元スレ:不良女「卒業したらお礼参りに行くからな!」男「!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333711933/
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:06:55.46 ID:UpYvRAHN0

男「…俺の家は神社でも寺でもないんだが?」

不良女「んな事知ってるに決まってんだろっ!」

男「それじゃあ本当の意味でのお礼参りなんだな?何でだよ?」

不良女「はぁ!? 忘れたとは言わせねぇぞ! この前オレにやった事を!」

男「………あぁ、この前のカツアゲを邪魔したことか?」

不良女「あの後サツに連れてかれてよぉ!酷い目にあったんだよっ!」

男「自業自得じゃねぇか」

不良女「るせぇっ!!分かったな!後でぜってぇブッ殺す!」

男「それで?お礼参りって一体何するつもりだ?」

不良女「それは>>1000!」



16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:10:11.24 ID:kk/yMXWH0

遠いわ


19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:28:44.17 ID:UpYvRAHN0

不良女「それはもちろん殴り込みだ!」

男「わざわざ俺の家にくんのかよ」

不良女「ったりめーだっ!テメェの家族の前で血祭りにあげてやるよ!」

男「ハァ、めんどくせ。んな事に構ってられっか」スタスタ

不良女「おいっ!? 逃げんじゃねぇっ!」ガシッ

男「なんだよ?」

不良女「お礼参りさせろってんだよっ!」

男「勝手にしろよ…」バッ

不良女「あっ!」

男「」スタスタスタ

不良女「」ポッツーン

不良女「アイツんち、どこだよ………」



21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:39:20.84 ID:UpYvRAHN0

ネコ 「ツギノヒ!」



不良女「つー訳で学校に来たのは良いんだが……」

モブ「ワイワイガヤガヤギッシンバッタン!」

不良女「あいつのクラスがどこかわかんねぇ…… ひとまず自分のクラスに行くか」

不良女「……って、オレのクラスって何組だったっけ…?最近来てねぇから忘れた…」

モブ「アヘアヘワイワイニャンニャンブー」スタスタ

不良女「おいっ!そこのお前」

モブ「ひぃ!?ななな、何ですか!?」

不良女「オレのクラスって何組だ?」

モブ「えつ!? えっと、その……」

不良女「んだよっ!とっとと答えろっ!」

モブ「ひぃ!? ししし知りませんっ!!許してぇー!!」ダッ

不良女「あっ!? おいっ!? …チッ」



22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:46:01.41 ID:UpYvRAHN0

先生「おいお前、何やってる?」

不良女「あぁっ!? なんか文句でもあんのか?」

先生「いくら出番のないモブとは言っても脅して良いことにはならん」

不良女「チッ!うっせぇ! 」

先生「大体お前、何で学校にいるんだ。お前のようなクズが来るところじゃないんだぞここは?」

不良女「んだとっ!? てめぇ……ケンカ売ってんのか!?」

先生「ふんっ 吠えるしか芸のないクズが」

不良女「てめぇ……」プルプル

不良女「(ん?あっちから来るのは?)」

男「」スタスタスタスタ



24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 21:54:18.08 ID:UpYvRAHN0

男「」スタスタスタスタ

男「」スタスタスタスタ スルー

男「」スタスタスタスタ

不良女「ちょっと待てぇええ!!」ガシッ

男「なんだうるさい……」

不良女「スルーするんじゃねぇよ!ここ助けるとこだろうが!」

男「生憎お前を助ける義理なんかないんだよ」

不良女「ふざけんな!それでもお前武士か!?」

男「武士じゃない。 ハイ論破」スタスタスタスタ

不良女「あっ!? おいてめぇ!?」

先生「待て、話はまだ終わってないぞ」ガシィ

不良女「てめっ!?離せっ!このっ!」

男「それと…」

不良女「あぁ!?」

男「お前のクラスは俺と同じ一組だ。席は一番窓側の一番後ろ」スタスタスタスタ



26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:09:10.10 ID:UpYvRAHN0

不良女(結局あの後散々イヤミを言われてしまった)ズシーン

不良女(それもこれも全部男のせいだ……あいつがオレの邪魔しなければこんな事には…)イライラ

不良女(ぜってぇブッ殺してやる!あのスカしたツラをグチャグチャにしてやる!)

不良女「一組一組っと……ここか!」

不良女(最初が肝心だ!あのヤローをビビらせてこっちが主導権を握ってやる!)

不良女「おいっ!!男ぉおおお!!テメェを殺しに来たぞっ!!」ガラガラ

モブ「」アッケカラーン

不良女(何だこの雰囲気?)

モブ「あのぉ……」ビクビク

不良女「なんだよ!」

モブ「そのリボンの色って三年生の方ですよね」オソルオソル

不良女「それがどうかしたのかよっ!」

モブ「ここ、一年一組なんですけど…」

不良女「~~~~」カァッ



27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:25:21.03 ID:UpYvRAHN0

男「お前はバカなのか?」

不良女「るせぇ!てめぇのせいで!あんな…恥ずかしい、思いを……」カオマッカッカ

男「絶対に俺のせいじゃないと思うぞ。そんなことよりも早く胸ぐら掴むのをやめてくれ。苦しい」

不良女「そんな事とはなんだっ!そんな事とはぁあああっ!!」ブンブン

男「だから…やめ、ろって……くる、しぃ」ガクガク

先生「よし、授業始めんぞ」ガラガラ

男「ほら、先生来たからとっとと離せよ」バッ

不良女「あぅっ!後で覚えてろよ!」


モブ「ガッコウオワリ」


不良女(もう、放課後か。寝てると時間が経つのもはえーな)

不良女(そんにしても学校は本当にツマンネー……こんな事ならゲーセンにでも行けば良かった)

不良女(大体何でこんな事を勉強しないといけねーんだよ。因数分解ってなんだよ、勝手に分解すんなよ、自然のままにしとけよ!)

