2008年02月

2008年02月29日

インスピレーションを活用して、可能性を描く

サービスパワーがイノベーションを変える?の続きです。

「観察と共感」により、インスピレーションが引き起こされます。

次に、そのインスピレーションを活用して、可能性を描きます。


・行動1 フィールドからストーリーを集める

フィールドに浸りきって、ストーリーを吸収します。

データ、考えを、「形あるもの」にしていきます。


・行動2 パターンを見つける

混沌とした状態から、パターンを見つけていきます。

優先順位付けをして、キーとなるテーマを見つけます。


・行動3 キーとなる洞察を引き出す

洞察をベースに、構築、編集をして、メッセージをまとめます。

これは一人でやるよりも、チームでやりましょう


・行動4 メッセージを仕上げる

オフィスをでて、チーム以外の人と、まとめたメッセージを伝えて、フィードバックをもらい、メッセージを仕上げます


これらの行動により、何ができるかって?

新しい見方が出てきて、イノベーションへの可能性を描くことが出来ます。







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2008年02月28日

サービスパワーがイノベーションを変える?

国際ワークショップ「サービスパワーがイノベーションを変える」に参加しました。

イノベーションとは何なのでしょか?イノベーションはどうしたら生まれるのでしょうか?

イノベーションとは創造力であり洞察力であり、何よりもおもしろいことです。

イノベーションの最初の一歩は、「観察と共感」です。

伝統的なマーケット・リサーチでは、

・既にあるものを改善し

・明確なニーズに集中し、

・あるセグメントをベースに、

・「コントロール」された状態で調査し、

・想定されたインタビューを取り入れ、

・大きな市場を求め、

・客観的な分析

をします。


イノベーションを生み出す「観察と共感」のマーケット・リサーチでは、

・新しいアイデアを誘発し、

・潜在的なニーズを発見し、

・個人とその行動に集中し、

・自然な「文脈」を見つけて、

・ダイナミックな対話を行い、

・(大きな市場ではなく)極端な例から学び、

・共感する解釈

をします。


「観察と共感」により、インスピレーションが引き起こされます。

では、引き起こされたインスピレーションをどのように「イノベーション」に結びつけるか?

これは、また後でお話します。







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2008年02月27日

大学入試のボーダーラインは?

大学入試のシーズンです。

大学側は「ボーダーラインを何点にするか?」で、いろいろシミュレーションを行っています。

必ず入学辞退者が出ます。それを、どの程度の人数になるか?推測します。

入学者が少なくても、多くても、困ります。辞退者を差し引いて、定員になるように、しなければいけません。

ボーダーライン付近には、多くの受験生が集まっています。

ボーダーラインが1点上がるか?下がるか?で、冷徹な「泣き笑い」になるのですが、仕方ありません。


ある先生が言っていました。

「1回の入試で100名を入れるよりも、5回の入試で20名ずつ入れることができたら、ずっといい学生を確保できます。

1度失敗しても、5回までチャレンジできるようにします。

優秀な学生が、体調不良などで、いい点が取れないことはありますが、本来、成績のよくない学生が、まぐれでいい点を取ることは、あまりありません。

それゆえ、毎回20名ずつ、成績がいい学生を確保していければ、いいのですが」


このお話を聞いて、中高生の頃、先生から聞いた話を思い出しました。

「TAK」さんが卒業した中高一貫校は、今は関西の灘と並ぶ最難関です。「TAK」さんの頃は、東大入学者が全国で5位くらいの、まあ難関校と言えば、難関校でした。

300名の定員に5倍の1500人くらいの志願者がいました。

先生が言っていました。

「1000番くらいまでは、入学させても、ちゃんとやっていけるのだけれど、定員の300名に絞らなければならないんだ」

当時6クラスあって、入学試験の上位12名が正副学級委員になりました。

「この12名は、全員、当然、東大に行ったでしょう」って?

いいえ、この中で東大に行ったのは2名だけです。


いろいろ考えさせられる「入試のボーダーライン」でした。


追伸

東京大学から国際シンポジウム『世界のスーパー女性研究者が語る』という通知が来ました。どんな国際シンポジウムなのでしょうか?










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2008年02月26日

大学入試の時期に思うこと

2/25、6は国公立大学の入学2次試験です。

東大の本郷キャンパスにも、安田講堂前の広場に仮設トイレが、三四郎池脇に合格掲示板を取り付ける枠組みが設置され、入学試験を待つばかりでした。

入学試験期間は「TAK」さんも入構出来ません。昔は入構できたのに。

入試前には、受験生がキャンパスを下見に来ます。

「TAK」さんの頃は、皆一人で、あるいは一緒に受験する友達と下見に来ました。

今は、親と下見に来る受験生が目立ちます。

「母親と娘」という組み合わせはいいのですが、「母親と息子」を見ると、何か違和感が。

今さら、アドバイスをしても遅いのですが、いくつかアドバイスを

●直前の努力は結構有効!

「年が明けてから、じたばたしても、もう遅い」なんてことはありません。

それどころか、2月になってからでも、あるいは直前1週間、3日間でも、しっかりやれば違うのです。

もちろん、体調は整えて、無理な徹夜はしてはいけません。

●本番中は、「割り切り」と「粘り」の組み合わせで!

試験時間中のパフォーマンス、結果が、すべてです。

わからない問題は、後回しにして、当座は忘れる「割り切り」と最後の最後まで「粘る」ことが大切です。



入試の結果が出たらば、お話したいことがありますので、また!






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2008年02月25日

人間の精神を分子生物学で明らかにすることは許されるか?

