1:2014/11/03(月) 00:15:11.02 ID:

舞網チャンピオンシップはつつがなく終了した、というテイでお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414941301
2:2014/11/03(月) 00:16:20.71 ID:

真澄「はぁ……はぁ……」クチュクチュ

真澄(舞網チャンピオンシップでの、柊柚子とのデュエル……)

真澄(あの一戦以来、私はおかしくなってしまった……)

真澄「はぁ、はぁ……んっ……」

真澄(絶対の自信を持っていた、融合召喚を使い、全力を出して……負けてしまった)

真澄(それも、同じ融合を使う相手に……)

真澄(悔しい。そう、悔しい……はず、なのに……)

真澄(脳裏に浮かぶのは……)

真澄「ゆ……ず……、柚子ぅ……」


3:2014/11/03(月) 00:17:33.39 ID:

真澄(あの子の、力強い眼差し……、真剣な表情……)

真澄(……そして、暖かい、優しい笑顔……)


真澄「柚子……柚子……」クチュクチュ


真澄(柚子の顔を思い出すたび、私の胸は高鳴って……)

真澄(私の身体も――……)


真澄「んん……っ!」ビクン

真澄「……」ハァハァ


真澄(私は……おかしくなってしまったんだ……)





真澄「……――とまぁ、最近はこんな感じで」

北斗「……」

刃「……」ボタボタ


4:2014/11/03(月) 00:18:38.69 ID:

真澄「刃、お茶こぼれてるわ」

刃「お、おう、すまん」

真澄「北斗も頭からフジツボこぼれてるわよ」

北斗「フジツボじゃねーからこれ!北斗七星をモチーフにしたオシャレ的なアイテムだからこれ!」

真澄「こんな毎日、もう辛くて……」

刃「いきなりそんな話される俺らも、割と辛いんだけど」

真澄「毎晩毎晩、柚子を思ってひとり寂しくサイレント・オナーズするばかり……」

北斗「エクシーズモンスターを下ネタに使うのやめてくれない?」

真澄「彼女のことを考えるだけで、もうテンテンテンポがムズムズリズムなのよ!」

北斗「やめろっつってんだろ!」

刃「っていうかテンポついてねーだろお前!」


5:2014/11/03(月) 00:19:18.19 ID:

真澄「もう四六時中、胸の辺りが変なんだ……」ハァ

北斗「胸より頭の方が変だろ」

刃「真澄はさ、それはアレなのか、ラブ的な」

真澄「分からないよ……。こんな気持ち、初めてで……、ふたりにしか、相談できなくて……」

北斗「そうかぁ……」

刃「悩んでるのは、本当なんだな……」

真澄「このままじゃ、瞳どころか乳首までくすんでしまうわ」

北斗「おーい、やっぱ駄目だコイツ」

刃「帰ってドカポンやろうぜー」

真澄「待って! お願い待ってマイフレンズ!」


6:2014/11/03(月) 00:20:20.49 ID:

刃「ふざけんなよお前」

北斗「全然困ってねーだろお前」

真澄「困ってる困ってる! 超困ってるから!」

北斗「本当かよ……」

真澄「本当本当! 初手バニラフルハウス(ルマリン3ガネット2)くらい困ってる!」

刃「それで、真澄はどうしたいのよ」

真澄「それが分からないから、困ってるの……」

北斗「あー」

真澄「私、どうしたらいいの……」

刃「だったらまず、どうしたいのか、自分でちゃんと決めないとな」

真澄「ど、どうやって」


7:2014/11/03(月) 00:21:14.38 ID:

刃「会ってみたら?」

真澄「へ……?」

刃「会って話してみれば、色々分かるんじゃねーの? 自分の気持ちとかさ」

北斗「ほう」

真澄「会って……何すればいいの?」

刃「そりゃお前、一緒にご飯行ったり、買い物したり、デュエルしたり」

真澄「そそ、それって、でっ、ででで……」

刃「デートって言えば、デートかもな」

真澄「デーモンコマンドー!」プシュー

北斗「落ち着け真澄」

刃「別ゲーじゃねーか」


8:2014/11/03(月) 00:22:10.43 ID:

真澄「そうか……、そうよね……。ただ柚子のこと考えてるだけじゃ、しょうがないもんね……」

刃「そういうこと」

北斗「……な、なんか刃クン、大人ね」

刃「そ、そうか?」

北斗「もしかして、実は経験豊富?」

刃「いやいやいや! ただの一般論でね?」

北斗「そ、そっか……、一般論ね……」

刃「っていうか、ちゃんと北斗にも言うよ俺は、そういうのあったらさぁ」

北斗「えー、ホントにー?」

刃「うんうん、言うってー」

北斗「じゃあ僕も、刃にはちゃんと言うねー」

刃「えへへー」

北斗「えへへへー」

真澄「そこ! 脇役同士のイチャコラはpixivあたりでやってなさい! ……よし、分かった」

北斗「お」


9:2014/11/03(月) 00:24:55.02 ID:

真澄「早速、柚子のところに行ってくるわ!」

刃「おう、やっといつもの真澄らしくなったな」

北斗「がんばれよ、真澄」

真澄「うん! ありがとう、ふたりとも!」ダダッ

刃「おーおー、走っちゃって」

北斗「……」

刃「……どうかしたか、北斗」

北斗「……いや、考えすぎかもしれないけど、アイツさ……」

刃「真澄?」

北斗「うん、あの調子で遊勝塾行ったら……」

刃「……」








10:2014/11/03(月) 00:25:42.35 ID:






柚子『真澄? どうしたの、私に用?』

真澄『ゆ、柚子……、柚子……』

柚子『え? どうしたの?』

真澄『ゆ……柚子ぅぅぅぅぅぅ!!!!』

柚子『えぇぇぇ!?』

真澄『ザ・ビーストぉぉぉぉ!!!』クワッ

柚子『ひいっ!?』

真澄『Qからでいいから! Qから見ても大丈夫だから!』ハァハァハァ

柚子『ひぃぃんっ! 絶対ウソだよぉぉぉ!?』



ぼくらいま

はしゃぎすぎてる

夏の子供さ

胸と胸 絡まる指 ウソだろ

誰か思い出すなんてさ



ヒィィ--


11:2014/11/03(月) 00:26:24.43 ID:






北斗「……」

刃「……」

北斗「……僕、ついてくわ、一応」

刃「……俺も」


20:2014/11/03(月) 22:36:28.10 ID:






~遊勝塾~


権現坂「アーマナイト・ヘルハウンド!」

遊矢「竜剣ドラゴブレイブ!」

権現坂「紅蓮斬撃!」

遊矢「キャスト」

遊矢「ガルガンチュアパニッシャー!!」

権現坂「うおおおおおお」

遊矢「うおおおおおお!」


「「バディファイト、おもしれぇじゃねぇか!」」


柚子「気合入ってるわねー」


21:2014/11/03(月) 22:37:37.79 ID:

バターン


真澄「柚子ぅー!」

柚子「へっ!?」

真澄「はぁ、はぁ……」

柚子「あなたは……光津真澄!?」

真澄「ゆ、柚子……私、私と……」

柚子「私に用事だったの?」

真澄「私と……う、う……」カァァァ

柚子「?」ニコッ

真澄「う、裏コード――……」

北斗「そこまでだーっ!」ガバッ

真澄「モガッ!」

刃「ふぅ、間に合ったぜ……」

真澄「モガモガ」

柚子「な、何なの一体……」


22:2014/11/03(月) 22:38:44.36 ID:

遊矢「あぁー、LDS!」

権現坂「おのれ! また遊勝塾の乗っ取りを企てたか!」

刃「あー、違う違う。今回はそうじゃなくて」

北斗「いやぁ、ウチの真澄がさ、おたくの柚子ちゃんに、買い物付き合ってほしいって言うもんだから」

遊矢「柚子と?」

柚子「そうなの、真澄?」

真澄「モガモガ」コクコク

刃「やっぱりね、女の子同士、それも融合使い同士でね、仲良くしたいって言っててね」

北斗「まぁ、迷惑じゃなければ……」

柚子「迷惑だなんて! 誘ってくれてありがとう、真澄!」

真澄「!!」


23:2014/11/03(月) 22:39:42.04 ID:

柚子「いつがいいかなー、今週の土曜日はどう?」

真澄「モ、モガ…」コクコク

北斗「もう口おさえてねーぞ僕」

柚子「良かった! それじゃあ土曜日、駅前でね」

真澄「う、うん、分かったわ」

柚子「楽しみにしてるね!」ニッコリ

真澄「フンバリスピリッツー」プシュー

刃「あ、力尽きた」

北斗「それじゃどうも、お騒がせしました~」







遊矢「……帰っちゃった」


24:2014/11/03(月) 22:41:27.52 ID:

柚子「土曜日か~、楽しみだなぁ」

遊矢「よかったな、柚子」

柚子「うん! あ~、何着て行こっかな~」トテトテ

権現坂「……えらい喜びようだな」

遊矢「よっぽど嬉しかったんだろ。同年代の女友達って、いないからな、アイツ」

権現坂「あっ……」

素良「ホントによかったの? 相手はLDSだよ?」

遊矢「お、素良いたのか」

素良「ずっといたけどね」

遊矢「LDSだって、昨日の敵は今日の友、さ」

素良「柚子に近付いて、LDSに引き抜くつもりかも……」

遊矢「考えすぎだろ。NTR脳は日常に支障をきたすぞ」

素良「考えすぎね、だといいけど……」


25:2014/11/03(月) 22:42:16.73 ID:






~土曜日・市街地~


真澄「……」

真澄「……」ソワソワ

真澄(うーん……)

真澄(早く着きすぎてしまったわ……)

真澄「……」ソワソワ

真澄「……」キョロキョロ

真澄「……」


26:2014/11/03(月) 22:43:21.44 ID:

真澄「……」

真澄(柚子は、まだまだ来ないだろうし……、手持ち無沙汰だな)

真澄(どうしよ)

真澄「……」

真澄「山瀬まみの物真似でもしてようかな」

真澄「……」

真澄「どーぼー、やばぜばびでーず」

真澄「……」

真澄「……」


「あれっ、ひょっとして山瀬さん!?」


真澄「ご、ごめんなさい違います! 山瀬まみもっと白いです!」

柚子「なんちゃってー」

真澄「ゆ、柚子……!」


27:2014/11/03(月) 22:44:04.08 ID:

柚子「あはは、ごめんごめん」

真澄「もう、驚かさないでよ……」

柚子「いやぁ、つい……。ごめんね、待った?」

真澄「うぅん、早く着きすぎただけだから」

柚子「あはは! 私も早く着きすぎたー、って思ったけど、真澄がもういたから……、ついビックリさせようと思って」

真澄「柚子も?」

柚子「私たち、同じこと考えてたみたい」

真澄「!」キュン


真澄(なんなのもう……!)

真澄(分かっててやってるの、この子……!)


柚子「じゃ、いこっか! どこに行こう?」

真澄「そ、そうね……、それじゃあ――……」


28:2014/11/03(月) 22:45:19.96 ID:






~市街・カードショップ~


柚子「すごーい! 広ーい!」

真澄「このカードショップ、高いけど品揃えはいいのよね」

柚子「わぁ、融合モンスターもいっぱいある! こっちは儀式? 影……霊?」

真澄「だめよ柚子、そっちは」


真澄(……初デートに、カードショップを選んでしまった……)


真澄「……」イジイジ


真澄(い、いいじゃない! 柚子ともっと、カードの話したかったんだもん!)


