1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:15:24.07 ID:QYOc56Iu0
ぴんぽーん

P「はーい」

智絵里「お、おはようございます……」

P「智絵里ちゃんおはよう、今日はどうしたの?」

智絵里「あの、栞を作ったので……その……どうぞ……」

P「ありがとう、綺麗に作ってあるね」

智絵里「は、はい……」

P「うん、大事な本に使わせてもらうよ」

智絵里「だ、大事な……はう……」

P「……うん?」

智絵里「あの……失礼しましたっ」

たたたたた……

P「……へー、四つ葉のクローバーか」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:21:00.69 ID:QYOc56Iu0
「あら、智絵里ちゃんどうしたんでしょう」

P「さあ?」

「何か貰ったんですか?」

P「うん、栞を」

「それは見ればわかりますが、何か貼り付けてあるんですか?」

P「これ、これこれ」

「みーえーまーせーんー!」

P「どうぞ、頑張って」

「ちっちゃいからって馬鹿にしないで下さい!」

P「あははは、四つ葉のクローバーだよ」

「わぁ、本当ですね!」

P「ちっちゃいねー」

若葉「ちっちゃいからって何ですか!」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:28:54.28 ID:QYOc56Iu0
びちゃ

P「あぶね、鳥のフンか」

「あわわわ……すいませんすいません……」

P「いやいや、避けたからね」

「ごめんなさい私のせいですすいませんすいません……」

P「いや、避けたってば」

「ごめんなさいごめんなさい……」

P「ほたるちゃん!」

ほたる「ひぅっ」

P「ほたるちゃんのせいじゃないからね、安心してね?」

ほたる「心配かけてしまって……すいません……」

P「うーん……」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:35:09.96 ID:QYOc56Iu0
「ねぇねぇPくん! 新しい変身フォーム考えたから見てて!」

P「おー、見せてごらん」

「行くよー! ムーンクリスタルパワー! メーイクアッ」

P「だめ!」

「えー、なんでー!?」

P「もうそれ既にあるからね」

「でも、見たこと無いよ?」

P「そりゃあ、千佳ちゃん生まれる前だからなぁ」

千佳「そっかー、今度DVDで見てみる!」

P「うんうん」

千佳「じゃあ次の変身フォームね!」

P「え、まだあるの?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:42:20.32 ID:QYOc56Iu0
P「うーん、やっぱりそう簡単に見つかるものじゃないな」

ほたる「そうですね……もっと探さなきゃ」

がさがさ

智絵里「あれ……Pさん? ほたるちゃん?」

P「お……お? あった! あったぞ!」

ほたる「こ、こっちもです……!」

P「これで智絵里にお返しができるな!」

ほたる「はい……!」

P「さて、智絵里にばれないように帰らないとな」

智絵里(わ……見つかっちゃう……)

P「押し花ってどう作ればいいのかな」

ほたる「多分ですけど……ティッシュに挟んで本に閉じこむんだと思います」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/27(水) 23:48:07.51 ID:QYOc56Iu0
P「よし、早速帰ったら作ろう!」

ほたる「はい……楽しみ、ですね」

P「そうだな、まさか2日かかるとは思わなかったけど」

ほたる「はうぅ……運無くてすいません……」

P「でもその分、見つけたとき嬉しいよな」

ほたる「……はい!」

P「智絵里は喜んでくれるかな」

ほたる「智絵里お姉ちゃんは……喜んでくれます、絶対」

P「よーし、さっさと帰るぞ」

ほたる「はいっ」

こそこそ

智絵里(お返し……嬉しいな……えへへ)

17: >>15 年齢的に無理ですはい 2013/02/27(水) 23:56:01.30 ID:QYOc56Iu0
P「ねむ……」

どたどたどた

P「……ふぁあ……」

どたばたばた

P「…………」

がしゃーん!

