2009年02月

2009年02月27日

「知の市場(公開講座)」とは?

「「知の市場(公開講座)」2009年度前期受講者の募集のご案内」という案内が来ました

面白そうなので、ご案内します。

ただ、本日2/27に案内がきたのに、


2009年度前期の受講者募集を開始いたしました。

募集期間は2月1日から2月28日までとなっております。ただし、応募状況に応じて適宜、募集期間を延期するする予定です。


なんて、なっています。

費用は、無料のものから有料のものまで、あるようです。

単位認定されるのか?修了証が発行されるのか?も開催機関によるので、参加を検討する場合は、問い合わせた方がよいでしょう。

科目一覧を見ると、化学、医療、生物が中心ですが、

・ 金融と環境特論 「金融とリスク」〜持続可能な経済社会の発展を如何に支えるか〜

・ 科学と社会事例研究 サイエンス・ワールド・トーク

・ リスクコミュニケーション特論 マスメディアとコミュニケーション

・ 社会技術革新特論 イノベーション技術の創造と社会受容

など、それ以外のものも見られます。

「知の市場」は、2004年度から開講してきた「化学・生物総合管理の再教育講座」を前身としています。

化学物質や生物によるリスクの評価・管理、そして技術革新及びその社会・生活とのかかわりなどについて、自己研鑽をつむ機会を提供することを目的として2004年度〜2008年度に開講されました。

この再教育講座を発展的に継承し、新しく展開するものであり、自立的で解放的な協力関係を形成しながら人々が自己研鑽と自己実現のために立場を越えて自ら活動する場として「知の市場」を構築しました。

総合的で実践的な学習機会を提供するために、社会の広範な領域で活動を展開する多くの専門機関、企業、大学、学会などの幅広い協力と参画により、実社会で実践してきた多彩な講師によって開講します。

学生・院生を含む広範な分野の多様な社会人に広く開放し、強い学習動機と積極的な参加意思を有する者が、自己責任により自由に受講科目を選択して受講する学びの場です。


1.開講科目と募集期間

知の市場は、科目の多様化、新規科目の増加、既存科目の改訂を行い、最先端の研究
成果から基本的な事柄まで関心の深い情報を総合的に提供するとともに、実践的な学
習の機会を提供する方向にさらに強化しています。

2009年度は各開講機関の主催により全国15拠点で72科目を開講することとし、2009年度前期の受講者募集を開始いたしました。

募集期間は2月1日から2月28日までとなっております。ただし、応募状況に応じ
て適宜、募集期間を延期するする予定です。

2.開講機関

1. 名古屋市立大学 学びなおし支援センター
2. 東京工業大学 社会人教育院
3. 労働科学研究所 人材育成センター
4. 早稲田大学 規範科学総合研究所
5. 福山大学・宮地茂記念館
6. お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター(増田研究室)
7. 産業医科大学 産業保健学部
8. 製品評価技術基盤機構・主婦連合会・NPO法人関西消費者連合会
9. 物質・材料研究機構
10. 新エネルギー・産業技術総合開発機構
11. 明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻 明治大学リバティ・アカデミー
12. 化学工学会SCE・Net
13. 産業技術総合研究所
14. 農業生物資源研究所
15. 食品薬品安全センター・主婦連合会

3.受講申し込み

募集要綱・開講科目・日程の詳細などは各開講機関ホームページ及び知の市場ホームページ(URL:http://www.chinoichiba.org/)に掲載されています。





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2009年02月26日

エネルギー持続性への挑戦

久し振りに環境・エネルギーのテーマです。

東京大学サステイナビリティ学連携研究機構が開催する公開シンポジウム「エネルギー持続性への挑戦」に参加しました

科学技術の中で、環境・エネルギーは人々に身近で、比較的わかりやすいものです。

原油価格の乱高下は、多くの人が身にしみたでしょう。

10年前の冷蔵庫が壊れたから、新しいものに買い換えたところ、電気代が半分になった、なんて経験した人もいるでしょう。

それがゆえに、ちょっと知ったかぶりで、感情論を述べる人もいます。

「ドイツでは、太陽光発電の余剰電力の買取価格が日本の3倍で、日本は普及率世界一の座を奪われた。日本も買取価格を上げるべきだ」

こんな声を受けてでしょうか?2/24に二階経済産業大臣が、太陽光発電の普及を加速するため、太陽光で発電された余剰電力の電力会社による買い取りを義務化し、価格を現在の2倍にする新制度を導入すると発表しました。

「これで、太陽光発電という自然エネルギーの導入が促進される」

と国民は大喜びでしょうか?

