1:2013/11/03(日) 18:17:03.24 ID:
マミ「さて、開店準備ができたわね!」

マミ「今日はどんなお客さんが来てくれるかしら」

マミ「毎日色々なお客さんと一緒に紅茶やコーヒーを飲んで」

マミ「ケーキを食べてお喋りして」

マミ「ほんとに、毎日楽しいわね」

マミ「今日も色んなお話できると、いいなあ」

7:2013/11/03(日) 18:21:49.49 ID:
カランカラン

マミ「あ、いらっしゃいませ」

杏子「ふーん、中々きれいな店じゃん」

マミ「さ、佐倉さん?」

杏子「久しぶりじゃん、マミ」

マミ「あなた、どうして…」

杏子「別に、私が来たっていいじゃん」

杏子「それとも何、私は紅茶を飲んじゃダメっていうのかい」

マミ「そんなことないけど、ちょっと意外ね」

11:2013/11/03(日) 18:25:18.45 ID:
杏子「ここ、いいかな」

マミ「あ、ええ」

杏子「ふーん、結構メニューしっかりしてんじゃん」

マミ「色々な紅茶やコーヒー、ケーキは日替わりで3種類出してるわ」

杏子「なんか、本物の喫茶店見たいだな」

マミ「ちょっと失礼ね、本物の喫茶店です」

杏子「はいはい。えーとじゃあ、この本日のテ・ポメリアーノ?っての一つ」

マミ「はーい」

16:2013/11/03(日) 18:28:13.86 ID:
杏子「これ、どういう意味だ?」

マミ「本日の午後の紅茶って意味よ」

杏子「へっ、相変わらずだねマミは」

マミ「ちょっとどういう意味?」

杏子「いや、マミはそれでいいんだよ、うん」

マミ「何よ、気に障る言い方ね」

杏子「悪気はないんだよ、ほんと」

マミ「ほんとかしらねぇ」

17:2013/11/03(日) 18:30:25.65 ID:
マミ「はい、おまたせ」

杏子「待ってました」

マミ「はいこれも」

杏子「え?いいの?」

マミ「せっかく来てくれたんだもの、ケーキはサービス」

杏子「さっすがマミさん!」

マミ「もう、調子がいいんだから」

杏子「へへー、いただきまーす」

マミ「はい、どうぞ召し上がれ」

19:2013/11/03(日) 18:33:59.78 ID:
マミ「どう?おいしいかしら」

杏子「うん、すっげえうまいよ!」

マミ「ふふ、よかった」

杏子「この紅茶も今まで飲んだことない味でさ、でもすっごいうまい」

マミ「それ、私の自信作なのよ」

杏子「へぇ」

マミ「こだわりの茶葉をブレンドして、ケーキに合うようにしてるんだから」

杏子「そういう所も、ほんと変わってない」

20:2013/11/03(日) 18:37:44.73 ID:
マミ「ところで佐倉さん」

杏子「ん?」

マミ「今日は一体どうしたの?」

杏子「別にー。ただマミがさ…」

マミ「私が?」

杏子「マミが…その、喫茶店開いたって聞いたから」

杏子「だから、一回くらい顔出してもいいかなって思って」

マミ「そう」

杏子「迷惑だったか?」

21:2013/11/03(日) 18:41:18.43 ID:
マミ「ううん、嬉しいわ」

杏子「へへ、よかった」

マミ「佐倉さん、最近は何をしているの?」

杏子「別に、いつも通りだよ」

マミ「だめよ、いつまでもふらふらしてちゃ」

杏子「いや、ちゃんとやることはやってるって」

マミ「もう、佐倉さんもそろそろ将来をちゃんと考えないと」

杏子「はいやめやめ!せっかくおいしいケーキ食べてるんだから!」

マミ「またそうやって」

22:2013/11/03(日) 18:44:51.89 ID:
杏子「マミは…」

マミ「え?」

杏子「マミこそ、最近どうなんだよ…」

マミ「私?見ての通り、夢だった喫茶店を開いて」

マミ「毎日紅茶とケーキに囲まれて、すごい幸せよ」

マミ「昔、みんなでお茶会してたのを思い出すわね」

杏子「そう、か…」

杏子「これが、マミの夢だったんだな」

マミ「そうよー?知らなかったの?」

24:2013/11/03(日) 18:49:06.20 ID:
杏子「はは、全然知らなかったよ」

