2008年11月

2008年11月30日

東大、特に理系学部は女子に活路を見出す?

東大から案内、通知が届きます。

すると、12月中の極めて短期間に集中的に、


女子高校生のための東京大学説明会

東大理学部で考える女子高校生の未来

Tech Tea Time-女子学生のためのキャリアガイダンス

が開催されます。


いずれもキーワードは女子学生、女子高校生です。(変な類推はやめましょうね!)

東大、特に工学部、理学部など理系学部は女子学生の発掘に活路を見出そうとしていることが、よくわかります

東大の本郷キャンパス、駒場キャンパスを歩いていると、女子学生がごく普通にいるのがよくわかります。以前の探さないと、女子学生が見つからなかった状態からは大進歩です。

それは、「TAK」さんが女子学生ばっかり見ながら歩いているからじゃないって?そうかもしれませんね。

ただ、工学系大学院の教室に行くと、ぐっと少なくなります。

また、東大出身に限らず、産業界の委員会、検討会などの集まりになると、いまだに女性は「探さないと見つからない」状態です。


この状態を考察すると、

・現在はおじさんばかりの産業界の集まりも、数年後には変わってくる兆しがある

・産業界では女性はしばらく稀少価値であり続ける

ということがでしょうか?

さて、この東大の取り組みが将来どのように功を奏するか?楽しみです。




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2008年11月27日

社会性とは、その場に期待されること?

早稲田大学で開催された 公開シンポジウム「先端科学の社会性」で、加藤諦三氏 (作家・早稲田大学名誉教授・ハーバード大学ライシャワー研究所准研究員)から伺ったお話です。

社会性、非社会性、反社会性、について、話されました。

「反社会性」とは、明確なルール、例えば、法律に違反する行為をすること、です。これは、例を挙げるまでもなく、わかりやすい、と思います。

難しいのは、社会性と非社会性です。

「非社会性」とは、「反社会性」と違って、必ずしも、明確なルールに違反すること、ではありません。

次のような例が挙げられました。

結婚式の披露宴と二次会があります。

新郎新婦の友人が、披露宴で話してよい内容、と二次会で話してよい内容には、大きな違いがあります。

披露宴では会社の上司、親戚がずらっと並び、緊張感が漂います。

明らかなお世辞でも、とにかく褒めます。間違っても、暴露話など、とんでもありません。

一方、二次会になると、会社の上司、親戚などは、姿を消して、友人の割合が増えます。

また、新郎新婦の友人同士の新たな出会いの場、になったりします。

そんな訳で、場は、ずっとやわらぎます。

昔の失敗談の披露、みんなで先生に怒られた話、場合によっては、「前の恋人はどうしているか?」の話も、許容される場合すら、あります。

間違っても、披露宴でする話と二次会でする話は、取り違えてはいけません。

これは、明確に記述された法律など、ではありません。

社会で生きていく上での、暗黙のルールです。

これがうまくできないのが、「非社会的」です。


非常にわかりやすい例でした。

そのような区分けだとすると、「先端科学の社会性」って、大丈夫かしら?で書いたように、このシンポジウムは「非社会的」でした。

「TAK」さんは以前、加藤諦三氏の本をむさぼるように読んだ時期がありました。

でも、今日の加藤諦三氏は「それが当たり前」「そうに決まっている」と強引に決め付けてしまい、うまく心に入ってきません。

上に書いたように、シンポジウムの運営のまずさから、加藤諦三氏の講演にも時間の圧迫など、影響が出ていることはわかります。

でも、何か感動が色褪せてしまった、残念な感じです。





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「先端科学の社会性」って、大丈夫かしら?

早稲田大学で開催された先端科学・健康医療融合研究機構 公開シンポジウム「先端科学の社会性」に参加しました。


日時:2008年11月26日(水) 13:00〜17:30

会場:早稲田大学 大隈講堂(大講堂)

■プログラム

開  会  総合司会 / 竜田邦明(早稲田大学教授・ASMeW副機構長)
浜尾朱美(キャスター・エッセイスト)

開会挨拶 白井克彦 (早稲田大学総長・ASMeW機構長)

来賓挨拶 泉 紳一郎 (文部科学省科学技術・学術政策局長)

基調講演1「鈍感力」
渡辺淳一 (作家・医学博士)

基調講演2「先端科学・社会・心」
加藤諦三 (作家・早稲田大学名誉教授・ハーバード大学ライシャワー研究所准研究員)

基調講演3「先端科学はジャックナイフだ」
海堂 尊 (医師・作家)

講演「ASMeW5年間の軌跡」
逢坂哲彌(早稲田大学教授・ASMeW事務局長)


プログラムを見て、どう思われますか?