不良女(それにしても…なんか忘れてるような………?)



29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:33:21.22 ID:UpYvRAHN0

不良女「」ポクポクポクポク

不良女「ッ!!」チーン!

不良女「あぁあああっ!!忘れてたぁ!!」

不良女「アイツの家を調べるんだったああああ!!」ダダッ!

モブ「イソイデガッコウヲデルフリョウオンナ」


不良女「いたっ!男だ!」

男「」スタスタスタスタ

不良女「よし、コッソリとあとをつけよう」

男「」スタスタスタスタ

不良女「」コソコソコソコソ

男「」スタスタスタスタ

不良女「」コソコソコソコソ

不良女「お!? 角を曲がったぞ」タッタッタ

男「何やってんだ、お前?」

不良女「きゃあ!?」マガッタシュンカンゴタイメン!



31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:41:22.29 ID:UpYvRAHN0

男「きゃあ!じゃない」

不良女「お、お、男!てめぇ、奇襲とはやってくれんじゃねーか!」ビクビク

男「声が裏返ってんぞ?」

不良女「るせぇ!」

男「」ジーッ

不良女「んだよ、人の顔じーっと見やがって…」ギロッ

男「いや、なんでもない」

不良女「? なんだよ、気持ち悪い奴」



32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:47:08.61 ID:UpYvRAHN0

男「人のあとをつけるお前も大概気持ち悪い」

不良女「うるせーよ!こっちも仕方なくやってんだよ!」

男「そこまで嫌そうな表情するくらいなら多少の事は我慢しろよ」

不良女「分かった!もうあとはつけない!」

男「理解が早いな」

不良女「その代わり一つだけ教えろ!てめぇの家は何処だっ!」

男「ここ」



33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 22:52:16.93 ID:UpYvRAHN0

不良女「はぁ!?」

男「このアパートが俺の家だ」

不良女「えっ!? あっ、そう。ふ、フンッ、素直に教えるとはテメェも相当なバカだな」フフン

男「バカ?なんでだ?」

不良女「オレはなぁ、テメェにお礼参りしに行くんだぜ?」

男「卒業後にな」

不良女「えっ!?」



34 眠い…… 2012/04/06(金) 23:00:23.76 ID:UpYvRAHN0

男「?そう言ってただろ?卒業したらお礼参りに行くって」

不良女(そうだったあ~!!)ガガーン

男「もしかして忘れてたのか?」

不良女「ばっ、バカなことょ言うんじゃにぇ!オレは…」シドロモドロ

男「噛みまくりだな」

不良女「るせぇってんだよっ!!なんか文句あるか!」

男「いや、別に」シラー

不良女「んぐぐぐぅぅ!!」ギリギリ

不良女「覚えてろぉっ!!」ダダッ!



35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:07:17.12 ID:UpYvRAHN0

男「何だったんだアイツは……」ポツーン

男「それにしても…」



『テメェのせいで!あんな、恥ずかしい思いを…』

『きゃあ!?』

『ばっ、バカなことょ言うんじゃにぇ!』


男「」プルプル

男「ぷっ、ククッ……」

男「あははっ!!面白い奴!」



37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:20:33.96 ID:UpYvRAHN0

ぬいぐるみ「フリョウオンナノヘヤ!」


不良女「なんだよぉ~アイツ!人の事バカにしやがってぇ~~」ジタバタ

不良女「あんなツッケンドンな態度で私を弄びやがって…ふざけんじゃねぇぞ!!」

不良女「こうなったら卒業なんか待たねぇ……明日これでブッ殺してやる!」ヂャラ


イヌ「ツギノヒホウカゴ」


不良女「おい、テメェ!ちっとツラ貸せ」

男「なんだ?俺にお礼参りするのは卒業後だろ?」

不良女「あぁ!? んなもん待つ訳ねーだろ!これからボコボコにしてやんよ」



39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:27:42.56 ID:UpYvRAHN0

男「着いて行かなくてもいいか?」

不良女「へぇ、別にいいけどよ。その時はテメェの家族がどうなっても知らねぇぞ?」

男「……………………」

不良女「」ニヤニヤ

男「分かった。素直に着いて行こう」

不良女「分かりゃ良いんだ。オラッ!とっとと行くぞ!」


ホームレス「カワラダヨ♡」


不良女「さて、ブッ殺してやるよ。覚悟しな」ヂャラ

男「チェーンか……危なっかしい物を振り回すなよ」



40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:36:25.41 ID:UpYvRAHN0

不良女「……気にいらねぇ……本当に気にいらねぇなぁっ!!」

男「何がだ?」

不良女「そのスカした態度だよ!なに余裕ぶってんだ!?今からテメェをブッ殺すんだぞっ!?」

男「殺せもしない癖に、殺すとか軽々しく口に出すな」

不良女「なっ!?」

男「そんな言葉を言ってるうちはお前の事なんか全く怖くねーよ」

不良女「て、テメェはぁっ!!どこまでオレをバカにすりゃ気が済むんだ!!」

不良女「殺す!テメェは絶対にブッ殺す」

不良女「覚悟しやがれぇええっ!!!」


ホームレス「ゴフンゴ♡」



44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:50:31.63 ID:UpYvRAHN0

不良女「負けた……」ボロッ

男「大丈夫か?」

不良女「大丈夫な訳ねーだろっ!……めっちゃ痛いんだぞっ!」ウルウル

男「何でチェーンの扱いが下手な癖にチェーンを持っきた?その傷は全部チェーンでの自滅だ。俺がチェーンを取り上げなかったらもっと酷い目に遭ってたぞ?」

不良女「テメェがひょいひょい躱すのが悪いんだよ!バーカ!アーホ!ハーゲ!!」

男「ガキかお前は。……ほら」スッ

不良女「なんだよっ!」

男「取り敢えず立てよ」

不良女「っ!?ふざけんなっ!!」バシッ

不良女「敵に情けを掛けられるほど落ちぶれてなんかねーよ!」



45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 23:51:58.97 ID:UpYvRAHN0

男「いや、不良になった時点で既に落ちぶれてんだろ」

不良女「~~~」カアァ!