P「なんだ!?」


ぴんぽーん

P「Pですー! 何かあったんですか!?」

若葉「Pさーん!」

P「おっと、どうしたの?」

若葉「もう私じゃ手に負えないんですー!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:02:00.62 ID:xBPwfhrr0
P「あら、いつもどおりですね」

若葉「そんなこと言ってる場合じゃないです!」

P「それで……一体何が?」

ほたる「わ、私が悪いんですー!」

智絵里「ううん、わたしがわるいの……」

千佳「もー! 話が先に進まないでしょー!」

ほたる「ごめんね千佳ちゃん、私のせいで……」

智絵里「ううん……悪いのはわたしだから……」

千佳「謝ってばかりじゃ解決しないよー!」

ほたる「ごめんね……」

智絵里「ごめんね……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:07:22.54 ID:xBPwfhrr0
千佳「そうじゃなくてぇ……」

P「はいはい、何があったの」

千佳「あ、Pくん!」

智絵里「あの、わたしが悪いんです」

ほたる「智絵里お姉ちゃんは悪くないんです……悪いのは私です」

若葉「これどうしたらいいんですか……」

P「……うーん……」

智絵里「ほたるちゃん、本当にごめんね……」

ほたる「ううん……私が……」

千佳「うー……」

若葉「はあ……」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:47:58.12 ID:xBPwfhrr0
長女
no title
次女
no title
三女
no title
四女
no title

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:12:01.72 ID:xBPwfhrr0
P「よしわかった、智絵里から話をしてくれ」

智絵里「は……はい……」

P「落ち着いてからでいいよ」

智絵里「だ、大丈夫です……」

P「うん」

智絵里「あ、あの……わたしが悪いんです……」

P「……それで?」

智絵里「ほたるちゃんは……悪くないです……」

P「うん」

智絵里「それで……あの……終わりです……」

P「…………ん?」

智絵里「……?」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:17:29.01 ID:xBPwfhrr0
若葉「……あのー、智絵里ちゃん」

智絵里「うん」

若葉「何があったか、説明した?」

智絵里「うん……わたしが悪くて……ほたるちゃんは悪くないって……」

若葉「あーん! そうじゃなくてー!」

P(本当にハタチかこの人)

若葉「何があってこういう話になったか説明しなきゃ!」

智絵里「そっか……ごめんね……」

若葉「謝らなくていいから、Pさんに説明してね?」

智絵里「うん……」

P「それで、何があったの?」

智絵里「えっと……その……」

P「……うん」

智絵里「わたしが、悪いんです……」

P「むむむ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:23:14.32 ID:xBPwfhrr0
千佳「『むむむ』じゃないよー……どうしよう……」

P「なんだ、簡単なことじゃないか」

若葉「名案でも!?」

P「ほたるから話聞きます」

智絵里「ごめんなさい……」

P「ううん、もう一回整理してからでいいよ」

智絵里「はい……」

若葉「智絵里ちゃんは私が見てますね」

P「頼むわ」

若葉「ええ、お姉さんですから」

P「はいはい」

若葉「もうっ、撫でないでくださいって」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:28:11.55 ID:xBPwfhrr0
P「ほたるー」

ほたる「はいっ、ここにいますっ」

P「何があったか教えてくれないか?」

ほたる「あの、智絵里お姉ちゃんは悪くなくて……」

P「ストップ!」

ほたる「はいっ、すいません……」

P「悪い悪くないはもうたっぷり聞いたから、何があったかだけ教えてくれ」

ほたる「あのですね、智絵里お姉ちゃんがお皿を運んでたんです」

P「うん」

ほたる「私が、智絵里お姉ちゃんにぶつかっちゃったんです……」

P「ほうほう」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:33:33.03 ID:xBPwfhrr0
ほたる「そして、お皿が割れちゃったんです……」

P「なるほどね、ほたるは智絵里に気付かなかったのか?」

ほたる「気付いてたけどもうそのときには……」

P「そうか、とりあえずほたるは悪くないな」

ほたる「でも智絵里お姉ちゃんは……」

P「まあまあ、智絵里にも聞いてみるから」

ほたる「お願いします……」

千佳「さすがPくん! ほたる姉ちゃん元気になったね!」

P「いや話聞いただけだけど……」

千佳「魔法使ったの?」

P「そんなまさか」

千佳「すごいねー」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:39:20.90 ID:xBPwfhrr0
P「いやいや」

