1:2014/09/08(月) 19:35:44.09 ID:
※キャラ崩壊注意

【リゾートな執務室】

提督「どうしたんだい、浮かない顔して。可愛い顔が台無しだぜ?」

那珂「え~そんなに褒めたって那珂ちゃんは提督のモノにはなれないよ☆」

提督「ごめんねー那珂ちゃん、今神通ちゃんとお話してるんだ☆」

那珂「あははは! 流石の那珂ちゃんもプッツン来ちゃった!!」ゴゴゴゴゴ

神通「那珂ちゃん、邪魔しないでくれる?」┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨……

那珂「あっはい、すみません……」

神通「分かってくれればいいの」ニッコリ

提督「それでどうしたんだ? 山城と羽黒が混ざったような顔になってるけど」

神通「そ、そんなに綺麗ですか? 嬉しいです……///」

提督「綺麗だよ? 確かに綺麗だけどさ? 綺麗な顔がしょぼくれてる理由を聞いてるんだよ?」 


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2:2014/09/08(月) 19:36:41.04 ID:
神通「えっとそれは……川内ちゃんの所為なんです」

提督「川内か。まーた昼夜問わずに夜戦夜戦うるさいのかな? やっぱり隔離する? サイレンサーつける?」

神通「いえ、それは収まったんですけど……別の問題が出てきたんです」

提督「別の……? 禁断症状でも出てきた?」

神通「部屋の電灯が点かなくなったんです」

提督「そうか……古くなっちゃったんだね? 任せといて! ついでだしLEDにでもしちゃおうか?」

神通「いえ、そうではなくて……川内ちゃんが照明の配線を切ってしまったんです」

提督「えぇ……じゃあ部屋真っ暗じゃん。昼間はいいけど夜でも真っ暗とか……夜戦ニンジャにとっちゃパラダイスだけど」

神通「でも私と那珂ちゃんは困ってます。テレビ見てても勝手に消されますし……」

那珂「なにより鏡が見えないとラブリーな那珂ちゃんの顔が見れないもーん! ラブリーな那珂ちゃんの顔がさ~!」

提督「えっとね……プラマイゼロってことで、終わりでいいんじゃない?」



3:2014/09/08(月) 19:37:24.72 ID:
那珂「え~ひどいよ提督ってば!」プンスカ

提督(さ、流石に言い過ぎたか……?)

那珂「確かにテレビは電気の節約になってプラスだけどぉ~……」

那珂「それじゃ那珂ちゃんの顔が見れないっていうすっっっごいマイナスはゼロに出来ないよ~?」

提督「うん、そうだね……俺、那珂ちゃんの前向きな所、すっごく尊敬してるよ」

那珂「急にどうしたの~? でもなんか照れちゃうなぁ///」エヘヘ

提督(……たまに本当に可愛く見えるから卑怯だ。これだから那珂は憎めない……悔しいけど感じちゃうっ!)