不良女「覚えてろよ!ヴァーカ!」ダダッ

男「あっ おい!」

不良女「なんだよっ!」ピタッ

男「チェーン忘れてるぞ」スッ

不良女「~~~~」カアァ!!

不良女「死ねっ!!」パシッ ダダダッ!

男「それでも律儀に受け取って行くと……」

男「……………」

男「帰るか……」



46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 00:00:02.16 ID:BkCcif0x0

不良女「クッソ……あの野郎!痛たた…何でオレがこんな目に…」ウルウル

???「ん?あれは……不良女?」

不良女「あぁ~!痛いっ!それもこれも全部あいつのせいだ!アイツは絶対に泣かしてやる……」グスッ

???「おーい!不良女~」

不良女「ん?……ゲッ!?姉貴!?」

不良姉「どうしたの~?そんな涙目で?」

不良女「なっ!?別に泣いてない!!」ゴシゴシ



49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 00:09:00.31 ID:BkCcif0x0

不良姉「嘘でしょ?ほらほら、お姉ちゃんに訳を話してみなさーい♪」コチョコチョ

不良女「うるせぇっ!こらっ!くすぐるんじゃねぇ! ひぁっ!?」ビクッ

不良姉「ウヒヒ~、ここかぁ?ここがええんのかぁー!?」コチョコチョ

不良女「ひぅ!? や、やめ、んあっ!?」ビクビクッ!

不良姉「いやぁ~、相変わらず感度がいいわねぇ~ かっわいい!」

不良女「んっ! や、め、てぇ……」ウルウル

不良姉「やめてと言われてやめるバカなどこの世にはいない!今夜は寝かさないぜ!」ビシッ

不良女「んっ!くっ!あぁっ!!い、い、加減に、しろっ!!!」ドゴッ

不良姉「おぅふ」



50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 00:17:20.26 ID:BkCcif0x0

ぬいぐるみ「フリョウオンナノヘヤ!」


不良姉「そんな事が遭ったの」フムフム

不良女「うん……」ズーン

不良姉「全部自業自得じゃない」スッパリ

不良女「うぅ、やっぱりそうだよな……」

不良姉「むしろその子は不良女を助けてくれたんじゃないの。それなのに怒るのはダメでしょ?」

不良女「うぐぐっ……」グサグサッ

不良姉「だからさ、明日お礼をしてみたら?」

不良女「お礼」

不良姉「そう!お礼参りじゃなくてお礼。昨日はありがとうって」

不良女「でも……オレ、アイツにはなんかお礼したくない」

不良姉「なんでよ?」

不良女「なんかやだ!」キリッ



60 ただいま 2012/04/07(土) 00:50:45.66 ID:BkCcif0x0

不良姉「なんかやだっって…」

不良女「アイツのせいでオレは酷い目にあったんだ!だからヤダッ!」プンスカ

不良姉「どうしても?」

不良女「うんっ!」

不良姉「絶対に?」

不良女「絶対に!」

不良姉「お礼するのが?」

不良女「ヤダっ!」

不良姉「手紙に書くとか」

不良女「無理っ!」



62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:02:19.45 ID:BkCcif0x0

不良姉「それじゃあ明日はどうするのよ?またその子にに会いに行って酷い目に遭って来るの?」

不良女「何でオレが酷い目に遭うことが前提なんだよっ!!」キッ

不良姉「だって不良女だし…」

不良女「~~っ!!うるさいうるさい!とっとと出てけっ!!」ゲシッ

不良姉「きゃっ!?ちょっと、痛いってば!」

バタン!