若葉「ほたるちゃんにお話聞いてきたんですか?」

P「うん、大体わかったわ」

若葉「それじゃあお任せしますね!」

P「自分で解決しようとしないの?」

若葉「頼もしいので、頼っちゃいます」

P「……はぁ」

智絵里「あの……」

P「ほたるから大体聞いたよ」

智絵里「ごめんなさい……」

P「ん、謝る必要無いさ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:44:40.24 ID:xBPwfhrr0
なで なで

智絵里「ひゃっ……」

P「お皿運んでた時智絵里はほたるに気付かなかったのか?」

智絵里「いえ……気付いたんですけど、そのときには……」

P「そうか、もうちょっと注意しような」

智絵里「はい……ごめんなさい……」

P「謝らなくていいから、お皿片付けような」

若葉「もうやっておきました!」

P「流石若葉、やるねー」

若葉「えっへん、お姉さんなんですからね!」

千佳「若葉姉ちゃんやるー!」

若葉「いぇいいぇいっ、ですよー」

P「撤回するわ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 00:53:01.27 ID:xBPwfhrr0
千佳「Pくん! アレやって!」

P「恥ずかしいんだぞアレ」

ほたる「あの、アレって何ですか?」

P「じゃあ千佳もあれやれよ!」

千佳「えー、千佳も恥ずかしいもん」

P「千佳があれやらないならアレやらないよ」

千佳「Pくんがアレやるって約束するならあれやるよ!」

ほたる「あの、アレとあれって? 千佳?」

千佳「アレやってくれないならやらないもん!」

P「だから俺もやんないって!」

ほたる「一体何の事なんですか……?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:00:11.05 ID:xBPwfhrr0
智絵里「えーっと、うーん……」

千佳「智絵里姉ちゃん、何してるの?」

智絵里「千佳ちゃん……宿題だよ」

千佳「うーん、えっくす? なにこれ」

智絵里「わかんないよね」

千佳「うん! 若葉姉ちゃんは?」

若葉「うーん……うーん……」

智絵里「知恵熱出しちゃった……」

千佳「こういう時頼りにならないねー」

智絵里「こらっ」

千佳「えへへ、タオル乗せてあげよっと」

智絵里「お願いね」

P「うおおおお……わかんねぇ……」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:09:59.94 ID:xBPwfhrr0
P『キバット! メダルを!』

チャリンチャリンチャリン

P『見ててください……俺の、変身!』

千佳「すごーい! 鏡にベルト映ってる!」

―standing by ...―

P『ヘシン!』

―サイクロン! ジョーカー!―

千佳「きゃー! かっこいー!」

―CHANGE BEETLE―

P『俺、参上!』

P「どうよこれ」

千佳「すごいよこれ!」

P「すごい合成だろ? 作ってもらったんだ」

千佳「千佳のもお願いしてー! 素敵な魔法少女ラブリーチカになっちゃうよ!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:16:41.73 ID:xBPwfhrr0
P「……」

ほたる「すいませんすいませんすいません……」

P「あー、うん」

ほたる「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

P「悪気は無いのは知ってるんだ、うん」

ほたる「すいませんすいません……」

P「ほたるの優しさは嬉しいんだけどさ」

ほたる「は、はい……すいません」

P「ちゃんと確認はしようよ、ね?」

ほたる「すいませんすいません……」

P「塩コーヒーは、いくらなんでもだめだ」

51: >>49 やってみ、天国いけるから 2013/02/28(木) 01:22:28.09 ID:xBPwfhrr0
P「……」

智絵里「ご、ごめんなさい……」

P「いや……ね?」

智絵里「今度から……気をつけます……」

P「うん、まぁいいけどさ」

智絵里「舞い上がってたわたしが悪いんです……」

P「それは俺にも言えることだけどね、うん」

智絵里「と、とにかくごめんなさい……」

P「いやいや、洗えばいいだけだから」

智絵里「はい……」

P「うん、あんかけチャーハンを持って俺の家に突撃するのは次からやめてね」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:28:30.59 ID:xBPwfhrr0
P「……」