杏子「思えばそういう話、したことなかったもんな」

マミ「あら、そうだったかしら」

杏子「毎日忙しくて、そんな暇なかったもんなー」

マミ「佐倉さんは、遊ぶのに忙しかっただけじゃないかしら」

杏子「お、おいマミ!」

マミ「うふふ」

杏子「へへ、全く…」

25:2013/11/03(日) 18:51:28.60 ID:
杏子「そういえばさ、私以外に誰か来た?」

マミ「え?」

杏子「いや、さやかとか…さ」

マミ「いえ、来てないわよ」

杏子「そっか、一番だったか」

マミ「美樹さん、最近どうしてるのかしら」

杏子「それは本人から聞けばいいさ」

マミ「え?」

杏子「近いうちにさやかもここに来るからさ」

26:2013/11/03(日) 18:55:56.08 ID:
マミ「ふふ、そんなのわからないわよ」

杏子「いや、来るさ」

マミ「え?」

杏子「さてと、長居しちゃったかな」

マミ「あ、もう帰るの?」

杏子「ああ、マミの邪魔しちゃ悪いしね」

マミ「そんなこと気にしないでいいのよ」

杏子「結構繁盛してるんだろ?ここ」

27:2013/11/03(日) 18:59:24.54 ID:
マミ「ええ、おかげ様でお客さんがそれなりに入ってくれるわ」

杏子「すごいじゃん、マミにはやっぱ才能があったんだよ」

マミ「もう、今日の佐倉さん何か変よ」

杏子「いや、本当に…マミは頑張ってるよ…」

マミ「佐倉さん?」

杏子「あはは、今日はおいしいケーキと紅茶ありがとう」

杏子「また来ても、いいよな?」

マミ「ええ、もちろんよ」

杏子「それじゃマミ、がんばって」

マミ「うん、佐倉さんも」


カランカラン

29:2013/11/03(日) 19:04:28.85 ID:
マミ「ありがとうございました」

マミ「ふぅ、今日もたっくさんお話したわね」

マミ「色んな人が、色んな理由で私のお店に来てくれる」

マミ「受験中の学生、散歩中のおじさん」

マミ「デートの途中に来る大学生、仕事の休憩中のサラリーマン」

マミ「ふふ、ほんとに、お話するのって楽しいわ」

マミ「今日は佐倉さんも来てくれたし、こんな毎日がずっと、ずっと続くといいな」

33:2013/11/03(日) 19:08:42.51 ID:
カランカラン

マミ「いらっしゃいませ」

さやか「あ、マミさん」

マミ「あら、美樹さん!」

さやか「その、お久しぶりです」

マミ「ほんっとに久しぶりね!元気だった?」

さやか「ええ、なんとか…」

マミ「さ、座って座って!」

36:2013/11/03(日) 19:13:16.57 ID:
さやか「マミさんらしい素敵なお店ですねー」

マミ「ふふ、色々こだわりがあるのよ」

さやか「お店の名前も、まさにマミさんですよね」

マミ「え?喫茶店ティロ・フィナーレ?」

さやか「うん、マミさんならこれしかないって感じ」

マミ「そう、かしら?なんとなく思いつきで付けた名前だったんだけどなぁ」

さやか「あはは、でもいい名前です」

マミ「そう、ありがと」

さやか「えーっとメニューは」

38:2013/11/03(日) 19:16:29.47 ID:
さやか「メニュー、充実してますね」

マミ「うん、紅茶もコーヒーもケーキも、後カレーもあるのよ」

さやか「喫茶店の定番を抑えつつ、色んなメニューから選べるなんて」

さやか「ほんとに、理想のお店ですね」

マミ「ふふ、そんなに褒めて」

マミ「もしかしてケーキのサービスなんか、期待してるんじゃないの?」

さやか「マミさんにはかなわないなあ」

マミ「もう、しょうがないわねぇ」

マミ「はい、これサービス」

40:2013/11/03(日) 19:19:10.75 ID:
さやか「やったあ!さっすがマミさん」

マミ「ふふ、せっかく久しぶりに会えたんですもの」

マミ「それで、飲み物はどうするの」

さやか「うーん、私紅茶はよくわからないから、マミさんのお薦めで」

マミ「もう、美樹さんはケーキも紅茶も何でもいいのね」

さやか「おいしければ何でもいいんだよーん」

マミ「全く、ふふふ」