不良女「ハァ、ハァ……あの野郎今に見てろよ!」


とり「ミッカゴ」


不良女「こうなったらアイツに一泡吹かせるための作戦を練ってやる!」



65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:14:25.11 ID:BkCcif0x0

不良女「まずはアイツの弱点を探る!!そしてそれでアイツをブッ殺す!」

不良女「どうよ?この超パーフェクトな作戦…略して超パー作戦!」ドヤァ

男「少なくとも俺の前で言うことでは無いな」

不良女「るせぇんだよ!ケチ付けるんじゃねえっ!!」

男「お前がどうよ?って言うから答えたんじゃないか」

不良女「本当にお前はうるせぇな!ああ言えばこう言いやがって!」

男「それにそんなもの作戦と名付けるのがおこがましい。誰でも思い付く」

男「むしろ三日間も思いつかなかったお前がおかしい」

不良女「ばっ、バカにすんなっ!こんなもんあの日の夜からとっくに考えついてたよ!」

男「それじゃあ何で今更そんな事言うんだよ?」

不良女「だってぇ…テメェの弱点が見つからないから」ショボーン

男「(こいつ真性のバカだ)」



67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:27:01.20 ID:BkCcif0x0

不良女「だ、だからテメェから直に教えてもらった方が早いと思ってこんな風に発表したんだよ!」

不良女「敵から自分の弱点を教えてもらうなんて斬新な作戦だろ!」

不良女「しかも教えてもらうのは他ならぬ敵自身からなんだから間違いもあり得ない!」

不良女「この頭をクルクルッと二回捻じって考えた超パーフェクトな作戦!」

男「(頭を捻ったと言いたかったのか?)」

不良女「名付けて超クルクルパー作戦だ!」ドヤドヤァ~

男「お前の頭がクルクルパーだ」スクッ

不良女「おいっ!?どこに行くつもりだ!」ガシィ

男「購買にパン買いに行くんだよ」

不良女「よしっ!私も行く!」スクッ



71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:41:01.52 ID:BkCcif0x0

男「なんでだよ」

不良女「パン買ってやるから弱点教えろ!」

男「無理」

不良女「いいだろ!協力しろよ!」

男「なにが悲しくて自分をブッ殺す協力しなくちゃならんのだ、阿呆らしい」スタスタ

不良女「あっ!?まてっ!!」タタタッ





72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:41:29.53 ID:BkCcif0x0

校長「コウバイダヨッ!」

不良女「列長ぇな~」モグモグ

男「お前は何で俺の真横に立ちながらまんじゅう食ってんだよ」

不良女「腹が減っては戦は出来んと言うだろ!お前もバカだなぁ~」ケラケラ

男「うっとおしい……とっとと食えよ」

不良女「これ食い終わってもあと二つあっからな~、残念だったな!!」

男「あっそう……あー腹減った」

不良女「なんだぁ?やらねーぞ」ニタニタ

男「俺は昔喉詰まらした事があるから、まんじゅうが嫌いなんだよ」

不良女「っ!?マジかっ?」メモメモ

男「(それで良いのか、こいつは……?)」



73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 01:48:52.38 ID:BkCcif0x0

おばちゃん「はい、いらっしゃい。何にする?」

不良女「おい、何買うんだ?オレが買ってやる」

男「弱点は教えんぞ」

不良女「じゃ、買わね」ササッ

男「何で俺の前に並ぶんだよ」

不良女「オレが自分の分を買うためだよ」

男「割り込みだぞ。後ろの人に迷惑だ」

不良女「後ろの奴ぅうう!?」ギロッ

モブ共「ひぃっ!!」

不良女「おい、テメェらなんか文句あんのか」ギロリ

モブ共「ひぃ、い、いえ、別に文句ないです」ガクブル

不良女「そうか?それじゃあここに並ばせて貰うぜ?」ニヤニヤ

男「」サッ

不良女「待てよ、どこに行くつもりだ?」ガシッ

男「後ろに並び直す」



75 >>73 同じミス二回目……眠いのかな 2012/04/07(土) 01:50:34.11 ID:BkCcif0x0

おばちゃん「はい、いらっしゃい。何にする?」

不良女「おい、何買うんだ?オレが買ってやる」

男「弱点は教えんぞ」

不良女「じゃ、買わね」ササッ

男「何で俺の前に並ぶんだよ」

不良女「オレが自分の分を買うためだよ」

男「割り込みだぞ。後ろの人に迷惑だ」

不良女「後ろの奴ぅうう!?」ギロッ

モブ共「ひぃっ!!」

不良女「おい、テメェらなんか文句あんのか」ギロリ

モブ共「ひぃ、い、いえ、別に文句ないです」ガクブル

不良女「そうか?それじゃあここに並ばせて貰うぜ?」ニヤニヤ

男「」サッ

不良女「待てよ、どこに行くつもりだ?」ガシッ

男「後ろに並び直す」



78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:01:29.06 ID:BkCcif0x0

不良女「はぁっ!?」

男「お前が1人入った分、俺が後ろに並び直せば元通りの順番になる」スタスタスタスタ

不良女「なっ!?お、おいっ!!」

不良女「………チッ」

不良女「おいお前っ!」

モブ「は、はいっ!?」

不良女「ここの順番取っとけ」ダダッ


不良女「おい、待ちやがれ!」

男「なんだよ?俺はまたこの20人近く並んでる列を並び直すんだが?」

不良女「オレが並ぶ、お前は戻れ」

男「戻れと言っても、もう遅いだろ」

不良女「大丈夫だ!後ろの奴に頼んどいたからお前が行けばいれてくれる」



79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:09:22.98 ID:BkCcif0x0

男「お前が並んでいればいいだろうに」

不良女「るせぇ!テメェに借りを作りっぱなしなんて死んでもゴメンだね!とっとと戻れっ!」ゲシッ

男「そう言っておきながら蹴るのか……」

不良女「テメェがとっとと戻らねぇのが悪いんだよ!」イライラ

男「分かったよ、戻る」

不良女「とっとと行け」シッシッ

男「それとな」クルッ

不良女「あん?」

男「ありがとな」ニコッ

不良女「なっ!?……フンッ!」

男「」スタスタスタスタ

不良女「……………」

モブ共「」ジーッ

不良女「……っ!?テメェら何オレにガン飛ばしてんだ!ああっ!?」

モブ共「ひぃっ!?すみませんでしたぁー!!」ガクブル



82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:18:58.16 ID:BkCcif0x0

おばちゃん「オノコシハユルシマヘンデー!」


不良女「うん…購買なんかのパンでもなかなかイケるな」モグモグ

男「何でお前は俺の目の前で飯食ってんだ」

不良女「あぁっ!?んなもんテメェの弱点探るために決まってんだろ!!」ブハァッ

男「口の中のものを飛ばすな、汚い」

不良女「チッ……テメェが分かりきった事を聞いてくっからだ!」ムシャムシャ

男「(食事に集中できねぇ……)」


ミミズ「ホウカゴ!」


不良女「よしっ!帰るぞ!」

男「勝手に帰れ」スタスタスタスタ

不良女「なっ!?テメェ待ちやがれ!!」ダダッ

男「うるさい……本当にうるさい…」

女「あら、男君」



85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:32:49.50 ID:BkCcif0x0

男「女さん、こんにちは」

不良女「誰だテメェ!」ギロ

女「ひっ!?」ビクゥッ!

