1： :2013/11/20(水) 19:25:12.61 ID:
瑞樹「ねぇ、プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「どうしました、川島さん」
瑞樹「さむいわ」
P「はい、寒いですね」
瑞樹「………」
P「どうしました、川島さん」
瑞樹「さむいわ」
P「はい、寒いですね」
瑞樹「………」
2： :2013/11/20(水) 19:27:09.58 ID:
瑞樹「プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「どうしました、川島さん」
瑞樹「さむいわ」
P「そうですね。今日は特に冷えますから」
瑞樹「………」
P「どうしました、川島さん」
瑞樹「さむいわ」
P「そうですね。今日は特に冷えますから」
瑞樹「………」
3： :2013/11/20(水) 19:30:03.12 ID:
瑞樹「プロデューサー君、プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「はい、どうしました？」
瑞樹「とてもさむいわ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
P「じゃあ暖房、少し上げときます」ﾋﾟｯ
瑞樹「………」
P「はい、どうしました？」
瑞樹「とてもさむいわ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
P「じゃあ暖房、少し上げときます」ﾋﾟｯ
瑞樹「………」
4： :2013/11/20(水) 19:34:39.31 ID:
瑞樹「プロデューサー君、プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「どうしました？」
瑞樹「すごくさむいわ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
P「あれ、おかしいな……」
瑞樹「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
P「もう少し、温度上げときますね」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
瑞樹「………」
瑞樹「………」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
P「どうしました？」
瑞樹「すごくさむいわ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
P「あれ、おかしいな……」
瑞樹「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
P「もう少し、温度上げときますね」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
瑞樹「………」
瑞樹「………」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
5： :2013/11/20(水) 19:39:47.89 ID:
瑞樹「プロデューサー君！プロデューサー君！」ﾕｻﾕｻ
P「どうしました、川島さ……何で上脱いでるんです！？」
瑞樹「さむいわ！ものすごくさむいわ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
P「……分かりました。ちょっと待ってて下さい」ｶﾞﾀｯ
瑞樹「………」
P「どうしました、川島さ……何で上脱いでるんです！？」
瑞樹「さむいわ！ものすごくさむいわ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
P「……分かりました。ちょっと待ってて下さい」ｶﾞﾀｯ
瑞樹「………」
6： :2013/11/20(水) 19:43:02.21 ID:
P「よいしょっ、と」ｺﾞﾄﾝ
瑞樹「………」
P「電気ストーブ持ってきましたよ、川島さん」ｶﾁｬｶﾁｬ
P「よし、これで……」ﾋﾟｯ
P「温まるまで、あともう少しの辛抱です……上は、着といた方がいいですよ」
瑞樹「………」
瑞樹「………」
P「電気ストーブ持ってきましたよ、川島さん」ｶﾁｬｶﾁｬ
P「よし、これで……」ﾋﾟｯ
P「温まるまで、あともう少しの辛抱です……上は、着といた方がいいですよ」
瑞樹「………」
7： :2013/11/20(水) 19:52:35.82 ID:
ｶﾞﾗﾗﾗﾗｯ
P「川島さん？何で窓を……！？」
瑞樹「さむいわ！とてつもなくさむいわ！」ﾋﾞｭｳｳｳｳ
P「うぉ……くそっ！か、風が強い……！」
P「だが、こっちも負けていられない！暖房、全開だ！！」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
瑞樹「さむいわ！さむいわ！」ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵ
P「か、川島さーん！！」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
P「川島さん？何で窓を……！？」
瑞樹「さむいわ！とてつもなくさむいわ！」ﾋﾞｭｳｳｳｳ
P「うぉ……くそっ！か、風が強い……！」
P「だが、こっちも負けていられない！暖房、全開だ！！」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
瑞樹「さむいわ！さむいわ！」ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵ
P「か、川島さーん！！」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
9： :2013/11/20(水) 19:59:11.44 ID:
ちひろ「プロデューサーさん」
P「………」
ちひろ「こういうのをノリでやるのはやめろって、前に言いましたよね」
P「はい」
ちひろ「誰がここの電気代払ってると思ってるんです？」
P「すいませんでした」
ちひろ「鯖のコストだってバカにならないんですよ？」
P「本当に申し訳ありませんでした」
P「………」
ちひろ「こういうのをノリでやるのはやめろって、前に言いましたよね」
P「はい」
ちひろ「誰がここの電気代払ってると思ってるんです？」
P「すいませんでした」
