自然素材の家作り コバジュウBlog

横浜で100%自然素材にこだわる家づくりをしているこばじゅうのスタッフブログです。

こんにちは!
こばじゅうスタッフブログ、第8回目の投稿となります。

今回は前回に予告させていただいていた通り、
断熱材「セルローズファイバー」の持つ特性の中でも、

⑤防虫性能
⑥撥水性能

についてご説明させていただきます。


この2つでセルローズファイバーの特性について、
全てコンプリートとなります!

まず、⑤防虫性能についてですが、
前回の投稿でセルローズファイバーには防火の性能を持たせるために、
「ホウ酸」が入れてあるとお伝えいたしました。


この「ホウ酸」という素材、どこかで聞いた覚えはないでしょうか?

そうです、ゴキブリ除けなどに使われるホウ酸団子のホウ酸なんです!!

セルローズファイバーはホウ酸で処理されている為、
ゴキブリをはじめ、シロアリなどの虫、更にはネズミも寄せ付けることがありません。

もちろん、外部から侵入してしまう可能性はありますが、
セルローズファイバーで施工された家には、
虫やネズミが卵を産み付けて、住み着くようなことはまずないのです。

実際、OBのお施主様宅のアフターメンテナンスにうかがった際に、
床の下や、小屋裏など、躯体内部も点検するのですが、
上記の虫やネズミが確認された事例は全くありません。

因みにこのホウ酸、その毒性について言及されることがあるのですが、
純粋なホウ酸であれば、その毒性は塩よりも低く、ほぼ無害な素材です。

防虫性能についてもう一点、お伝えさせていただくと、
これまでご説明させていただいた通り、
セルローズファイバーには強力な断熱性能と調湿効果があります。

この効果によって、家の温度、湿度が一定に保たれるため、
高温度、高湿度で繁殖する、ダニやカビの発生を防ぐことが出来ているという側面もあるのです。

続いて、⑥撥水性能についてですが、
実はセルロースファイバーにはホウ酸以外に、
「動物性油脂」という素材が加えられており、
これが含まれることにより、水をはじくようになっているのです。

では、何故、
セルロースファイバーに撥水性能が必要なのか?
ということなのですが、
以前の投稿で
「断熱材にとって隙間は大敵」
とお伝えいたしました。

どんな断熱材であっても、隙間が少しでも出来てしまうと、
その性能はガクンと下がってしまうのです。

あってはならないことですが、
もし、セルロースファイバーを施工した後に、
何らかの理由で水分が侵入してしまい、吸収してしまったら、
その重みでセルロースファイバーが沈降し、
隙間が生じてしまう可能性があります。

なので、もし水分にさらされた場合でも、
撥水することが出来れば、沈降を防ぐことが出来るのです。

また水をはじくことで、カビも発生することがなくなり、
躯体から家が蝕まれる可能性を無くすことにもつながります。

その為、セルロースファイバーには、
動物性油脂を加え、撥水性能を持たせてあるのです。

尚、この動物性油脂はホウ酸よりも更に毒性の低い、
ほとんど無害な素材です。

以上でセルローズファイバーの持つ、
6つの特徴、すべてをお伝えさせていただきました!

次回以降はこのセルローズファイバーが、
実際どのように施工されるのかについて、
小林住宅工業独自の視点も交えながらお伝えさせていただきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします!

営業部 綱崎

こんにちは!
こばじゅうスタッフブログ、第7回目の投稿となります。

今回は前回に予告させていただいていた通り、
断熱材「セルローズファイバー」の持つ特性の中でも、

④防火性能

についてご説明させていただきます。

「断熱について その②」で、、
セルローズファイバーの原材料は自然素材とお伝えしましたが、
具体的な素材についてはお伝えしておりませんでした。

セルローズファイバー、そのベースは木質系の繊維、
そう、新聞紙が原材料なのです!