男「二組の女さんだ。去年お前も同じクラスだっただろ」

不良女「知らねーよこんなアマ!」

男「こいつは何故か俺のストーキングをして来る怪しい奴」

不良女「ブッ殺すぞっ!!」カッ!

女「もしかして女不良さん?」

不良女「不良女だ!間違えんじゃねー!殺すぞ!」

女「ご、ゴメンなさい!」

不良女「チッ……クズが………」イライラ

不良女「っ!そうだお前!去年こいつと同じクラスだったんだろ?」

女「えっ!? はい……」

不良女「それならこいつの弱点知らねぇか?」

女「えっ!?弱点?」



86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:45:02.40 ID:BkCcif0x0

男「女さん、こいつの問いに真面目に答えないで下さい。バカが移ります」

不良女「んだとっ!?」

男「本当のことだろ。俺に弱点なんかない」

不良女「嘘だね!さっきまんじゅうが苦手だっていったもん!」

男「小さくちぎって食べれば問題ない」

不良女「そんな食い方まんじゅう道から逸脱してる!オレは認めねぇ!!」

男「お前は人の道から逸脱してるがな」

不良女「テメェ…ブン殴るぞっ!!」ドゴッ

男「殴った後に言う言葉じゃないな。やっぱりお前はバカだ」

不良女「ムガーッッ!!」ブンブンッ!


女「プッ…あはははは!2人とも面白い!なんか漫才見てるみたいだった」

不良女「なっ、なっ!?何笑ってやがんだっ!オレ達をバカにしてんのか!!」

女「だって…面白くて……2人って仲良いんだねぇ~」

不良女「はぁ!?頭に蛆でも湧いてんじゃねーかっ!?」

男「手遅れだったか。ついに女さんがこいつのバカの瘴気にあてられてバカになってしまった」ガクッ



89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:57:41.57 ID:BkCcif0x0

不良女「おいっ!?テメェも何ふざけた事言ってやがるっ!!」

女「あははは、こんなに笑ったの久しぶり」

男「もう…手遅れなのか……女さん、済まない」ガックリ

不良女「~~~っ!!テメェら覚えてろぉおお!!!」ダダダダッ!


ぬいぐるみ「不良女の部屋」キリッ


不良女「って事があったんだよ!」

不良姉「あははっ!その女の子もついにバカの瘴気にあてられちゃったかぁ~」ゲラゲラゲラゲラ

不良女「ふんっ!」ドゴッ!

不良姉「おぅふ」

不良女「ブン殴るぞこのくそ姉貴!」プンスカ

不良姉「殴ってから言わないでよ」

不良女「フンだ!」

不良姉「ところでさぁ、その男君は最初河原に行った時家族の事を持ち出したら付いて来たんでしょ?」



90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 02:59:02.06 ID:BkCcif0x0

不良姉「だったら家族の事を調べれば弱点になるんじゃない?」

不良女「おおっ!!」パァァ

不良姉「えっへん」フンゾリ

不良女「さっすがお姉ちゃん!サイコーだぜ!」ダキッ

不良姉「そうでしょ!(イクッ!)さぁこれからもこのお姉ちゃんにたよりーーー」ビクンビクン

不良女「早速明日から調べるぞぉ!と言うわけでもう寝るからお休め」ゲシゲシ

不良姉「えっ!?ちょっと!?なんで蹴るの!?なんでさりげなく命令形で休めって言ってるの!?」ホウチプレイ!?

バタン!



92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:06:36.01 ID:BkCcif0x0

ねこ「tomorrow!」

いぬ「いや、next dayだろ…」

不良女「今日は休みだ!と言う訳で朝から男の家に行くぜぇ!」ババッ!

不良女「着替え完了だ!今日は男の家族を調べてやる!そしてそれを弱みにして男をブッ殺す!」イキヨウヨウ!

バタンッ!

不良姉「いってらっしゃーい」フリフリ


マツコ「10分後よ!」

不良女「えぇっと?」キョロキョロ

不良女「こっちに行って…あっちに行って……」テクテク

不良女「……ここどこだ?」ポツーン


ブロロローッ!

不良女「あっ!あれは!!」

男「」スタスタスタスタ

不良女「おお!男じゃねーか!バスに乗るのか?」ダダッ!



93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:07:24.46 ID:BkCcif0x0

不良女「よしっ!これに乗って後をつけるぜ!」


バスアナウンス「次は桜田霊園前」

男「」スッ コツコツ

不良女「お、降りるのか。そんじゃオレも……あっ……」

不良女「金が…ねぇ!!」デデーン!!

バス運転手「どうかしましたか?」

不良女「えっ!?いや、あはは~」マッサオ



95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:13:35.13 ID:BkCcif0x0

不良女「(どうする?逃げるか!?いや、これは逃げたらマズイか!?)」

不良女「(クソッ!こんな事ならさっきのガキから金盗っとけば良かった!!)」クヤミキレン!

不良女「(ここは逃げるしか手はねぇ!よし、行くぞ!一二のーーー)」

男「すみません、こいつの分も払います」

不良女「うおおっ!?」ビクッ


ブロロローッ!