真澄「……」ナオシナオシ


真澄(ああっ、でももし、つまんないとか思われちゃったら……!)


柚子「真澄?」

真澄「……ハッ! 無意識にストレージのカードの上下を揃えてしまっていたわ!」

柚子「あるあるだねー」


29:2014/11/03(月) 22:46:33.50 ID:

真澄「でも、こういうところに、意外な掘り出し物が眠っているものよ」

柚子「なるほど。……あ、このカード」

真澄「……あぁ、融合の絵柄違いね」

柚子「絵柄違いなんてあるんだ! こっちの方が、なんかリアルだ……」

真澄「これは、再録版の方か……。初期の物だと、テキストも違うのよ」

柚子「へぇ~、どんなの?」

真澄「『決められたモンスター2体以上を融合させる』」

柚子「あははっ! 何のことか全然分からないよ、それじゃあ!」

真澄「あ、それからこのカードも、実は英語版だと"fusion"と名のつくカードの一枚で……」

柚子「融合関係ないのにね~。変なの!」ケラケラ


30:2014/11/03(月) 22:47:44.81 ID:

真澄「それから、こっちはシンクロ・フュージョニストでサーチが――……」

柚子「……」クスクス

真澄「……あっ、ごめんなさい、つまらなかったわよね……」

柚子「ううん、全然! 真澄、本当に融合が好きなのね」

真澄「う、うん」

柚子「カードの話してる真澄、なんか可愛くって」

真澄「や、やめてよ! 恥ずかしいわ……」

柚子「いいじゃない! 真澄の話、もっと聞かせて?」ニコ

真澄「……」


真澄(ああ~~~~~~最適化される~~~~~~~)


39:2014/11/04(火) 21:36:37.86 ID:






柚子「結構買っちゃったね~」

真澄「そうね」

柚子「ウルトラの融合、結局3枚買っちゃった! でもスーパーもほしくなってきたなぁ……」

真澄(柚子をレアリティ沼に引きずり込んでしまったわ……)

真澄(でも、共通の話題で打ち解けられたし)

真澄(前より、自然に話せてる……かも)

真澄「今度は、海外版の融合も見せてあげる」

柚子「本当? 楽しみ~……、あれ……?」

真澄「どうかした?」

柚子「こんなところに、お店あったかなぁ、って……」


40:2014/11/04(火) 21:37:31.61 ID:

真澄「あぁ、先月くらいにできたらしいわ。服屋ですって」

柚子「へぇ、気付かなかったなぁ」

真澄「……入ってみる?」

柚子「うん!」






~服屋~


柚子「……う~ん」

真澄「柚子、ほしい服あった?」

柚子「これなんだけど……」

真澄「!」

真澄(かっ、かはっ、かはわひっ……!)

真澄「きき、着てみたら、どどどうかしら?」

柚子「ん~……、でも腋が開いてないしなぁ……」

真澄「……」

真澄(……腋で呼吸してるのかな?)


41:2014/11/04(火) 21:38:55.89 ID:

柚子「そうだ! 真澄、これ着てみない?」

真澄「私!? む、無理よ……! こんな可愛いの、絶対似合わな……」

柚子「そんなことないよー、真澄可愛いから、絶対似合う!」

真澄「かわ、いい……?」

柚子「うん! ほんとに!」

真澄(柚子が……私を褒めて……)

真澄「~~~~っ!」

真澄「……っじゃあ、ちょっとだけ」

柚子「やった!」







42:2014/11/04(火) 21:39:49.72 ID:






真澄「……」

柚子「……」

真澄「……」

柚子「……わぁ」

真澄「……脱ぐわ」モゾモゾ

柚子「だ、だめ! っていうか試着室開けっ放しで脱がないで! すごい似合ってるよ真澄!」

真澄「うそっ、絶対変よ!」

柚子「そんなことないって、真澄、すっごい可愛い!」

真澄「……ほんとに?」

柚子「本当! 私でもドキッとしちゃったもん」

真澄「!」

柚子「なんてね、あはは」

真澄「ゆ、柚子……」ドキドキ


43:2014/11/04(火) 21:41:51.26 ID:






柚子「結局、何も買わなかったねー」

真澄「……」

柚子「カード屋さんで、ちょっと散財しすぎちゃったね」

真澄「そうね……」


真澄(柚子が私のこと、可愛いって……)

真澄(……あの服、絶対買おう)

真澄(お小遣いためて、次に会うときは、あの服で……)

真澄(そして柚子と……、チームサティスファクションを……)ムフフ


ドシンッ


真澄「きゃっ!?」

柚子「真澄!?」


44:2014/11/04(火) 21:43:09.64 ID:

暗黒寺「あぁン?」ジロッ

真澄「ひっ……」

暗黒寺「おい! ボーっと歩いてんじゃねぇぞボケ!」

真澄「うぅ……す、すみません……」


真澄(はぁ……情けない……)

真澄(浮かれてて、不良に絡まれるなんて……)

真澄(しかも、こんな姿を柚子に見られて……)ションボリ


柚子「ちょっとあんた!」

暗黒寺「あぁ?」

真澄「!?」


45:2014/11/04(火) 21:44:27.24 ID:

柚子「人のこと転ばせておいて、何よその態度は! ごめんくらい言ったらどう!?」

暗黒寺「何だとコラ! ぶつかってきたのはそっちだろうが!」

柚子「道の真ん中ズカズカ歩いて、周り見てない方が悪いんでしょ!」

真澄「ゆ、柚子……」ハラハラ


真澄(ど、どうしよう、このままじゃ喧嘩に……)


暗黒寺「あぁ!?」

柚子「何よ! 女だからって、甘く見ないでよね!」


真澄(どうしたら……)

真澄(……こんなとき、こんなときタッグフォースなら……!)


