお!っと思いました。
この曲は最近のセトリには入っていなかった筈。
そして"Overreaction"でいよいよ本当に最後かと思ったら、
もう一度出てきてくれました。

そして、この曲は…Piggyに捧げるよ
今は亡きPiggyへの言葉を告げて
PINK FLOYDのカヴァー、"Astoronomy Domini"をプレイ。
これもまた最近のセトリには無かった筈ですが、
VOIVODのライブではよくプレイされていた曲。
この曲を最後に持ってくるあたりを見ても
急速にプログレへの接近を見せた"Nothingface"はバンドにとっても重要なアルバムなんだろうと思います。

これで本当にライブは終了。
先にも書きましたが、この日のライブは最近ちょっと記憶に無いくらい
本当に雰囲気が良かった
ハコは満員御礼、しかもみんなVOIVOD好き。
音もバンドのパフォーマンスも良く、メンバーもみんな満足そうだった。
そんな様々な条件が重なってこの雰囲気になったのかと思うけど、
こうなると東京1日のみってのは惜しい、マジで。

もし他の日程もあったら、入りももう少し分散していたかもしれないけど
今回の盛況ぶりと内容の充実を見ると、単独での再来日の可能性も開けたような気が。
その時はマーチャンダイズは多めに持ってきてね。

  ^ω^)あと、「タツマキィィーー!」もまた聴きたいからよろしく!
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どうよ。こんなに楽しそうなライブショットってそうそうないでしょ。