男「それで?なんでこんなところにいるんだ?」ジィ

不良女「あぁ!? オレがどこにいようとオレの勝手だろ!」ギロ

男「まぁ、それもそうだ。それじゃあな」スタスタスタスタ

不良女「ま、待てよ!」

男「なんだよ?」

不良女「お前の弱点を探る為にオレもついてく!」キリッ

男「………勝手にしろ」



97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:22:00.46 ID:BkCcif0x0

ワイワイガヤガヤ


不良女「ここは…墓?なんの用事なんだよ?」

男「…………」スタスタスタスタ

不良女「まさかお前!神社でも寺でもなくて墓を経営してんのか!?スゲーっ!」

男「少し黙ってろ」イラッ

不良女「あぁ!?テメェいまオレに向かってーーー」

男「黙れっつったんだよ!」グイッ!

不良女「ふぇ!?な、えっ!?」ビクビク!

男「……っ!?」パッ

不良女「お、男?」ビクビク

男「済まなかった」コツコツコツコツ

不良女「あ、あぅ……」ドキドキ



99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:31:08.74 ID:BkCcif0x0

テクテクテクテクテクテク……

不良女「この墓は?」

男「………俺の家族の墓だ」

不良女「なっ!?」

男「今から掃除するから少し待ってろ」

不良女「お、オレも手伝う!」アセアセ


ゴシゴシゴシゴシ…





100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:31:38.76 ID:BkCcif0x0

男「最後に除草剤と水を撒いて…終わりだな」パンパンッ

不良女「ふぅ~綺麗になったな」マンゾクゲ

男「あぁ、不良女が手伝ってくれたおかげでいつもより早く終わったよ。ありがとな」

不良女「………別に」

男「後は花を添えて線香をあげる」メラメラ

不良女「線香をオレにもあげさせてくれないか?」

男「ほらよ」ソッ

不良女「あ、それと……」オズオズ

不良女「眠ってる人の名前を教えてくれ。ちゃんと拝みたいんだ」

男「男母、男父。それと男妹だ」

不良女「あぁ、分かった」


………………………………



101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:36:47.99 ID:BkCcif0x0

不良女「帰りのバス代まで借りて悪いな。今度返す」

男「別にいい。今日墓参りしてくれた礼だ。きっとみんな喜んでる」

不良女「そうか?こんな不良でもか?」

男「心を込めてくれる人間にその程度は瑣末な事だ」

不良女「ん…そっか……」

男「」コツコツコツコツ

不良女「」テクテクテクテク

男「ところでお前は俺の家にまでついて来たんだ?」

不良女「えっ!?あっ!!そう、そうだよ!テメェの弱点!!」

男「まだ覚えてたのか…」

不良女「考えてみたらテメェの家が1番弱点を見つけやすそうだからな!ついてく!」ガッシリ

男「……ったく…勝手にしろ」



102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:37:30.42 ID:BkCcif0x0

時計「男の家!」


不良女「お邪魔しまーす」

男「挨拶するんだな」

不良女「あったりまえだろ!人間としてじょーしき!」フフン

男「お前に常識を説かれる日が来るなんて。俺もヤキが回ったな」

不良女「るせぇ!それよりも仏壇に案内しろ!」

男「墓参りした後に仏壇拝んでいいんだっけか……?」ウーン?

不良女「細かい事は気にすんなって!」ポンポンッ



103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 03:44:23.99 ID:BkCcif0x0