46:2014/11/04(火) 21:44:58.41 ID:

真澄「棚のキャベツが、腐ってる!」

暗黒寺「……」

真澄「キャー!別のにして!」

柚子「……」

暗黒寺「……」

柚子「……やろうっての?」

暗黒寺「この野郎……」ギロリ


真澄(タッグフォーススペシャル今冬発売(ダウンロード販売)~~~~~!!)


47:2014/11/04(火) 21:45:54.27 ID:

柚子「……」

暗黒寺「……」

柚子「……」キッ

暗黒寺「……チッ、気を付けて歩きやがれ」ズカズカ







柚子「……」

真澄「……行っちゃった」

柚子「はぁ……、怖かった……」

真澄「柚子……」

柚子「真澄、大丈夫!? 怪我はなかった!?」

真澄「え、えぇ。……ごめんなさい、私のせいで」

柚子「何言ってんの! 真澄は私の大事な友達だもん!」

真澄「大事、な……?」


48:2014/11/04(火) 21:46:31.40 ID:

柚子「そう。とっても大事な! だから、真澄が困ってたら、私が絶対助けてあげるんだから」

真澄「柚子ぅ……」ジワッ

柚子「……なんてね、ちょっと臭かったな?」アハハ

真澄「……」


真澄(やっぱり、柚子はすごい……)

真澄(明るくて、強くて、優しくて)

真澄(どんな宝石より、輝いていて……)


真澄(間違いない……)


真澄(私は、柚子のことが……)








49:2014/11/04(火) 21:48:26.29 ID:






~翌週・LDS~


真澄「ンハァァァトバーニィィィィンン(銀河万丈)!!」

北斗「やかましいわ」

刃「人違いじゃねえかお前」

真澄「ゆうべはお楽しみでした(一人で)」

刃「聞いてねえよ」

北斗「自己申告制かよ」

真澄「柚子の魅力に完全に私もうメロメロメロディ、思わず前にストロークだったわ……」

北斗「お前一生エクシーズ使うなマジで」

刃「ナニをストロークするんだよ」

真澄「柚子のことを考えるだけで、私のギャラティンもスタンドアップなのよ!」

北斗「別ゲーはやめろってんだよ!」

刃「っていうかギャラティンついてねーだろお前!」


50:2014/11/04(火) 21:49:38.49 ID:

真澄「ふたりとも、ありがとう……。おかげで私、自分の気持ちに気付けたわ」

北斗「よかったな、真澄」

真澄「この気持ち……柚子に届けたい……。こんなに熱く、激しく想っていることを……」

北斗「そっかそっか」

刃「なら、いよいよ告白だな」

真澄「こっ、こここっこ」

真澄「コンバット越前!?」


デデデドデドン

デデドデデドン(キェェェェェェ)

「クリムゾン」を取り返せ…

「クリムゾン」は奴が持っている…


51:2014/11/04(火) 21:50:29.35 ID:

真澄「はっ、はわわわわわ」

北斗「いや、告白……する?」

刃「え、そういう流れでしょ。真澄は柚子のこと、好きだって分かったんだし」

北斗「いやぁ、でもほら、友達になったのも、ついこの間なわけじゃん?」

刃「えぇー? 関係ないと思うけどなー」

北斗「……刃クン、割と肉食系ね」

刃「そ、そうか?」

真澄「そうよ……、今告白して、もしフラれちゃったら……」

刃「そこは、がんばれとしか言えないけども……」


53:2014/11/04(火) 21:52:04.09 ID:

北斗「もうちょっと、これならイケる! って思えてからの方が良くない?」

刃「いやでも、絶対イケる! ってことは絶対ないわけだしさぁ」

真澄「バトルで勝てば、どんな願いも叶うカードゲームがあるらしいんだけど……」

北斗「それはやめろ」

刃「それはマジでやめろ」

真澄「バトぅー!(久野声)」

刃「似ねぇ!」

北斗「やっぱり、もうちょっとお互いのこと、分かってからの方がさぁ」

刃「そうかなぁ……」

北斗「それに、榊遊矢ことだって気になるじゃん?」

刃「あー」


54:2014/11/04(火) 21:53:59.82 ID:

真澄「榊遊矢が? 何で?」

刃「いや、だってお前、アレだぞ、『幼馴染』だぞ?」

真澄「!」

北斗「それで、塾も同じで、四六時中一緒にいるわけじゃん?」

真澄「!!」

刃「で、親同士も仲良くて」

北斗「そんな二人が、何もないの? みたいなのは、思うわけじゃん?」

刃「いや、実際気になるよねー!」

北斗「お互いどうなの? みたいなさぁ!」

刃「な! むしろどこまでイッてるの? くらいの――……あ」


55:2014/11/04(火) 21:54:38.17 ID:

真澄「………………」

北斗「……」

刃「……」

真澄(……榊、遊矢……)

北斗「……」

刃「……」

真澄「SATSUGAIしてやる」

北斗「落ち着け真澄!」

刃「クラウザーさんみたいな顔になってるから!」

真澄(くぅぅ……! 榊遊矢……っ!)







59:2014/11/06(木) 00:50:00.65 ID:






~遊勝塾~

遊矢「行くぜ、フトシ!」

フトシ「チャージ3回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!」

遊矢「チャージ3回! フリーエントリー! ノーオプションバトル!」

フトシ「うぉぉぉぉぉ」

遊矢「うぉぉぉぉぉっ!」

フトシ「いっけぇぇ! オレのトムキャットレッドビートルー!」

遊矢「負けるな! 俺のエレクトリカル・スピードワゴン!」

フトシ「レッドアウトゴールデンマキシマムバーニングーっ!」

遊矢「デンジャラスサンダーアルティメットーっ!」

フトシ「うぉぉぉぉぉっ」

柚子「あ、ん、た、た、ち、ぃ~~……」

遊矢「げぇっ、柚子!?」


60:2014/11/06(木) 00:51:22.58 ID:

柚子「いい加減マジメにデュエルしなさーいっ!」ハリセンスパーン!

