316: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:44:10.54 ID:yVvtzGP80
…………

クーロン イタリア料理店


アニー「いい? よく聞いて」

アニ「裏通りから、地下鉄の跡まで行くのよ」

マミ「も、もっと詳しく!」

アニー「そこからは、道なりよ」

…………

317: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:44:56.04 ID:yVvtzGP80
クーロン 下水道


マミ「アニーさんに教えてもらった道なんですけど」

マミ「……本当にこんなところに?」

レッド「シュウザーの秘密基地なんだ。どこにあってもおかしくない」

マミ「でもこんな下水道なんて、どこかにつながっているものかしら……」

レッド「噂じゃあ、巨大な地下洞窟にも通じているらしいぜ」

マミ「誰が設計したのよ……」

318: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:45:59.34 ID:yVvtzGP80
レッド「……向こうに行くには、このパイプを渡るのか?」

マミ「アニーさんの話通りですね。向こうが地下鉄跡みたい」

レッド「随分細いパイプだな……。滑ったら大変だ」

マミ「私が先に行きます!」

レッド「あ、おい!」


マミ「ほら、無事に着きました!」

319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:46:59.96 ID:yVvtzGP80
レッド「意外と身軽なんだな……」

マミ「レッドさんもどうぞ。滑っても私が引き上げるから大丈夫ですよ」

レッド「ああ、まかせろ!」

レッド(渡れるかな……?)

レッド「へっ、楽勝楽勝……」


ツルッ


レッド「おお!?」

マミ「レッドさん、こっちに飛んで!」

レッド「と、とう!」


ムニッ

320: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:47:55.48 ID:yVvtzGP80
マミ「きゃあぁぁ! ど、どこ触ってるんですか!!」

レッド「い、いや済まない。わざとじゃないんだ」

マミ「お、女の子の胸に、そんな風に! それでもヒーローですか!」

レッド「悪かったよ。ほら事故ってことで……」

ツルッ

レッド「あ」

フニフニ

321: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:49:33.79 ID:yVvtzGP80
レッド「こ、これは……!」

マミ「ひん!?」

レッド「い、いや済まん。ほら足下が滑るだろ、この辺……」

マミ「に、二回も!! 何考えてるの!? セクハラですか!? アル・セクハラですか!?」

レッド「ご、ごめんなさい……」

マミ「もう! 行きますよ!」


レッド(う~ん、でかい)

322: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:50:32.51 ID:yVvtzGP80
クーロン 地下鉄跡


レッド「……マミのご両親はどんな人なんだ?」

マミ「突然なんですか? セクハラのごまかしですか?」

レッド「……いや、何となく聞いてみただけだ。悪かったな」

マミ(……シュウザーはレッドさんの家族の仇)

マミ(思うところがあって、当然よね……)

マミ「私の両親は事故でもう……」

レッド「!」

レッド「済まん、悪い事を聞いたな」

マミ「いいんです。レッドさん」

323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:51:15.28 ID:yVvtzGP80
マミ「……これは復讐なんですね」

レッド「そうだな。シュウザーだけは、許す訳にはいかない」

マミ「レッドさん、気を悪くしないでくださいね」

レッド「何だ?」

マミ「レッドさんがブラッククロスを倒すのは、正義のためですか?」

マミ「それとも復讐のためですか?」

レッド「……」

324: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:52:21.86 ID:yVvtzGP80
マミ「ごめんなさい、生意気言って」

レッド「良いんだ、マミ。ちゃんと聞いてくれてうれしいよ」

マミ「レッドさん……」

レッド「……初めはヒーローなんてどうでもよかったんだ。奴らを倒せるなら正義でも悪でも何でもよかった」

レッド「そうだ、復讐するための力だと思ってた。今もそう思ってる」

レッド「けど、これまで戦ってきて分かったことがあるんだ」

325: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:53:14.18 ID:yVvtzGP80
マミ「……それは?」

レッド「この力で守れる人もいるってことだ」

マミ「ええ、それは間違いないです」

レッド「だからさ、今は弱い人たちを守るためにも、ブラッククロスと戦うと決めたんだ」

レッド「俺の復讐だけに使うなんのてのは、罰当たりだろ?」

マミ「……」

326: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:54:22.31 ID:yVvtzGP80
レッド「悪い、答えになってなかったな」

マミ「いいえ、十分です!」

レッド「そ、そうか?」

マミ「はい! だけど……」

レッド「だけど?」

マミ「怖いことや、寂しいこと、ありませんか?」

マミ「誰にも分かってもらえないまま、孤独に戦い続けること」

327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:55:27.13 ID:yVvtzGP80
マミ「……私は、そうでした。ずっと怖くて寂しかった」

