2017年08月23日

マーズ・アタック!

1996年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督は、有名監督のティム・バートン。
出演は、ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング、
ピアース・ブロスナン、ダニー・デヴィート、ナタリー・ポートマン、
サラ・ジェシカ・パーカー、そしてハリウッドの伝説のスター、マイケル・J・フォックス。



マーズ・アタック!












“ ティム・バートンがエドワード・D・ウッド調に撮った「火星人地球攻撃」 ”

ジョニー・デップと違い、「バットマン」の成功で、
1990年代から大監督だったティム・バートンの作品です。

ただこの映画は、ティム・バートン最大の名作「エド・ウッド」の次の作品のため、
どうにもティム・バートンの趣味だけが全開の映画です。


“ 有名スターが次々と殺されていく、笑えないコメディ ”

「バットマン」のジョーカー役で再度人気が沸騰したジャック・ニコルソン。
五代目、ジェームズ・ボンドとして「007 ゴールデンアイ 」に出演し、
人気が最高にあがった頃のピアース・ブロスナン。
「レオン」で大注目された頃のナタリー・ポートマン。
大スターでも大女優でもなく、アネット・ベニング、ナタリー・ポートマン以下の
扱いだった“ Sex and the City ”サラ・ジェシカ・パーカー。
そして、ハリウッドの伝説のスター、マイケル・J・フォックス。 ほかもっと。
( この映画で当初ジェイソン役は、ジョニー・デップが演じる予定だったのですが、
  大スターのマイケル・J・フォックスが出演することが決まり、
  ジョニー・デップの出演は取り消されることになったそうです )


エドワード・D・ウッドは、ハリウッドで史上最低の映画監督と呼ばれる人物。
その“ エドワード・D・ウッド調 ”で映画を撮るということは、
自然つまらない映画を完成させるということになります。そしてその通りになっています。

だから冴えない映画です。趣味で商業映画を作られても困るという映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

マーズ・アタック! (1996)

監督 ティム・バートン
製作 ティム・バートン、ラリー・フランコ
脚本 ジョナサン・ジェムズ
撮影 ピーター・サシツキー
音楽 ダニー・エルフマン

出演 ジャック・ニコルソン
   グレン・クローズ
   アネット・ベニング
   ピアース・ブロスナン
   ダニー・デヴィート
   マーティン・ショート
   サラ・ジェシカ・パーカー
   マイケル・J・フォックス
   ロッド・スタイガー
   トム・ジョーンズ
   ルーカス・ハース
   ナタリー・ポートマン
   ジム・ブラウン
   リサ・マリー
   シルヴィア・シドニー
   ジョー・ドン・ベイカー
   パム・グリア
   ポール・ウィンフィールド
   イエジー・スコリモフスキ
   バーベット・シュローダー
   クリスティナ・アップルゲイト
   ジャック・ブラック

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

火星人大襲来!、宇宙からの訪問者を歓迎すべきか、火星に追い返すべきか?、
世界はアメリカ合衆国大統領デイル(ジャック・ニコルソン)の決断を見守っていた。
宇宙生物学者のケスラー教授(ピアース・ブロスナン)、報道官のロス
(マーティン・ショート)、タカ派のデッカー将軍(ロッド・スタイガー)、
ハト派のケイシー将軍(ポール・ウィンフィールド)らと協議を重ねる大統領。
その傍らには、ホワイトハウスの改装にしか興味のないファーストレディのマーシャ
(グレン・クローズ)と、何事にも無関心な娘タフィ(ナタリー・ポートマン)がいる。

一方、ラスベガスでは、火星人来訪を機にひと儲けしようとホテルを建設中の
不動産王アート(ジャック・ニコルソン=二役)がいた。
その妻でアル中のバーバラ(アネット・ベニング)は、火星人たちを地球に
差し向けられた救世主と思い込み、一人で異種間の交流を図ろうとしていた。
また、あるホテルのショーに出演中の元プロボクサーのバイロン(ジム・ブラウン)は、
ワシントンにいる別れた妻ルイーズ(パム・グリア)と子供たちと連絡を取ろうとしていた。

ラスベガス中が火星人来訪の報に沸く中、平然たるのは勝負に賭けるギャンブラー
(ダニー・デヴィート)と、今日もステージを続ける真のエンターティナー、
トム・ジョーンズ(本人)だけ。カンザス州の田舎町に、好戦的な父親グレンと血気盛んな
兄ビリーとトレーラーハウスに住むリッチーは、耳の遠い祖母のことを気にかけている。

テレビリポーターのナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とその恋人でGNNの報道記者
ジェイソン(マイケル・J・フォックス)は、火星人来訪のスクープをとろうと躍起。

そして、ついにアリゾナ州の砂漠に火星人の宇宙船が着陸した──。
体長70センチ、脳髄が肥大化した頭部と骸骨のような顔に飛び出した目玉を持つ火星人達は、
狡猾で残忍な習性を剥き出しにし、友好の手を差し出す地球人たちを熱戦銃で殺戮し始めた。

火星人の猛攻はとどまる所を知らず、被害は世界各地に広がり、人々は次々に殺されていく。
ホワイトハウスにまで妖艶な美女に化けた火星のスパイが潜入し、大暴れする始末。
人類の抵抗は無力で、核攻撃も全く効果がない。大統領は火星人の代表と講和を申し込み、
感動的な演説で彼らの目にも涙を浮かべさせるが、結局、殺されてしまう。

地球危うし。火星人の魔手がついにリッチーの祖母(シルヴィア・シドニー)
にまで迫ったその時、彼女の聴いていたスリム・ホイットマンの
レコードの歌声に火星人たちが激しく身悶えし苦しみだし、死んでしまった。

火星人の弱点に気づいたリッチーの呼びかけで、レコードの音を大音声で
宇宙船に浴びせると次々と墜落。各地で反旗が上がり、ついに火星人は撃退された。
リッチーと祖母はタフィによって人類を救った功績で表彰され、
トム・ジョーンズがヒット曲『よくあることサ』を熱唱して祝った。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

監督:ティム・バートン
出演者:ジャック・ニコルソン、 グレン・クローズ、 アネット・ベニング、 ピアース・ブロスナン、 ダニー・デヴィート、 ナタリー・ポートマン
収録時間:106分
レンタル開始日:2000-08-25

Story
火星人が地球にやって来る!宇宙からの交信を受けたデイル米大統領を中心に地球全体が、人類初の”未知との遭遇”に歓迎ムード。しかし地上に降り立った火星人は、友愛の象徴の鳩が空に舞った瞬間、レーザー銃を乱射。辺りは殺戮の戦場と化す!鬼才ティム・バートンに大きな影響を及ぼした’50年代SF映画へのオマージュと、オールCGアニメで火星人を生み出したILMによるSF超大作! (詳細はこちら


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1990年代

2017年08月22日

地獄のマッドコップ

1988年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督は、ウィリアム・ラスティグ。
製作、脚本は、ラリー・コーエン。
出演は、フランク・マクレー、トム・アトキンス、ローレン・ランドン、
ブルース・キャンベル、リチャード・ラウンドトゥリー、ウィリアム・スミス。