ちひろ「鯖のコストだってバカにならないんですよ？」
P「本当に申し訳ありませんでした」
10： :2013/11/20(水) 20:02:56.65 ID:
瑞樹「プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「……どうしました、川島さん」
瑞樹「これを見て」ﾋﾟﾗｯ
P「？そのポスターは……去年の奴ですね」
P「確か12月頃、雪の降る中で撮影した……」
瑞樹「どう見える？」
P「……寒そうですね。浴衣ですし」
P「……どうしました、川島さん」
瑞樹「これを見て」ﾋﾟﾗｯ
P「？そのポスターは……去年の奴ですね」
P「確か12月頃、雪の降る中で撮影した……」
瑞樹「どう見える？」
P「……寒そうですね。浴衣ですし」
11： :2013/11/20(水) 20:06:34.54 ID:
瑞樹「そうね。さむいわ」
P「はい」
瑞樹「………」
P「………」
瑞樹「プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「なんです？」
瑞樹「さむいわ」ｽｯ
P「……手が、寒いんですか？」
瑞樹「えぇ。ひえるわ」
P「はい」
瑞樹「………」
P「………」
瑞樹「プロデューサー君」ﾕｻﾕｻ
P「なんです？」
瑞樹「さむいわ」ｽｯ
P「……手が、寒いんですか？」
瑞樹「えぇ。ひえるわ」
13： :2013/11/20(水) 20:13:50.77 ID:
P「うーん、どうしたら……あ！」
P「そうだ、アレを余分に持ってきてたはず……あー、あったあった」ｺﾞｿｺﾞｿ
P「はい、川島さん。ミニカイロです」ﾎﾟﾝ
瑞樹「………」
P「これをクシャクシャ揉めば、川島さんの手も絶対温まｒ」
瑞樹「ちがうわ」
P「え？」
P「そうだ、アレを余分に持ってきてたはず……あー、あったあった」ｺﾞｿｺﾞｿ
P「はい、川島さん。ミニカイロです」ﾎﾟﾝ
瑞樹「………」
P「これをクシャクシャ揉めば、川島さんの手も絶対温まｒ」
瑞樹「ちがうわ」
P「え？」
14： :2013/11/20(水) 20:22:07.48 ID:
瑞樹「………」
P「カイロじゃダメですか？……参ったなぁ」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「手を……握って、ほしいわ」ｽｯ
P「手を、ですか？」
瑞樹「えぇ」
P「カイロじゃダメですか？……参ったなぁ」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「手を……握って、ほしいわ」ｽｯ
P「手を、ですか？」
瑞樹「えぇ」
15： :2013/11/20(水) 20:25:49.49 ID:
P「………」
瑞樹「プロデューサー君？」
P「すいません、川島さん」
瑞樹「え？」
P「俺には……ちょっと、できません」
瑞樹「……どうして？」
瑞樹「プロデューサー君？」
P「すいません、川島さん」
瑞樹「え？」
P「俺には……ちょっと、できません」
瑞樹「……どうして？」
16： :2013/11/20(水) 20:28:47.38 ID:
P「……女性の手を……軽い気持ちで握ったりするというのは、その……」
P「自分でも、許せないんで……」
瑞樹「………」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「抱いてほしいわ」
P「……はいっ？」
P「自分でも、許せないんで……」
瑞樹「………」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「抱いてほしいわ」
P「……はいっ？」
18： :2013/11/20(水) 20:38:50.91 ID:
瑞樹「私、全身冷え性だから……」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
P「冷え性なのにどうして上を脱ぐんです、川島さん！」
瑞樹「……ぬくもりが、ほしいわ……」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
P「だ、だからダメですって！ストップストップ！」
P「とにかく、どうあってもダメです！絶対に抱いたりしませんから！」
瑞樹「………」
瑞樹「ホモなのね？」
P「ち、違いますよっ！！」
P「冷え性なのにどうして上を脱ぐんです、川島さん！」
瑞樹「……ぬくもりが、ほしいわ……」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
P「だ、だからダメですって！ストップストップ！」
P「とにかく、どうあってもダメです！絶対に抱いたりしませんから！」
瑞樹「………」
瑞樹「ホモなのね？」
P「ち、違いますよっ！！」
21： :2013/11/20(水) 20:51:55.68 ID:
瑞樹「………」ﾑｽｯ
P「川島さん」
瑞樹「………」ﾌﾟｲ
P「……あの、川島さん？」
瑞樹「………」
P「な、何で拗ねてるんですか……」
瑞樹「すねてないわ」ﾌﾟｲ
P「川島さん」
瑞樹「………」ﾌﾟｲ
P「……あの、川島さん？」
瑞樹「………」
P「な、何で拗ねてるんですか……」
瑞樹「すねてないわ」ﾌﾟｲ
22： :2013/11/20(水) 20:58:17.02 ID:
P「次の仕事入ってますんで、そろそろ準備を……」
瑞樹「わかってるわ」
P「そ、そうですか……あ、お茶入れておきましたよ」
瑞樹「………」
P「ここ、置いときますからね。俺は外で、エンジン掛けて待ってます」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「ホモよね？」
P「違います」
瑞樹「わかってるわ」
P「そ、そうですか……あ、お茶入れておきましたよ」
瑞樹「………」
P「ここ、置いときますからね。俺は外で、エンジン掛けて待ってます」
瑞樹「プロデューサー君」
P「はい」
瑞樹「ホモよね？」
P「違います」
26： :2013/11/20(水) 21:15:56.42 ID:
瑞樹「……結局、温めてくれなかったわね」
瑞樹「……心が、さむいわ」
瑞樹「………」ｽﾞｽﾞｰ
瑞樹「………」
瑞樹「……あたたかいわ……」
おわり
瑞樹「……心が、さむいわ」
瑞樹「………」ｽﾞｽﾞｰ
瑞樹「………」
瑞樹「……あたたかいわ……」
おわり
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