提督「話が逸れたけど、要は川内を取り締まればいい訳だな?」

神通「お願いします。私達ではどうしようもなくて……」

提督「可愛い神通の頼みだ、任せてくれ」

那珂「可愛いアイドル那珂ちゃんも忘れないでね!!」

提督「お、おう……でも神通が本気で怒ったら言うこと聞くんじゃない? 怒ると怖いじゃん。俺なら絶対聞くのに」

神通「ひ、酷いです……私、提督に怒ったりなんかしませんよ?」

提督「えー……怒ってる神通も可愛いんだけどなぁ。いや怖いんだけどさ。でもやっぱり可愛いんだよ」



4:2014/09/08(月) 19:38:13.66 ID:
―――――――――――――――――――

神通『提督、私本気で怒ってるんですよ? ふざけないで(迫真)』

提督『ご、ごめんなさい……もう二度としないから。破ったら次のイベントは探照灯もって囮になるから!』

神通『……約束ですからね?』

提督『二言は無いよ』

神通『……うん。それなら許してあげます』

提督『ふぅ……怒ってる神通は怖いなぁ。俺じゃなければ泣いちゃうぞ?』

神通『あ、あの、私ったら本気で凄んじゃって……ごめんなさいっ』

提督『いや、悪いことしたの俺だし。洗濯機から神通のショーツをくすねる変態だし。怒られて当たり前だし』

神通『でもちょっといじめすぎました……提督も反省してるのに……やりすぎは良くないです』

提督『……そ、それじゃお返しに神通のこともいじめちゃおっかなぁ~? なんて……』

神通『いっいいですよ……?』

提督『へっ?』

神通『で、でもいじめるなら、その……こっちをいじめて……?』

そう言うと彼女はスカートをまくり上げて、羞恥に染まった顔で俺を見上げた。露になったショーツにはうっすらと染みが……

―――――――――――――――――――――――――



5:2014/09/08(月) 19:39:20.74 ID:
提督「ほらな? ギャップがいいんだよ、ギャップが。マジおこデレ? いやキレデレか?」

神通「なんですかこれ!? 私こんなにえっちじゃありません!」

神通「っていうか褒めるならちゃんと褒めてください! 怖いなんて言わないで!」ギュッ

提督「だ、大丈夫……最終的には可愛いから! 怖いのはスパイスみたいなもんだから! 俺は可愛い神通ちゃんが好きだよ?」

神通「ほっ……本当ですか?」

提督「勿論。インディアン嘘つかない。日本人だけど」

那珂「チッ……いちゃついてんじゃねえよ、うぜぇ……」ボソッ

提督「ん? 那珂ちゃん何か言った? もう一回はっきりと言ってくれる?」

那珂「えー、何も言ってないよ? ちょっと喉の調子悪くて咳き込んじゃっただけだよ☆」

提督「そうか……アイドルにあるまじき発言を聞いたような気がしたけど、聞きまつがいかな?」

那珂「そうそう、聞き間違い! それより、話を元に戻したほうがいいんじゃないかな~?(汗)」

提督「うむ、那珂の言う通りだな。川内はなんで神通の言うことを聞かないんだ?」



6:2014/09/08(月) 19:40:25.19 ID:
神通「それが、暗闇だと川内ちゃん強気になっちゃって……いつもなら聞くんですけどね」

那珂「それにね~顔が見えないからね! 暗闇だと鬼の神通ちゃんもバーローの犯人と一緒だよ!」

提督「なるほどなぁ……」

「あっでも那珂ちゃんはいつでも輝いて」 

提督「となると武力行使しかないか……でも神通は姉妹に手をあげるのは無理だろうし……」

提督「俺が行くしかないか」

神通「あの、乱暴したりするのは良くないと思います……」

提督「乱暴なんてするもんか。大丈夫、痛くないように優しくするから。俺の背中に爪立てられても我慢するから」

那珂「なぜか意味深な台詞に聞こえる気がするけど……アイドルの那珂ちゃんには分かんなーい☆」

提督「という訳で任せてくれ。必ず光を取り戻してみせるッ!」

那珂「キャー! 提督カッコいい―! ちゃんと出来たらツーショット撮影してあげるね~!」

神通「だ、大丈夫でしょうか……?」



7:2014/09/08(月) 19:41:01.92 ID:
【ラブリー&メルヘンなお部屋(川内型)】

提督(ただいま二三〇〇。件の真っ暗な部屋に向かっています)

提督(果たして、わたくしを待ち受けている夜戦ニンジャはどのような歓迎をしてくれるのでしょうか)

提督(もしかしたら意味深なO☆MO☆TE☆NA☆SHIが待っているかも……うへへ……)

提督「川内さ~ん、提督ですよ~」コンコン

川内「は~い! 入っていいよ~!」

提督「失礼しま~す……暗っ! 分かってはいたけど真っ暗だこれ! 川内どこ!?」

川内「提督ぅ、眩しいから早くドア閉めてよぉ! 漆黒の世界が乱れちゃうじゃん! はーやーくー!」

提督「わ、分かったから……ほら閉めたぞ。これでいいだろ?」

川内「うんっ! はぁ……やっぱり闇の中は落ち着くよね。光も嫌いじゃないけどね!」

川内「夜戦にも光はあるし! 探照灯とか照明弾とかさ! 提督も分かるよね!?」



8:2014/09/08(月) 19:42:29.72 ID:
提督(テンション高いなぁ……)