レッド「それの何がいけないんだ?」

マミ「……それで、戦いに無関係な人を巻き込んだとしても?」

レッド「……巻き込んだのか、魔法少女に」

マミ「原因の一つにはなってしまいました……」

レッド「俺の見る限り、誰もマミのことを恨んじゃいないと思うぜ」

マミ「それでも、私は……」

328: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:56:14.13 ID:yVvtzGP80
レッド「まだ中学生なんだろ? なんでも完璧になんてできないさ」

レッド「……中学生だと!?」

マミ「!?」

レッド(なんという、胸!)

レッド「ま、不安なら聞いてみたらいい。誰もマミのことを弱いとかダメだとか思っちゃいないさ」

マミ「……それは、みんな気を使って」

レッド「俺たちの事、信用できないか?」

マミ「そ、そんなことはないです!」

レッド「大丈夫だ。アルカイザーが保証する」

マミ「……」


マミ「……ありがとう、レッドさん」

329: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:57:09.21 ID:yVvtzGP80
レッド「!」

レッド「話はここまでだな」

マミ「線路が途切れた……」

マミ「ここが、シュウザーの基地……」

レッド「準備はいいか?」

マミ「ええ、後ろを向いてる暇はないもの!」

レッド「その意気だ!」

330: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:57:52.53 ID:yVvtzGP80

シュウザーの秘密基地



レッド「……なかなか厳重な警備だな」

マミ「それを見越して、暁美さんがこんなものを……」

レッド「これは……、爆弾か?」

マミ「これで、基地を爆破しろって」

レッド「あの子、見かけに寄らず過激だな……」

マミ「色んな意味で、見かけに寄らない子なの」

331: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:58:31.11 ID:yVvtzGP80
…………

戦闘員「キー!」

シュウザー「ほう、侵入者か。面白い」

シュウザー「このシュウザー城を前に、どこまでやれるか見物だな!」

戦闘員「キー」

シュウザー「しかも、たった二人だと?」

シュウザー「ふん、なめられたも……」


カッ!

…………

332: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 03:59:24.35 ID:yVvtzGP80
…………


レッド「ど、どうなってるんだ、その爆弾の威力は!」

マミ「わ、私に言われても……」

マミ「何でも、モンドとかいう人のものらしいけど……」

レッド「まずい、燃料タンクに火が!」

マミ「に、逃げましょう!」


…………

333: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:00:25.18 ID:yVvtzGP80
…………


「キー!」 「キー!」 「キー!」

シュウザー「ええい、静まれ!」

シュウザー「まさか基地もろとも爆破するとはな……」

シュウザー「!」


レッド「シュウザー!」

シュウザー「誰かと思えば、小此木の小僧か!」

シュウザー「このシュウザー城を爆破したことは褒めてやろう。だが、ここが貴様の墓場だ!」

334: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:01:42.00 ID:yVvtzGP80
VS シュウザー ブラッククロス四天王の一人 改造人間


レッド「シュウザー! 仇は取らせてもらうぞ!」

マミ(変身しない……?)


シュウザー「ふん、すぐに家族に会わせてやろう!」

シュウザー『バルカン』


レッド「そんなものが!」

レッド『三角蹴り』

マミ「レッドさん……」

335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:03:16.43 ID:yVvtzGP80
『援護射撃』


マミ「!」

レッド「ちっ、戦闘員が残っていたのか!」

シュウザー「ふっ、嬲り殺しだ!」


レッド「マミは雑魚を頼む! こいつは俺が!」

マミ「……了解!」

シュウザー「一騎打ちか? 思い上がるな!」

『毒ガス』

レッド「食らえぇ!」

『あびせ蹴り』

336: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:04:09.33 ID:yVvtzGP80
レッド「!」💡

『三龍旋』

シュウザー「何!?」

レッド「スープレックスゥ!」

シュウザー「ぬおわぁ!」


マミ「レッドさん、すごい気迫……!」


シュウザー「ちぃ、撃て! 奴らを蜂の巣にしろ!」

戦闘員「キー!」

マミ「させないわ!」

『レガーレ・ヴァスタアリア』

戦闘員「キー!?」

マミ「私のリボンは解けないわ!」

337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:05:13.38 ID:yVvtzGP80
シュウザー「おのれ……」