遊矢「いっでぇぇ!」

フトシ「逃げろー!」テテテー

柚子「こらぁー! 待てバカ遊矢ぁー!」

遊矢「げぇぇ、何で俺だけぇ~!」


ドタバタ

ギャーギャー


真澄「……」


真澄(楽しそう……)

真澄(あんな柚子の表情、見たことなかった……)

真澄(感情そのままに、怒ったり、大きな声出したり……)

真澄(榊遊矢には、あんな顔を見せるなんて……)

真澄(私も……)


真澄「私も柚子に、バカって言われたり、叩かれたりしたい……っ!」ワナワナ


アユ「もしもし、セキュリティですか? はい、不審者が建物の中に……はいっ、……怖いっ! 早く助けて……っ」


61:2014/11/06(木) 00:52:04.21 ID:






~後日・街外れの裏道~


遊矢「急げみんな! 今日こそマジメにデュエルするぞ!」

フトシ「ま、待ってよ遊矢兄ちゃん~」ゼェゼェ

遊矢「早く行かないと、今日こそ柚子に殺されちまう……!」

タツヤ「そんなに走らないでよぉー」ハァハァ

アユ「アユ……もう駄目ぇ……」

遊矢「急げ~!」タッタッタッ


ザッ


「待ちなさい!」


遊矢「……っ、アンタは!」


62:2014/11/06(木) 00:52:51.12 ID:

真澄「久しぶりね」

遊矢「光津真澄! 先週会ったけど!」

真澄「やっと捉まえたわよ、榊遊矢……! 私とデュエルよ!」

フトシ「えぇ~~!?」

遊矢「な、何で俺が、アンタとデュエルなんて……!」

真澄「貴方と私、どちらが柚子にふさわしいか……、真剣勝負で決めようって言ってるのよ」

遊矢「はあぁ!?」

アユ「なんで柚子おねえちゃん?」

タツヤ「どういうことだよ!」

遊矢「いや……待て……」







~~~~

素良『ホントによかったの? 相手はLDSだよ?』



素良『柚子に近付いて、LDSに引き抜くつもりかも……』

遊矢『考えすぎだろ』

素良『だといいけど……』


~~~~







63:2014/11/06(木) 00:53:57.39 ID:

遊矢(まさか、本当に柚子を、LDSに……?)

遊矢(……つまりLDSと遊勝塾、どちらが柚子にふさわしいかを、このデュエルで決める、ってわけか……!)

遊矢(だとしたら……、負けられない!)


真澄「私が勝ったら、柚子を(私に)譲ってもらうわ。柚子だけに」

遊矢「柚子を(LDSに)連れてなんて、いかせるもんか!」キッ

真澄「ぐぬぬ……っ!」

遊矢「デュエルだ真澄! 決着をつけよう!」

真澄「望むところよ……、と言いたいところだけど。このデュエル、OCGルールでやらせてもらうわ」

遊矢「……!」

真澄「マスタールール3、リミットレギュレーションでね。それでもやる?」ニヤッ


遊矢(OCGルールということは、アクションフィールドを使えないってことか…)

遊矢(俺の得意の、アクションカード戦術は封じられる……。だけど……)


遊矢「もちろん、やるさ!」

真澄「上等じゃない腐れトマトがぁ!」

フトシ「たた、大変だぁ~!」

タツヤ「ボク、柚子姉ちゃん呼んでくる!」タッタッタッ


64:2014/11/06(木) 00:54:55.49 ID:

真澄「いくわよ……」

遊矢「来い!」



真澄「デュエル!」
LP8000

    V S

        LP8000
        遊矢「デュエル!」





65:2014/11/06(木) 00:56:04.42 ID:

真澄「ん」

遊矢「おう」

真澄「サイショハグー」グー

遊矢「インジャンホイ」チー

真澄「先行はもらったわ! 私のターン!」手札5


真澄「私は手札より、魔法カード《ジェムナイト・フュージョン》を発動!」

遊矢「く……っ、さすがの運命力……」

真澄「このカードの効果により、手札の《ジェムナイト・アイオーラ》と、《ジェムナイト・アレキサンド》を融合!」

真澄「融合召喚! 《ジェムナイト・ジルコニア》!」


ジルコ「ウッス」ATK2900


真澄「さらにモンスターをセット」

真澄「カードを1枚セットして、ターンエンドよ」



真澄 LP8000
モンスター:ジルコニア、セット1
魔法・罠:セット1
手札:満足


66:2014/11/06(木) 00:56:57.92 ID:

アユ「ごくごく自然な流れでデュエルがはじまっちゃったよ~!」

フトシ「本当に、これ以上ないくらい自然な流れでデュエルが~!」

アユ「そして真澄さんのフィールドに、いきなり攻撃力2900のモンスターが!」

フトシ「ヤバいぜ、遊矢兄ちゃん!」


遊矢「俺のターン! ドロー!」手札6

遊矢「《EMシルバー・クロウ》を召喚」


ワンコ「ワンワン!」ATK1800


遊矢「……そして、シルバー・クロウをリリースし、マジック発動! 《ミニマム・ガッツ》!」

真澄「!!」


67:2014/11/06(木) 00:57:49.89 ID:

《ミニマム・ガッツ》
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体をリリースし、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで0になる。
このターン、選択したモンスターが戦闘によって破壊され相手の墓地へ送られた時、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