提督(俺は夜戦主義は掲げていないんだがなぁ、夜戦嫌いだし……主に秋E-4のせいで)

川内「ねー聞いてる? あっ、ここに来たってことは私と夜戦しにきたの? キャー!」

提督「……そうだな。お前を懲らしめに来た。可愛い可愛い神通ちゃんの頼みでな……あ、ついでに那珂ちゃんも」

川内「ふーん……二人の回し者って訳ね。なんか色々うるさかったもんね。理解の無い人たちだなぁ」

川内「あーあ、せっかく提督とあっちの夜戦したかったのになぁ……アツゥイや・せ・ん?」

提督「それは本当か!? ……いや騙されんぞ。川内にそんな知識がある訳がない。お前は一体何者だ!?」

川内「ふふ……ばれてしまったようね! 私の正体は夜戦ニンジャスレイヤー……スケベなニンジャをカイシャクしてあげる!」

提督「スケベは余計だ! というか俺は真面目な用事で来たんだよ!」

川内「……あはは、ちょっとふざけすぎたかぁ。でも私だってえっちな事くらい知ってるよ? 恋のABCくらい常識だからね!」

提督「ほっほう……それはそれは……俺にもご教授願いたいなぁ……」



9:2014/09/08(月) 19:43:06.32 ID:
川内「じゃあ私の味方になってくれる? そしたら身体で教えてア・ゲ・ル?」

提督「ぐっ……!」ティン

川内「ね、いいでしょ? ここを二人の愛の巣にしようよ! 神通と那珂は追い出しちゃってさ!」

提督「そ、それは魅力的な提案だなぁ……川内と夜戦し放題なんて夢みたいだ……是非ともお願いしたいくらいだよ」

川内「……知ってるよ、そういうのって……断る時に言うんだよね!!!」ドロン……

提督「消えた!?」

川内「私の邪魔をするならさ……痛い目に遭わせちゃうよ? 本当に痛いよ? たぶん悶絶するよ? それでもいいの?」

提督「構わんッッッ!! どうして下心が神通の笑顔より大事かッッ!!!」ドン!

川内「……そう、残念だよ。提督の事はホントに好きなのに……」

川内「まぁ仕方ないかぁ……それじゃ、そろそろイクけど……」

川内「トイレは済ませた? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」



10:2014/09/08(月) 19:43:46.36 ID:
提督「誰が命乞いなどするものか! 俺は負けない!」

川内「ふふ、勇ましいね……せめて一瞬で楽にしてあげるね……?」

提督「やらせるかッ!! ラバウル大将の名折れだぜ!!」

提督(といっても川内の位置すら掴めない……暗闇とはいえ姿を眩ませるなんて……ニンジャってレベルじゃねーぞ!?)

川内「これで……終わりっ!」ドゴォ!

提督「かはっ……!」ガクッ

川内「一発で終わらせるなら、急所だよね~! あぁ痛いんだろうなぁ……(恍惚)」

提督「せ、川内……うぐっ……!」

川内「でも潰れないように手加減したからさ! 使えなくなったら困るでしょ?」

川内「それに……気が変わって私と夜戦してくれるかもしれないしね!」

提督「ハァ…残念だが……ことわ…る……」ヨロッ

川内「そっか……分かってたけどね……じゃあね、提督」トンッ

提督(手刀……か……)バタッ



11:2014/09/08(月) 19:44:42.91 ID:
【リゾートな執務室】

提督(う……眩しい……)