新聞紙=火に弱い、
そう思われるのは当然。

しかし、結論から申し上げますと、
セルローズファイバーは、あらゆる断熱材の中でも、
特に防火の性能に優れた素材なのです。

その理由は原材料である、新聞紙に、
「ホウ酸」という素材を入れて防燃処理してある為。

こばじゅうでは3月に一度、
断熱に関するセミナーを開催しているのですが、
その中で断熱材の燃焼実験を実施しています。

実験内容はセルローズファイバー、グラスウール、ウレタンフォーム
3種類の断熱材をバーナーで燃焼するというもの。

グラスウールは原材料がガラスの繊維で、
一般的には不燃材とされているのですが、
実際に燃焼してみると、燃え広がり、最終的には溶けてなくなります。

ウレタンフォームは火を着けた瞬間に溶けてなくなります。

それに対して、セルローズファイバーは、
火を着けても、表面が焦げるだけで、中まで燃え広がることはないのです。

更に、グラスウールは溶けてなくなるだけでなく、
燃焼の際に、一酸化炭素が発生します。

また、ウレタンフォームは燃焼時にシアンガスが発生します。

起こってはいけないことですが、火事が発生した時、
逃げ遅れてしまうのは、家の中のものが燃えて有毒ガスが発生し、
それを吸って動けなくなってしまうからです。

一酸化炭素はご存じの通り、多量に吸引すると昏睡状態に陥ります。

シアンガスは一酸化炭素よりも更に有毒で、
少量の吸引でも死に至る可能性があります。

燃焼して有毒なガスが発生する素材は多数ありますが、
家全体を包む断熱材が、燃焼して有毒ガスが発生するということは、
非常に危険だと言えます。

セルローズファイバーは先述の通り、
燃え広がらないだけでなく、有毒なガスも発生しません。

これは、こばじゅうの事例ではないのですが、
とあるセルローズファイバーで施工した物件で
隣家から火事が発生したことがありました。

その物件はもらい火をしてしまったのですが、
外壁は燃えてしまったものの、壁内のセルローズファイバーで火は止まり、
家の中は無事だったという事例があります。

セルローズファイバーの原材料は新聞紙、
それだけを聞けば、防火性能はないように思えるかもしれませんが、
実際には断熱材の中で最高峰の防火性能を備えているのです。

さて、今回はここまで。

次回はセルローズファイバーの持つ「防虫性能」「撥水性能」について、
お伝えしたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします!

営業部 綱崎

こんにちは!
こばじゅうスタッフブログ、第6回目の投稿となります。

今回は前回に予告させていただいていた通り、
断熱材「セルローズファイバー」の持つ特性の中でも、

③防音効果

についてご説明させていただきます。

ここで、振り返りになるのですが、二つ前のブログで、
断熱の性能には断熱材の「厚み」が重要とお伝えいたしました。

それに対して、防音の効果には、
面積当たりに入れることの出来る断熱材の「重さ」が密接に関わってきます。

断熱性能の場合は、厚ければ厚いほどその性能が上がるとお伝えしましたが、
防音効果に関しては、重ければ重いほどその効果が高まるのです。

そこに、素材そのものが持つ吸音性能が合わさって、
断熱材による防音効果は決定されます。

さて、この素材そのものが持つ吸音性能ですが、
これは端的に言うと、素材自体又は素材同士の間に、
どれだけ空気の層があるかによって決まってきます。

空気の層は音を吸収する効果があるので、
コレが沢山あるほど、その吸音効果は高まるのです。

ですので、断熱材による吸音効果は、

断熱材の重さ×素材の吸音性

上記によって示すことが出来ます。

では、断熱材による防音効果を、
下記の素材で比較してみましょう。

・グラスウール(鉱物系)
・ウレタンフォーム(プラスチック系)
・セルロースファイバー(自然素材系)

まず、重さについてですが、
1㎥当たりに入れられる重さは素材ごとに以下のような形になります。

・グラスウール 30㎏~35㎏
・ウレタンフォーム 15㎏~20㎏
・セルローズファイバー 50㎏~60㎏

国内で最も多く使用されている断熱材である、
グラスウールの場合1㎥当たりおよそ、30㎏~35㎏。

ガスで膨らませる形で施工する、ウレタンフォームは、
重さを入れることが出来ず、
1㎥当たりおよそ15㎏~20㎏という結果になっています。

それに対して、セルローズファイバーは、
施工する職人さんによっても異なってくるのですが、
1㎥当たりおよそ50㎏~60㎏という形で、
他の素材よりも重く入れることが可能なのです。

「施工する職人によって」という注意書きを入れさせていただいたのは、
セルローズファイバーは施工の精度によって、その効果が大きく変わるからです。

この点については、改めて触れさせていただければと考えております。

続いて、素材の持つ吸音性ですが、
各素材ごとに以下のような形になります。

・グラスウール
素材自体に空気層は無いが、
素材同士が絡み合って生じる空気層で音を吸収。
吸音性 中

・ウレタンフォーム
素材自体にも素材の間にも空気層は無い。
吸音性がほぼ無く、音が反射しやすい。
吸音性 小

・セルローズファイバー
素材自体が空気層を持ち、
素材同士が絡み合って生じる空気層とダブルで音を吸収。
吸音性 大

上記の通り、断熱材の中で、
セルローズファイバーは重く施工できること、
更に素材自体の吸音性が高いこと、
この二つの掛け合わせで圧倒的な防音効果を持っているのです。

実際、セルローズファイバーできちんと施工されている家は、
外を通る車の音どころか、雨の音すら聞こえないぐらい、
高い防音効果を実感することが出来ます。

グラスウールも一般的には防音効果のある断熱材と言われていますが、
セルローズファイバーと比較すると、その効果には大きな差があります。

ウレタンフォームに至っては、
ほぼ防音効果の無い断熱材なのです。

もちろん、防音効果は断熱材にとって
最重要な要素ではないですが、家を包む素材に防音効果があるかどうかは、
快適に過ごすうえで、重要な点であると思います。

セルローズファイバーは防音室に使われることがあるくらい、
その効果が認められている素材であることを考えると、
防音の観点からみても、優れた素材であることは間違いないでしょう。

さて、今回はここまで。

次回はセルローズファイバーの持つ「防火性能」について、
お伝えしたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします!

営業部 綱崎


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