東京大学科学技術インタープリター養成プログラム社会人向け講座第6回目石浦章一教授の『人間の精神を分子生物学で明らかにすることは許されるか』 に参加します。これが最終回です。

自閉症、落ち着きがないADHD(注意欠陥・多動性障害)の小学生が、ある比率で存在します。

これまでは、本人の社会性の問題と考えられていましたが、遺伝子の原因であるものも相当数含まれている、ことが、最近知られるようになりました。

これらの症状は、人間の約25,000の遺伝子のうち、たった一つの異常でもたらされます。

このように、遺伝子が原因であるならば、早めに検査して、それなりに対応すれば、と思います。

これ以外にも、遺伝子を検査して、自分の性格(せっかち、寛大、几帳面など)、自分に向いている職業・スポーツを調べれば、余計な努力をせずとも、いいのでは?と思います。

それは、その通りです。ところが、どうもこんなに簡単にはいかないのです。

遺伝子検査をすると、「知りたい情報」以外に、「知りたくない情報」もわかってしまうのです。

例えば、あなたは「40歳を過ぎると、ガンになる危険性が90%以上」「60歳を過ぎると、痴呆症になる」なんてことが、わかったら、どうしますか?

意見は分かれるでしょう。

「マイナスの情報こそ、大切。知っていれば、それを前提に精一杯生きることが出来る」という人もいれば、

「知らなければ、それまでは楽しく生きることができたのに、知ってしまったばっかりに、不安でもう生きていられない」という人もいるでしょう。

99のプラス情報を知ることよりも、1の致命的なマイナス情報を知ってしまうことの方が、ずっといやだ、というのが実態でしょう。

実は事情はさらに複雑なのです。

あなたの遺伝子を調べると、あなたの両親、子供、兄弟の遺伝子についても、ほとんどのことがわかってしまいます。

だから、あなただけの問題では済まないのです。

また、検査したお医者さんが、ぽろっと、誰かに言ってしまうかもしれません。

あなたは遺伝子情報を知りたいですか?それとも、知りたくないですか?

ただ、これから、ますます遺伝子の研究は進んでいきます。

それゆえ、遺伝子情報は、「調べれば、わかってしまう」ことを前提に取り扱わなければなりません。


人によっては、上記の情報だけで、いやかもしれません。

でも、あなたの髪の毛を2〜3本採取すれば、現時点でも、原価数万円で、あなたの遺伝子は解明できます。

あなたは知りたいですか?知りたくないですか?











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2008年02月24日

迷路と強風にやられた一日

2/23(土)の朝は、暖かく、おだやかでした。まさか午後からの強風など、予測できる天気ではありませんでした。

午前中はいつも通り、テニスをしていたのですが、だんだん風が強くなってきます。

そろそろ、切り上げて、東京大学本郷キャンパスで開催される、メディア表現とリテラシーについて、ともに語り合う「広場」 「メル・プラッツ」公開研究会に参加します。

この模様は、A面ブログ:情報を発信・処理する能力とは?に掲載します。


東京メトロの駅に行くと、強風による、運休、遅れの情報が目立ってきています。

大丈夫かしら?

でも、それほど問題もなく、「東大前」駅に着きます。

地下鉄の駅から出ると、一気に寒くなってきています。

さて、公開研究会には北海道、九州など全国から、テレビに出ている方も含めて、ワークショップ方式で行われます。

発言したいこと、質問したいこと、など、たくさんあります。

そのため、時間が予定時刻を大幅に超過しています。

残念ながら、途中退出です。


会場は東京大学本郷キャンパス工学部新二号館でした。

さて、工学部二号館は帝国大学工学部で二番目に出来た、古い建物です。

そのため、手狭になり、隣に新二号館が新しくできました。

ところが、建物同士の連結はうまくなく、本当に入るのも、出るのも、中の通路も迷路です。

明るい時間帯ならば、なんとかなりますが、省エネのためか、建物内に人感センサーがあり、人が通らないと、照明が消えています。

これでは、真っ暗な迷路からの脱出劇です。

建築物・設備を作る人は、利用する人の使いやすさを考えてほしいものです。

でも、何とか脱出。


さて、交通の運休、遅れはさらに拡大しています。

何とか、帰れそうですが、電車は大幅に遅れています。

いつもは座れるのに、混んでいて、とても座れません。


なんとか、帰宅したのですが、なんと「メル・プラッツ」公開研究会の資料がありません。

迷路から建物外に脱出した時に、かばんを開けました。

落としたのなら、この時です。注意はしたのですが、暗くて気付かなかったのでしょう。

この風では、もう資料は飛散してしまい、回収は無理でしょう。

あとから、考えれば、不注意だし、反省もしますが、落し物をする時は、何かに気をとられてしまい(この場合は迷路からの脱出)、おろそかになります。

二重三重のチェックを習慣にしなくちゃ!


迷路と強風にやられた一日でした。










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2008年02月23日

東京大学春季公開講座「私たちの世界はバランスが取れているだろうか?」

東京大学公開講座はいつも凄い人気です。

「TAK」さんが「おもしろいな!」と思ってブログに紹介する頃には、「受付は締め切りました」なんてことも少なくありませんでした。

そこで、今回は早めに紹介します。

第108回(平成20年春季)東京大学公開講座 「バランス」私たちの世界はバランスが取れているだろうか?