千佳「ごめんね……」

P「うーん、今回は俺が悪いと思うよ」

千佳「そんなことないよ!」

P「そうかな、絶対俺が悪いと思うんだけど」

千佳「で、でも千佳もちゃんと確認しなかったし」

P「そうだね、インターホンくらい鳴らそうね」

千佳「うん、そうする……」

P「というか家に入ったなら呼びかけてよ」

千佳「びっくりさせようと思って」

P「うん、着替え中だった俺が悪いね」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:33:33.22 ID:xBPwfhrr0
P「……」

若葉「ごめんなさいごめんなさい」

P「あのね、俺だって本当は言いたくないんだよ」

若葉「はい……」

P「でもさ、言わないといけないわけさな」

若葉「うー……」

P「そんな上目遣いしてもだめ」

若葉「取り付く島もありません……」

P「悪いのは若葉なんだからね? 反省してる?」

若葉「してますー……」

P「じゃあもうはしゃいで迷子にならないって約束できる?」

若葉「できます、できますっ」

P「遊園地ではぐれると大変だからね、妹達も呆れるからね」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:38:50.44 ID:xBPwfhrr0
若葉「Pさん、今度の土曜日空いてますか?」

P「ん、大丈夫だよ」

若葉「良かった、私達も暇なんです!」

P「そっか、じゃあ」

若葉「はいっ」

ばたん

若葉「……はっ! 違うんですー! あけてくださいー!」

がちゃ

P「……何なのよ」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:45:38.22 ID:xBPwfhrr0
若葉「えっと……土曜日ですね、一緒にピクニックでもどうですか?」

P「ピクニック?」

若葉「はい、近くの河川敷ででも」

P「いいね、乗るよ」

若葉「わかりました! それじゃあ土曜日の午前中に出発ですからね~」

P「りょーかい」

若葉「お邪魔しましたー」

ばたん

若葉「よし、お弁当の準備しなくちゃ」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 01:51:14.08 ID:xBPwfhrr0
若葉「さあ、お料理始めるよ!」

千佳「おー!」

智絵里「ほたるちゃん、Pさんの好きな食べ物のリストを……」

ほたる「ここにありますっ」

若葉「よしよし……えー……」

智絵里「姉さん……どうしたの?」

若葉「ほたるちゃん、ちゃんと確認しようね」

ほたる「……へ?」

若葉「これ、ほたるちゃんが集めてる……Pさんの色んなデータだから……」

ほたる「はぅぅ!? そそそそのノートじゃないの!」

智絵里「ほたるちゃん……大胆……」

千佳「すごいねほたる姉ちゃん!」

ほたる「ひえぇ……見られちゃった……」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:00:12.65 ID:xBPwfhrr0
千佳「今度千佳にも見せてね!」

ほたる「えぅ!? だ、だめだから!」

智絵里「あ、そんなにほたるちゃんを刺激しちゃうと……」

ずどん!

うおおおお!? テーブルの脚折れたああああ!?

若葉「ああ……Pさんが……」

ほたる「Pさんに……ごめんなさいごめんなさい……」

智絵里「今は……お料理することだけ考えて……ね?」

ほたる「う……うん……」

若葉「本物のPさんの好物メモちょうだい?」

ほたる「……はい」

若葉「……うんうん、これならみんなで作れそうだね! 頑張ろう!」

智絵里「うん……Pさんに喜んで貰おう……ね」

ほたる「が、がんばる……」

千佳「素敵な魔法はきっと愛情~♪」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:06:10.04 ID:xBPwfhrr0
若葉「おっはようございまーす♪」

千佳「Pくん! おきてー!」

智絵里「そ、そんなに大きい声出しちゃ迷惑だよぉ……」

ほたる「そ……そうだよ……」

がちゃ

P「起きてるよ、おはよう」

若葉「おはようございますっ」

千佳「おはよー!」

智絵里「おはようございます……Pさん……」

ほたる「朝からごめんなさい……おはようございます……」

P「支度も終わってるから、行こうか」

千佳「おー! ねね、手つなご?」

P「はいはい」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:11:36.44 ID:xBPwfhrr0
若葉「千佳ちゃん、良かったね」