68:2014/11/06(木) 00:59:22.62 ID:

遊矢「この効果により、ジルコニアの攻撃力は、エンドフェイズまで0にする!」


ジルコ「アカン……」ATK2900→0


アユ「すごい! ジルコニアの攻撃力が、あっという間に0になっちゃった!」

フトシ「で、で、でも、もうモンスターは召喚できないし……どうすんだよぉ?」


遊矢「お楽しみは……これからだ!」


遊矢「手札の! 《時読みの魔術師》と……!」

真澄「!!」

遊矢「《星読みの魔術師》で、ペンデュラムスケールをセッティング!」


遊矢「ペンデュラム召喚!」


遊矢「現れろ、俺のモンスターたち!」

遊矢「手札より、 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」

遊矢「そしてさっきリリースした、《EMシルバー・クロウ》をエクストラから特殊召喚!」


オッP「クカカカ……ホォォォォォァァァォ!!」タットンタットン ATK2500

犬「クゥーン」ATK1800


69:2014/11/06(木) 01:00:25.83 ID:

アユ「決まったわ! 遊矢お兄ちゃんのペンデュラム召喚!」

フトシ「痺れるぅ~~~~~!!」

真澄「吐きそう……」

遊矢「バトルフェイズ! オッドアイズ、ジルコニアを攻撃!」

真澄「ライフで受けるっ」

遊矢「オッドアイズが戦闘を行うとき、相手に与える戦闘ダメージは、倍になる」

真澄「あぁぁ……っ!」LP8000→LP3000

遊矢「そして《ミニマム・ガッツ》の効果で、ジルコニアの攻撃力分のバーンダメージだ!」

真澄「キャァァァァッ!!」LP3000→LP100


アユ「すごいすごい! 一気に相手のライフを100に!」

フトシ「すごいぜぇ~」


真澄「ぐ……ぐぅぅぅ」

遊矢「ククク、”LDS(ハマ)”のモンは”効いたフリ”がうめーなァ……!」


!?


70:2014/11/06(木) 01:01:24.15 ID:

遊矢「さらにシルバー・クロウで、セットモンスターに攻撃!」

真澄「くっ……破壊されたモンスターは《メタモルポット》」


メタポ「ツボツボ~」DEF600


遊矢「げっ」

真澄「ツボツボの効果で、私は5枚のカードをドロー」

遊矢「このために、墓地のフュージョンをわざと回収しなかったのか……」

遊矢「俺は1枚手札を捨てて、5枚ドローだ」


真澄(手札は回復できた……、けど)

真澄(相手にも手札補充をさせてしまった……。これは痛い……)

真澄(まさか初手からここまで仕掛けてくるなんて……)


真澄「……」チラッ

遊矢「……」ニヤリ

真澄「!!」


71:2014/11/06(木) 01:02:22.90 ID:

遊矢「俺は3枚のカードをセット」

真澄「……」


真澄(さっきの表情……、間違いない、次のターンで決める気だわ)

真澄(だとすれば、セットしたカードは、私のターンの妨害のための、除去カード……)


真澄「くぅぅ……、絶対負けられない……のに……っ」

遊矢「……真澄?」

真澄「柚子ぅ……」

遊矢「……」


遊矢(真澄……、ひょっとして……)

遊矢(LDSのためとかじゃなく……、ただ柚子を……)

遊矢(……だったらこれで、確かめてみれば……)


72:2014/11/06(木) 01:03:25.86 ID:

遊矢「メイン2入りまーす」

真澄「どうぞ……」

遊矢「俺は、オッドアイズと、シルバー・クロウをリリース」

遊矢「このカードは、融合カードなしで、特殊召喚できる……」

遊矢「来い! 《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!」


野獣P「ピギャース!」ATK3000


真澄「融合モンスター!」

真澄「融合は……、私と柚子の絆なのに……!」

遊矢「そうかい? 俺だって、融合は使えるさ」

真澄「この……っ! アンタなんかに……!」

遊矢「……」

真澄「アンタなんかに、柚子を……!」

遊矢「……」


遊矢(真澄……、やっぱり……)


遊矢「俺はこれで、ターンエンド」


遊矢 LP8000
モンスター:ビーストアイズ
魔法・罠:セット3、時読み(P)、星読み(P)
手札:2



76:2014/11/06(木) 21:18:14.55 ID:

真澄(負けられない……)

真澄(柚子のためにも、この勝負! でも……)

真澄(あの3枚のセットカードを何とかしないと……)

真澄(それだけじゃない……、ターンを返してしまえば、必ず榊遊矢は決めにくる……)

真澄(いったい、どうすれば……)


遊矢「どうした? アンタのターンだぜ?」

真澄「う、うるさい! アンタに……!」

遊矢「……」

真澄「アンタに柚子は渡さない!」

遊矢「……」


77:2014/11/06(木) 21:19:13.55 ID:

真澄「くっ……」

遊矢「……そうだな、俺も真澄に、柚子を渡すことはできない」

真澄「……! このぉ……!」

遊矢「いや、俺だけじゃない。誰にも、柚子を渡したり、奪ったりなんて、できない」

真澄「……?」

遊矢「柚子は柚子。アイツは誰のものでもない、アイツ自身のものだ。そうだろ?」

真澄「!!」

遊矢「アイツは、自分で考えて、自分の足で歩いて……、そういうところに、アンタだって惹かれたはずだ。だったら、分かるんじゃないか?」

真澄「でも……、でも……っ」

遊矢「俺が邪魔だからって、柚子から引き離したところで、アンタの気持ちを柚子に届けることなんて、できない」

真澄「でも……だったら、私はどうすれば……!」


78:2014/11/06(木) 21:20:00.60 ID:

遊矢「ダイレクトアタックしかないんだ、真澄」

真澄「え……」

遊矢「どんなときだって、障害はある! 妨害はある! でも、それを乗り越えて、直接行くしかないんだ!」

真澄「榊遊矢……」

遊矢「本気でぶつかって行くんだ!自分の、本当の気持ちで! 柚子は……アイツは、そういう本気を、笑ったり、馬鹿にしたり、絶対にしない」

真澄「柚子……」

遊矢「本気には本気で、答えてくれる。アイツはそういうやつだよ。アンタにも分かるだろ?」

真澄「……」

遊矢「……」

真澄「……まさか、貴方に説教されることになるとはね」フッ


真澄(……でも、そうだわ)

真澄(もう迷わない……)


79:2014/11/06(木) 21:20:32.59 ID:

真澄(障害があっても、妨害があっても……)

真澄(この想いだけは、変わらない……)

真澄(だったら、届けなきゃ……私の気持ち……)

真澄(柚子に!)


真澄「私のターン! ドロー!」手札5→6

真澄「ステンバーイ」

遊矢「ステンバーイ……」

真澄「ゴッ(メイン宣言)」


80:2014/11/06(木) 21:21:24.68 ID:

真澄「私は墓地の、《ジェムナイト・フュージョン》の効果を発動!」

真澄「アイオーラをゲームから除外することで、手札にGFを回収」

真澄「そして、《ジェムナイト・フュージョン》を発動!」

真澄「手札の 《ジェムナイト・ルマリン》と、《ジェムナイト・オブシディア》を融合!」

真澄「融合召喚! 《ジェムナイト・パーズ》!」


パーズ「オォッ」ATK1800


真澄「オブシディアの効果で、ルマリンをフィールドに特殊召喚!」ATK1600

真澄「さらにオブシディアをゲームから除外して、GFを回収! 発動!」

真澄「手札の 《ジェムナイト・ガネット》と、《ジェムナイト・サニクス》を融合!」


真澄「融合召喚! 《ジェムナイト・ルビーズ》!」


ルビーズ「ムンッ」ATK2500



81:2014/11/06(木) 21:22:18.03 ID:

フトシ「すげぇ! 2連続融合! 痺れるぅ~~~!」

アユ「ルビーズは確か、フィールドの『ジェムナイト』をリリースして、その攻撃力を得るから……」

フトシ「じゃあ、ジェムナイト・ルマリンをリリースしたら、攻撃力4100で……!?」

アユ「ビーストアイズが破壊されちゃう!」


遊矢「させない! 召喚成功時、罠カード発動! 《激流葬》」

真澄「ちぃ……」


フトシ「やったぜ! これで相手のモンスターを一掃だ!」

アユ「でもこれじゃあ、遊矢お兄ちゃんのビーストアイズまで……」


82:2014/11/06(木) 21:22:58.04 ID:

遊矢「チェーンあります?」

真澄「ノーチェーン」

遊矢「だったらさらに、速攻魔法! 《禁じられた聖衣》」

遊矢「ビーストアイズのATKを、600下げる代わりに、破壊から免れる!」


野獣P「ギェピー…」ATK3000→2400


真澄「……」


真澄(もう、気にしない……)

真澄(障害があったって、何があったって……)


真澄「突き進むだけよ!」

真澄「トラップ発動! 《廃石融合》!」


83:2014/11/06(木) 21:23:33.71 ID:

《廃石融合(ダブレット・フュージョン)》
通常罠
(1):自分の墓地から、「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


84:2014/11/06(木) 21:25:23.01 ID:

真澄「このカードの効果により、私は墓地の、ジルコニア、ルビーズ、ルマリンを除外!」


真澄(このカードに……すべてを賭ける!)


真澄「融合召喚! お願い……《ジェムナイトマスター・ダイヤ》!」


ダイヤ「オラキター!!」ATK2900→3300


真澄「召喚成功時、何か」

遊矢「……」

真澄(とおれとおれとおれとおれ)

遊矢「……っ、何もないです……」

真澄(とおった!)

真澄「だったら、ダイヤの効果を発動」

真澄「墓地の《ジェムナイト・パーズ》を除外して、その効果を得る!」


85:2014/11/06(木) 21:25:50.47 ID:

《ジェムナイト・パーズ》
融合・効果モンスター
星6/地属性/雷族/攻1800/守1800
「ジェムナイト・ルマリン」+「ジェムナイト」モンスター
このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみ
エクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。


86:2014/11/06(木) 21:26:37.50 ID:

ダイヤ「ハァァッ」ATK3300→3200


フトシ「2回攻撃に、バーンダメージ!?」

アユ「それじゃあ、この攻撃が全部通っちゃったら……6400ダメージ!?」

フトシ「ゲゲーッ!」

アユ「でも、でもでも! それでも遊矢お兄ちゃんのライフは残る!」

フトシ「次のターンも、ペンデュラム召喚はできる! そしたらフィニッシュだぁー!」


真澄「メイン終了」

遊矢「何もないです」

真澄「……バトルフェイズ」

遊矢「何もないです」

真澄「ダイヤで、ビーストアイズに攻撃宣言」

遊矢「……」

真澄「……っ! ……ダメステいいですか?」


87:2014/11/06(木) 21:27:10.09 ID:

遊矢「……」

真澄「……」

遊矢「……」

真澄「……」

遊矢「……このまま『どうぞ』と言わなければ、永遠にダメステ入らなくていいワンチャ――」

真澄「ダメージステーップ!」

遊矢「ウィッス」

真澄「速攻魔法!」


真澄「《決闘融合-バトル・フュージョン》!!」


88:2014/11/06(木) 21:27:41.05 ID:

《決闘融合-バトル・フュージョン》
速攻魔法
「決闘融合-バトル・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合モンスターが
相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。