バランスは、個としての人間、集団としての社会、人間の創造物、人類を取り巻く環境のいずれの領域においても、大切な役割を果たしています。

けれども、そもそもバランスとはいったい何を意味するのでしょうか。

周囲を見渡してみると、身体の不調や不安定な心に悩んでいる仲間が少なくありません。

悩みはバランスの失調から来ていることが多いようです。

絵画や建築物のような人間の創り出す作品についても、しばしばバランスの美しさが高く評価されます。

私たちが日ごろなにげなく口にするバランスという言葉ですが、案外奥行きのあるコンセプトなのです。

さて、プログラムを見ると、

●心のバランス

・心の適応と不適応のバランス 総合文化研究科・教授 丹野義彦
・子どものバランス・家族のバランス 教育学研究科・准教授 中釜洋子
・ニューロイメージングで観て診るストレスに対するこころのバランス 医学系研究科・講師 笠井清登


●アンバランスから新たな状態へ

・世界エネルギー需給とバランス 工学系研究科・教授 山地憲治
・強光子場における分子のダイナミカルバランス 理学系研究科・教授 山内薫
・ダイナミックな太陽ー磁気バランス変動がおこす太陽大気爆発 理学系研究科・准教授 横山央明
・複雑系としての渋滞 工学系研究科・准教授 西成活裕


●様々な価値基準をどのようにバランスさせるか

・法的思考におけるバランス 法学政治学研究科・教授 長谷部恭男
・「ワーク・ライフ・バランス」について考える 社会科学研究所・准教授 水町勇一郎
・効率と公平ー税制改正におけるバランス 経済学研究科・教授 井堀利宏


●生態系のバランスと種の変遷

・カオスがつくるバランスと進化 総合文化研究科・准教授 池上高志
・作物栽培におけるバランスーイネとコメー 農学生命科学研究科・准教授 山岸順子
・生態系のバランスの崩壊:シカと外来種問題 農学生命科学研究科・准教授 宮下直
・水産資源の変動とバランスー魚種交替 農学生命科学研究科・教授 青木一郎


●ビジュアルなバランスの中に在るもの

・スポーツにおけるフォームとバランス 総合文化研究科・准教授 渡會公治
・(アン)バランスの美学 人文社会系研究科・教授 小田部胤久
・ルネサンス美術における美とバランス 人文社会系研究科・准教授 秋山聰

となっています。

本当に文科から理科まで、バランスが取れた、凄いスタッフによる内容ですね!

繰り返しになりますが、すぐに「受付は締め切りました」なんてことになるので、申し込みはお早めに!





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2008年02月21日

クライアントのため?自分の好奇心のため?

役に立つから勉強する?おもしろいから勉強する?

科学と技術の融合

で紹介した村上 陽一郎教授(国際基督教大学)のお話を「科学・技術と社会」でうかがう機会がありました。

前回は、東京大学科学技術インタープリター養成プログラムでのお話でしたが、今回は建設系の技術者が対象です。

そのためか、前回はスクリーンのパワーポイントだけで、配布資料はありませんでしたが、今回はレジュメが1枚あります。

さて、話が少し飛びますが、「仕事は顧客第一で」でも「自分が関心を持つことができて、力を発揮できる仕事がいい」などと言う話をよく聞きます。この二つは両立しないこともよくあります。

でも、村上 陽一郎教授のお話をうかがっていたら、これについて、目からウロコが取れた、感じがしました。

さて、村上 陽一郎教授のお話です。


20世紀前半までは、技術者と科学者は、明確に分かれていました。

技術者は人類発祥すぐ,からいたのでしょう。

家をつくる建設技術者、武器、・道具をつくる技術者、病気を治す医療技術者などなど

これらの技術は「技術を持っている人・集団」が、その集団外の技術を持たない人たちに対して、対価をもらって行われました。

すなわち、クライアントが集団の外部にいて、クライアントの要求に対して、対価をもらう、のが、技術者でした。

これらの技術は「飯の種」ですから、非公開で、親方から少人数の決められた弟子にのみ、伝承されました。


一方、数学・物理学などの科学は近代になって、哲学から分化しました。

科学は科学者自身の興味、好奇心を満たすために、行われました。

科学に関する知識を生産し、蓄積し、共有し、活用します。

これらは科学者集団の内部で行われます。自己完結的です。

特に、集団の外部にクライアントはいません。

科学的な発見は、基本的に積極的に公開され、他の科学者に活用されました。

「知的財産権」のような考えはありませんでした。

優秀な科学的発見には、発見者の名前がつけられる「ごほうび」がありました。

マクセルの電磁方程式、ボーア理論、プランク定数、などなど


すなわち、

・クライアントのために、クライアントの要求に応じて、対価をもらって行い、非公開なのが「技術」

・自分の興味、好奇心を満たすために行い、公開するのが「科学」

でした。20世紀前半までは。


その後、合成繊維、原子力など、科学が社会に大きな影響を与えるようになり、科学にもクライアントができて、科学と技術の境界がなくなり、「科学技術」と一言で呼ばれる様になりました。

さて、話が前後しますが、「クライアントのため?自分の好奇心のため?」は、20世紀前半までの技術者vs科学者で考えるとよくわかります。

あなたは技術者?科学者、それとも、両方持ち合わせていますか?






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2008年02月20日

読んでもらえるエッセイとは?