レッド『金剛神掌ォ!』

シュウザー「ぐはっ……!」

レッド「見たか、シュウザー!」


シュウザー「調子に乗るなよ、小僧!」

『クロービット』

レッド「この技は……!」

マミ「う、腕が分離した!?」

338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:06:28.38 ID:yVvtzGP80
シュウザー「クロービットは全方位から貴様らを引き裂く!」

シュウザー「[ピーーー]え!」


レッド「ぐあっ……」

マミ「きゃあ!」


レッド「くそっ、アレを止めないとな……」

マミ「ここは、私が!」

シュウザー「ほう、小娘から死ぬか!」

マミ「残念ね、私はこんなところで[ピーーー]ないの!」

339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:09:52.81 ID:yVvtzGP80
あ、ミスった。修正します

340: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:10:18.90 ID:yVvtzGP80
シュウザー「クロービットは全方位から貴様らを引き裂く!」

シュウザー「消えろ!」


レッド「ぐあっ……」

マミ「きゃあ!」


レッド「くそっ、アレを止めないとな……」

マミ「ここは、私が!」

シュウザー「ほう、小娘から死ぬか!」

マミ「残念ね、私はこんなところじゃ終われないの!」

341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:10:59.96 ID:yVvtzGP80
シュウザー「食らえ!」


マミ「……」

マミ「今よ!」


『レガーレ』


シュウザー「な、何!? クロービットを捕らえただと!?」

マミ「その腕、縛らせてもらうわ。腕しかないけれど」

レッド「さすがだ、マミ!」

342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:11:37.77 ID:yVvtzGP80
シュウザー「小賢しい真似を……」

『放射火炎』

レッド「今更そんなものが効くか!」

マミ「いえ、あいつに狙いは……!」


シュウザー「ふははは、残念だったな」


マミ「ヘリで逃げた!?」

レッド「……」

…………

343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:13:02.59 ID:yVvtzGP80
…………


シュウザー「まったく、しつこい奴らだったぜ」

シュウザー「だがこれで……」


『アル・フェニックス!』


シュウザー「……何だ?」

シュウザー「火の鳥が……こちらに!?」


アルカイザー「うおおおお!」


シュウザー「まさか、ヘリに体当たりするつもりか!?」

シュウザー「そんな真似が、できるはずが……」

344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:14:29.85 ID:yVvtzGP80
シュウザー「向かってくる!」

シュウザー「あの小娘か! あいつが打ち出したのか、アルカイザーを!」

シュウザー「何者だ、あの小娘は!」


アルカイザー「逃げられると思うなぁ!」

アルカイザー「倉らえぇぇ!」


シュウザー「ば、馬鹿な!」

…………

345: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:15:19.60 ID:yVvtzGP80
…………

マミ「ヘリが堕ちる……」

マミ「これで、レッドさんの仇が……」


アルカイザー「マミ、まだだ!」

マミ「!?」


シュウザー「お、おのれぇ……」

マミ「ぜ、全身ボロボロなのに、まだ動くの……?」

レッド「奴は改造人間だ。倒すには……」

347: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:16:28.33 ID:yVvtzGP80
シュウザー「ふははは、そうだ!」

シュウザー「俺を倒すには、この頭を打ち抜くしか無い!」

シュウザー「そして俺の頭には小此木の脳が埋め込まれているのだ!」

アルカイザー「!」

マミ「なんてことを……!」

シュウザー「やれるかアルカイザー! 俺様をやれるか!」

348: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:17:56.71 ID:yVvtzGP80
アルカイザー「……」


『ブライトナックル』


シュウザー「き、貴様!」

マミ「アルカイザー!」

アルカイザー「……父さん、今終わらせるから」

シュウザー「うおおぉぉ!」

アルカイザー「撃ち抜けぇぇ!」

…………

349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:19:19.87 ID:yVvtzGP80
…………


レッド「……」

レッド「これで、ブラッククロス四天王は全滅だ」

レッド「後は奴らの本拠地に……」

マミ「レッドさん、大丈夫ですか?」

レッド「ああ、大丈夫だ」

マミ「……泣いてませんか?」

350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:20:09.84 ID:yVvtzGP80
レッド「雨だよ。基地の火もすぐに消えるだろう」

マミ「ああ、確かに雨が……」

レッド「……」

レッド「……帰ろう、クーロンへ」


ツルッ


レッド「!?」

マミ「!?」

ムニッ

マミ「嫌あああ!」

351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:23:45.13 ID:yVvtzGP80
ここまでです。なんでsageのこと頭から飛んでたんだろう
次回、さやかがソードダンサー