夜のニューヨーク。
夜道で女性が強盗に襲われる。が、なんとか女性は逃げることに成功。強盗は後を追った。

「キャシーだ、バーで働いていた、ユーモアのあるコだった」
「犯人は二人組みのガキだ、目撃者がいる、ただ奴らは警官がやったと言ってる」
「そうだな、ガキにこんな殺し方はできないだろ」
「警官が犯人だと?」
「そうかもな」
「いいかげんにしろ、行こうぜ」
「警察に助けを求め、殺された・・・か」


夜のニューヨーク。
信号の故障で、一台、車は止まったままだった。誰もいない夜の街。
男と女はキスし、じゃれあった。警官がそれを注意した。車を降りるように伝えた。

男性は車を降り、免許証を提示した。──その瞬間、男性は刃物のようなもので殺された。

マクレー刑事は、犯人は警官であると伝えたが、本部長は、慎重な調査が必要だと言った。


夜のニューヨーク。
夜道を歩く男性。男性は後ろから手錠をかけられ、そして殺された。

連続殺人事件は、市長の耳にまで届き、警官の内務調査が始まる。
しかし、市民にはこの事実は公表されなかった。

「この犯人は警官だ」
「悪い奴を殺してるとか?」
「違う」
「殺人警官(マニアック・コップ)現る、見出しは決まったわ」
「君だけに教えた、夕方のニュースで流してくれ」
「目撃者の情報とか確かな情報が要るわね」
「これを」
「あなたにひとつ借りね」


夕方のテレビ・ニュース。翌朝の新聞。 “ Maniac Cop Kills Three ”

「マクレーめ、台無しにしやがって!」
「呼びますか?」
「もみ消しに加担したと思われる、好きにさせとけ、
 失敗すればクビ、成功しても異動させる、
 ──どの道、奴は終わりだ」

そのさなか、殺人警官の噂に怯えた市民が警官を殺すという事件も起こってしまう。


「ジャック、わたし不安なの、今日は一緒にいて」
「できない、夜勤なんだ」

警官、ジャックの妻、エレンは、出勤するジャックを尾行した。
夜のニューヨーク。
夜道を歩くジャック。ジャックはとあるホテルに入って行った。
エレンは、後を追った。ホテルの部屋。ジャックはよその女とSEXしていた。

エレンは、銃を振り回し、怒り、出て行った。
夜のニューヨーク。
夜道を歩くエレン。エレンは、ワゴン車にさらわれ、とあるモーテルで殺された。


ジャックは、殺人警官(マニアック・コップ)として逮捕された。
マクレー刑事は取調べの過程でジャックが犯人でないことを強く思う。
なにかを隠していると。

マクレー刑事は、ジャックがかたくなに話さない犯行当時のアリバイを自白させた。
浮気をし、彼女といたと。彼女の名はテレサ。女性警官。
マクレー刑事は彼女のもとへ向かった。

夜のニューヨーク。
夜道を歩くテレサ。テレサの前に警官が現れた。警官はテレサの首を絞めた。
抵抗し、警官を撃つテレサ。──が、警官は死なない。

そこへマクレー刑事が現れ、傷を負いながらもテレサを助け出した。


マクレー刑事は独自で調査を進め、犯人の正体を割り出した。その名はマット・コーデル。

が、その調査のさなか、警察署内にマット・コーデルが現れ、マクレー刑事を殴り、
マクレー刑事を窓の外へと投げ落とし殺した。

   ・・・・・・・?

   
   
B級映画で、シリーズ化にまで至ったヒット映画。
ちゃんとまだ物語は続きます。まだ映画の中盤です。




おもしろい映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

地獄のマッドコップ (1988)

監督 ウィリアム・ラスティグ
製作 ラリー・コーエン
製作総指揮
   ジェームズ・グリッケンハウス
脚本 ラリー・コーエン
撮影 ヴィンセント・J・レイブ
音楽 ジェイ・チャタウェイ

出演 フランク・マクレー
   トム・アトキンス
   ローレン・ランドン
   ブルース・キャンベル
   リチャード・ラウンドトゥリー
   ウィリアム・スミス
   シェリー・ノース
   ロバート・ツダール

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

夜のニューヨーク。夜道で女性が強盗に襲われる。
が、なんとか女性は逃げることに成功。強盗は後を追った。
公園に逃げた女性はは警官に助けを求めた。しかし、警官は女性を首を絞めて殺した。

「キャシーだ、バーで働いていた、ユーモアのあるコだった」
「犯人は二人組みのガキだ、目撃者がいる、ただ奴らは警官がやったと言ってる」
「そうだな、ガキにこんな殺し方はできないだろ」
「警官が犯人だと?」
「そうかもな」
「いいかげんにしろ、行こうぜ」
「警察に助けを求め、殺された・・・か」

夜のニューヨーク。信号の故障で、一台、車は止まったまま。
男と女はキスし、じゃれあう。警官がそれを注意した。車を降りるように伝えた。
男性は車を降り、免許証を提示した。その瞬間、男性は刃物のようなもので殺された。
マクレー刑事は、犯人は警官であると伝えたが、本部長は、慎重な調査が必要と言う。
夜のニューヨーク。夜道を歩く男性。男性は後ろから手錠をかけられ、そして殺された。

連続殺人事件は、市長の耳にまで届き、警官の内務調査が始まる。
しかし、市民にはこの事実は公表されなかった。
マクレー刑事は知り合いの女性記者に資料を渡し、報道するよう頼む。
夕方のテレビ・ニュース。翌朝の新聞。 “ Maniac Cop Kills Three ”と報道される。
そして、殺人警官の噂に怯えた市民が警官を殺すという事件も起こってしまう。

「ジャック、わたし不安なの、今日は一緒にいて」
「できない、夜勤なんだ」

その日、警官夫妻のジャックの妻、エレンは出勤するジャックを尾行した。
夜のニューヨーク。夜道を歩くジャック。ジャックはとあるホテルに入って行った。
エレンは、後を追った。ホテルの部屋。ジャックはよその女とSEXしていた。
エレンは、銃を振り回し、怒り、出て行った。夜のニューヨーク。
夜道を歩くエレン。エレンは、ワゴン車にさらわれ、とあるモーテルで殺された。

ジャックは、殺人警官(マニアック・コップ)として逮捕された。
マクレー刑事は取調べの過程でジャックが犯人でないことを強く思う。
マクレー刑事は、ジャックがかたくなに話さない犯行当時のアリバイを自白させた。
浮気をし、彼女といたと。彼女の名はテレサ。女性警官。
マクレー刑事は彼女のもとへ向かった。夜のニューヨーク。
夜道を歩くテレサ。テレサの前に警官が現れた。警官はテレサの首を絞めた。
抵抗し、警官を撃つテレサ。──が、警官は死なない。
そこへマクレー刑事が現れ、傷を負いながらもテレサを助け出した。