神通「提督っ! 良かった……無事だったのですね……!」ウルウル

那珂「だいじょうぶ……? 流石に那珂ちゃんも心配してたんだよ?」

提督「此処は……?」

神通「執務室です……提督が私たちの部屋の前で倒れていたので、二人で運んだんです」

那珂「提督ってやっぱり重いよね~……男の人だって再確認しちゃったよ!」

提督「迷惑かけたなぁ……大変だったろうに」

神通「いいんです、いつもは私達が迷惑かけていますから……」

那珂「アイドルにおんぶされるなんて、提督ってば幸せ者だよね☆」

提督「ありがとうな、那珂」ナデナデ

那珂「……うん。本当はみんなの那珂ちゃんは触っちゃ駄目だけど……」

那珂「今だけはいいよ! 私達の為に頑張ってくれたもんね!」



12:2014/09/08(月) 19:46:26.81 ID:
神通「でも倒れていたということは……川内ちゃんにやられてしまったんですよね。お怪我はありませんか?」

提督「……あまり言いたくはないけど、股間を思い切り蹴りあげられてしまってな……まだ少し痛む」

神通「!? だ、大丈夫なのですか!?」

提督「だい……神通がさすってくれたら治るかもしれないなぁ……」チラッ

神通「ええっ!? …は、恥ずかしいですけど……それで痛みが治まるなら………お手伝いしますっ!」ドキドキ

那珂「おう、純な神通ちゃん騙くらかすのやめろや」

提督「ん? 今アイドルにあるまじき言葉が聞こえた気がするんだけど??」

那珂「えっ、何のこと~? 那珂ちゃんはそういうの良くないって言っただけだよ?」

提督「……分かってるよ。さっきのは冗談だ、神通。さすらなくていいよ」

神通「でも……痛むのではないですか?」

提督「少しな。でも平気だよ。ごめんな、神通をからかっただけだ」

神通「そうなんですか!? び、びっくりしました……」

提督「あ、でも蹴られたのは本当だぞ? 思いっきり蹴り上げやがったからな川内の奴……」

提督「潰れないように手加減したとか言ってたけど、痛すぎてその場にうずくまっちゃったんだよ……情けないな、はは……」



13:2014/09/08(月) 19:47:12.45 ID:
神通「……ごめんなさい……」ナデナデ

那珂「ちょっと神通ちゃん!? そんなとこ撫でちゃ駄目だよ! アイドルじゃなくても駄目だよ!!?」

提督「そ、そうだぞ神通……やめろォ、ナイスゥ……」ティン

那珂「本音ダダ漏れだよ! ナイスじゃねーよクソ提督が! 自重しろや!」

神通「那珂ちゃん、言葉遣い」ナデナデ

那珂「うっ……いいから止めようよ! 痛いの少しだけなんだよ? 撫でなくてもいいんだってば!」

神通「せめてもの罪滅ぼしです……お姉ちゃんが酷いことしてごめんなさい……」ナデナデ

提督「神通……」シュン……

那珂「……あ~もうアイドルとか言ってる場合じゃねえわ。川内ちゃんシメるわ。ちょっと行ってくる」

提督「やめとけよ那珂……怪我するだけだぞ」

那珂「あ~ん!? 金的喰らってやられたテメーが言うか!? いいから大人しく休んどけっての!」

提督「俺はアイドルの那珂が好きだ。明るくて前向きな那珂が大好きだ。だから抑えてくれ。頼む……」

那珂「ぐっ……んなコト言ったってよぉ……!!」



14:2014/09/08(月) 19:48:07.16 ID:
神通「提督の言う通りです。私もそんな那珂ちゃんは見たくありません」

那珂「……じゃあどうすればいいの!? 提督が酷い目に遭って、神通ちゃんにそんな顔されて、黙ってろって言うの!?」

那珂「アイドルは皆を笑顔にするのが仕事なのに……このままじゃ…アイドル失格になっちゃうよっ……!!」

神通「……私が行きます」

那珂「神通ちゃんが!? 確かに私よりは強いかもしれないけど……それなら私も行くよ!」

神通「いえ、私だけで行きます。アイドルが顔に傷を作る訳にはいかないでしょうから」

提督「待て、俺はまだ動ける。もう一度、俺が行く。那珂も神通も傷付けられてたまるか!」

提督「それに川内だって……普通じゃなかったんだ。普段の夜戦バカじゃなかったんだ」

提督「もしかしたら傷付いてるのかもしれない……だからあんな風になったのかもしれない」

提督「分かってやらなきゃ……助けてやらなきゃいけないだろ」

神通「……私はアイドルじゃありませんから、大丈夫ですよ。第二水雷戦隊旗艦、神通ですから……」ギュッ

提督「神通……それでも俺は」

神通「ごめんなさいっ……!」トンッ

提督「あ……」バタッ

那珂「提督!? 神通ちゃん、どうして……」

神通「……起きていたら、必ず止められるから。こうするしか無かったの」

神通「提督のこと、お願いしますね……」

那珂「神通ちゃんっ!! 行っちゃった……提督でも勝てないのに、どうするつもりなの……?」



15:2014/09/08(月) 19:49:06.81 ID:
【ラブリー&メルヘンなお部屋(川内型)】

神通「ふぅ…………神通です。川内ちゃん、居るよね?」コンコン

川内「いるよー! 入っていいよー!」

神通「失礼します……やっぱり暗いままだね」

川内「意外だなぁ。提督が来ると思ったのに……さすがにダメージ大きかったのかな? ねぇ、提督痛がってた?」

神通「……何ですか、この臭い。気分が悪いです……」

川内「えー? 気分が良いの間違いでしょ? 神通ちゃんどうかしてるよ? これ最高なのに~……」

川内「これのおかげで絶好調だよ!? 身体がふわふわして浮かびそうなくらいだよ!」

神通(……川内ちゃんがおかしいのはこれの所為ですね……間違いなく)