錚々たるメンバーによる基調講演でしょうか?確かにそうですね?

スケジュールを見て、どう思いますか?

「13:00〜17:30」と、開会と閉会の時間のみが掲載されています。

「もっと詳しいスケジュール、例えば、13:00〜13:10開会挨拶、13:10〜13:20来賓挨拶、、があるんでしょう?」

いいえ、ありません。「13:00〜17:30」と、開会と閉会の時間のみが掲載されたスケジュールだけです。

実際に、13:00過ぎに開会されたのですが、開会挨拶、来賓挨拶が終った時には、既に14時を回っていました。

それならば、無理して午前中のスケジュールを切り上げずに、14時に来たのに。

後半の基調講演3の海堂 尊氏の講演時間は大幅に短縮されたようで、プリプリしていました。

フルタイムの学生ならばともかく、このシンポジウムに参加する社会人は何とか時間をつくってきています。

それでも、 13:00〜17:30の4時間半の時間をすべて空けることは、ほとんど無理です。

なんとか、時間を作って、このプログラムのこの部分だけ参加できるかな?のように、スケジューリングします。

また、この挨拶、講演は何分間、とわからずに、いつ終るのか?わからないものを聞かされるのは、聴衆にとっては苦痛です。

詳細な時間が掲載されていないのが、主催者側の都合なのか?講演者側の都合なのか?よくわかりませんが、せっかく集まった聴衆には大変失礼です。

「先端科学の社会性」とありますが、社会性が著しく欠如したイベントと言わざるを得ません。

主催者は猛省の必要があるのではないでしょうか?

「TAK」さんも少しプリプリしました。

ただ、内容はためになるものが多かったので、追々紹介します。




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2008年11月23日

博士課程進学のススメ−企業R&D部門におけるキャリアの考え方

博士課程進学のススメ−企業R&D部門におけるキャリアの考え方という案内が来ました。

案内分を読んでみましょう

東京大学大学院工学系研究科では、博士課程進学の機会を増やすため今年度からB日程入試(2月)を導入しました。

これにあわせて先端学際工学専攻では「先端科学技術イノベータ―コース」の募集を開始しています。

同コースは、16年前の設置時から社会人大学院生を積極的に受け入れてきた先端学際工学専攻において、さらに進んだ研究者・技術者のキャリアアップコースを提供するものです。
 
「最適なキャリア選択」「望ましいキャリア構築」はどうすれば実現出来るのでしょうか?  

まず、将来の自分のあるべき姿を思い描き、そのために何をなすべきかを考え、実行することが大切です。

今後は企業で活躍する研究者にとっても博士号取得がキャリア形成における重要なポイントになると考えられます。

もはや「取るか取らないか」ではなく、「いつ、どのようにして取るのか」というキャリア構築を考える時代になっているともいえるでしょう。

進路に迷っている学生の皆さん、既に決めているけれど何となく将来に不安を抱いている皆さん。博士課程で実際に教育に携わっていたり、博士号を取得して企業で活躍した教授陣に「博士についての本音の話」を聞いてみませんか。



う〜ん、「今後は企業で活躍する研究者にとっても博士号取得がキャリア形成における重要なポイント」とは、ちょっと言い過ぎの感じもしますが。

興味のある方は、ご参加ください。


日時:2008年12月10日(水) 18時00分〜19時30分

場所:東京大学本郷キャンパス 山上会館地下会議室

内容:

18:00-18:20
「企業研究者のキャリアに対する考え方」
山下 秀(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)
    九州大学大学院修了、工学博士、三菱電機、NEDO技術開発機構を経て現職

18:20-18:40
「質問力のある博士を目指せ」
宮野健次郎(東京大学先端科学技術研究センター所長・教授)
ノースウェスタン大学物理修了、PhD、東京大学工学系研究科物理工学専攻兼担

18:40-19:00
「切磋琢磨できる科学者を育成する大学院教育を目指して」
菅 裕明(東京大学先端科学技術研究センター教授)
マサチューセッツ工科大学化学科卒、PhD、東京大学工学系研究科化学生命工学
専攻兼担