352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/24(月) 04:28:54.64 ID:yVvtzGP80
あ、sagaだわ。もう駄目だ。ぼんやりだわ。

362: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:06:04.80 ID:GahGQBlf0
…………

クーロン イタリア料理店


ルーファス「前回の作戦において、エミリアはジョーカーを目撃した」

ルーファス「奴の目的は不明だが、トリニティの基地に何らかの情報が存在するのは間違いないだろう」

ルーファス「そこでエミリア、そして今回はさやかにも、もう一度トリニティ・ラムダ基地に潜入してもらいたい」

エミリア「……」

ルーファス「心配するな,、今回は別の衣装を用意した」

さやか「衣装変えるのかよ……」

ルーファス「さやかの分もある」

さやか「いや、いりませんよ!?」

363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:06:56.55 ID:GahGQBlf0
エミリア「……リーサルコマンドー?」

ルーファス「基地への突入任務だ。これ以上に適したものはない」

さやか「何か露出多くないですか?」

ルーファス「いや、これは銃撃戦闘に特化した服装だ。下心はない。無いと言ったらない」

アニー「どうだか」



ライザ「私たちは後から強行突入すろのね」

ルーファス「ああ、騒ぎを起こして二人が脱出する時間を作る」

364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:07:49.01 ID:GahGQBlf0
アニー「何だ、エミリア似合うじゃん」

さやか「やっぱモデルさんは何着てもいけるんだなぁ」

エミリア「……それで、さやかの衣装は?」

さやか「え~。私も着るんですか?」

ルーファス「うむ、さやかは剣を使うからな。剣士のための衣装を用意した」

さやか「おお! 何かちょっと期待!」

365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:08:34.14 ID:GahGQBlf0
ルーファス「ソードダンサーだ。余計な布を排したデザインは剣士の動きを妨げない」

エミリア「これって……」

アニー「この間の……」

さやか「セクハラ衣装じゃないですか!!」

ライザ「ルーファス、まだ懲りてなかったの?」

ルーファス「違うといってるだろう! これは剣士の……」

さやか「こんなもん、ほとんど下着じゃん! 腰布付いた下着ですよコレ!」

ルーファス「嘘だと思うなら、試してみろ」

さやか「試すって何を!? 誰に!?」

ルーファス「剣を使ってみろ」

366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:09:32.31 ID:GahGQBlf0
さやか「……確かに、何かキレがある気がする」

ルーファス「そうだろう。俺は常に最善の選択をしている」

さやか「ルーファスさんは見ないでください」

ルーファス「!」

ライザ「当たり前でしょう」

アニー「ほら、男は消えた消えた」

ルーファス「馬鹿な……」

367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:10:11.34 ID:GahGQBlf0
さやか「いやでも、これ恥ずかしいですって!」

ライザ「でも、男の人はこういうの好きよ?」

アニー「そういや恋人がいるんだっけ?」

さやか「ま、まあ一応……」

アニー「だったら、ほら……」

ライザ「女にはこういう経験も必要よ?」

さやか「いやいやいや、そんなんで私が丸め込まれるとでも!?」

368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:11:20.43 ID:GahGQBlf0
…………

トリニティ・ラムダ基地  潜入路


エミリア「結局着たのね……」

さやか「だって、これで恭介のハートをガッチリロックだって……」

エミリア「あなたってホント……、いえ、何でもないわ」

さやか「うわあでもこれやっぱ恥ずかしいよ……」

さやか「胸もそうだけど、これ下もやばいですよね。足とか全部見えてません?」

エミリア「そうね、付け根まで見えるわ」

さやか「マ、マジですか!? ああ、もう! やっぱいつもの方が……」

さやか「……エミリアさん?」

369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:13:00.81 ID:GahGQBlf0
エミリア「……さやか、あなたは聞いてるんでしょ?」

さやか「何の事ですか?」

エミリア「ほら、私が基地で会った子から」

さやか「……その話、いいんですか?」

エミリア「……ええ」

さやか「……ジョーカーの素顔を見たんですよね」

エミリア「あの子たち、何か言ってた?」

さやか「ええと、普通の男の人だったって」

370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:15:07.70 ID:GahGQBlf0
さやか「でも、エミリアさんは、その人のことを……」

エミリア「……分からないわ」

さやか「……知ってるから、誰にも話さなかったんですよね」

エミリア「分からないの! だけどもう……」

さやか「エミリアさん?」

エミリア「覚悟は決めたのよ」

さやか「……はい」

エミリア「だから、もう大丈夫。私は心配いらない」

さやか「……はい」

371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:15:58.50 ID:GahGQBlf0
………