マクレー刑事はテレサと調査を進め、犯人の正体を割り出した。その名はマット・コーデル。
が、その調査のさなか、警察署内にマット・コーデルが現れ、マクレー刑事を殴り、
マクレー刑事を窓の外へと投げ落とし殺した。

マット・コーデル“ マニアック・コップ ”騒動の警察署内からテレサは
署外へと避難し、再度マット・コーデルの行方を追う。

しかし、マット・コーデルはまたも警察署内に現れ、警察官と署長を殺すのだった。
さらにマット・コーデルは、ジャックを乗せた警察護送車を奪い暴走する。
テレサ他大勢の警官、パトカーが警察護送車を追う。
最後は埠頭に追い詰められ、海へと護送車後と沈む。
しかし、海の中から手が現れ、桟橋の支柱をつかむのだった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1980年代

2017年08月21日

モンキー・シャイン

ホラー映画界の伝説の名映画監督、ジョージ・A・ロメロの作品です。







“ ゾンビ ”映画の伝説の名映画監督、ジョージ・A・ロメロの監督した、
普通のホラー映画です。

普通のホラー映画ですが、あまり血がしたたるような映画ではない、
じっくりと作り込まれた、サスペンス・スリラーです。

「モンキー・シャイン」を観るとジョージ・A・ロメロは、
普通のおもしろい映画も作れる腕の立つ映画監督とわかります。
しかし、どういう訳かホラー映画、ゾンビ映画にこだわるという不可思議な人です。

ジョージ・A・ロメロは、1932年の映画「ミイラ再生」のリメイクに抜擢され、
アフリカの大地を舞台にした、ロメロ的なミイラ映画を作ろうとしたそうですが、
映画会社は、お金をかける映画なので、もっと娯楽的な作品を要望し、
結局、ジョージ・A・ロメロは製作から降り、
その映画は、ミイラ映画とは言い難い、娯楽性の強いアクション映画作品となり、
「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」という邦題で公開され、ヒットしました。

「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」はたしかにヒットしたのですが、
結局、現代に溢れたCG満載映画というだけで、洗練されていなく、
娯楽映画としても「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」をこえるものではありません。



「モンキー・シャイン」は、事故により、
手と足が不自由になった主人公と、インコくらいの大きさの介護ヘルパー猿の物語。

事故により、失われた人間関係、みじめな思いを、
次々と介護ヘルパーの猿が、主人公の知らぬ間に恨みを晴らしに、人を殺していく映画です。

両手、両足が不自由でも、女性と恋愛とSEXをする主人公。
両手、両足が不自由なまま、ついに、誰もいない家の中で介護ヘルパーの猿と
一対一で戦うことになる主人公。

映画的な見せ場もあり、すばらしいです。

CGがない時代にも、おもしろいホラー映画があった典型的な作品です。




いい映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

モンキー・シャイン (1988)

監督 ジョージ・A・ロメロ
製作 チャールズ・エヴァンス
原作 マイケル・スチュワート
脚本 ジョージ・A・ロメロ
撮影 ジェームズ・A・コントナー
音楽 デヴィッド・シャイア

出演 ジェイソン・ベギー
   ジョン・パンコウ
   ケイト・マクニール
   クリスティーン・フォレスト
   ステファン・ルート
   スタンリー・トゥッチ
   ジャニン・ターナー
   ジョイス・ヴァン・パタン
   パトリシア・トールマン

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

法科の学生で陸上選手のアラン・マンは朝のジョギングの途中、交通事故に遭い、
首から下が完全に麻痺してしまった。彼は車椅子に縛られた不自由な生活に絶望して
自殺を図ったりもした。しかし、親友の生物学者ジェフリーに人間の身の回りの
世話をするヘルパーの猿エラを贈られ、生気を取り戻した。

エラを調教したのは猿のトレーナーのメラニーだった。インコを飼う看護婦のマリアンヌは
エラに嫌悪感を覚えているようだったが、アランとエラの共同生活はうまくいっていた。
ある夜、エラが人知れず、アランに嫌われていたインコを殺した。
実は、エラはジェフリーの手によって人間の脳細胞のエキスを注入され、
知能を高められており、アランの願望を感知し、実行に移したのだった。

母ドロシーが突然にやって来て、一緒に暮らすと言い出した。アランは息子に
構い過ぎる母がうっとおしかった。マリアンヌはエラとアランを憎んで去って行った。
アランは眠っている間、エラが外へ抜け出して見るのと同じ景色を見ることが
できるようになっていた。アランはジェフリーやメラニーに相談するが無駄だった。
やがて、アランは医師のワイズマンの処置が適切でなかったことと、
彼の恋人のリンダを寝取っていたことを知った。
エラは二人のいる家を放火し、焼死させた。アランはエラと精神の交感をしていた。
猿が自分の憎悪を実行に移すと同時に、猿はアランに内なる野生を目覚めさせていた。

エラをジェフリーに預かってもらったアランは、メラニーと急速に親しくなり、結ばれる。
だが、母との関係はますます険悪になっていく。ジェフリーはエラとコンタクトするために
自らの体にエキスを注入すると、実験室内の猿たちに襲われ失神した。エラは実験室を逃れ、
アランの家に向かった。そして、ドロシーを殺し、アランの行動の自由を奪い、
以前の関係を逆転させようとする。そこへジェフリーが駆けつけたが、エラに持って来た
エキスを逆にエラに注入され絶命した。アランとエラが対決のときを迎えたとき、
メラニーが来るが、エラに襲われ意識を失った。彼女の命を助けるため、
アランは精一杯指を動かし、カセットのスイッチを入れ、ラブソングを流した。
昔聞いた曲を耳にしたエラが愛に目覚め抱きついてきたところをかみ殺した。

やがて再手術に成功したアランはメラニーとの新生活を始めるのだった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1980年代

2017年08月20日

バタリアン

伝説的SF映画「エイリアン」の脚本家、ダン・オバノンの監督作品です。







ジョン・カーペンターと「ダーク・スター」を製作し、
ウォルター・ヒルと「エイリアン」を製作したダン・オバノンが、
自ら監督した渾身の作品です。


物語は、映画序盤、
主人公たちが、生物兵器の研究所で、
生物兵器のスイッチかなにかをを押してしまい、
生物兵器が眼をさまし作動します。


どんな生物兵器が現れるのだろうと、恐怖する主人公たち。

気味の悪いグロテスクな生物が姿を見せるのか?

姿のないきりのような悪霊が現れるのか?

巨大な生物なのか、小さな生物なのか?

ロボットやサイボーグなのか?

龍や狼のような動物型の怪物なのか?