さやか「えへへ」

41:2013/11/03(日) 19:22:42.27 ID:
さやか「わー、やっぱりマミさんの紅茶とケーキは最高だなあ」

マミ「調子いいこと言って、もうサービスはないわよ?」

さやか「もう、そんなんじゃないってー」

マミ「ふふ、でもありがとう」

さやか「こんな日が、ずっと続けばよかったのに」

マミ「え?」

さやか「ううん、なんでもないです」

さやか「ところでマミさん、お店の調子はどうなんですか?」

43:2013/11/03(日) 19:25:44.10 ID:
マミ「うん、調子いいわ」

さやか「よかった、ですね」

マミ「ええ、毎日色んな人とお茶会できて、私今すごい充実してるのよ」

さやか「それがマミさんの夢、だもんね」

マミ「でも、これからが本番よ」

マミ「夢は叶えるまでが夢じゃない」

マミ「叶えてからが始まりなのよ!」

さやか「マミさん、その意気です」

44:2013/11/03(日) 19:28:48.75 ID:
マミ「美樹さんこそ、上条君?っていう子とどうなの」

さやか「え、あはは。まぁその、ぼちぼち…」

マミ「だめよ、どうせ曖昧な関係が続いてるんでしょ」

さやか「いやあ…」

マミ「もう、お互い奥手なんだから、美樹さんから積極的にいかないと」

さやか「あはは…」

マミ「そういえばこの間佐倉さんが来たわ」

さやか「杏子が?」

45:2013/11/03(日) 19:31:23.75 ID:
マミ「ええ、いきなりだったから驚いたけど」

さやか「そっか、あいつもう先に来てくれてたんだ」

マミ「佐倉さん、近いうちにあなたがここに来るって断言してたけど」

マミ「あなたたち最近会ってるの?」

さやか「いえ、そういうわけじゃないんですけど」

マミ「そう?それなら何で佐倉さんにはあなたが来るってわかったのかしら」

さやか「さ、さあー?超能力でも手に入れちゃったのかなー?」

マミ「もう、そんなわけないじゃない」

さやか「あはは」

47:2013/11/03(日) 19:37:35.09 ID:
さやか「マミさんは、今幸せ?」

マミ「え?どうしたの急に」

さやか「いや、何だか充実してるなーって思って」

マミ「ふふ、そうね。夢だったもの、充実してるし、すごい幸せよ」

さやか「そう、だよねぇ」

マミ「美樹さんも早く上条君とくっつかないとね」

さやか「ちょ、マミさん!」

マミ「うふふ」

さやか「もう、叶わないなあ、ほんと…」

48:2013/11/03(日) 19:40:49.91 ID:
さやか「そういえばマミさん」

マミ「ん?」

さやか「杏子は来たって言ってたけど、ほむらはまだ来てないんだよね」

マミ「暁美さん?」

マミ「ええ、まだ来てないわね」

さやか「そっかー」

マミ「なあに?あなたもまさか、暁美さんが近いうちに来るって言うんじゃ」

さやか「うん、来るよ」

マミ「え?」

50:2013/11/03(日) 19:44:59.45 ID:
さやか「あいつも、マミさんのこと気に掛けてたから」

マミ「暁美さんが?」

さやか「驚くのも無理はないよね」

さやか「普段のあいつ、そんな風にちっとも見えないから」

マミ「でも、どうしてそんなことがわかるの」

さやか「え、いや、まあ」

さやか「さやかちゃんの勘、てやつかなあ」

マミ「もう、からかってるの?」

さやか「えへへ」

51:2013/11/03(日) 19:49:47.42 ID:
さやか「さてと、そろそろ行こうかな」

マミ「そんな、もう少しゆっくり」

さやか「ううん、楽しい時間は永遠じゃないんだよ」

さやか「苦しみも、楽しみも、全部含めて私達の人生なんだよね」

マミ「美樹…さん?」

さやか「マミさんごちそうさま!」

さやか「すっごいおいしかったよ」

さやか「また、絶対来るから」

マミ「あ、ええ、また」


カランカラン

53:2013/11/03(日) 19:54:45.73 ID:
マミ「美樹さん、あんな悟ったようなこと言う子だったかしら」

マミ「何か、佐倉さんも少し大人になったみたいだし」