知ること、考えること、説明することで書いた東大科学技術インタープリター養成プログラムの小林康夫先生から受講生のエッセイレポートへの講評がきました。

「読んでもらえるエッセイ」という点で、大変参考になるので、紹介します。


みなさんのレポートを読みました。みなさん、まじめに、きちんと書いてらして「不可」は1名もなしです。

 エッセイはある意味では、なにをどう書いてもいいので、「やさしい」のですが、同時に、それゆえに難しいのです。

 なにがいちばん難しいかというと「着地点」です。

次に難しいのが、「導入点」です。ひとをひきつけて、自分の語りのなかに巻き込み、そしてひとが「ふむ」というところに「着地」しないといけません。

 自分の気持ちに傾きすぎると、作文や感想文になってしまいますし、事実のほうを大事にすると、平板なレポートになってしまいます。

 そのバランスをどうとり、かつどうチャーミングにするか、ということがポイントです。

 もっとも大事なのは、どこか1点のポイントを「掘り下げている」ということでしょうか。

にか「深さ」への「手がかり」が書かれているといってもいいのですが。

 
 インタープリターというのは、チャーミングな言葉を発することが必要です。

その魅力をどう自分のなかから生むか? エッセイを書いていただいたのはそれに気づいていただくためでした。
 
というわけです。また、いつかお会いしましょう。


このコースもあと1回で終わり、しかも、小林先生の講義ではありません。

小林先生に次回いつお会いできるか?わかりませんが、今度は講義ではなく、ゆ
っくりお話がしたい「TAK」さんです。







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2008年02月19日

アメリカの大学での激しい助教授選挙

アメリカの博士課程に在籍する友人からメールが来ましたので、紹介します。

アメリカでは大統領予備選で大盛り上がりですが、アカデミア界ではひっそりと重要な「選考」が行われている最中です。

多くの人にはなじみがないかもしれませんが、今の季節(1月と2月)は、アカデミアで助教授の職を探している人たちの、インタビュー・シーズンの真っ最中でもあります。

バイオ医学系のトップ校では1つの助教授のポストに、だいたい200から300人の応募があるのですが、そこから5−8人程度インタビューに呼び、1人当たり1.5 - 2日かけて、インタビューが行われます。

インタビューに呼ばれた人は、教授陣や学生との会食(朝・昼・夕食)、セミナー発表、チョークトーク(教授陣の前で将来の研究計画を議論するもの)、教授十数人との個別面談などを行います。

狭き門ですから候補者は必死になるのは当然ですが、大学・研究機関にとっても、より優秀な学者を確保しようと、お金と時間をたっぷりかけて、候補者を高待遇し、気に入ってもらおうとします。

候補者もほとんどの場合、複数の箇所に面接に行っているので、双方が「インタビュー」しているわけです。

私の研究室でも、何人かが就職インタビュー中ですが、ほとんどが幾つも大学をまわっている訳で、複数の大学からオファーをもらったりすると、その辺の駆け引きとかには興味深いものがあります。


追伸

理化学研究所の「ゆめみる脳科学地図」がここからダウンロードできます






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2008年02月18日

社会人のキャリアアップ留学?

10数年前、社会人の間でアメリカの大学院へのMBA(経営学修士)がブームになりました。

企業にもメリットがあると考え、多くの企業で、企業負担での留学制度がありました。

それを目指して、社内選考を経て、TOEFL、GMATなどの試験を受けて、ハーバード、スタンフォード、MITなどのMBAコースに応募する社会人がいました。

実は、「TAK」さんもアメリカの大学院のMBAコースに留学することになっていました。(残念ながら、事情があって行けませんでした。本当に悔しい!)

中には、会社を辞めて、さらなるキャリアアップを目指して、個人負担で留学する社会人もいました。

この頃は、MBA(経営学修士)を取得するには、企業の選考を経て企業負担、あるいは、会社を辞めて、アメリカの大学院に留学するしかありませんでした。

そんな制約のせいか、「留学できる」人は20代後半から30代前半に限られていました。

また、企業負担で留学しても、帰社してから、会社を辞める人も多くいました。


その後、一橋大学、慶応義塾大学などが、MBA(経営学修士)大学院を設置するようになり、アメリカに留学しなくとも、日本でもMBA(経営学修士)を取得できるようになりました。

さらに、平日夜間、土曜日だけでもよい大学院も出てきて、「企業負担、あるいは、会社を辞めて」ではなく、会社に勤務しながら、MBA(経営学修士)を取得できるようになりました。

ハードルは、とっても低くなりました。

そのせいか、50代、あるいは60代に近いMBA(経営学修士)あるいはMOT(技術経営)学生も少なくありません。


この低くなったハードルをどう活かすか?

参加者個人にも、社会にも答えは出ていません。これから描かれていくのでしょう。楽しみです!



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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
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2008年02月17日

「解がない!」ならば「解を見つけよう!」

社会に生きる数学「ガウスに学ぶ」を聞きながら、考えたことです。


・ガウスの消去法

連立1次方程式の解法として、中学の数学で学ぶものです。


を紹介しました。

次の連立方程式

2x + 3y = 5 (1)

3x - y = 2 (2)

は皆さん、解けますよね?x=1、y=1になります。

それでは、

2x + 3y = 5 (1)

3x - y = 2 (2)

-x + y = 1 (3)

の解はどうでしょうか?