すると、


   ただ黄色のペンキを頭からかっぶっただけの男が ものすごい勢いで走ってきます。   

   ただ黄色のペンキを頭からかっぶっただけの男が ものすごい勢いで走ってきます。   

   ただ黄色のペンキを頭からかっぶっただけの男が ものすごい勢いで走ってきます。   


これに、わたしは、腰を抜かしました。



グロテスクな“ バタリアン ”たちが登場するホラー映画ですが、
血が噴き出したり、人がなぶり殺されたりといった、スプラッタ的な描写はありません。
普通に午後9時の時間帯にテレビで放送されていた映画です。




かなり、記憶に頼っていますので曖昧です。おもしろい映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

バタリアン (1985)

監督 ダン・オバノン
製作 トム・フォックス
製作総指揮
   ジョン・デイリー、デレク・ギブソン
原案 ジョン・ルッソ、ルディ・リッチ、ラッセル・ストライナー
脚本 ダン・オバノン
撮影 ジュールス・ブレンナー
美術 ロバート・ハウランド
編集 ロバート・ゴードン
音楽 マット・クリフォード

出演 クルー・ギャラガー
   ジェームズ・カレン
   ドン・カルファ
   トム・マシューズ
   ビヴァリー・ランドルフ
   ジョン・フィルビン
   リネア・クイグリー
   ジュエル・シェパード
   ミゲル・A・ヌネス・ジュニア
   ブライアン・ペック
   キャスリーン・コーデル

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

ケンタッキー州、ルイヴィル。フレディはユニーダ医療会社で働くことになり、
倉庫長のフランクに仕事を教えてもらっていた。フランクは、
「Night of the Living Deadって映画を見たか?、あれは実話なんだぜ」と言う。
軍の細菌兵器が誤って死体を蘇生させ、しかもそのゾンビが極秘に処理され、
その際の移送ミスで、ここに運ばれたのだそうだ。フランクはその言葉の証拠に、
フレディを地下室に案内し、フランクはそのゾンビの入ったケースを叩いてみせた。
が、その時、突然ガスが吹き出した。その頃、遊びに来たフレディの友人たちは、
待つ間、倉庫の隣りにある墓地に侵入し、乱痴気パーティを始める。

ガスのために医学用の死体が蘇った。フランクの電話でかけつけた社長のバートは、
秘密裏に処理しようと映画の通り脳を破壊するが蘇った死体は死なない。
そこで火葬場で働いているアーニーに頼み込んで死体を焼いてもらった。
──その煙は空へのぼる。
雨が降り出し煙は墓地の地面にしみこんでいき、死体が生き返り始める。
フランクとフレディの様子もおかしい。駆けつけた救急隊の診察では2人は血圧ゼロ、
体温は室温と同じ、脈拍数もゼロ、つまり理論上は死人と同じであった。
恋人フレディを迎えに倉庫に入ったティナは、蘇生した死人に襲われた。
墓地でもゾンビがフレディの友人たちに襲いかかった。ゾンビの求めるのは人間の脳みそ。
しかも、ゾンビに食べられた者もゾンビになってしまう。ゾンビは救急隊員、
警察官を襲い、その肉体をくいちぎる。火葬場にもゾンビがおし寄せ、
フレディの仲間もやられ、そのフレディまでゾンビになって恋人のティナを襲ってきた。

バートは一縷の望みを託して、ゾンビの入れられていたケースに記されていた
電話番号に連絡した。国防省のグローヴァー大佐につながった。
彼は長年、このような事態に備え、待機をしていた。そして、グローヴァー大佐は、
ルイヴィルに核ミサイルを発射した。街ごと焼き尽くしたのだった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


Story
人間の脳ミソをエネルギー源にするゾンビ・バタリアンが復活!しかもバタリアンに食べられた人間もゾンビ化してしまう。人間たちは彼らの増殖を食い止めようと奮闘するが…。バタリアンと人間の壮絶かつユーモラスな...(詳細こちら


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1980年代

2017年08月19日

スペースバンパイア

1985年のアメリカ、イギリス映画です。
監督は、「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー。
製作は、B級映画の偉大なる製作者、メナハム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス。
原作は、コリン・ウィルソン。
脚本は、「ダーク・スター」「エイリアン」のダン・オバノン、ドン・ジャコビー。
撮影は、アラン・ヒューム。
音楽は、「ティファニーで朝食を」「ひまわり」のヘンリー・マンシーニ。
出演は、スティーヴ・レイルズバック、マチルダ・メイ、ピーター・ファース、
フランク・フィンレイ、パトリック・スチュワート、マイケル・ゴサード。


スペースバンパイア













1986年、ハレー彗星の調査に向かった宇宙船チャーチル号は、
宇宙空間に浮かぶ宇宙船を発見する。船長のカールセン大佐
(スティーヴ・レイノルズバック)はクルーとともに探査する。
なかには巨大なコウモリ状の宇宙生物の死体が多数あった。そして、全裸の女一人、
男二人が透明なカプセルに収容されているのを発見し、チャーチル号に回収した。

一ヵ月後、米国のコロムビア号は船内火事をおこしているチャーチル号に接近。
クルーの焼死体と無傷のカプセルを発見した。欧州宇宙研究センターに安置された
カプセルのうち、女のものに異変がおきた。なんと女(マチルダ・メイ)が起きあがり、
ガードマンを誘い、抱きついた。彼の肉体から精気が美女に吸い取られ、またたく間に
ミイラの如くひからびたのだった。ファラーダ博士(フランク・フィンレイ)が
駆けつけた時には、彼女はロンドンの町に消えていた──。



ダークな雰囲気でダークな物語が支配する恐怖映画。
わずかなコメディや光がない暗黒の物語。
ただ唯一の興味惹かれるのがバンパイア演じる主演、マチルダ・メイの死体と肢体。




おもしろい映画です。









stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | イギリス映画

2017年08月18日

エルム街の悪夢

1984年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督、脚本は、ウェス・クレイヴン。
主演は、ヘザー・ランゲンカンプ。
共演は、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、アマンダ・ワイス、
ニック・コッリ、ジョニー・デップ、そしてフレディ役は、ロバート・イングランド。







“ 殺人鬼は夢の中に現れる ”


高校に通うティナとナンシー(へザー・ランゲンカンプ)は、大の仲よし。
皆と同じように高校生活を楽しんでいる。しかし、ティナは悪夢に悩まされるようになる。
その夢の中では鋼鉄の爪を持った殺人鬼が必ず現われた。
そして、ナンシーもまたティナと同じ悪夢に悩まされていたのだった。

ある日、ティナの母親が留守をすることになり、ティナが夜が怖いということで、
ナンシーとナンシーのボーイフレンド、グレン(ジョニー・デップ)を含む3人で
ティナの家に集まることになった。が、なんと“ 夢の中の殺人鬼 ”が、
同一人物であるらしいことがわかり3人は驚いた。その夜は、ティナのボーイフレンド、
ロッドもやって来て、ティナとロッドは寝室に消えていった。
夜、二人の声がグレンにも聞こえた。「いい気なもんだぜ」グレンは言った。
やがてロッドの叫び声がし、ナンシーは目を覚ました。
ナンシーとグレンが部屋に行くと、ティナが無惨に殺され、息絶えていた。