マミ「みんな、知らないうちに成長しているのね」

マミ「……あら?」

マミ「あの猫、どこかで見たような」

カランカラン

マミ「あ、ちょっと待って」

マミ「行っちゃった」

マミ「ふう、そろそろお店片付けなきゃね」

55:2013/11/03(日) 20:00:19.79 ID:
マミ「ありがとうございましたー」

マミ「ふぅ、今日もたっくさんお話したなあ」

マミ「こんなに充実して、まるで夢でも見てるみたい」

マミ「こんなふうに毎日誰かとお茶会を開くのって、私がずっと望んでいたことだもの」

カランカラン

マミ「あ、いらっしゃいま…」

マミ「暁美…さん?」

ほむら「久しぶりね、いいかしら」

マミ「ええ」


  
57:2013/11/03(日) 20:04:35.74 ID:
マミ「本当に久しぶりね」

ほむら「ええ、ちょっと色々と用事があって」

マミ「でも、驚きはしなかったわ」

ほむら「あら、もっと驚くと思ったのに」

マミ「美樹さんがね、あなたがそろそろ来るって言ってたのよ」

ほむら「美樹さやかが……」

ほむら「そう、彼女はもう来てたのね」

マミ「美樹さんの前に、佐倉さんも来てくれたわ」

58:2013/11/03(日) 20:08:07.34 ID:
ほむら「……あの子たちも、あなたが心配なのね」

マミ「え?心配?」

ほむら「いえ、何でもないわ」

マミ「?」

ほむら「そういえばここ、喫茶店よね」

ほむら「何か頼まなくちゃ失礼よね」

マミ「失礼ということはないけど、ぜひ何か味わってほしいわ」

ほむら「ええ、そうさせてもらうわ」

ほむら「それじゃこの…円環の理セット1つ」

マミ「はい、円環一丁!」

63:2013/11/03(日) 20:12:41.57 ID:
マミ「はいおまたせ」

ほむら「紅茶にチーズケーキにクッキー」

ほむら「おいしそうだわ」

マミ「見た目だけじゃなくて、味も自信あるのよ」

ほむら「いただくわ」

マミ「どう?」

ほむら「ええ、おいしいわ」

マミ「それだけ?」

67:2013/11/03(日) 20:16:23.59 ID:
ほむら「それだけって…」

マミ「もっとほら、おいしいにも色々表現があるでしょ」

マミ「はぁ…相変わらず暁美さんはそういうの疎いわよね」

ほむら「その…」

マミ「例えばそうね、円環の理だけに」

マミ「ああ、おいしすぎて円環の理に導かれて、天国に行きそうなくらいおいしいわ」

マミ「とか、そういう風に言ってもらわないと」

マミ「作ってる方も、そういうことを言われると嬉しいのよ?」

ほむら「そ、そう…。ごめんなさい」

68:2013/11/03(日) 20:19:49.87 ID:
ほむら「ところで巴さん」

マミ「ん?」

ほむら「最近何か違和感とか、そういうの感じたことは?」

マミ「え?いきなりどうしたのよ」

ほむら「いえ、何となく」

マミ「そうね、別にこれといって」

ほむら「そう」

マミ「でも、どうしてそんなことを?」

ほむら「このお店はいつから?」

70:2013/11/03(日) 20:22:12.28 ID:
マミ「えーっと…いつだったかしら」

ほむら「最近この喫茶店から出かけたことは?」

マミ「うーん、そういえば最近外出てない…かな」

マミ「って、暁美さん?一体なんなの?」

ほむら「いえ、ごめんなさい」

ほむら「気に障ったなら謝るわ」

マミ「別に怒ってないけど、でも急に変なこと聞くから」

ほむら「……」

71:2013/11/03(日) 20:25:37.17 ID:
ほむら「この喫茶店が、あなたがやりたかったことなのね」

マミ「ええ、毎日お茶会を開いて、楽しくお喋りして」

マミ「私今、すっごく幸せなのよ」

ほむら「そう…」

マミ「暁美さんは最近どうなの?」

ほむら「私は別に、いつも通りよ」

マミ「暁美さんのいつも通りって、そういえば暁美さんが何が好きとか」

マミ「どんな夢を持ってるとか聞いたことなかったわね」

マミ「暁美さん、夢はあるの?」