19:00-  講師を囲んでの懇談会




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2008年11月20日

科学者同士の輪、科学と社会の輪

今週末はサイエンスアゴラサイエンス・アゴラ2008を紹介しました。

「TAK」さんは、「サイエンスコミュニケーションの内輪化」を憂いています。

それゆえ、「「双方向」のコミュニケーションが本当にできるのか?」なんて、ちょっとネガティブなトーンでした。

そのせいか、主催者の方々より、とにかく元気が出る、女性が参加する取り組みをご紹介いただきました

「大学アウトリーチの可能性」

11月22日(土) 10:30-11:40
日本科学未来館 7F 会議室1

科学コミュニケーションにおいて大学の果たす役割にはさまざまなものがあります。

大学によるアウトリーチ活動の可能性や課題について、部局の担当者や学生団体が語り合います。

内田 麻理香 氏(東京大学 工学部)、
大木 聖子 氏(東京大学 地震研究所)、
横山 広美 氏(東京大学 理学部)、
加村 啓一郎 氏(UtoI)、
住田 朋久 氏(UtoI)、
林 洋平 氏(UtoI)

UtoIとは東京大学アウトリーチイニシアティブ、だそうです

社会のなかで大学はどのような役割を果たせるのか、広報・アウトリーチを担当する方々を招いて議論していきます。

さまざまな立場の方々にご意見をいただきたいと思っておりますので、ぜひお越しください。


「動き出した2つの輪:『科学者コミュニケーション』の未来図」

日時: 11月22日(土) 13:00-14:10
会場: 日本科学未来館 7F 会議室1

内容: 0to1の活動の柱には「2つの輪」があります。科学者同士の輪、科学と社会の輪です。科学者が行うコミュニケーション活動とは? なぜ私たちは活動するのか? 
0to1の活動の現場を紹介しつつ、来場の皆様と考えていきます。

登壇者: 小寺 千絵 氏(東京大学大学院 理学系研究科)、音野 瑛俊 氏(東京大学大学院理学系研究科)、横山 広美 氏(東京大学大学院 理学系研究科 准教授)


「TAK」さんは、その時間帯にはお台場の近くにはいるのですが、残念ながら、参加できません。

関心がある方は是非ご参加ください。そして、どんな雰囲気だったか、教えてください!

と締めくくろうとしていたところで、北海道からメールが来ました。

東京だけで考えていたけれど、このイベントには日本中(ちょっと世界中とは言
えません)から参加するものであることを付け加えておきます。






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2008年11月19日

新しいオフィスからの眺め

都庁最近オフィスを移転しました

以前は、都庁、新宿副都心のビル群、晴れた日には富士山が見えるオフィスでしたが、今のオフィスからは、レインボー・ブリッジ、お台場のフジテレビ、汐留のジオサイトのビル群が見えます。

今まで、慣れきっていた景色が変わるのは、なかなか新鮮で、刺激があります。

産学官プロデューサーの「TAK」さんは一日中オフィスにいることは、あまりなくて、早朝7時前にオフィスについて、オフィスワークを済ませると、都内を動き回ります。

新宿の早朝7時前はまだ閑散としています。

やはり新宿は夜の街、寝付いたばっかりで、「起こすなよ!」と言わんばかりです。

レインボーブリッジでも、ジオサイト周辺の早朝7時前は、結構な人の流れです。

もう、ビジネスアワーは始まっている、という感じでしょうか?

コンビニはもう長蛇の列です。

新宿は交通が不便、なんて言ったら、「何言っているんだ?」と言われるでしょうか?

ただ、新宿は、立川、国立、三鷹あるいは多摩方面の東京西部から都心に出た時のターミナル駅、で都内の交通の拠点としては必ずしも便利ではありません。

都内の交通の特徴は、ど真ん中に皇居があって、地下鉄も北回りか、南回りに迂回するしかない、ということでしょうか?

皇居の大深度地下を通過できたら、都内の交通網も変わるのですが。

さて、この皇居を回る形で、新宿を通るJR山手線よりも、ずっと短い半径で東西線、南北線、有楽町線、半蔵門線が走っています。

これらを使えば、効率的に都内を移動できます。

そんな訳で、新しいオフィスを結構楽しんでいます。





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2008年11月16日

今週末はサイエンスアゴラ

今週末は東京・お台場でサイエンス・アゴラ2008が開催されます。

主催者の説明によると、

サイエンスアゴラとは?