死と眠りは似ています。

誰も死んだ後のことはわかりません。絶対的謎です。
その為、どの宗教もその信仰を煽るために、昔から死をよく使います。
“ 神を信じれば、死の後も天国へ召される ”

また眠りも夢と云うものも存在は理解できても、そのメカニズムはわかりません。
ウェス・クレイヴンは、その点の人間のメカニズムを映画にうまく利用しています。

この映画を観た後、些細でも頭に恐怖が残れば、眠る前に、
“ まさか殺人鬼が現れないよな? ”と思っていても、
子供や精神が弱い人は、その些細な恐怖が増幅され、
“ 夢に殺人鬼が現れる ”のではなく、“ 殺人鬼が現れる夢を望まずにも見てしまう ”
となってしまい。この映画が公開された1984年は、
本当にこの映画のせいで、眠れない子供がアメリカでは続出したそうです。

ウェス・クレイヴンが、そこまで計算に入れてこの映画を作ったかはわかりませんが、
「スクリーム」にて、恐怖を演出するよりも、人の心理を利用し恐怖に落とし込む
としてあったので、形にはなくても、ある程度は理解し、計算に入れていたのでしょう。




おもしろい映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

エルム街の悪夢 (1984)

監督 ウェス・クレイヴン
製作 スタンリー・ダデルソン、ジョセフ・ウルフ、ロバート・シェイ
脚本 ウェス・クレイヴン
撮影 ジャック・ヘイトキン
音楽 チャールズ・バーンスタイン

出演 ヘザー・ランゲンカンプ
   ジョン・サクソン
   ロニー・ブレイクリー
   ロバート・イングランド
   アマンダ・ワイス
   ニック・コッリ
   ジョニー・デップ
   チャールズ・フライシャー

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

高校に通うティナとナンシー(へザー・ランゲンカンプ)は、大の仲よし。
皆と同じように高校生活を楽しんでいる。しかし、ティナは悪夢に悩まされるようになる。
その夢の中では鋼鉄の爪を持った殺人鬼が必ず現われた。
そして、ナンシーもまたティナと同じ悪夢に悩まされていたのだった。

ある日、ティナの母親が留守をすることになり、ティナが夜が怖いということで、
ナンシーとナンシーのボーイフレンド、グレン(ジョニー・デップ)を含む3人で
ティナの家に集まることになった。が、なんと“ 夢の中の殺人鬼 ”が、
同一人物であるらしいことがわかり3人は驚いた。その夜は、ティナのボーイフレンド、
ロッドもやって来て、ティナとロッドは寝室に消えていった。
夜、二人の声がグレンにも聞こえた。「いい気なもんだぜ」グレンは言った。
やがてロッドの叫び声がし、ナンシーは目を覚ました。
ナンシーとグレンが部屋に行くと、ティナが無惨に殺され、息絶えていた。

ナンシーの父であるトンプソン警部(ジョン・サクソン)に逮捕されるロッド。
ナンシーの悪夢は続いた。夢の中ではティナも現われなにかを訴えようとしている。
やがてロッドも何者かに殺された。ナンシーは、“ 夢の中の殺人鬼 ”の仕業だと理解した。

衰弱するナンシー。夢の中で負ったはずの傷が現実に戻ったナンシーの体にも残った。
その日、彼女は母親(ロニー・ブレイクリー)から、意外な事実を知らされた。
ナンシーを悩ます殺人鬼はフレディ(ロバート・イングランド)という男で、
かつてこの町に住み、幼児殺害を繰り返していたと言う。
フレディは警察に逮捕されたが書類上の不備で釈放された。が、町の人間はそれを許さず、
ボイラー室に隠れていたフレディを火をつけて焼き殺した。

ナンシーは、グレンの身を案じた。彼女は、一晩中グレンの様子をうかがった。
が、うたた寝をしてしまい、目がさますと、グレンが殺されていた。

なにもかも耐えられなくなった彼女は、フレディと対決するために
夢の中にのり込んだ。格闘の末、火を放つナンシー。すべてが炎の中で消滅した。

朝の光の中、なにごともなかったように、ティナ、グレン、ロッドらの迎えを受けて、
学校に向かうナンシーの姿があった。と、見送る母親が何者かに襲われ、
4人の乗った車の中でも異常なことが起きていた──。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

監督:ウェス・クレイヴン
出演者:ヘザー・ランゲンカンプ、 アマンダ・ワイス、 ジョン・サクソン、 ロニー・ブレイクリー
収録時間:91分
レンタル開始日:2004-03-26

Story
『13日の金曜日』と並び称される傑作ホラーがスペシャルエディションで登場。高校生のナンシーは、鋼鉄の爪を持った恐ろしい男・フレディに追われる夢に毎晩魘されていた。そしてある夜、彼女の体には夢の中で負ったはずの傷が現実に残っており…。 (詳細はこちら


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1980年代

2017年08月17日

八ツ墓村

1977年の日本映画です。
監督は、野村芳太郎。
原作は、横溝正史。
脚本は、橋本忍。







“ 横溝正史原作、探偵・金田一耕介作品の金字塔 ”







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

八ツ墓村 (1977)

監督 野村芳太郎
製作 野村芳太郎、杉崎重美、織田明
原作 横溝正史
脚本 橋本忍
撮影 川又昂
美術 森田郷平
衣装 鈴木康之、原島正男
編集 太田和夫
振付 花柳滝蔵
音楽 芥川也寸志

出演 渥美清
   萩原健一
   小川真由美
   花沢徳衛
   山崎努
   山本陽子
   市原悦子
   山口仁奈子
   中野良子
   加藤嘉
   井川比佐志
   綿引洪
   下絛アトム
   夏木勲
   田中邦衛
   稲葉義男
   橋本功
   大滝秀治
   夏純子
   藤岡琢也
   下絛正巳
   山谷初男
   浜田寅彦
   浜村純
   吉岡秀隆

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

羽田空港、国際線発着誘導員の寺田辰弥は、奇妙な新聞尋ね人欄の呼びかけに
誘い込まれるように大阪北浜の諏訪法律事務所を訪ねた。そこで辰弥は母方の
祖父、井上丑松に初めて会うが、丑松はその場で誰かに毒殺される。
辰弥は見えない血縁の糸にたぐり寄せられるように未亡人森美也子の案内で、
備中神代駅から車で辰弥の生れ故郷八つ墓村に向かった。

長峰峠から連なる山々は、多治見家の所有であり、辰弥はその豪家の後継者である
と聞かされる。辰弥はまだ乳幼児の頃、母の鶴子に抱かれて八つ墓村を去った。
鶴子は神戸で再婚したが、辰弥が小学生の時、辰弥の生地と実父の名を明かさず、
病死した。義父が新しい妻を迎え、次々に弟妹が生れると、辰弥は家を出た。