千佳「うん!」

P「反対側は……若葉でいいか」

若葉「へっ?」

智絵里「え……その……」

ほたる「……若葉お姉ちゃん……ですか?」

P「うん、こいつ前科あるからね」

ほたる「あー……」

智絵里「納得、ですっ」

若葉「こ、こらー! お姉さんをそんな扱いしちゃだめ!」

千佳「遊園地で迷子になってたもんね」

P「あっちにフラフラ、こっちにフラフラと……しないと約束するなら手を離すけど」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:16:16.42 ID:xBPwfhrr0
若葉「しませんよー!」

P「じゃあ……ん、ほたる繋ぐか?」

ほたる「わ、私ですか……?」

P「いやならいいけど」

ほたる「お……お願いします……」

ぎゅう

P「手冷たいな……大丈夫か?」

ほたる「冷たくてすいません……」

智絵里「でも、手が冷たい人は心が温かいっていうから……」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:21:42.40 ID:xBPwfhrr0
若葉「そうだよー」

千佳「ほたる姉ちゃんはね、すっごく優しいんだよ!」

P「そうなのか?」

千佳「うん! この前もねー」

ほたる「わわ……言わなくていいから」

智絵里「ふふ……照れてるほたるちゃんも面白いかも」

若葉「そうだねー……あ、にゃんこだよにゃんこ! どこ行くのー?」

P「言ったそばからそれか! おい長女!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:27:09.95 ID:xBPwfhrr0
P「風が気持ちいいな」

若葉「そうですねーそうですねー」

千佳「若葉姉ちゃんいつまで拗ねてるの?」

P「もうほっとけ」

智絵里「ほっときます……Pさん、あの……」

ほたる「みんなで……お弁当作ったんです……」

P「おお、期待してるんだよ」

千佳「千佳もちょっとだけど手伝ったんだよ」

P「みんなで協力して作ってくれたのか、嬉しいな」

若葉「私が一番頑張ったんですよー、ですよー」

P「そら長女だからそうだろうよ、ご苦労さん」

若葉「それでですね! みんなでPさんの好きなおかずを作ってみたんですよ!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:36:18.41 ID:xBPwfhrr0
ほたる「若葉お姉ちゃん……復活早い」

智絵里「しっ」

千佳「千佳はね……このサラダ!」

P「どれどれ……うん、シャキシャキしておいしいよ」

千佳「やったー!」

P「……ん? この卵焼きは?」

ほたる「わ、私です……焼きすぎました……ごめんなさい……」

P「大丈夫……ダシ巻きにしたんだね、うん美味い」

ほたる「よ……良かったです……嬉しい……」

智絵里「Pさん……か……唐揚げ……どうですか……?」

P「智絵里は揚げ物もできるのか、すごいな」

智絵里「えへへ……頑張っちゃいました」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:41:08.49 ID:xBPwfhrr0
P「うんうん、頑張りが伝わってくるよ」

智絵里「良かった……」

P「それで、若葉が作ったのは?」

若葉「ふんだ、残り全部私ですよーだ」

P「ええ!? 結構量あるぞ!」

若葉「お姉ちゃんだから頑張ったんですよーだ」

P「そうだったのか……」

なで なで

P「お疲れ様、どれも美味しそうだ」

若葉「ぷん、もういいですっ」

P「はいはい、帰りは手つなぐから機嫌直してくれ」

若葉「仕方ないですね~♪」

P「……」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:46:36.92 ID:xBPwfhrr0
P「今日は楽しかったよ」

若葉「はいっ♪ 私達も楽しかったです」

智絵里「お弁当……大成功だね……えへ……」

P「ああ、また頼むよ」

ほたる「はい……頑張ります……」

千佳「また明日ね!」

P「明日……? とりあえずおやすみ」

千佳「おやすみー!」

ほたる「おやすみなさい、です」

智絵里「Pさん、おやすみなさい」

若葉「おやすみなさいです♪」


おわり

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:48:46.28 ID:xBPwfhrr0
な が い (小並感)

これで全属性4姉妹終わったね
支援ありがとうね

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 02:55:02.20 ID:zAI4gLun0

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/28(木) 03:01:26.38 ID:nqI0pQeU0
おっつ

1001: SSウィーバー 20xx/xx/yy(xy) 00:00:00.00 ID:ssweaver

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