サイエンスアゴラは、“科学と社会をつなぐ”広場(アゴラ)となることを標榜し、2006年から始まりました。

サイエンスに対して知りたいこと、考えていること、言いたいこと、
訴えたいことがある一般市民から科学者・研究者まで、全ての方々に開かれた広場です。

アゴラ:もともとギリシャ語で、人々が自由に集い議論する「広場」を意味しています。


サイエンスコミュニケーションとは?

科学のおもしろさや、科学技術をめぐる課題について、多くの人々に伝え、共に考え、人々の意識を高めるような活動の全てを、サイエンスコミュニケーションと総称します

最近は、特に、単に研究について解説するだけではなく、課題について共に考えていく双方向のコミュニケーションの重要性が強く言われています。


特に、最後の言葉、一方向ではなく、「双方向のコミュニケーション」というのがポイントでしょうか?

科学者という小さな共同体に住む人たちは、自分たちの共同体の中に安住し、広く社会全般どころか、他の専門分野の科学者共同体とも十分なコミュニケーションをしてきませんでした。

小さな共同体から飛び出して、コミュニケーションを行うには、自分の共同体の中だけでなく、広く社会で通じる言葉、考え方、がなければなりません。

科学者という小さな共同体に住む人たちが、広く社会全般と「双方向のコミュニケーション」をしたい、という主催者の切なる気持ちが現れています。


初年度の2006年は、とにかく始めること、が大切だったでしょう。

2年目の2007年は、せっかく始めたことを続けること、が大切だったでしょう。

ここまでは主催者側が頑張れば、できることでしょう。

3年目の今年は、それだけでなく、参加者側を巻き込んだ動き、流れ、がほしいものです。

「よくやった」「みんな頑張った」「いいイベントだった」など、主催者側の自己満足だけで終ってほしくはありません。


「TAK」さんは、今回も主催者側ではなく、一般参加者でいることにします。

どんなサイエンスアゴラになるか?楽しみだけれど、正念場かもしれません。


「若さ」を科学する。 (TBSブリタニカ...
阪急コミュニケーションズ
キャリアラダーとは何か―アメリカにおける...
J.フィッツジェラルド
「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21...
山田 昌弘
就活の王道
株式会社ライブレボリューション&金子真歩


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2008年11月14日

明日はホームカミングデイだけど

最近多くの大学がホームカミングデイの催しをやっております

ホームカミングデイとは、卒業生に年に1回は懐かしいキャンパスに戻ってきてほしい、ということでやるイベントでしょうか?

「TAK」さんの母校である東京大学は明日11/15(土)にホームカミングデイのイベントがあります

「TAK」さんは産学官プロデューサーをやっているので、毎週1回は東大に顔を出しますが、産学官プロデューサーをやる以前は足が遠のいておりました

卒業してしまうと、自然と母校から足は遠のいてしまう

そんな卒業生のために、年に1回くらいは、懐かしいキャンパスに戻ってきてもらうホームカミングデイというイベントは、大学にとっても、卒業生にとっても、すばらしい試みでしょう

仲のよかった友達と誘い合って行くのもよし、

ひとりでふらっと、たずねて、思いがけず、旧友に再会するもよし

と言いながら、残念ながら、「TAK」さんは行けません。

本当に残念!





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2008年11月13日

参加できない残念なイベントがなんと多いこと!

「TAK」さんが社会人大学院に通ってから、早一月半が経ちました。

平日の夜、土曜日の午後は原則として大学院に行きます。

一番困ったことが、この時間帯に行われるイベントに参加できないことでしょうか?