エミリア「目標は基地の司令」

エミリア「あのヤルートっていう変態、あんな騒ぎがあったのに、まだ執政官のままなのよ」

さやか「その、ヤルートってのとジョーカーが?」

エミリア「ルーファスが言うには、また接触しているらしいわ」

さやか「ヤルートが素直にジョーカーのこと、教えてくれますかね」

エミリア「だめだったら、その時は色仕掛けね」

さやか「マジですか!?」

エミリア「冗談よ」

372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:16:44.17 ID:GahGQBlf0
…………

さやか「……」

エミリア「……」

さやか「……警備が行きました」

エミリア「今のうちね、行きましょう」

さやか「うわあ、ドキドキするぅ」

エミリア「こっからが本番よ?」

…………

373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:17:21.96 ID:GahGQBlf0
執政室前


エミリア「ガードメカが二体……」

さやか「倒せないことはないと思いますけど」

エミリア「……やっちゃう?」

さやか「いいんですか?」

エミリア「どうせ最後までバレないなんて、無理よ。執政室に突っ込むわけだし」

エミリア「気付かれるのがちょっと早いか、遅いかってだけ」

さやか「……帰りは?」

エミリア「ルーファスが来てくれる、はず」

374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:18:02.26 ID:GahGQBlf0

ガードメカ「!」

ガードメカ「侵入者を発……」


さやか「とおりゃああ!」

エミリア「食らいなさい!」

『スクワルタ十字砲火』


さやか「どんなもんよ!」

エミリア「ふふ、さすがのソードダンサーね」

さやか「ああ、もう忘れてたのに!」

375: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:18:55.12 ID:GahGQBlf0
執政室


ヤルート「うん? 何やら騒がしいな」

ヤルート「お~い、誰かおらんか?」


さやか「動くな!」

エミリア「ケガしたくないならね」


ヤルート「ん? 何だお前たち?」

ヤルート「ふむ、今日は女を頼んだ覚えはないが……」

ヤルート「まあいい。ほら入れ入れ。女は歓迎するぞ」


さやか「あれ?」

エミリア「こいつどんだけスケベなの? 目見えてないの?」

376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:19:45.83 ID:GahGQBlf0
ヤルート「さてさて、コスプレ系か……」

さやか「ちょ、すっごいやらしい目で見てきますよ、あのオッサン!」

エミリア「……さやか、これはチャンスよ」

さやか「へ?」


エミリア「お楽しみの前に、一つ聞いてもいい?」

ヤルート「なんだ?」

エミリア「私たちぃ、ジョーカーに言われて来たんですけどぉ」

さやか「エ、エミリアさん?」

377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:20:56.74 ID:GahGQBlf0
ヤルート「ほぉう、無礼な奴かと思ったら、分かっておるではないか」

エミリア「私たちにもぉ、『キューブ』のこと教えてくれなぁい?」

ヤルート「ん~? お前達ジョーカーの仲間か?」

さやか「あ、あの人秘密ばっかりなんですぅ」


ヤルート「全くジョーカーめ、こんな女を持っておったか……」

エミリア「ねえ、教えてよぉ。悪いことなんかしないからぁ」

ヤルート「ふん、ジョーカーも仲間にぐらい教えてやればよいものを」

378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:21:49.51 ID:GahGQBlf0
ヤルート「よしよし、教えてやろう。だが……」

ヤルート「もう少しサービスはもらえんのかな」

エミリア「もぉう、いやらしいわぁ」

ヤルート「よいではないか~」



さやか(エミリアさん、強くなりましたね……)

エミリア(言ったでしょ、覚悟を決めたの)

379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:22:39.24 ID:GahGQBlf0
ヤルート「ヨークランドの奥に礼拝堂がある。そこに『キューブ』がある」

さやか「!」

エミリア「え~、ほんとにぃ?」

さやか「『キューブ』って何?」

ヤルート「お? それは教えられんなぁ。ジョーカーも知らんことだ」

さやか「……」

エミリア「……もういいか」

エミリア「ふん!」

ヤルート「ぬおっ!?」

さやか「てい!! くたばれ! このエロ親父!」

ヤルート「そ、そんな……」

380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:24:33.15 ID:GahGQBlf0
エミリア「気絶した……」