89:2014/11/06(木) 21:28:27.43 ID:

遊矢「な、なんだってぇぇ!!」

真澄「ダイヤの攻撃力は、2400上昇する!」


ダイヤ「アァァイ!!」ATK3200→5600


真澄「ビーストアイズ、粉☆砕!」

遊矢「っ……ぐぅぅ!」LP8000→4800

真澄「さらに、ビーストアイズの元々の攻撃力分の、バーンダメージを与える!」

遊矢「っくぅぅぅ!!」LP4800→1800


遊矢「はぁ、はぁ……」

真澄「……榊遊矢、あなたは……」

遊矢「来いよ。アンタの本気、見せてくれ!」

真澄「……! ダイヤ! 2回目の攻撃よ! ダイレクトアタック!」


ダイヤ「ッシャァァ!!」ATK3200


遊矢「う……うわぁぁぁぁ!!」LP1800→0



90:2014/11/06(木) 21:29:03.56 ID:

ピーーーー

WIN

MASUMI










91:2014/11/06(木) 21:29:44.39 ID:






真澄「……勝っ……た?」

フトシ「あーあー」

アユ「遊矢お兄ちゃん、負けちゃったー……」

真澄「……」

遊矢「真澄」

真澄「……あ」

遊矢「すげぇじゃん。まさかあんなカードで、決めてくるなんてさ。完敗だよ」

真澄「……榊遊矢、貴方、最後のセットカード、あのカードは……」

遊矢「ん?」


92:2014/11/06(木) 21:30:52.51 ID:

真澄「勝利を確信してたんでしょ? だったらあの1枚は、必ず私の攻撃を、止めるカード」

遊矢「……」

真澄「私の読みが正しければ、聖バリ的なカードだったはず……。どうして……」

遊矢「……さぁ、どうかな?」


タッタッタ


柚子「真澄ー! 遊矢ぁー!」

真澄「あ……っ」

タツヤ「はぁ……はぁ、柚子姉ちゃん、連れてきたよ……、って、あれ? デュエル終わってる……?」

真澄「柚子……」

柚子「どうしたのよ二人とも! なんでいきなりデュエルなんて……、私もうビックリして……」

遊矢「……真澄」

真澄「え……」

遊矢「しっかり決めろよ。さっきのデュエルみたいにさ」

真澄「榊遊矢……」


93:2014/11/06(木) 21:31:32.39 ID:

遊矢「がんばれよ。それじゃ」スタスタ

柚子「あ、ちょっと! 遊矢どこ行くのよー!」

遊矢「みんな行くぞー」スタスタ

フトシ「何で遊矢兄ちゃん偉そうにしてんだよー」スタスタ

アユ「負けちゃったくせにぃー」トテトテ

タツヤ「え、遊矢兄ちゃん、負けちゃったの!? えぇー……。うわ……うわぁー……」スタスタ

遊矢「う、うるさいやい」スタスタ

柚子「えぇー、ちょっとぉ、みんなぁー……」



94:2014/11/06(木) 21:32:15.81 ID:

真澄「柚子」

柚子「え……、やだ、真澄どうしたのよぉ」アハハ

真澄「聞いて、柚子。大事な話なの」

柚子「……真澄?」

真澄「……」

柚子「……うん、分かった」コクリ

真澄「あのね、柚子……」


柚子――……

私、あなたのことが――……







95:2014/11/06(木) 21:33:16.12 ID:






~後日・LDS~


刃「あ、いたいた」

北斗「おーい、真澄ー」

真澄「……」

刃「聞いたぞー、柚子に告白したんだって?」

北斗「やるじゃん。それで、どうだった!?」

真澄「اللههو واحد فقطاللهيرىكل」

刃「あー、そっか……あ! いや!? わかんねぇ!?」

北斗「どうだったんだよマジで!」


96:2014/11/06(木) 21:33:55.97 ID:

真澄「フラれたわ」

刃「うぁー」

北斗「うぁー」

真澄「『嬉しいけど、いい友達でいましょう』ですって」

刃「あー」

真澄「迷うそぶりすらなかったわ」ハァ

北斗「そっかそっか」

刃「まぁ、ドンマイ」

北斗「じゃあ、今日はこれから刃の家で残念会かな」

刃「仕方ねーから、ばっちり付き合って――」

真澄「残念? フフン、甘いわね」

北斗「お?」


97:2014/11/06(木) 21:34:42.24 ID:

真澄「一度お断りされたくらいで、私が諦めると思ったら、大間違いよ!」

刃「おぉ」

真澄「私は諦めない……、そしていつか、柚子を振り向かせてみせるわ」

北斗「そうかぁ」

刃「まぁ、真澄らしいっちゃ、真澄らしいな」

真澄「ふふっ、私、意外と執念深いのよ」

北斗「はは、ま、がんばれよ」

刃「俺たちも応援してっから」


真澄(そう……、一度つまずいたくらいで、この気持ち……)

真澄(なくなったり、するわけないもの……)


98:2014/11/06(木) 21:35:26.91 ID:

真澄(私……がんばるわ)

真澄(そして……いつかきっと……)


真澄「柚子と私で、超☆融☆合!」

北斗「うるせぇよ! けっきょくそれか!」

真澄「柊真澄、がんばります!」

刃「勝手に籍入れんな!」

北斗「厚かましすぎだろ!」

真澄「KONAMIさん、ジェムナイト・iPSの開発、よろしくお願いします!」

刃「無茶言ってんじゃねぇよ!」

北斗「いい加減にしろ!」


100:2014/11/06(木) 21:36:43.72 ID:






~おわり~



101:2014/11/06(木) 21:37:48.74 ID:

以上です
真澄ちゃん可愛すぎる

お目汚し失礼いたしました


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