ガラガラ

男「こっちだ」

不良女「あいよ、こっちか……っ!?」

男「どうした?」

不良女「いや、別になんでも」アセアセ

男「似てるだろ、お前と……俺の妹」

不良女「あ、ああ。そう思ったんだ。なんか自分の写真を見たみたいに感じた…」

男「そうか…」

不良女「あぁ……」


チーン………


男「ほらお茶」

不良女「サンキュー!」ゴクゴク


何人見てるか知らんけど眠いんだが……



107 もう少し頑張る 2012/04/07(土) 03:53:10.72 ID:BkCcif0x0

男「………」ジーッ

不良女「なんだよ」ギロ

男「いや、似てるんだよ、そういうところも」

不良女「妹さんにか?オレなんかが」

男「ちょっと勝気なとことか、それでいてちょっとした事で照れたり可愛くなったりするとこがな」

不良女「なっ!?ば、バカ言ってんじゃねーよ!!オレは別に可愛くなんかっ!!」カァァ

男「あぁ、そういう所もそっくりだ……本当に妹みたいだ」ウルウル

不良女「お、おいっ!?なにいきなり涙目になってんだよ!?」アセアセ

男「…悪い。でも本当にそっくりなんだよ………俺の…殺された……妹と…」ポロポロ

不良女「お、おい!?こ、こら泣き止めよ」アセアセ

男「~~~~っ!!」ポロポロ

不良女「あぁっ!もうっ!!これでどうだっ!」ギュッ

男「っ!?」



109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:01:36.65 ID:BkCcif0x0

不良女「いいから今は泣け!後で話を聞いてやっから」ギュウウ

男「うっく……あ、ありが……とう……」ポロポロ


…………………………………


不良女「落ち着いたか?」

男「あぁ、お陰で落ち着いたよ」

不良女「そっか!そりゃあ良かったぜ!」ニカッ

男「悪かったな、いきなり泣き出して」

不良女「全くだ、びっくりしたぞ」

男「………俺の話を聞いてくれるか?」

不良女「あぁ聞いてやるよ。それで男の気が少しでも晴れるならな」

男「ありがとう」



110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:10:26.88 ID:BkCcif0x0

男「俺の家族は父さん、母さん、妹、俺の4人家族だったんだ」

男「父さんは弁護士でさ。かなり有名な人だったんだよ」

男「そんなある日、父さんがある殺人事件の被疑者の弁護をする事になった」

男「そいつはある一家を惨殺した容疑で逮捕されたんだ」

男「そいつは容疑を否認してて父さんも必死に弁護をした」

男「でも結果は惨敗でさ…死刑が決まったんだよ」

男「そしたらさ、その一週間後その被疑者は自殺してさ……それで父さんは凄く心を痛めてたんだ」

男「そしたらその3日後、その被疑者のアリバイが出て来て、さらに次の日には新しく犯人が捕まったんだよ」

男「それを知った父さんは被疑者を救えなかったのは私が不甲斐ないせいだって嘆いてさ…」

男「そんな事はないのに……悪いのは全て犯人と杜撰な捜査の警察だってのに」

男「さらにマスコミは父さんを責めたんだよ。お前がもっと被疑者の話を聞いていれば無罪にできたってな」

男「そしたら父さんは精神がおかしくなっちまってよ。一家心中を図ったんだ」



111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:24:16.56 ID:BkCcif0x0

男「全員を睡眠薬で眠らせてその間に頸動脈を切り裂いてな」

男「でも何故か俺は死ねなかった……頸動脈を切られたにも関わらず一命を取り留めた」ブルブル

不良女「お、男…」

男「どうして俺は死ねなかったのかな?なんでみんな死んだのに俺だけ死ねなかったんだっ!!」ダンッ

不良女「ひっ…男、落ち着け!」

男「………俺の家族は殺されたんだよ。父さんにじゃない、あの事件の犯人にだっ!」

男「アイツは精神疾患と判断されて大して重い刑じゃない!家族を……俺の家族を殺したくせにだ!!」

男「なんでだ……なんで俺がこんな目に遭わなくちゃ………」ポロポロ

不良女「………グスッ」ポロポロ

男「……不良女?」

不良女「かわいそう…そんなの酷すぎるよぉ………」ポロポロ

男「不良女………」グスッ

不良女「うわぁぁああああん」ポロポロポロポロ



112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:38:06.29 ID:BkCcif0x0

男「その、悪かったな……辛い話聞かせて」

不良女「い、いやそんな事ない……こっちこそゴメンな?聞いてやるなんて言いながら泣いちまって」ポリポリ

男「いや、皆喜んでるよ。俺も他人の家族の事で泣いてくれる不良女に感謝してる」

不良女「へへっ!そうかよ?」

男「あぁ」


不良女「そんじゃまたな!」

男「あぁ、また学校でな」

不良女「あっ!それと…」

男「ん?」

不良女「何度も何度もブッ殺すなんて言ってゴメンなさい!」ペコリ

男「気にしてねーよ!」ニカッ

不良女「ん……そう…?」



114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:47:44.96 ID:BkCcif0x0

男「あぁ、大丈夫だ!」

不良女「そっか…えへへっ…そうかよ!」ダダッ

男「………明日から楽しそうな学園生活が送れそうだな」

にわとり「それから一ヶ月後!」コケコッコー!


不良女「オーッス男!今日も元気かぁ?!」バンバン

男「あぁ、元気だよ。だからあんまり人を叩くんじゃねぇ」ポン

不良女「おいっ!テメェも人の頭の上に手を置くんじゃねぇよ」

男「はいはい…」サッ

不良女「あっ………」シュン

男「なんだよ?」

不良女「その、登校中なら手を置いといていいぜ……」カァァ

男「はいはい」ポン

不良女「へへっ!」



115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 04:58:15.64 ID:BkCcif0x0

モブ「なんかあの2人この頃めっちゃ仲イイよね!」

モブ「なんか付き合ってるらしいよ」

モブ「マジで!?あの不良女が!?」

モブ「こうして見るとあの不良女ちゃんも可愛い女の子って感じだよ」

モブ「それに最近男君も明るくなったよね」

モブ「そうだよな。ちょっと前までは氷男とさえ呼ばれてたのに」

不良女「なんかさっきからジロジロ見られてる気がすんだけど」モジモジ

男「考えるな、そんなもん」

不良女「こうなったらオレがガン飛ばして!」

男「やめろって……」

不良女「それにしてもオレ達もそろそろ卒業かぁ~」

男「……あぁ、そうだな」

不良女「オレは大学なんか行けねぇけどよ、男は行くんだよな!どこ行くんだよ?」キラキラ

男「卒業したら教えてやるよ」

不良女「約束だぜ!あぁ!卒業が楽しみだ!」



116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:06:36.99 ID:BkCcif0x0

校長「卒業式後!」オメデトウ!


不良姉「おー!君が噂の男君かぁ!いつも不良女がお世話になってるよ!」ブンブン

男「はじめまして、不良姉さん。こちらこそ不良女さんにはいろいろお世話になっています」ニコッ

不良女「や、やめろよテメェら!恥ずかしいじゃねーか!」カァァ

不良姉「それにしても不良女がこんないい人捕まえるなんて……羨ましいっ!」

不良女「や、やめてくれ!」カァァ

男「なぁ、不良女。愉快そうなお姉さんじゃないか」ボソッ

不良女「まぁ愉快である事には間違いねーな」ボソッ

不良姉「チミ達、なにボソボソと喋ってるのかなぁ?愛を囁くなら2人きりの時にやってくれたまへー」

不良女「な、なっ!なっ!?」カァァッ!

不良女「ぶっ飛べぇええ!!」ドゴォオオン!

不良姉「おぅふ」



117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:14:41.78 ID:BkCcif0x0

不良姉「その後三人で卒業祝いをやったのよ!」イイデショ!