美也子は多治見の分家にあたる森家に嫁したが、夫に死別、いまは関西で
手広く事業を経営していた。その美也子が八つ墓村の由来を語る。

−−永禄九年(一五六六年)
毛利に敗れた尼子義孝は、山峡の谷間をはい上がり、この村にたどりついた。
義孝ら生き残った八名は村外れの荒地を拓いて住みついたが、村祭の夜、
村人たちの欺し討ちにあい全滅した。その時義孝は、この恨みは末代まで崇ると、
呪いの言葉を吐きながら死んだ。謀殺の中心人物であった村の総代の庄左衛門は、
毛利家から莫大な山林の権利を与えられ、一躍近郷きっての財産を得て
現在の多治見家の基礎を築いた。だが、ある夏の日、庄左衛門は突如発狂し、
村民七人を斬殺、自ら自分の首を斬り飛ばした。村人は落武者の崇を恐れ、義孝ら
八人の屍骸を改めて丁重に葬り祠をたてたことから、村は八つ墓村と呼ばれるようになった。

井川丑松の野辺の送りが済んだ翌日、辰弥は多治見家の城郭のような屋敷で、
病弱な兄の久弥、姉の春代、この家の実権を握る双生児の伯母小竹、小梅らに引合わされた。
久弥は辰弥と面談中、突然吐血して死んだ。屋敷の離れに起居している辰弥は夜中に
小竹と小梅が鍾乳洞を訪れるのを知った。そしてその洞窟の中で辰弥は異母姉の
春代と共に鎧武者姿の多治見要蔵を見た。要蔵は春代と辰弥の父であり、
その姿は死蝋化していた。春代から二十八年前の戦慄すべき事件が語られる。

−−要蔵は多治見家の当主であり、妻もありながら、当時二十一才の鶴子を強奪して犯した。
多治見家の離れに軟禁された鶴子が一年後に辰弥を連れて逃げたのが原因で要蔵はある夜
発狂し、妻を斬殺、村民三十二人を日本刀と猟銃で虐殺した。夜明けとともに要蔵は失踪し、
今日まで発見されなかった。しかし小竹と小梅は毎晩洞窟で要蔵と対面を続けていた。

私立探偵、金田一耕助は数日前から、この村に瓢々たる姿を現わしていた。
金田一は辰弥に、多治見要蔵の子ではないと言う。辰弥はこの村を早く去りたかったが、
本当の父親だけは知っておきたかった。辰弥の出生の秘密を知っている小学校の
工藤校長が毒殺された。

村民は工藤の死で激昂し、多治見家に押し寄せた。その騒ぎの中で四人目の犠牲者が出る。
祈祷師の濃茶の尼が自宅の祭壇の前で死んでいた。毒物はすべて硝酸ストリキニーネである。
その夜、小梅が洞窟内で絞殺された。しかも連続殺人の四人までが毒殺ということで
最も嫌疑をかけられていた久野医師も洞窟内で小海と相前後して毒殺される。
警察と金田一は犯人の目星を失い、辰弥は犯人を求めて洞窟内をさ迷う。村民は一切の
災厄は辰弥が持込んだものときめつけている。金田一は辰弥が洞窟から出ることを禁じた。
辰弥が本当の弟でないことを知っていた春代は、辰弥を秘かに愛していた。
辰弥の身を案じて洞窟に入った春代は、真犯人に襲われ瀕死の重傷を負い、
犯人の指に噛みつき、指を怪我させたと言い残すと、辰弥の腕の中で息絶える。

地上では金田一が遂に犯人をつきとめていた。洞窟内では辰弥が自分の誕生の
場所である竜のアギトを発見し、その荘麗な造化の妙に心うたれた。
食物と水を運んできた美也子と感動のあまり抱擁するが、美也子の右手の薬指の包帯を見て、
彼女が真犯人であることを知る。金田一は、八つ墓村伝説を利用した森美也子による
多治見家の財産権への謀略であることを推理していた。美也子は恐ろしい形相に変り、
一切を知った辰弥を殺そうとつかみかかる。その時、洞窟に落盤が起こった。
落盤で空いた穴から、黒い蝶のようなコウモリの群れが地上に飛び立っていく。
呪われた最後の一人、小竹の残る多治見家を目指して、まっしぐらに襲いかかる。
美也子は岩石の下敷になって静かに横たわった。
地上に出た辰弥は、炎上する多治見家から遠く長峰峠を眺めた。

−−そこでは、八人の落武者が燃え盛る多治見家を見下している。
それは、四百年にわたる“ 八つ墓村 ”の怨念が崩れ去るかのようであった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)日本映画 

2017年08月16日

エム・バタフライ

1993年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督は、デヴィッド・クローネンバーグ。
脚本は、デイヴィッド・ヘンリー・ホァング
撮影は、ピーター・サシツキー。
音楽は、ハワード・ショア。
主演は、ジェレミー・アイアンズ。
共演は、ジョン・ローン。







“ 「裸のランチ」から「イースタン・プロミス」へ ”


監督は、鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ。
撮影は、名作「小さな恋のメロディ」、大作「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」
を担当したこともあるピーター・サシツキー。
音楽は、有名監督、ティム・バートン、ピーター・ジャクソン、
寡作の名監督、デヴィッド・フィンチャー、ジョナサン・デミ
作品も手掛けるハワード・ショア。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

エム・バタフライ (1993)

監督 デヴィッド・クローネンバーグ
製作 ガブリエラ・マルチネリ
製作総指揮
   デヴィッド・ヘンリー・ホアン、フィリップ・サンドハウス
脚本 デヴィッド・ヘンリー・ホアン
撮影 ピーター・サシツキー
衣装 デニース・クローネンバーグ
音楽 ハワード・ショア

出演 ジェレミー・アイアンズ
   ジョン・ローン
   バルバラ・スコヴァ
   イアン・リチャードソン
   アナベル・レヴェントン
   シズコ・ホシ

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

1964年、北京。フランス大使館の外交官ルネ・ガリマール(ジェレミー・アイアンズ)は、
スウェーデン大使館で催されたオペラ『蝶々夫人』の公演を見た時、
舞台の主演女優ソン・リリンに釘付けとなる。ソンは本業は京劇の女形だった。
「京劇を観においでなさい」とソンは、ガリマールに言った。
彼女の出演する京劇を見に出かけた彼は、やがてミステリアスな魅力の彼女に恋する。
彼にとってソンは“ バタフライ ”だった。おりしも最近の仕事ぶりが評価され、
ガリマールは公私ともに充実した日々が続いた。

ガリマールが副領事に昇進した夜、酔ってソンの屋敷に押し掛け、愛を告白した。
ソンは、それを受け入れた。ガリマールは、彼女の服を脱がしにかかると、
彼女は男性経験がなく、中国の女は決して肌を見せないと言い、服を着たまま身を任せた。
2人は熱烈に愛し合った。服を着たまま、セックスを続けた。