神通「どうして提督を傷つけたりしたんですか? 川内ちゃんらしくないですよ」

川内「んーとね……私もそんなつもりは無かったんだよ、ホントは」

川内「でもさぁ……夜戦のお誘い断られてさ……おまけに神通の笑顔が大事とか言われてさ……」

川内「なんかプツンときちゃったんだよね! でもしょうがないよね……やっちゃったものはさ!」



16:2014/09/08(月) 19:49:57.17 ID:
神通「そうですか……私の笑顔が……」

川内「良かったね、提督に大事に想われてて。私とは大違いだね! 羨ましいなぁ……」

神通「そんなことない。提督は皆を同じように想っています!」

川内「そんな気休めの嘘要らないのに……あー、あれかな。正妻の余裕って奴かな? 憎いね~!」

神通「……川内ちゃんの事、心配してましたよ。傷ついてるから、あんな風になったのかもって。助けてやらなくちゃって」

川内「だから、気を遣わなくてもいいってば! 聞きたくないよそんなの!!」

神通「私は冗談が下手なの、知ってるよね? 提督だってそうだし、私も……」

川内「もう遅いんだってば!!!!!」

神通「川内ちゃん……?」

川内「決めたの! 私はずっと暗闇の中で生きてくの! 提督も神通も那珂もみんなも! 全部要らないの!」

川内「闇と葉っぱの香りがあれば生きて行けるの!! だからもう放っておいてよ!!!」

川内「邪魔するなら……神通でも容赦しないよ……!!!」



17:2014/09/08(月) 19:50:56.99 ID:
神通「容赦しないと、どうするんですか? 私の事も蹴り上げますか?」

川内「そんなことしないよ……神通は女の子なんだから。私も蹴られる痛みが分かるからね」

川内「まぁ……とりあえず、消えるよ?」ドロン……

神通「……?」

川内「うふふ、もう私が見えないでしょ? 提督と同じように眠らせてあげるからね!」

川内「そしたら廊下に置いてあげる。那珂たちが拾いに来るだろうから……」

神通「よく分かりませんけど……消えてませんよ?」

川内「う、嘘!? 騙そうとしたって無駄なんだから! 見えるっていうなら、私を止めてみてよ!」

神通「消えるどころか……スローモーションに見えますよ?」ガシッ

川内「あ、あり得ない……提督は完全に見失ってたのに……」

神通「この香りの所為でしょうか……艦娘のポテンシャルを引き上げるみたいですね」

川内「……」

神通「さて……提督に謝りに行きましょうか」ニッコリ

川内「…………うん」



18:2014/09/08(月) 19:51:43.87 ID:
【リゾートな執務室】

川内「ごめんなさいっ!!」

神通「提督、許してあげてください。川内ちゃんは普通の状態じゃなかったんです。この葉っぱの所為で」

提督「葉っぱ……? これは……最近流行の脱○ハーブとやらか」

那珂「川内ちゃん、こんなのどこで手に入れたの!? キメ○クとかやってないよね!?」

川内「何それ? キメ○クなんて初めて聞いたよ? それは街で貰ったの」

提督「貰ったって、誰に? そいつから買ったのか?」

川内「ううん、タダで貰ったの。カタコトの外国人から。急に声掛けられてさ……」

提督「どんな奴だった?」

川内「えっとね……目が紅くて、髪が白くて……肌も白かったかな?」

神通(それって深海棲艦では……?)