さやか「うわあーあー、もう! 触って来たらと思うともう! 汚らわしいですわ! 」

エミリア「誰の真似?」

さやか「帰りましょ、エミリアさん!」


…………

ヤルート「……行ったか」

ヤルート「ジョーカーは『キューブ』に興味を持ちすぎた」

ヤルート「……手を汚すのは奴らでいい」

381: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:25:23.50 ID:GahGQBlf0
…………

『エネルギー炉が暴走寸前です』

『退避してください』


さやか「ええええ! 何したんですかあのグラサン!」

エミリア「確かに騒ぎだけど!」


『退避してください』『退避してください』


さやか「グラサーン! 早く!」

エミリア「グラサンって……」

382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:26:17.54 ID:GahGQBlf0
ルーファス「誰がグラサンだ」

エミリア「ルーファス!」

ルーファス「今度はちゃんと迎えに来たぞ」

エミリア「ジョーカーはヨークランドに現れるわ。行きましょう」


アニー「さやかも御苦労さん」

ライザ「危ない目に合わせてごめんなさいね」

さやか「へ? いやいやこれくらいなんてことないですよ」

アニー「エミリアと話した?」

さやか「……もう心配ないと思います」

ライザ「そう……」

さやか「辛いはずなのに……」


ルーファス「行くぞ! もう時間がない!」

383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:27:02.63 ID:GahGQBlf0
…………

エミリア「ジョーカー……」

エミリア「いえ、あなたは……」


さやか「帰ったら、これマミさんに着てもらおう」

ライザ「マミってあのグラマーな子ね。似合うかも」

アニー「ついでにピンクタイガーも着せてみたら?」

さやか「何ですか、それ?」

ライザ「エミリアが着たのよ」

アニー「プロレス衣装」


さやか「……グラディウスってほんと」

384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:27:46.05 ID:GahGQBlf0
…………

オウミ 

杏子「おい、シーフードが名物って……」

クーン「シーフード! 食べて行こうよ!」

メイレン「そんなことしてる場合じゃないでしょ」

杏子「シーフードが来るまで、あたしは動かないぞ」

クーン「僕も!」

メイレン「あーはいはい、わかったわよ!」


レストラン

杏子「海老だ、海老追加!」

クーン「んぐぐぐ」

メイレン「あせって食べ過ぎよ!」

385: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:28:25.36 ID:GahGQBlf0
杏子「さて、満腹になったところで」

杏子「ここに指輪持ってる奴がいるのか」

メイレン「ここの領主が策士の指輪を買った。これは確かな情報よ」

クーン「指輪くれるかな!」

杏子「くれねーだろ。頼んで買い取るか……」

メイレン「奪うのか」

杏子「ったく、だりぃな……」

386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:29:07.98 ID:GahGQBlf0
領主の館


杏子「でかい屋敷だな……」

クーン「でも誰もいないみたい」

杏子「おーい、出てこーい!!」

クーン「出てこーい!!」

メイレン「何よその呼び出し」


領主「何ですか、騒々しい」

杏子「お、出て来た」

クーン「ホントだ!」

387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:30:13.86 ID:GahGQBlf0

領主「私に何か御用ですかな?」

メイレン「マンハッタンで指輪を買われたそうですね」

領主「ええ、それが何か?」

メイレン「その指輪を譲っては頂けませんか?」

領主「ほーほー、あなた方も指輪を集めているんですか」

クーン「うん!!」

領主「では、あなた方の集めた指輪を頂きましょうか」

杏子「しまった! これは……」


領主「そう、これは罠。そしてこれは落とし穴。ふふふふ、指輪は後で回収しよう」

388: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:31:35.82 ID:GahGQBlf0
…………


杏子「いてて……、おい、お前ら無事か?」

メイレン「なんだかやばい所に落とされたわね」

クーン「ワオ!! ドキドキしちゃった」

杏子「くそ、あの野郎帰ったらただじゃおかねえぞ……」

杏子「どこだよここ。屋敷の地下か?」

メイレン「みたいね。一応道はあるみたいだけど」

389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:32:22.87 ID:GahGQBlf0
クーン「ねえねえ! なんか水の音がするよ!」

杏子「本当だ。どっかから水が入ってきてんのか?」

クーン「そこからなら出られるかも!」

杏子「お前泳ぐ気かよ」

メイレン「……」

杏子「どうした?」

メイレン「何か生臭くない?」

杏子「あー、確かに。魚の腐ったみたいな……」

クーン「さっきのシーフードじゃないかな?」

メイレン「嫌なこと言わないでよ……」

390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:33:00.56 ID:GahGQBlf0
杏子「……」