(1)、(2)の解はx=1、y=1

(1)、(3)の解はx=2/5、y=7/5

(2)、(3)の解はx=3/2、y=5/2

つまり(1)、(2)、(3)を満たす解は存在しません。

でも、ここでガウスは最小2乗法という手法を考えています。

すなわち、(1)、(2)、(3)を完全には満たさないけれど、一番近い解は、

(2x + 3y -5)^2 +(3x - y -2)^2 +(-x + y -1)^2

を最小化するx=137/150、y=83/75となります。

ここで数学の問題を離れて、社会、生活を考えます。

たとえば、就職する時、収入、会社の将来性、勤務地、福利厚生、仕事のやりがい、など、いろいろ考慮する項目はあります。

それを満たす完全な解が存在すればよいのですが、通常「解は存在しない」状況になります。

つまり社会生活は「解は存在しない」n次元方程式から、完全には満たさないけれど、一番近い「最適解」を見つける作業かもしれません。

最小2乗法にも、優先順位、重要度によって工夫が必要でしょう。

上の例ならば、(1)は大切、(2)はまあまあ、(3)はそれほど重要でない、ならば、5:3:2という係数をつけて

0.5*(2x + 3y -5)^2 +0.3*(3x - y -2)^2 +0.2*(-x + y -1)^2

を最小化する解が「最適解」になります。


このようにガウスの考えを、今の社会生活に適用すると、おもしろいかもしれません。










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2008年02月16日

社会に生きる数学「ガウスに学ぶ」

国立情報学研究所の市民講座「社会に生きる数学「ガウスに学ぶ」」に行って来ました。

「ガウス」は理系の人ならば、名前は聞いた事があるでしょう。でも、一般市民はあまり集まらないのでは?と思っていました。

ところが、会場は中高年というよりも高年者で満員です。

高齢者の方々の、学ぼうとする気持ちには、脱帽するばかりです。


さて、ガウスは、

・ガウス分布(正規分布)

平均の周りに釣鐘状に分布しするというもので、偏差値が生まれるベースになりました。

・ガウスの定理(電磁気学)

電荷と電場の関係を表す法則で、ある領域の中にある電荷の総和とそこから出てくる電場の強さが比例する、というものです

・ガウスの消去法

連立1次方程式の解法として、中学の数学で学ぶものです。

などの業績があります。業績は、天文学、電磁気学、測量学と幅広いのですが、もともとは数学者です。

これ以外にも、惑星は太陽の周りを楕円上に公転するというケプラーの法則をもとに、太陽に近づいたために、観測不能になった小惑星セレスの軌道を予測して、見事に予測した軌道上で発見されています。

もちろん、この時代にコンピューターなどありません。すべて手で計算したものです。(50年前にコンピューターがない時代に、黒部ダムの設計を手計算で行った日本の技術者も凄いのですが)


ガウスより、1世紀後の数学者ハーディーは

「数学は世の中の役には立たないが、その価値は美しさにある」

と言っています。

この時代には、「数学は役には立たない」と思われていましたが、実際には、後世の広い分野で役に立っています。

私たちは、ガウスから何を学ぶことができるでしょうか?

例えば、小惑星セレスの例では、

法則を見つければ、実測は十分ではなくとも、予測できる、それゆえ、完全な実測ができなくとも、対応できる、

ことがわかります。


もし、コンピューター、インターネットの時代にガウスが生きていたならば、どうしたでしょうか?

DNAを完全に解明しているでしょうか?地球シミュレーターを活用して、温暖化防止法を発見しているでしょうか?

興味は尽きません。




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2008年02月13日

企業で働いた経験を生かしてアメリカの博士課程へ

アメリカに留学中の友人からたくさんメールが届いています。

皆さんに参考になると思いますので、順次紹介していきます。

まず、博士課程に在籍中の女性Aさんのメールを紹介します。


修士課程を卒業後、二年間民間の企業で研究員として働いてから、アメリカで博士課程に進みました。

博士課程に進むことには踏み切れませんでした。博士号取得後の進路があまり明るく思えなかったからです。

博士課程に行こうかどうか少し悩んだ時期に、隣の研究室の助手の方が(男性です)、「女の子はね、20代のうちにお金を稼いで、買い物をしたりおしゃれをして人生を楽しみなさい。その後どうしても勉強したければ大学に戻ってくればいいんだから。」と言ってくださったのが、修士課程終了後の就職を選ぶ言葉となりました。私はこの一言に本当に感謝しています。

修士課程終了後、私は海外に本社のあるメーカーの日本支社の研究開発部門で働くことになりました。私は学部時代からこの会社にとても強く憧れており、就職が決まったときは本当に天にも上る気持ちでした。

この会社で働いて、いくつか考えたことがありました。

ひとつには、実験材料は異なっても長い目で見ると私が担当できる実験というのは同じことの繰り返しであり、定年までそれを繰り返していくのは退屈かもしれないということ。

会社の研究開発とはある部分(全てではないけれども)、必要を作り出していくものであること(無くてもそれほど困らない、というものでも必要性を編み出して、たくさん買ってもらわなくてはならない)。

さらに、会社で働いていれば、とりあえず安定は得られると思っていましたが、会社の再編成で数人が解雇されて、安定ですらないということを思い知らされました。

そういうことなら、将来的に不安定であっても自分のやりたい研究テーマを選び、多少なりとも世の中の役に立つような研究をできたら、もう少しハッピーで満ち足りた老後を過ごせるんじゃないだろうか、と思うようになりました。

きちんと学位を得て、研究を積み重ねていくことで、自分の後から来る若い人の教育や、科学とは無縁の人とのコミュニケーションにも役に立つことができるのではないか、といった考えをもちました。そこで、もう一度大学に戻って、学位を取得して、少なくとも研究者として一人前になって出直したいと考えました。


留学を考えたのは、第一にアメリカの大学院では、スタイペンドと呼ばれるいわゆるお給料がもらえて、学生が親のすねをかじらずに勉強ができると知ったからです。

もうひとつは英語です。

研究をして、その結果を世界の研究者に報告したり、海外の研究室と共同研究をしていくためには、英語の読み書きと会話の力が必要です。

アメリカの大学院で勉強することは英語をマスターする手っ取り早い方法に思えました。


ここから、Aさんの研究生活の話が続きますが、

安定だと思っていた会社が実は安定ではなく、アメリカの博士課程を選んだところが参考になると思いますので、とりあえずここまで紹介します。







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2008年02月11日

「コア技術からの社会価値創造と社会受容」だけではない?