74:2013/11/03(日) 20:28:31.96 ID:
ほむら「ええ」

マミ「そう、どんな夢?」

ほむら「会いたい人が、いるんです」

マミ「へぇ、何だか素敵な夢ね」

ほむら「でも、会えるかどうか」

マミ「きっと会えるわよ。そう信じて生きていかなきゃ!」

ほむら「そう、ですね」

マミ「あ、紅茶のおかわりいる?」

75:2013/11/03(日) 20:30:47.39 ID:
ほむら「いえ、おいしかったです」

マミ「ふふ、円環の理セットは私の一番のお薦めだからね」

ほむら「円環に、導かれそうな気持ちでした」

マミ「え?うふふ、もう!」

ほむら「それじゃあ、私はこれで」

マミ「あ、もうこんな時間ね」

ほむら「今日は、ごちそうさまでした」

マミ「ううん、また来てね!」

ほむら「はい」

カランカラン

76:2013/11/03(日) 20:34:34.22 ID:
マミ「今日は暁美さんともお喋りできたし、楽しかったな」

マミ「こんな日が、ずっとずーっと続いてくれれば」

マミ「あ、あの猫また」

カランカラン

マミ「あ、待って!」ダッダッ

マミ「はぁはぁ」

マミ「見失っちゃった」

マミ「……あれ」

マミ「どうして外に家も人も、何もないの?」

79:2013/11/03(日) 20:39:09.52 ID:
マミ「おかしいわ、こんなこと」テクテク

マミ「どうして?何が起こっているの?」テクテク

マミ「歩いても歩いても、暗闇ばかり」テクテク

マミ「あ!あそこに明かりが!」ダッダッ

マミ「…………」

マミ「私の、喫茶店…」

カランカラン

マミ「一体ここはどこなの…」

マミ「私の喫茶店は、見滝原の」

マミ「見滝原の…どこ?」

83:2013/11/03(日) 20:43:41.41 ID:
マミ「一度…整理しましょう」

マミ「私は巴マミ、見滝原中学に通う」

マミ「……」

マミ「そう、私は中学生。なのに…」

マミ「何で中学生が喫茶店を?」

マミ「い、いつから私は喫茶店を開いて…?」

マミ「まさか、全部夢なの?」

マミ「ふふ…そっか、夢だったんだ」

マミ「楽しい夢、だったなー」

84:2013/11/03(日) 20:47:50.40 ID:
カランカラン

QB「夢という表現は、少し違うね」

マミ「あ、あなたはさっきの猫」

QB「マミはボクのことを忘れちゃったのかい」

マミ「あなたの…こと…」ズキ

QB「マミ、君はボクと契約したんだ」

QB「それで魔法少女になって、魔獣と戦っていたんじゃないか」

マミ「契約…魔法少女…魔獣…うぅっ」ズキン

86:2013/11/03(日) 20:52:33.62 ID:
マミ「そう…だ…」

マミ「私、魔法少女になって魔獣と戦って」

マミ「それなのに、どうして喫茶店なんか」

マミ「やぱり夢、夢じゃない」

QB「違うよマミ、この世界は君が作り出したんだ」

マミ「あなたは何を言って…」

QB「君のソウルジェムが濁りきった後、君がソウルジェムの中にこの世界を創りだしたんだよ」

マミ「うぅ…ううう」

88:2013/11/03(日) 20:57:09.18 ID:
QB「ソウルジェムが濁りきったとき、君たちが円環の理と呼んでいる現象によって消滅する」

QB「その現象どのようにして起こるのか、何が原因なのか」

QB「それを確認したくてね」

QB「それで君のソウルジェムが濁りきったとき、外部からの影響を遮断する結界を張ったのさ」

QB「そうしたら面白い現象が確認できた」

QB「濁りきったソウルジェムの中で、新たな世界が創りだされた」

QB「それがこの喫茶店だよ、巴マミ」

マミ「うぅぅ…」

89:2013/11/03(日) 21:00:39.62 ID:
QB「暁美ほむらが色々と言っていたけど」

QB「これこそ彼女が言う魔女の結界そのものじゃないか」

カランカラン

ほむら「QB!」

杏子「おいあんた、マミに何してんだ!」

さやか「また余計なことしてるんだね」

QB「遅かったね。でも巴マミは全てを知ってしまった」

QB「後は崩壊を待つまでだ」