提督「……そうか。とりあえず、これは没収だ。いいな?」

川内「うん……」

提督「もし今度葉っぱを勧められたらどうする?」

川内「ちゃんと断るよ……もうあんな気持ちになりたくないから」



19:2014/09/08(月) 19:52:29.82 ID:
提督「よし。約束な?」

川内「うん……ごめんね提督っ」ギュッ

提督「よしよし……それにしても、なんでこれを使おうと思ったんだ?」

川内「……」

提督「あ、責めてる訳じゃないからな。ただ川内の事が心配なだけだ。無理に言わなくてもいい。」

川内「嘘じゃない? 私の事、ホントに心配してくれてるの……?」

提督「当然だろ。川内も神通も那珂も一緒だ。でもお前は特に心配だ。危なっかしいからな」

川内「神通が一番大事なんじゃないの!? いつも神通ばっかり可愛がってるじゃん!」

提督「そりゃ、神通は普段から素直でいい子だからなぁ……当たり前だろ」

提督「川内と那珂は俺の手に負えない事も多々あるからな。お前らは割と自分勝手だ。自覚が無いかもしれないけどな」

川内「……それじゃあ、いい子にしてたら可愛がってくれるの……?」

提督「はぁ……馬鹿な奴だなぁ」

川内「むっ! バカっていう方がバカなんだよ! 提督のばーかばーか!」 



20:2014/09/08(月) 19:54:17.84 ID:
提督「やかましいわ。ていうか勘違いするなよ? 俺はいつもの川内だって可愛がりたいんだよ」

川内「へっ……? 嘘だぁ!?」

提督「知らなかったんだよ。案外甘えん坊なんだな。夜戦しか頭にないと本気で思ってたから、軽くショックだ」

川内「わ、私だって女の子なんだよ!? そりゃ夜戦は好きだけど……同じくらい好きなものもあるんだよ…?」

提督「へえ……それは何だ?」

川内「……決まってるじゃん。てい……」

那珂「恋の2-4-11~ドキドキが止まらない~告白の演習は~なぜか失敗ばかり~」

神通「な、那珂ちゃん?」

那珂「エへへ、なんか急に歌いたくなっちゃったの☆ あと目の前でいちゃつかれっとマジうぜぇからさ……」ハァ……

川内「どうしたの那珂ちゃん、言葉遣いが変だよ!?」

那珂「今日マジで疲れたわ……川内ちゃんは色々と反省しろよなぁ……スィーユー……」スタスタ……

川内「ど……どうしよう……今度は那珂ちゃんがおかしくなっちゃった……」

提督「いや、あれはいいんだ。放っておけ」

神通「い、いいのでしょうか……?」


21:2014/09/08(月) 19:55:10.38 ID:
提督「っていうか神通、よく川内を連れてこられたな。どうやって捉えたんだ? 消える川内を」

川内「それが効かなかったの! あっさり捕まっちゃったんだよ!」

神通「その……川内ちゃんが部屋で脱○ハーブを使っていたので、私も吸ってしまって……」

川内「神通ちゃんの方がちょー速かったの! しかも私がスローモーションに見えたって! なんかちょっと悔しいよね!」

提督「マジか……つまり艦娘にしか効かない代物ってことか? だから俺があっさりやられたのか……?」

川内「うん、凄いよね! ……でも、心をコントロール出来なくなるから……これはやっぱりイケない物だと思うな」

提督「……他の子も使ってたりしないよな?」

神通「不安ですね……川内ちゃんが使ってるくらいですから」

川内「調べた方がいいんじゃない? 使っちゃった私が言うのもなんだけど……」

提督「そうだな……明日抜き打ち検査だな。でも今日はゆっくり休もう。二人も疲れたろ?」

神通「はい、疲れました……」