今日2/11(月)は「建国記念日(紀元節?)」で祝日ですが、月曜日。いろいろな通知が届きます。

これを1日放置しておくと、それだけ遅れてしまうので、今日中に対処しないと。

まず一つ届いていたのが、「コア技術からの社会価値創造と社会受容」


産総研技術情報部門は、お茶の水女子大学公開講座『化学・生物総合管理の再教育講座』において、2008年度前期に「コア技術からの社会価値創造と社会受容」を開講致します。

新しい科学技術の便益が最大限にもたらされ、負の側面が正しく管理され、科学技術と社会の調和と信頼の醸成がどのように達成されていくべきなのかという大きな課題について、具体的事例として社会受容の戦略や標準化、教育・人材育成、持続性の問題等々、様々な視点から多角的なアプローチを積み重ね、新しい科学技術の研究開発の方法論、その責任ある遂行、コア技術からの社会価値創造までの課題を俯瞰的に掘り下げて論じます。

とあります。

「イノベーション創出に向けた戦略とマネジメント」

「技術開発と戦略的標準化」

「社会ネットワークとイノベーションの普及過程」

などの講義が並びます。

驚くのは、これだけではないのです。

2008年度の講義内容と日程を見ると、「コア技術からの社会価値創造と社会受容」は、ほんの一部、であることがわかります。

お茶の水女子大学公開講座『化学・生物総合管理の再教育講座』をみると、


本講座は企業の安全・環境関連部門はもちろんのこと、企業の技術開発部門や企画部門の担当者や管理者、小中高の教育関係者、行政・自治体関係者、NGO・NPO関係者、市民・消費者など社会人を主たる受講対象者としております。

受講にあたっては男性・女性を問いません。また学生・大学院生の聴講も歓迎します。なお、本講座の科目はお茶の水女子大学の学部生の単位対象となっています。

受講者は必要な科目を自由に選択できます。受講科目が学群横断的であっても特定の学群に集中していても構いません。1科目のみの受講も可能です。


とあります。


物凄く充実した内容ですね。恐るべき、お茶の水女子大学!






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2008年02月10日

現状から将来をどう予測するか?

いや、それほど大上段に構えるほどのテーマではありません。

2/9(土)の夜には東京では雪が降りました。でも、それほど積もった訳ではなく、みぞれ、雨だった所もあります。

「TAK」さんがテニスをするのは、せいぜい午後1時まで。

自宅からテニスコートまでは片道1時間かかります。そのため、スタッフが出勤してから、電話で問い合わせると、遅くなる。

この条件のもとで、どのように行動すべきか?という課題です。

(これまでの状況)

今年の東京では、雪になるのか?雨なのか?大変判断が難しい。

実際に、新宿では大雪で、田町に来ると、雨になり、それから、高田馬場に着くと、また雪、という具合で、ちょっとした地域差で、雪と雨に分かれることがありました。

前夜23時の皇居前の風景では、たいして雪は積もっていなかった。

2/10の天気予報は朝から晴れで、気温も上がる。


(当日朝の状況)

薄日が差していて、自宅付近には雪は全く積もっていない。

出かける決断。


(当日テニスコート最寄の駅に着いてから)

アスファルトの路上には雪はない。ところが、植え込み、橋の上には、雪が残っている。

雪が降ったのは間違いない。


(テニスコートに着いてから)

10数面ある広いテニスコートは場所によって、状況が異なる。

雪が数センチ積もっているコートと、みぞれがシャーベット状に積もっているコートがある。

テニスコートは、ハードコートではなく、オムニサーフェスで、表面近くは雪かきすると、サーフェスが傷む。

日が照ってきて、シャーベットを徐々に解かしているが、そのためにコートは水浸し。

とてもテニスができる状態ではない!

フロントに問い合わせの電話が殺到!スタッフは「現在は積雪のためプレーできません。いつから再開できるか?はわかりません」としか答えようがない。


(帰るべきか?待つべきか?)

今8時です。テニスコートがオープンする時間ですが、上記のように、とてもテニスができる状態ではありません。

再開まで、どのくらいかかるかは不明です。2〜3時間もかかるのでは、待ちくたびれます。

帰るべきか?待つべきか?

現状から判断すれば、「帰る」という判断になります。

ただ、1時間後はどうなっているのでしょうか?現状から考えると、「再開は難しい」から「帰る」という判断なのでしょうか?


(結論は?)

結論を言うと、1時間後に「TAK」さんはプレーができました。

問い合わせの電話に対し、「現在は積雪のためプレーできません。いつから再開できるか?はわかりません」としか答えようがないため、出足は鈍くなります。

そのため、取り合えず、全面再開しなくとも、1面だけプレーできれば、その後、徐々に再開させていけばよいことになります。

「みぞれがシャーベット状に積もっているコート」は放置するしかなく、「雪が数センチ積もっているコート」の雪を取り除きます。

すると、表面近くに残った雪が解けても、水浸しにはなりません。

結局、9時から13時まで、たっぷり4時間テニスができました。



長々と書いてきました。

言いたかったことは、判断する場合、どうしても現状にひきづられます。

予測しなければならないことは、将来のことなのに、現状にひきづられてしまうのです。

もちろん、出発点は現状です。

現状から、どう移行していくか?を予測するのです。

言うはやさしいのですが、行うのは難しい「現状から将来をどう予測するか?」の例でした。






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2008年02月09日

東京で見る雪は?