91:2013/11/03(日) 21:06:00.95 ID:
杏子「マミ!」

さやか「マミさん!」

マミ「…………」

QB「無駄だよ、彼女は真実に気づいてしまった」

QB「後はボクがこの遮断フィールドを解放し、円環の理が来るのを待つだけだ」

QB「さあ、どんな現象が起こるのか、何がソウルジェムを消滅させるのか」

QB「しっかりとこの目で見させてもらうよ」

ほむら「QB、あなた観測して一体何を……」

QB「……」

92:2013/11/03(日) 21:08:09.68 ID:
ほむら「まどかを支配するつもりね!!!」

QB「否定はしないよ。さあ、遮断フィールド解放だ」

ほむら「待ちなさい!」

パキイイイイイイン

さやか「QB!あんた!」

杏子「おいマミ!しっかりしろ!」

マミ「…………」

ほむら「まど……か」

93:2013/11/03(日) 21:10:09.05 ID:
まどか「待たせちゃってごめんね」

ほむら「まどか…うぅ…ぐす…」

さやか「だめ、今来たらQBに!」

まどか「ううん、いいの、大丈夫」

まどか「今日までずっと頑張ってきたんだよね」

まどか「マミさん、もう大丈夫だよ」

杏子「あれが、円環の理…なのか」

QB「……」

96:2013/11/03(日) 21:12:08.67 ID:
まどか「さあ、行こう」

マミ「……」

まどか「これからは、ずっと一緒だよ」

マミ「ええ……」

マミ「ずっと、みんなとずっと一緒…」

マミ「そうよ……」

マミ「みんなで毎日…」

マミ「お茶会をするのよ!!!!!!」

ガシ

まどか「え?」

99:2013/11/03(日) 21:16:52.81 ID:
グワアアアアアアアア

杏子「ちょ、なんだよこれ!」

さやか「マミさん、あんた何を!」

ほむら「巴マミが私達を閉じ込めようと結界を作っている!」

マミ「ふふふ、ふふふふふ」

マミ「ずっと、ずっとお茶会をするのよ」

マミ「私と、一緒に!」

まどか「やめてマミさん!私が閉じ込められたら、また魔女が復活しちゃう!」

マミ「うふふふ、ふふふふふふふふ」

ガシーン

103:2013/11/03(日) 21:23:39.04 ID:
QB「世界が書き換えられていく」

QB「巴マミ、君は一体何をしてしまったんだ」

QB「何を変えてしまったんだ」

マミ「QB、あなたには一生わからないことだわ」

マミ「人間はね、一人ぼっちじゃ生きていけないの」

マミ「誰かにね、ずっと囲まれながら、一緒にお喋りしながら生きていきたいの」

QB「巴マミ…君は一体…」

マミ「そうね、宇宙の理を変えてしまった存在なんて」

マミ「それはもう、悪魔」

マミ「いえ、イタリア語でディアボロ、とでもいうしかないんじゃないかしら」

104:2013/11/03(日) 21:26:15.07 ID:
QB「これでわかったよ」

QB「君たちの感情エネルギーを利用するにはあまりに危険すぎる」

QB「ボクたちは他の方法でエントロピーの回収を考えることにするよ」

マミ「だめよ、あなたも私のお茶会仲間に入っているんだから」

マミ「ふふ、これから毎日が楽しみだわ」

シュウウウウウウウ

107:2013/11/03(日) 21:30:40.61 ID:
杏子「マミおかわりー」

さやか「あ、私もー」

まどか「ティヒヒ、私も」

マミ「はいはい、ちょっと待っててね」

ほむら「あの、私もいいかしら」

QB「ボクも!」

マミ「うふふ、みんな食いしん坊なんだから」

マミ「いいわ、とっておきのケーキ持ってきてあげるんだから」

「「「わーい!!!」」」

マミ「ふふふ…うふふふふふふふふ」

マミ「これから毎日毎日、ずっとずーっとお茶会だからね」


~Fin~

111:2013/11/03(日) 21:32:16.29 ID:
くぅ~疲w
似たような展開でごめんね
読んでくれてありがとうございました


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