ひとつのことを選ぶとは、他のことをあきらめること、かもしれません。

あれも、これも、と欲張りな「TAK」さんではありますが、今学期は社会人大学院を中心にしましょう。

それにしても、別の場所のイベントならば、ともかく、同じキャンパス内でのイベントだと、なおさら残念です。

あらためて眺めると、今の大学は一般向けの楽しいイベントを夕方にたくさんやっています。

「TAK」さんが今、通っている東京工業大学の誰でも参加できる夕方のイベントを紹介しますので、参加できたら、どんな様子だったか?教えてください。


伊藤比呂美「朗読の境域−フルエル言葉、マジワル異郷−」


日程| 2008年11月18日(火)

時間| 18時30分〜20時00分

会場| 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館ディジタル多目的ホール

講師| 伊藤比呂美

※申し込み不要

講演内容:

詩の朗読は、作品の魅力やエッセンスをより強く伝えてくれます。それは、日本語の美しさ、生命力を増幅し、反響させる表現法といえます。母語の異なるひとびとの間で、日本語の詩を書き、読み、伝えること。とりわけ、「おんなの言葉」が他の文化圏以上に特異性をもつ日本語を、異郷で朗読するとはどういうことか。越境し、読み、歩き、定住するなか、見えてきた日本語表現の境域とは何か。朗読パフォーマンスを交えて講義します。

司会・朗読 水無田気流(詩人・世界文明センターフェロー)


サイエンスカフェ2008 第4回 篤姫、江戸城、大奥「御小座敷」

講師:平井 聖
 昭和女子大学特任教授、東京工業大学名誉教授

日時:2008年11月20日(木)
   18:30?(開場 18:00)

対象:どなたでも 参加無料
   飲み物・軽食付き
   定員60名

会場:東京工業大学百年記念館
   3階フェライト会議室

申込:下記まで電子メールまたはFAXにて「氏名・連絡先」をご明記の上、お申
し込み下さい。
E-mail: centcafe@jim.titech.ac.jp




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2008年11月09日

「熱心にやっているのだから」はすべてを正当化するものではない

「TAK」さんが通う大学院では90分の授業で授業の間に10分間の休憩時間があり、前の授業の学生と後の授業の学生が教室を交代します。

数十人の学生が、それぞれ席を立って、新たに席に着くには、結構時間がかかります。

さて、定刻に「TAK」さんが授業に出ようと教室に到着すると、ドアの前に学生さんが集まっています。

「みんな、教室に入らないでどうしたんですか?」

「前の授業がまだ続いて、入ろうとしたら、先生に睨まれたんです」

だって、定刻はとっくに過ぎて、もう次の授業の開始時間です。

ここは先生兼任の「TAK」さんの出番です。「TAK」さんが次の授業の先生を装って、教室に入ります。

先生兼任の「TAK」さんには、先生の反応も少し違います。

「もう終りますから」


さて、ようやく「TAK」さんが出席する授業が始まります。

この授業の先生が話します。

「この大学の授業は90分の授業で授業の間に10分間の休憩時間があるのがルールです。

ところが、前の先生はこの10分間の休憩時間まで使って授業をしました。本当に熱心な先生です。

でも、前の授業の学生が退出するのに5分かかり、この授業の学生が入室するのに5分かかり、私の授業は10分遅れです。

その結果、前の先生の授業は100分、私の授業は80分になります。

私も皆さん全員も10分損しています。全員分合わせると大きな損失です。

前の先生は「私は熱心に教育し、学生たちも満足している」とご満悦かもしれません

でも、この先生には私たちの損失、迷惑はわかっていません

学会でも、講演会でも、セミナーでも、持ち時間を超越する人がよくいます。

「自分の講演は盛り上がって、時間を大幅に超過した」

とご満悦です。

でも、あとの発表、講演の人たちは、予定していた発表、講演内容を変更、短縮せざるを得ず、とっても困るのです。

熱心なのは、いいことです。でも、ルールを破って仕方がない、ということではありません。

ルールの中で熱心にやるんです。そうすれば、みんなハッピーです」


当たり前と言えば、当たり前の事です。

でも、この当たり前のことを大学の先生がわかっていないのだから、本当に困ったものです。




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2008年11月07日

キャンパスは文理共存で、互いに刺激しあう、がいいのかも?

大賀蓮東大を卒業して、現在、東工大に籍を置く先生、社会人学生が、東大・本郷キャンパスと東工大・大岡山キャンパスを比べます。

「東大・本郷キャンパスの安田講堂の前の銀杏並木も素敵だけれど、東工大・大岡山キャンパスの本館前の並木道もなかなかのものですね」

「昔はゆったりしていた東大・本郷キャンパスも最近は建物が乱立気味で落ち着かない。もっとも、東工大も70年、80年、90年、100年と10年ごとに記念館を作っている」

「東大・本郷キャンパスは専門課程に進学した3、4年生、大学院生ばかりだが、東工大・大岡山キャンパスは1、2年生もいて、若々しい」

東工大本館「どちらのキャンパスも女子学生が飛躍的に増えた」

「東大の三四郎池は、やっぱり落ち着く」

などなど

「最大の違いは東大・本郷キャンパスは理系だけでなく、文系もいるけれど、東工大・大岡山キャンパスは理系しかいないってことかな?