だが、実はソンは京劇俳優として堕落の罪に問われ、償いとして女に変装して彼に近づき、
大使館の情報をスパイしていた男だった。ガリマールに妊娠を告げたソンは、
同志チンに赤ん坊の手配を頼む。混血の赤ん坊を抱いたソンの姿を見た時ガリマールは
結婚してパリで暮らそうと言うが、彼女は首を横に振り、まもなく紅衛兵に連れ去られる。
ガリマールは国にベトナム戦争はアメリカが勝利するだろうと見識を報告していたが、
その情勢判断は誤り、降格され、帰国することになった。

1968年、ガリマールは妻と別れ、一人で暮らしていた。ソンが再び彼の前に現われた。
赤ん坊を国に押さえられ、スパイ活動を強要されているとソンは言い、ソンに頼まれ、
ガリマールは機密文書を扱う配達員となった。ガリマールはスパイ容疑で逮補される。
護送車の中で本来の男性の姿に戻ったソンは、ガリマールと向き合い、初めて全裸になって
彼に愛を告白する。だが、ガリマールは「わたしが愛したのはおまえの幻だった」と言う。

刑務所のステージで『蝶々夫人』をバックに流して白塗りの化粧を施し、
ガリマールはソンとの思い出を独白しながら自殺をした。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 1990年代

2017年08月15日

ゾディアック

2006年のアメリカ、ハリウッド映画です。
監督は、デビッド・フィンチャー。
脚本は、ジェームズ・ヴァンダービルト。
撮影は、ハリス・サヴィデス。
衣装は、ケイシー・ストーム。
編集は、アンガス・ウォール。
音楽は、デヴィッド・シャイア。
主演は、ジェイク・ギレンホール。







1969年7月4日、カリフォルニア。
ドライブ中の若いカップルが銃撃され女性が死亡。
警察に通報が入り、その通報者は最後に“ 犯人は俺だ ”と言い残す。

日常に入り込んでくる非日常。
非日常とは、ただたんに普段から嫌いな人間をある日、殴ることもあれば、
前々から好意のあった人間に愛の告白をすることも非日常です。
当然、なんの覚えもない相手から突然、悪意もなくただ殺されることも非日常です。

それから1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届く。
それには謎の犯人から、7月の事件を含め2件の殺害を実行したと書かれてあり、
事件の詳細と謎の暗号文が添えられ、それを新聞の一面に載せなければ
大量殺人を決行すると脅迫的な文章が記載されていた。

他の新聞社にも同様の手紙が届く。
ある新聞社は、犯人の犯行声明を無視し、ある新聞社は、裏一面に掲載する。
サンフランシスコ・クロニクル紙は4面に掲載した。

ただ、新聞のイラストレーター、グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は、
その暗号の一部を解いてしまう。“ 犯人の名は匿名希望 ”

翌日、新聞に掲載された暗号を見たごく一般の教師は、その暗号の全文を解いてしまう。


「 俺は人を殺すのが好きだ。
  
  なにより、人を殺して気分がいいのは、
  そいつが天に行き、そこで暮らすようになったとしても、
  そいつの魂は俺の奴隷として、ずっと支配できるからだ。

  お前たちに俺の名は教えてはやらない。 」



アメリカ初の現実の劇場型殺人事件。
映画が始まって20分は、名作「セブン」の衝撃を彷彿させます。
謎の犯人からの暗号が解かれ、
──俺は人を殺すのが好きだ。 のくだりでは、映画館場内からもどよめきが起こりました。

名作「ダーティハリー」の犯人のモデルにもなったとされるサンフランシスコ発、
「ゾディアック事件」。
──スクールバスの子供をひとりひとり殺してやる。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ゾディアック (2006)

監督 デヴィッド・フィンチャー
製作 マイク・メダヴォイ、アーノルド・W・メッサー、ブラッドリー・J・フィッシャー、
   ジェームズ・ヴァンダービルト、シーン・チャフィン
製作総指揮
   ルイス・フィリップス
原作 ロバート・グレイスミス
脚本 ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影 ハリス・サヴィデス
衣装 ケイシー・ストーム
編集 アンガス・ウォール
音楽 デヴィッド・シャイア

出演 ジェイク・ギレンホール
   マーク・ラファロ
   ロバート・ダウニー・Jr
   アンソニー・エドワーズ
   ブライアン・コックス
   イライアス・コティーズ
   クロエ・セヴィニー
   ドナル・ローグ
   ジョン・キャロル・リンチ
   ダーモット・マローニー
   リッチモンド・アークエット
   ボブ・スティーヴンソン
   ジョン・テリー
   ジョン・ゲッツ
   キャンディ・クラーク
   フィリップ・ベイカー・ホール
   ジェイソン・ワイルズ
   マット・ウィンストン
   ザック・グルニエ
   アダム・ゴールドバーグ
   ジェームズ・レグロス
   クレア・デュヴァル
   ポール・シュルツ
   ジョン・レイシー
   エド・セトレキアン
   ドーン・リー
   ペル・ジェームズ
   リー・ノリス
   ジョエル・ビソネット
   トーマス・コパッチ
   バリー・リヴィングストン
   クリストファー・ジョン・フィールズ

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

1969年7月4日、カリフォルニア州バレーホで若いカップルが拳銃で襲われ、女性が死亡。
警察に事件を通報してきた男は、犯人は自分であると言ってきた。
それからほぼ1か月後の8月1日。新聞社に、去年のクリスマスにハーマン湖で2人、
7月4日にバレーホで若い女を殺したという内容の手紙が届く。これがのちに自らを
“ ゾディアック ”と名乗るようになる男からの、第1の手紙だった。

犯人しか知りえない事件の詳細を書き記したその手紙には、さらに不気味な暗号文が
添えられていた。一般読者はもとより、手紙が送られてきたサンフランシスコ・
クロニクル紙の記者ポール・エイブリー(ロバート・ダウニーJr.)と、
暗号に並々ならぬ関心を寄せる風刺漫画家のロバート・グレイスミス
(ジェイク・ギレンホール)はこの事件に熱中する。サンフランシスコ近郊に住む
現役教師とその妻は暗号を解いたものの、そこから犯人の正体を知ることはできなかった。

9月27日、再び若いカップルが襲われ、女性が死亡。10月11日、サンフランシスコ市内で
タクシーに客として乗り込んだ男が運転手を射殺。ゾディアックは手紙の中で犯行を認め、
さらに現場近くで警官に尋問を受けたと告白する。これを機にゾディアック追跡の
最前線に就いたのが、サンフランシスコ市警の刑事デイブ・トースキー(マーク・ラファロ)
と、相棒のビル・アームストロング(アンソニー・エドワーズ)だった。

警察で、そして新聞社で、取り憑かれたようにゾディアックを追いかける4人の男たち。
いくつもの手がかりを与えながら、証拠は決して残さず、
常に一歩先で嘲笑うゾディアック。真相を突き止めようとする執念から、
エイブリーは酒に溺れるようになり、アームストロング刑事は殺人課を去り、
英雄視されていたトースキーも証拠捏造の疑いをかけられ、転落の道をたどる。
諦めることのなかったグレイスミスだが、彼の人生もまた変わることになる──。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