川内「……ねぇ、提督の部屋で寝ちゃダメ?」

提督「!? ……か、可愛がれってことか?」



22:2014/09/08(月) 19:56:42.52 ID:
川内「そっそうじゃなくて!! や、それもあるけど……じゃなくて!」

川内「私達の部屋、ハーブ臭いから……また不安定になっちゃうかもしれないじゃん?」

提督「ああ、そういう……構わないけど、布団ひとつしかないんだ。いいのか?」

川内「提督が狭くてもいいなら、私は大丈夫だよ……?」

提督「そ、そうか……神通も?」

神通「わっ私は……よ、よろしくお願いしますっ……」

提督「マジか……ってそれなら那珂も呼んだ方がいいんじゃないか? 那珂だけあそこに押し込めとく訳にもいかないだろ」

神通「急いだ方がいいですね。那珂ちゃんまで暗黒面に堕ちてしまっては大変ですから」

提督「よし、呼びに行くか! ……ってあれ、那珂じゃないか、歩いてくるの」

川内「どうみても那珂ちゃんだね。あの独特なシルエットは……」

那珂「なんでや! 龍驤ちゃん関係ないやろ!」

提督「聞こえてんのか……地獄耳すぎるだろ。お前はパッシブソナーか何かか?」

那珂「那珂ちゃんはソナーじゃないよ! みんなのアイドルだよ! キャハッ☆」

提督「……もうツッコむ気も失せるわ」



23:2014/09/08(月) 19:58:18.00 ID:
提督「……で、どうして戻ってきたんだ?」

那珂「うんとね、お部屋に戻ったんだけど……那珂ちゃんはあんなくっせえ部屋じゃ寝られないからぁ……」

那珂「誰かの部屋に泊めてもらおうかなって思って☆」

提督「賢明だな。さすが那珂ちゃん! よっ平成の!」

那珂「でしょでしょ? でもみんな寝ちゃってるんだよね、私たち以外さ~……はぁ、どうしよっかなぁ~?」チラッ

提督「良かったら、俺の部屋で寝るか?」

那珂「えっいいの!? でも那珂ちゃんアイドルだからぁ……男の人と二人っきりは駄目だよね~……」

那珂「……でもね、提督がどうしてもっていうなら……今夜は提督だけのアイドルになってあげなくもないかなぁ……///」チラチラ

提督「ああ、そんな心配要らないぞ。川内も神通も一緒に寝るから」

那珂「ファッ!?」

神通「四人だと凄く窮屈になりそうですね……」

川内「いいでしょ! 最近寒くなってきたし、提督もまんざらでもないみたいだし!」

提督「まぁ……ドキがムネムネして眠れないかもしれないな……」



24:2014/09/08(月) 19:59:14.86 ID:
那珂「ちょ……」

提督「ちょ?」

那珂「調子こいてんじゃねえぞこの野郎~~~~~~!!!!!」タッタッタ……

提督「おっおい那珂ちゃん!?」

川内「あははっ! 相変わらず那珂は面白いね!」

神通「提督の部屋の方に行きましたから、放っておいても大丈夫ですよ。私たちも行きましょうか?」

提督「本当に大丈夫なのか? 部屋荒らされたりしないよな?」

神通「そんな事をしたら、私のお仕置きが待ってますから。安心してください」

提督「お、おう……」

川内「さー提督! 早く愛の巣に行こうよ! 今夜は寝かさないよ!」

提督「おい引っ張るなって! 神通助けてくれ! ていうか愛の巣じゃねえし!」

神通「ふふ……川内ちゃんが元気になって良かったです……」ノシ

川内「今まで淋しかった分、ぜーんぶ埋めてもらうからねっ! 手加減なしだからね!」



おわり



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