東大・本郷キャンパスではサークル活動などで、文系と理系の学生が一緒に活動できます。

三四郎池普段の生活は文系と理系で別でも、食堂、生協などで、それぞれが話しているのを何気なく聞いているだけで、それなりに意味があります。

以前、私も総長補佐会議で文系の教授の発言を、笑い飛ばしていましたが、後で考えると意味深いものがあります」

ふ〜ん、これは納得です。本当はキャンパスは文理共存で、互いに刺激しあう、がいいのかもしれません。



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2008年11月04日

今日中に書いて、少し寝かせて

企画書、レポート、議事録、営業日報などなど、今日、発生したことは今日中に済ませてしまいましょう!

〆切まで、まだ時間があるからといって、先送りして、いいことはありません。

だって、明日には明日のスケジュールがあり、また、企画書、レポート、議事録、営業日報などが溜まります。

積もり積もっていくと、手に負えなくなります。

だから、今日中に済ませてしまいましょう!

でも、今日中に書き上げたからといって、何も今日中に提出する必要はありません。

提出は〆切でいいんです。

今日、書き上げたレポートを明日になってから、読んでみましょう。

不十分な点、いい足りない点が、たくさんありませんか?

一晩寝かせると、考えが発酵してきて、いろいろなアイデアがでてきます。

アイデアが浮かぶたびに、元の書き上げたレポートに書き加えましょう。

この時に、注意しなければいけないことがあります。

元のレポートを書き上げていなくても、アイデアは浮かんできます。

ところが、元のレポートがないと、書き加えることができません。

浮かんでは消え、発散していってしまう。定着しないんです。

という訳で、企画書、レポート、議事録、営業日報などなど、今日、発生したことは今日中に済ませてしまいましょう!




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2008年11月02日

過去の遺産で食べていませんか?

「静かにしろ!話をしている奴らは、外へ出て話せ!」

その先生の講義は、物凄い剣幕で始まりました。

「話をしている奴がいると俺は不機嫌になってしまう。そうすると、ろくな講義をしない。結局、講義に出た全員が迷惑するんだ!」

ざわついていた教室が、あっという間に静かになりました。

今どき、こんな硬派の先生がいるとは、驚きでした。

ただ、感激したのは、ここまで、でした。

この先生は、パワーポイント、配布資料などは、何もなく、おもむろに思いついた話を始めました。

具体的な話を書くと、差し障りがあるので、差し控えます。

これまでの業績を、あっちに飛びながら、こっちに飛びながら、話していきます。

時には、きらりと光る言葉もあります。

「成功者からだけでなく、心ならずも失敗した人から学ぶものが大きい」

「成功者は、自分の経験から、「諦めずに頑張れば、道は開ける」という。

実際には、そうではないことの方がずっと多い。そんな時どうするか?学ぶことがたくさんある」


でも、「TAK」さんにはわかりました。この先生は、講義の準備をしていなかったことを。

なにも、講義に必ずしも、パワーポイント、配布資料が必要な訳ではありません。

話す概略の内容を決めておいて、聴衆の反応を見ながら、レベル、内容、専門性を調整していくことは、あります。

この先生は、特に準備をせずに、行き当たりばったり、で、自分の経験、業績を話しました。

いろいろな大きな業績がある先生のお話を聞いているのは、結構楽しいものです。

でも、話したいこと、テーマが定まっていないので、話があちこちに行って、ただ楽しいだけ、になってしまいます。

この先生は過去の遺産を食いつぶしています。でも、新しい探求はしていません。

相当の遺産があるので、命がある限り、遺産が保てるかもしてません。


もっとも、若い学生さんたちには、この先生の講義は好評でした。

「凄い迫力でした。あそこまで、言い切れる先生に遭ったことはありません」


確かに、業績に裏打ちされた自信が迫力を生んでいるのでしょう。

惜しむなくは、過去の遺産を食い潰すだけでなく、新しい蓄積もしてほしい。

若い学生さんは、ごまかせても、社会人はごまかせません。






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