カナダ出身のメロディックデスメタル、2018年リリースの1stアルバムです。
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スーファミ感満々の良イラストなのだけど、クレジットには描き手の表記が見当たらず…。

メロデスですよ。
僕メロデスは好きなんですけれども、最近はあまり新しいバンドは掘ってなかったのね。
そんな中、良いバンド見つけましてね。
どういうバンドかと言えば、まずジャケをもう一度見て欲しい。
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(  ^ω^)大部分想像が付くよなこれ。

なんかもうあれじゃん、
まあメロディックデスって言ってるけどもさ、
ババーン!ジャーン!キラキラピロピロドコドコってなってそうじゃん。
なんならもう王のため、祖国のため、山々のためにエメラルドの剣を探し始めそうな雰囲気あるじゃん。
でさ、実際どうかっていうとこれが実際そうだった。

( ^ω^ )これは味にうるさいメロデサーも思わずニッコリ

うん、非常にエピックな雰囲気のある、
メロパワからの影響も強いメロデス。
スピーディなリズム主体で、全体に壮麗なキーボードがフィーチャーされているので
まずはCHILDREN OF BODOMWINTERSUNが想起されるのだけど、
そのキーボードの音はチルボド的キラキラ感よりも
プログレ的な鳴りを伴ったもので、プログレ寄りメロパワを強く想起させる。

いやでもそう言うとさ、まあ類型的というか
3行くらいで説明できちゃうスタイルっぽく聴こえるかもしんないけどもさ。
重要なのはね、いや僕がね、このバンドいいじゃんかって思ったのはね
ギターにしろキーボードにしろクリーンヴォーカルの歌にしろ
スケールの大きなメロの素晴らしさだけじゃない。
メタルとしてのアグレッション、ブルータリティがしっかり担保されてるからなのよ。
いっつも言ってるけど、そこ失ったら燃えない。エレクチオンしない。
意外とそういうの少ねえのよ。
しかし、そこいくとだ、さすが昔から頭のおかしい個性豊かなバンドを数多く輩出しているカナダ出身だけはある。
くっさくもキャッチーなメロディを全編に盛り盛りにしているけれども
急き立てるように隙間を埋めていくドラムワークや分厚くパンプしたギターの音などは
間違いなくエクストリームメタルのそれ。軟弱さは無い。

( ^ω^ )終盤の手に汗握る展開からのカタルシス

エクストリームメタルとしてのインテンスが十分なのはもちろん、
聴けばわかる通り、曲構成は凝った展開を持ったものが多いし
テクデス/プログレ方向の引き出しも感じられる。
それでいてスピード感が一切スポイルされていないのも重要。
テクニカルでありつつ疾走感が失われない。これ大事。
お前ら速いの好きだろ僕もだよ。

ということで1stアルバムながら高い完成度を持つバンド。
各プレイヤーのスキルも高い。
北欧メロデス好きはもちろんSONATA ARCTICASYPHONY X辺りのリスナーも試したら良いと思う。
今のところBandcampでしか見ないのだけど、絶対に日本でウケる音だから
きっとどこかのディストロでも入れそうな気がする。
不満はランニングタイムが30分ちょっとしかないこと。物足りないぞちくしょう。
ちなみに2014年リリースのEPはName your price。
Bandcampはこちら

(゚Д゚)やっぱりカナダは高品質。

そう言えば、CD買ったら「4月の中~下旬に日本に行くかもしれないんだ。どこかおすすめの場所ある?」ってメッセージが来たんだけど、どうなっんだろ。
ちなみにFacebookには影響を受けたバンドとして、 VERSAILLESGALNERYUSX JAPAN等の名前もあったよ。