不良姉「うぅううん…もう食べれない」ムニャムニャ

不良女「完璧に眠っちまったな、このバカは…」サッ

男「そう言いながらキチンと毛布を掛けてやるんだな」

不良女「うっせ」

男「てかお前ももう眠いだろ?目がトロンとしてる」

不良女「はぁ!?んな事ねぇよ……たぶん…」ウツラウツラ

男「不良のくせに規則正しい生活してっからな、お前は」クスッ

不良女「うっせぇ」ウツラウツラ

男「さぁ、お前ももう寝ろ」ナデナデ

不良女「分かった。でもその前に…」ウツラウツラ

男「どうした?」ナデナデ

不良女「チューしてくれたら寝る」ニコッ

男「………目瞑れ」ナデナデ



118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:15:24.71 ID:BkCcif0x0

チュッ

不良女「ありがとう、男。お休み、大好きだぜ……」

男「お休み、不良女。俺もお前が大好きだ…」ナデナデ

不良女「………」スーッスーッ

男「寝たか……」

男「いつまで寝たふりしてるんですか?お姉さん」ジロッ

不良姉「あれっ?バレてた?」ガバッ

男「あんな例文みたいな寝言を言う人なんかいるわけないですよ」

不良姉「アハハ~やっぱりね。でもいいや!2人のラブラブっぷりをこの目で見れたし」

男「まったく……」

男「…………………」

不良姉「?どうしたの」

男「不良姉さん。頼みがあります」



119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:20:44.73 ID:BkCcif0x0

不良女「姉貴っ!男がいねぇ!」ダダッ!

不良姉「昨日貴方が寝た後に帰ったわよ?」

不良女「なんだよ、起こしてくれてもいいじゃねーか!」ギロッ

不良姉「貴方が寝た五分後だったのよ?起こせないわよ」

不良女「チッ、男の奴水くせぇ!」

不良姉「それはそうとこんなものを貴方に預かったわよ」スッ

不良女「なんだこれ?…手紙?」パラッ

不良女「…………………」

不良女「な、なんだよ……」ワナワナ

不良女「なんだよこれ!」ダダッ!

不良姉「不良女!?どうしたの!?」

不良姉「この手紙に何が……」





120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:26:32.84 ID:BkCcif0x0

不良女へ

よぉ元気か?

お前がこれを読んでるという事は俺はどうやら無事に大学に合格できたみたいだな。

今まで黙ってて悪かったが、俺の志望大学はここから遠く離れたH大学だ。

俺はどうしても父さんと同じ道を進みたかった。

そして二度と俺のような人を作り出したくなんかない。

だから俺は弁護士になろうと思う。

そして父さん、母さん、そして妹の仇を討ちたい。

だからお前に黙ってこんな遠く離れた大学を志望しちまった。

本当にすまない。



123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:34:15.64 ID:BkCcif0x0

初めてお前と会ったのはゲームセンターだったよな。

あの時カツアゲしてるお前を見て止めに入ったのはまったくの無意識だったんだ。

お前があまりにも妹に似ていたからな、身体が勝手に動いちまった。

もしかしたら妹の生まれ変わりなんじゃないかって真剣に考えもしちまったよ。

でもな、それは間違いだった。

お前は妹以上に優しくて、可愛くて、そして素晴らしい奴だよ。

あの時お前に会えたのは運命かもしれない。

もしかしたら妹が巡り会わせてくれたのかもな。

もっといろいろと思い出を書きたいがそれじゃあキリがと思うのでそろそろ終わろう。

今俺は泣きながらこの手紙を書いているから、文脈とかもおかしいかもな。

でもやっぱり合格前にこの手紙を書いて正解だったよ。

もし合格後に書こうとしたとしても、きっと泣いちまって書けなかっただろうからな。



124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:37:53.59 ID:BkCcif0x0

さよならも言わずに旅立っちまう俺を許してくれとは言わない。

でもお前に対するこの愛は嘘ではない事を最後に伝えたかった。

今までありがとう。

ごめんな。


俺の最大にして最高の親友
そして最愛なる女性へ



125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:40:36.25 ID:BkCcif0x0

不良女「ハァッハァッ」

不良女「おいっ!男!出て来い」ガンガン

不良女「いるんだろ!?なぁ、出て来いよ」ガンガン

不良女「おい……男ぉ…」ガン…ガン

不良女「」ペタン

不良女「そん、な……」ジワッ

不良女「う、うわぁああああああああ!!!!」




126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:45:18.86 ID:USJrTf9eO

不良女かわいそうやないか!!


127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:49:01.96 ID:BkCcif0x0

一週間後


男「…………」

男「はぁ…………」

男「不良女、元気にしてっかなぁ……」

男「俺もアイツも携帯持ってないし……家に電話したことねぇから電話番号もしらねぇし」

男「はぁ……」

ピンポーン

男「ん?誰だよこんな時間に」スタスタ

男「はい、どちら様でーーー」ガチャ

バタンッ!

男「うぉ!?」ドサッ

???「言ったよなぁ!?オレはあの時言ったよなぁ!?」

男「お、お前!?」

???「まさか忘れたとかいうんじゃねぇーよな!?そんならもう一回だけ言ってやるよ、耳をかっぽじってよーく聞けよ!」



128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:49:59.04 ID:BkCcif0x0

















不良女「卒業したらお礼参りに行くからな!」

終わり



130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 06:08:26.02 ID:BkCcif0x0

もう寝る

最後少し無理やりだったのは反省…次に生かしたい

何人いるかはわからんがここまで読んでくれた人、ありがとう



129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 05:53:43.19 ID:USJrTf9eO

この後結ばれるわけですね!乙!


131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 06:08:41.02 ID:OLYh5K9l0




132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/07(土) 06:22:07.32 ID:daxy7Xyc0

即興でこれは十分
むしろよく終わらせた



人気記事