2/9(土)は東京は寒い一日でした。

テニスをやっていても、手が、かじかんで、着込んでいるので、身体は動かないし、

プレーをしていても、汗もかかずに、寒くて。

そのくせ、「午後から雪」という天気予報のせいか、

普段は空いている土曜日の午前中から、いつもは午後から来る人まで集まり、大混雑。

いつもは続けてプレーができるのに、今日はゲームが終ると、コートをあけて待たなければなりません

待っていると、これが本当に寒い!

今日は早々に切り上げます


最近は暖冬傾向でしたが、一昨年と同様、寒い冬です。

「地球温暖化」って、本当かしら?と感じです。

イルカの「なごり雪」に、

「東京で見る雪はこれが最後ね、と。さみしそうに君がつぶやく」

とあります。

「東京で見る雪はこれが最後ね」どころか、

最近は東京で雪を見ることはほとんどなかったのに、今年は何回目かしら?



明日は晴れるけれども、今夜は雪が降りそうです。

積もると明日はテニスができません。

こればかりは、本当に「運を天にまかせる」しかありません。


帰宅して、メールを開くと、

研究者としてのキャリア設計セミナー 〜研究者としての将来の選択肢増やしませんか〜

2008年2月17日(日)13:00−17:00

つくば国際会議場 大ホール・ホワイエ

「自分にはどんな可能性があるのか」
「研究者として将来はどのような道があるのか」
「企業での研究職とはどのようなものか」

という通知が来ていましたので、お知らせします。


それにしても、今夜は雪か?雨か?天はどちらを選ぶのでしょうか?


自分らしくライフバランスを手に入れる
小倉 美紀
なごり雪
日本クラウン
鮫島有美子の四季
コロムビアミュージックエンタテインメント
雪のマズルカ (創元推理文庫)
芦原 すなお






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2008年02月08日

この2日間何をしていたか?

「TAK」さんは行動を記録に残して、ブログに公開します。

これをしないと、自分でも何をしていたか?わからなくなるし、ブログに公開しないと、伝わらないし、つながりません。

ところが、この2日間、A面ブログもB面ブログも更新していません。

まず、「TAK」さんは毎朝5時には起床するします。

帰宅が22時を過ぎると、風呂に入って、食事をすると、もう「次の日」、ブログは書くのが難しくなります。

もう一つは、「決まってしまった事実」は書けます。

しかし、「まだ決着がついていない流動的なこと」は書いてしまうと、関係者に迷惑がかかってしまう、こともあります。

そんな訳が重なって、この2日間はブログが書けませんでした。

では、どんな2日間だったのでしょうか?

一昨日の夕方は雪の中、田町駅前の東京工業大学サテライトキャンパスに行きました。

一時期、都内の大学が都内から郊外へ移転していきました。

最近の大学、大学院には社会人が通います。

そのために、丸の内、秋葉原、田町、など、交通の便がよいところに、サテライトキャンパスを作る大学が増えています。

東京工業大学も大岡山、すずかけ台のキャンパスでは社会人は通い切れません。

そんな訳で、東京工業大学も田町駅前にサテライトキャンパスをつくったのでしょう。


昨日は東大・本郷キャンパスの安田講堂でNEDOの燃料電池報告会です。

燃料電池が本格的に普及するには、寿命を2倍に、価格を1/20にすることが必要です。

触媒に、希少金属で価格が高価な白金を使っていますが、これを他の物質で代替できないか?が課題です。

安田講堂は、赤門と並ぶ東大・本郷キャンパスの観光名所ですが、中が狭いのが難点です。

スクリーンを前からではなく、横から見ることになってしまいます。


夕方は東大・駒場キャンパスに行きます。

科学技術インタープリター養成プログラムの第5回目とオフ会があります。

オフ会の模様はA面ブログ:社会人コースのオフ会は「友達の友達」だらけ?に書きます。









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2008年02月05日

インタープリター?コミュニケーター?ジャーナリスト?

科学技術インタープリター養成プログラムの第4回目

小林康夫(大学院総合文化研究科教授)『科学の波打ち際の〈人間〉の顔』

「実際の事」と「想像上の事」の組み合わせの最終回です


北海道大学、早稲田大学、東京大学の3つの大学において科学技術コミュニケーター養成のためのプログラムが実施されています。

それぞれ名称が少しずつ異なります。

・北海道大学 科学技術コミュニケーター

・早稲田大学 科学技術ジャーナリスト

・東京大学 科学技術インタープリター

「TAK」さんは東京大学の科学技術インタープリター・コースに主に参加していますので、これについて述べます。

インタープリターとはそのまま訳すと通訳でしょうか?

島国で、外国とは言語が異なる日本では、外国の情報、知識を入手するには、外国語を日本語に翻訳することが必要でした。

古くは、朝鮮、中国語、その後、ポルトガル語、オランダ語、今では英語でしょうか?

ただ、語学だけできればよい、のではありません。

実用的な通訳の方は語学だけでなく、スポーツ、IT、経済、医療、など、通訳する背景の知識も熟知していなければなりません。


さて、科学技術インタープリターとは、何を、誰に、どのように、通訳するのでしょうか?