監督:デビッド・フィンチャー
出演者:ジェイク・ギレンホール、 マーク・ラファロ、 ロバート・ダウニーJr.、 アンソニー・エドワーズ
収録時間:157分
レンタル開始日:2007-11-02

Story
『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督による、全米を震撼させた未解決事件の謎に迫るクライムサスペンス。顔の見えない殺人鬼“ゾディアック”の残した謎に魅せられ、次第に人生を狂わせていった4人の男たちの姿を描く。 (詳細はこちら


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 2000年〜

2017年08月14日

サイコ

サスペンス映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコックの監督作品です。
原作は、ロバート・ブロック。
脚本は、ジョセフ・ステファノ。
撮影は、ジョン・L・ラッセル。
編集は、ジョージ・トマシーニ。
音楽は、バーナード・ハーマン。







アリゾナ州の小さな町ファーベル。マリオン・クレーンは、
雑貨屋を営むサムと結婚を誓い合う仲なのだが、サムが別れた妻に
多額の慰謝料を支払っているために結婚できないでいた。
ある日、彼女は社長から40万ドルもの大金を託され、持ち逃げを決意する。

マリオンはそのまま自宅へ向かい、荷物をまとめた。
──このお金があれば、サムが抱えている借金や元妻への慰謝料が片付き、
  自分たちは何不自由なく結婚できる、マリオンはそう考えた。

が、偶然にも、信号待ちの車のフロントガラスの前を社長が横切った。
社長はマリオンに気づき視線が合った。社長は不審そうに振り返りながら去って行った。
──マリオンは、慌てて町を出た。

疲れ果て、マリオンは道端に車を寄せて眠る。
──が、不審に思ったパトカーが免許証の提示をマリオンに求めてきた。

マリオンは、中古車販売店に立ち寄り、車を買い替えた。
──道路を隔てて、さっきの警官がパトカーにもたれて、じっと見つめている。

夜が訪れ、視界を闇へと導く。
後方に続く車のヘッドライト。対向車線の流れるヘッドライト。
あの店員は、警官に自分の怪しげな様子を話すだろう──。
月曜日に社長が銀行にお金が入っていないことに気づくだろう──。

ほんとうに疲れた──そこへ、雨が降る。──旧道沿いにベイツ・モーテルを発見する。

マリオンは、モーテルに泊まろうとするが、誰も見つからない。
クラクションを鳴らし、誰かを呼ぶ。やがてノーマンという内気な青年が彼女を出迎えた。

モーテルの裏は小高い丘になってあり、ゴシック風の洋館家屋が建っていた。
──2階の窓に女の影が見えた。

マリオンは近くに食事をするところがないかとノーマンに尋ねる。
ノーマンは、レストランは遠いので洋館で食事を取りませんかと誘った。
マリオンが部屋で荷物を片付けていると、洋館からは、ヒステリックな女性の声が聞こえた。
やがてノーマンが、母親の機嫌が悪いからと、フロントに食事を用意してくれた。
マリオンは彼が病気がちの母親の面倒を見ていることを聞く。

マリオンは部屋に戻った。マリオンは服を脱ぎ、シャワーの栓を捻った。
──シャワーのお湯が身体に降り注いだ、彼女は疲れていた、癒される思いだった。

しかし、そのとき、シャワー・カーテンの奥に黒い人影が見えた。
いきなりカーテンが開き、ナイフが何度もマリオンの体に振り下ろされた。



月曜日。サムの経営する雑貨店にマリオンの妹ライラが訪れる。
ライラは、マリオンが会社の金を持ったままいなくなったことを伝えた。
そこに会社から雇われた私立探偵アーボガストが訪ねて来る。
しかし、マリオンはサムのところへは来ていなく、連絡もなかった。
アーボガストは調査の結果、ベイツ・モーテルにたどり着いていたのだった。
そして、アーボガストもまた消息を絶った──。




おもしろい映画です。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

サイコ (1960)

監督 アルフレッド・ヒッチコック
製作 アルフレッド・ヒッチコック
原作 ロバート・ブロック
脚本 ジョセフ・ステファノ
撮影 ジョン・L・ラッセル
音楽 バーナード・ハーマン
 
出演 アンソニー・パーキンス
   ジャネット・リー
   ジョン・ギャヴィン
   ヴェラ・マイルズ
   マーティン・バルサム
   サイモン・オークランド
   ジョン・マッキンタイア
   ジョン・アンダーソン

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

物語

アリゾナ州の小さな町ファーベル。そこの不動産会社に勤めている
マリオン・クレーン(ジャネット・リー)は隣町で雑貨屋をひらいているサム・ルーミスと
婚約していたが、サムが別れた妻に多額の慰謝料を支払っているために結婚できないでいた。

土曜の午後、銀行に会社の金4万ドルを取りに行ったマリオンは、この金があれば
サムと結婚できるという考えに負けて隣町へ車で逃亡した。夜になり雨が降って来たので
郊外の旧街道にあるモーテルに宿を求めたマリオンは、モーテルを経営するノーマン・
ベイツ(アンソニー・パーキンス)に食事を誘われた。ノーマンは母親と2人でモーテルに
接続している古めかしい邸宅に住んでいて頭が良く神経質で、母親の影響を強くうけていた。
翌日、ノーマンが1号室にマリオンを訪れた時、彼女は浴槽の中で血まみれで死んでいた。

会社では、月曜になって銀行に4万ドルが入ってないのを知り私立探偵アーポガスト
(マーティン・バスサム)にマリオンの足取りを追わせていた。マリオンの妹ライラ
(ヴェラ・マイルズ)は姉がサムの家に行ったと思いサムを尋ねてきた。そこへ探偵の
ミルトンもやってきた。2人ともサムの家にマリオンがやってきていないことを知った。
アポガストはファーベル町とサムの家の間にモーテルがあることを知り、それを調べに出た。
そこでマリオンが確かにモーテルに寄ったということを知った。これから母親と会う
という電話がアポガストからサムにかけられてきた。しかし、アーポガストは消息を絶った。

アポガストの連絡を待つサムとライラの2人は町のシェリフ、チェンバースを訪れ、
意外なことを聞かされた。ノーマンの母親は10年前に死んでこの世にはいないということ。
だが、マリオンが見た母親、アポガストが電話で伝えた母親は?

2人はモーテルに馳けつけた。サムがノーマンをフロントに引き寄せておく作戦に、
ライラはモーテルから屋敷へと忍び込んだ。
そうしてライラが地下室で女の服を着たミイラでを発見した。
──が、その時、後ろから“ サイコ ”に襲われた。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

収録時間:108分
レンタル開始日:2004-07-23

Story
A・パーキンスを主演に迎えたスリラー。女が恋人のために4万ドルの金を横領し、ある青年が管理する寂れたモーテルに投宿する。そこで悪夢のような事件が始まった。(詳細こちら


stainbeck at 10:00|PermalinkComments(0)アメリカ ハリウッド映画 | 60年代・70年代