カンロニの脳内整理

読んだssの感想ブログ。備忘録的な。 気付いたら7年目。

タグ:異世界

題名:異世界殺人鬼大全
作者:飯屋魚
場所:小説家になろう
タグ:オリジナル 異世界 ホラー

[あらすじ]
 異世界に存在した殺人鬼たち。
 彼ら彼女たちの紹介。

[感想]
 あっさり異世界の殺人鬼を紹介してる短編集。かるく読める。不定期連載。
 内容はそこまで怖くない。さっくり。紹介文に本人の回想(?)が混じってる形。本人の気持ちと紹介が真逆な内容もあって、こうやって真実は曲げられていくのだなーとしみじみ思うことも。
 また更新したら読みに行く。

題名:職場は超ブルー
作者:森山 銀杏
場所:小説家になろう
タグ:オリジナル 異世界 ヒーロー 現代

[あらすじ]
 異世界「地球」へ侵略者を送る事で発生するドラマを放送するテレビ番組「5人の勇者 ファイバーズ」。
 そんな裏の事情をしらず、傭兵上がりの三十二歳ブルーこと青島は実弾至上主義を掲げ、他四人の少年少女を指導しながら今日も戦う。
 一方、異世界のテレビ局では視聴率は取りつつも、スポンサーの準備したファイバーブラスターとファイバーソードを全く使わないファイバーズ達が問題視されていた。
 なんとか解決しようとするスタッフ達。だが「テコ入れ」というシナリオ変更は刻一刻と近づきつつ合った……。

[感想]
 異世界人が怪人を倒せる主役(地球人5人)を選び、地球に怪人を送り、その対応をこっそり映してドラマ(出演者は何も知らない)に仕立て上げているスタッフたちの苦悩と、実際に戦っている大人と子供の現実のお話。
 娯楽のために使われてると青島が知ったらガチギレするんじゃないかな、と思うけれど本編でそこには一切触れられない為、最後まで青島は異世界ドラマにされていることを知らない。そこに苛立ちを覚える人は読まない方が良い。
 子供たちはみんないい子。そんな子供たちを戦わせなければいけない大人の辛さや、少しでも守ろうとする青島の優しさはとどまるところを知らない。テレビスタッフの方も局長からの圧力で苦しみ、作りたいもの・視聴者の希望・スポンサーに雁字搦めで、社会人の辛さをこれでもかと味わっている。
 ラストは青島!青島!と思わず応援してしまう熱戦激戦、そして大団円。いい話だった。

 でもいつかは青島気づくだろうなぁ。娯楽にされてること、気づいちゃったらどうなるんだろう……。子供たちの為に戦うんだろうとは思うけど、ああ気になる……。

題名:眼鏡なしで異世界!
作者:ノクシャス
場所:小説家になろう
タグ:オリジナル 異世界 トリップ 恋愛

[あらすじ]
 帰る術も分からない異世界でド近眼の六花は顔の一部と称する眼鏡を壊されてしまった。
 この世に眼鏡は存在しない。何も見えなきゃまともな職につけるわけがない。だから壊した男の罪悪感を煽って責任をとってもらうことにした。
 絶世の美形が、震え上がる強面が、おぞましい爛れ顔が目の前にいてもお構いなし。だって見えないんだもーん。
 眼鏡を失った女による異世界でのド近眼事情。

[感想]
 童顔でささやかな体型の二十代後半女性ロッカが、少年と間違われたまま社会不適合者たちと過ごし、自分の正体に気付き、それでも生きることを選ぶお話。
 女だっけ?と忘れかけるほど雄々しい彼女だが、後半から恋愛の種が出てきてじわじわ~と滲み出し、ラストには花開く。途中まで本当に恋愛展開あるのかと疑っていたけどちゃんとあった。お相手はまさかの。いやまあ私は最初からそいつしかいないと思っていたよ。
 最後まで眼鏡はないけどちゃんと生活してる描写があって、人物はみんな生きているようで、だれることなく読めました。異世界と地球の関係は感心した。

題名:転生主人公の赤ちゃん期の冒頭はこうであってほしい
作者:ぬめこ
場所:ハーメルン
タグ:オリジナル 異世界 転生

[あらすじ]
 オレはまだ、自分がどんな場所に巻き込まれたかを知らない。

 転生オリ主が総じて生まれた瞬間から目が見えてるのはおかしいですっていうのを伝えたいだけ。個人的なテンプレのようなものです。

[感想]
 確かになー。そんなすぐわかる訳ないし、少しでも変なことすれば注意して見守っている親が不審に思うだろうし、現実的に考えるとこうなるかー。こういう冒頭で始まる転生もの読んでみたい。

題名:意識高い系異世界転生
作者:はいあか
場所:小説家になろう
タグ:オリジナル 異世界 転生

[あらすじ]
――僕はね、まず生まれてきたとき、「あ、これはチャンスだ」って思ったんですよ。

[感想]
 ええ、感銘を受けました。視界がクリアになった、と言えば良いのかな。あ、いえ、今までが曇ってた訳じゃないですよ(苦笑)
 思いもしない視点から語られて世界が開けた心地ですね。ほんと新しい考え方ですよ。思わず笑っちゃいました(笑)

このページのトップヘ