一般的には、科学者、研究者の成果を広く一般に伝える、と言われます。

でも、それだけではなさそうです。

科学技術といっても、工学、理学、医学、薬学、

工学の中でも、IT、機械、ライフサイエンス、電気、など、いろいろあります。

これら横の連携を「つなぐ」ことも大切です。


ところで、通訳には誤訳がつきものです。

誤訳というよりも、例えば、英語を日本語に、日本語を英語に訳そうとすると、わかると思いますが、うまい言葉がない場合があります。

それぞれの言語はその文化的背景で発達しますので、必ずしもうまく訳せないこともあります。

科学技術だって、そうです。

その分野の研究者、科学者の言語をうまく伝えるのが難しいことも多いでしょう。

でも、とにかく「伝えること、つなげること」が大切なようです。


ところで、

・北海道大学 科学技術コミュニケーター

・早稲田大学 科学技術ジャーナリスト

・東京大学 科学技術インタープリター

は、それぞれの大学が修了証を出しますが、別に公的に定められた資格ではありません。

でも、そんないいかげんなコースに、多くの社会人が平日夜間、土曜日に積極的に参加しています。





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2008年02月04日

ユビキタスではじまるサービスイノベーション

東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」第15回シンポジウムに行って来ました。

まだまだ、雪が残る東大・本郷キャンパスの安田講堂に多くの人々が集まります。


21世紀、人間社会のあらゆる場面においてデジタル化された情報を活用するユビキタス情報社会へと向かおうとしています。

そのために必要な要素技術は着実に開発が進んでおり、その技術的な実現性が確かなものとなってきています。

そして、ユビキタス情報社会基盤を活用した様々なサービス(ユビキタスサービス)が社会に普及し、私たちの日常生活を豊かにする日も近づいております。

また、携帯電話やICカードといった先行事例にみられますようにユビキタスは強い革新性を持っており、単に便利というだけでなく様々な分野において変革をもたらすものと考えられます。


イノベーションとは、

「これまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて、新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすこと」

とあります。


さらに、オープン・イノベーションとは、

「自らの内部資源のみを活用するのではなく、ネットワークを基盤として外部資源を有効活用し、複数の主体が協同して行うイノベーション」

とあります。

つまり、潜在的な創造する力と協同する力を有する主体の相互作用を活性化して、新たな価値を生み出す、ということです。


では、具体的に、ユビキタス情報社会基盤を活用して、どのようなサービスイノベーションが起こるのでしょうか?

実は、具体的にこうだ、と言うのは難しそうです。

でも、ほんの少し前にインターネット、携帯電話で社会が急激に変化した以上の規模で、ユビキタス情報社会基盤による社会変化が起ころうとしています。







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2008年02月03日

たまには必要な「完全休養日」

東京は未明から大雪。

テニスはできないし、電車もいつ止まるか?わからないし、とにかく寒いので、うちにいます。

「TAK」さんは週休2日です。

土日の午前中はテニスをします。

また、土曜日の午後には、地方からの方が参加しやすいように、大きな「産学官プロジェクト」が行われます。

そんな訳で、日曜日に天気が悪いと、「完全休養日」になります。


「TAK」さんのモットーは、

すぐやる!必ずやる!できるまでやる!

なのですが、未処理でたまっていることが山積みです。


次から次と、やることがあります。

これからやることには、実行計画を練ったり、うまく行かないと、計画を変更したり、いろいろやります。

でも、一段落して、片付くと、もう心が離れて、そのままになります。

実は「記録」を取っておかないと、あとでわからなくなります。

必ず、「記録」を取っておきましょう。

「TAK」さんは参加した研究会、講演会、セミナーはなるべくA面、B面ブログに掲載しておきますが、未掲載がたまっています。


メモも放っておくと、危ないのです。

メモしておくと、取り合えず、忘れません。

ただ、メモもまま、放置しておくと、何のことだか、わからなくなります。

メモは早い時期にノート、シート、マップにまとめましょう!


こうしているうちに、もう夜です。あっという間に時間が過ぎていきます。

雪はようやく、止みました。でも、明日の朝の通勤がすべって大変そう!




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2008年02月01日

リーダーは知的財産が大切!

日本は知財立国と言われています。

資源、農作物などに乏しい日本が生き残るには知的財産が大切です。

でも、理工系、技術系出身の人たちは、特許、ライセンス、研究契約などが苦手な方が少なくありません。

今日のテーマに「リーダーは知的財産が大切!」と書きました。

なぜでしょう?

答えが、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構で行われた「第3回標準化戦略フォーラム:オープンイノベーション時代の三位一体戦略」にありました。

例えば、パソコンを例に取ります。

以前は、IBM、富士通、NECなどの大企業が、パソコンに必要なすべての技術を自前で開発していました。

この時代のパソコンは、メーカー毎に互換性はありませんでした。

メーカー毎にそれぞれ独自の技術を持っていました。

しかし、ネットワーク化が進むと、異なるメーカーのパソコン同士の互換性が求められるようになりました。

また、システムが複合化し、個別の技術、企業ではシステムを作るのが難しくなりました。

そこで、基本的な規格については、「標準化」が求められるようになりました。

古くは、ビデオテープの「VHS vs ベータ」、最近では次世代DVDの「ブルーレイ vs HD」のように、業界標準を取れるか、どうか?はメーカーの命運を左右するものとなっています。

標準化する技術に多額の開発費をかけたから、その費用を回収しようと、高額の特許費用を設定したら、他のメーカーはその標準化技術を使わず、結局「標準化技術」にならず、シェアが獲得できません。

それゆえ、競合する企業の間で、協調することが必要になります。

標準化技術、オープンソースと言っても必ずしも「無償」ということではありません。当事者同士の協議になります。

標準化技術だけでは、取り立てて特徴がなく、消費者から選択されません。

標準化する技術と、競合他社と差別化する技術、の見極め、も大切です。

また、各メーカーは、いろいろな特許、ライセンスの権利者でもあり、また、利用者にもなります。

それゆえ、特許、ライセンスなどの条件をどのように設定するか?などの知的財産は技術経営の根幹になります。

ということで、「リーダーは知的財産が大切!」なのです。








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