杏子「なんかいるな」

メイレン「いるわね」

クーン「なにかな?」


杏子「……イカだ」

メイレン「イカね」

クーン「でっかい!」

391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:34:34.98 ID:GahGQBlf0
杏子「おいおい、あんなもんどうすんだ。刺身か? 刺身でいくのか?」

メイレン「あれをシーフード扱いしないで!」

クーン「あ、あのイカの後ろに階段があるよ!」

杏子「門番って訳か……」

メイレン「あれが帰り道ね」


杏子「しゃーねえ、行くぞお前ら。あのイカを仕留めるぞ」

メイレン「うわあ、何かいや……」

クーン「ぬるぬるしてそう!」

392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:35:11.95 ID:GahGQBlf0
VS デビルテンタクラー  巨大なイカ


杏子「……あいつなんか構えてないか?」

クーン「何かするつもりかな」

メイレン「見てる場合じゃないでしょ!」

『メイルシュトローム』


杏子「おうわ!? 何だ!?」

クーン「流されちゃうよ!」

メイレン「気をつけて! ものすごい水流が来るわ!」

393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:36:10.15 ID:GahGQBlf0
…………

杏子「流されちまったな……」

クーン「これじゃあ進めないね」

杏子「ちっ、あいつが動く前にナマスにしてやるしかないか」

クーン「なます!」


「あの~」

メイレン「? 誰かいる……?」

クーン「うわ! 魚人間だ!」

杏子「イカの次は魚人間かよ」

「せめて人魚って言ってください……」

394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:36:42.33 ID:GahGQBlf0
杏子「人魚なあ……」

「メサルティムと申します」

クーン「ねえ、人魚さん。あの向こういるイカ、なんとかならないの?」

メサルティム「あれは私たちにも手に負えない暴れ者」

メサルティム「倒すほかに手はありませんね」

メイレン「結局はそれなのね……」

杏子「人魚は何しに出て来たんだよ?」

395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:37:45.65 ID:GahGQBlf0
メサルティム「あんまり騒がしいものですから……」

メサルティム「アセルス様が来てくださったかと思ったのに」

杏子「アセルス? ほむらの連れか」

メサルティム「アセルス様のお知り合いなのですか!?」

杏子「あ、ああ。まあな」


メサルティム「アセルス様のご友人ならば、話は別!」

メサルティム「イカは私にお任せを!」

杏子「おい、どこいくんだよ!」

クーン「イカの所じゃないかな?」

メイレン「一人で!? 無茶よ、追いかけましょう!」

396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:39:00.38 ID:GahGQBlf0
VS デビルテンタクラー


メサルティム「水流が私に通じるとでも!」

クーン「人魚に水は効かないんだ!」

メイレン「これは心強いわ」

杏子「よし、一気にいくぞ!」

『メイルシュトローム』

クーン「また来た!」

杏子「掴まれ、人魚に!」

メイレン「人魚に!?」


メサルティム「つ、掴まらないでください!!」

メサルティム「千切れる!」

397: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:39:57.08 ID:GahGQBlf0
杏子「……よし、乗り切ったな」

メサルティム「……あなた達本当にアセルス様の?」

クーン「キョーコ、行くよ!」

杏子「ああ、遅れんな!」

メイレン「全く、困ったものだわ」

メサルティム「……」

『エイミング』

『体当たり』

『跳弾』

398: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:40:35.78 ID:GahGQBlf0
クーン「人魚さんも!」

メサルティム「ふん!」


『タイガーランページ』


メサルティム「人間なんてぇぇ!」


杏子「人魚やべえな」

メイレン「これ私たちのせいよね」

クーン「?」

メイレン「あ、イカ死んだ」

399: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:41:23.91 ID:GahGQBlf0
メサルティム「さあ、これで邪魔なイカは消えました」

メサルティム「どこへなりとも、行ってください」

杏子「ありがとな。アセルスに会ったらお前のこと話しとくよ」

メサルティム「はい……」

メサルティム「ああ、それと今の領主は偽物です」

メイレン「偽物?」

メサルティム「本物の方は、もうこの館を出て行かれましたから……」

クーン「人魚さん……?」

400: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:42:09.54 ID:GahGQBlf0
…………


杏子「出てこい、領主! の偽物!」

クーン「偽物!」


領主「お、お前らあの化け物を倒したのか!?」

領主「ヒー! 助けてくれ!」

杏子「お、変身した?」

クーン「妖魔だったんだ」

401: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:43:18.33 ID:GahGQBlf0
メイレン「指輪は頂くわよ。どうせ店の人をだまして手に入れたんでしょ?」

領主「くそっ、おいそこの! この女に気をつけるんだな!」

メイレン「指輪を集めてるやつにろくなのはいないぜ!」

メイレン「何よ! 自分のことでしょう!」


杏子「ま、とにかく指輪は手に入ったな」

メイレン「残る指輪は、神秘の指輪」

メイレン「最後にして、最大の難関よ」

杏子「へっ、望むところだ」

…………

402: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:43:57.38 ID:GahGQBlf0
…………

麒麟の空間


空術を操る麒麟が生み出したリージョン
巨大なお菓子で溢れ、孤児達が暮らしている


ほむら「うぅ、まどか、大丈夫?」

まどか「うん、多分……。ほむらちゃんは?」

ほむら「無事よ。……どうやらあの零姫って人に飛ばされたみたいね」

まどか「アセルスさん、どうなったのかな……」

ほむら「……どうなったんでしょうね」

403: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:44:42.54 ID:GahGQBlf0
…………


ほむら「……お菓子? リージョンが巨大なお菓子できてるの?」

まどか「これ食べられるのかな!」

ほむら「……人食い魔女を思い出すわ」

まどか「あ、そういえばこんなのだったね」

ほむら「……食欲なくすわね」

ほむら「カロリーメイトとかないかしら」

まどか「あの柱のところとか?」

ほむら「あれはビスケットじゃない?」

404: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:45:43.85 ID:GahGQBlf0
まどか「一応、道があるみたい……」

ほむら「進んでみましょうか」

ほむら「それにしても甘ったるいわね……」

まどか「飲み物ほしいよねー」

…………

まどか「あれ、行き止まりかな?」

ほむら「みたい……だけど、何か置いてあるわ」

まどか「水差し? 何か入ってるの?」

ほむら「……薬?」

まどか「薬……」

405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:47:04.74 ID:GahGQBlf0
まどか「……飲むのかな」

ほむら「私が飲んでみるわ。薬には慣れてるから……」

まどか「え、待って! 大丈夫!?」

まどか「……飲んじゃった?」

ほむら「ええ、でもなんとも……」


まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「?」

まどか「えっと、なんだかちっちゃくなってないかな?」

ほむら「……まどかが大きくなってるんじゃない?」

406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:48:07.49 ID:GahGQBlf0
まどか「違うよぉ! ほむらちゃんが……」

ほむら「本当……、私が小さくなってる」

ほむら「服まで小さくなるのね。ただの薬じゃないみたい……」

まどか「……」

ほむら「まどか?」


まどか「か、可愛い……」

ほむら「!?」

まどか「あの、あのほむらちゃん! 私の手の上に乗ってみない!?」

ほむら「いや、あの、これでそこの鍵穴が通れるわ。多分それが道……」

まどか「いいから!」

ほむら「は、はい!」

407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:48:58.50 ID:GahGQBlf0
まどか「ふわあ、可愛い……」

まどか「本当にお人形さんみたい……」

ほむら「あのーまどか? そろそろ降ろして?」

まどか「ほむらちゃん、きれいだなあ……」

ほむら「まどかー?」

まどか「……ほむらちゃん、あんまり私と目を合わせてくれないから」

まどか「でも、これなら……」

ほむら「……」

408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:49:57.47 ID:GahGQBlf0
ほむら「まどか、私は……」

まどか「……えい!」

ほむら「!? 何で脱がすの!?」

まどか「え、だって……」

ほむら「だってじゃ……スカートめくらない!」

まどか「ウェヒヒヒ!」

ほむら「まどかぁー!」

409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:50:47.61 ID:GahGQBlf0
「……あなたたちは何をしてるんですか!?」

「ここには子どもたちがいるんですよ!」


まどか「誰? 邪魔しないで」

「わ、私は麒麟。このリージョンの主です」

麒麟「あ、あなたたちは零姫に送られてきたのですね?」

まどか「そうだけど?」

麒麟「話は聞いています。歓迎しますよ」

ほむら「ほ、ほらもういいでしょ?」

410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2012/09/26(水) 01:51:42.27 ID:GahGQBlf0
まどか「……麒麟さん、元に戻る薬もあるんですか?」

麒麟「もちろんです。こちらに用意してありますよ」

まどか「これ私が預かっておきますね」

ほむら「!?」

麒麟「ええ、まあ、いいですよ」

まどか「ウェヒヒヒ!」

ほむら「まどかぁー!」

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