実は、あまり報道されていませんが、上がった買取価格はそのまま電気料金に転嫁され、一月あたりの平均家庭の電気代金は100円程度上昇します。

「えっ?何それっ?」

と驚きませんか?

太陽光発電を設置している人の余剰電力を上げるために、あなたの電気料金が上がるのです。

ドイツも同様で、太陽光発電の余剰電力の買取価格は電力価格に転嫁されています。


日本のモデルタウンで全戸が太陽光発電装備のニュータウンがあります。

ところが、このニュータウンでは、太陽光発電の余剰電力を電力会社が買い取りません。

ニュータウン全体で太陽光発電の余剰電力が発生するため、その余剰電力の使い道がないのです。余剰電力は捨てるしかないのです。

太陽光発電の余剰電力を活用するには、「太陽光発電をあまり装備していない」住宅群が必要なのです。

みんなが太陽光発電では、余剰電力は捨てるしかないのです。


ヨーロッパは、石炭火力発電がベースで、原子力主体のフランス、水力主体の北欧、太陽光が伸びてきたドイツが、電力網でつながっているので、太陽光発電の余剰電力が有効利用されるのです。


実は、買い取り価格だけの問題ではないのです。

太陽光、風力などの自然エネルギーは増えると、

・余剰電力を蓄える蓄電池

・電圧、周波数など電力の品質を保つ装置

など、が必要になります。これらの装備には相当な金額の出費が必要です。これらは、電力会社の売り上げ増のためのものではないので、やはり電力料金に転嫁される、ことになるのでしょうか?


「量」が増えればいい、という簡単なものではありません。しっかり品質を保たなければなりません。

電圧、周波数が不安定になると、家電機器、コンピューターなどは正常に作動しない、おそれもあります。


身近で、親しみやすい科学技術だからこそ、表面的な感情論ではなく、本質まで掘り下げて、読み取ることが大切です。






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2009年02月25日

理想の教科書―理想的コンテンツと理想的ツールの組み合わせ

新しい教育と行動する大学に東京大学で開催される理想の教育シンポジウムに参加する予定だったのですが、どうしても外せない急用が入ってしまいました、

と書きました。

でも、何とかシンポジウム資料は入手しました。

もっとも、資料があるのは、「理想の教科書―理想的コンテンツと理想的ツールの組み合わせ―」だけですが。

もちろん、講演は聞いていないので、資料の行間は埋めなければなりません。

なんとか、「TAK」さんなりに解読することとします。

伝統的な、大学の授業には、テキストとして使われる書籍がありました。

数学、物理学、流体力学、電磁気学などの理系科目にも、法学、経済学、教育学などの文系科目でも、そうです。

これらの書籍は「原型」があって、数年に1回ずつ、改訂されます。

また、この「原型」を新しく作り直すのは、大変な作業で、2〜3年かかります。

そんな訳で、これらのテキストに、

・最先端の研究成果(ナノテクノロジー、ライフサイエンスなど)

・社会の急激な変化(地球環境、エネルギー政策、安全保障など)

を掲載するのは、困難になり、テキストは「古典的」な内容にならざるを得ません。


最先端の研究成果、社会の急激な変化を扱う授業は、テキストではなく、先生が、新聞、雑誌、論文などの切り抜き、パワーポイントなど、「手作りの資料」を作って、講義することが増えてきました。

これは、準備が大変で、手間がかかりますが、わかりやすいものです。

ところが、テキストが広く、多くの人に使われるのに対して、「手作りの資料」は、その先生の授業に参加する学生にしか、使われず、その他に共有されることなく、埋もれていきます。

また、仮に、せっかく「手作りの資料」を入手しても、授業参加者以外は行間を埋めることが出来ず、理解不十分です。

本当にこれはもったいないことです。

授業に出るのが最善ですが、次善の策として、「手作りの資料」とそれを使った授業の様子のビデオを保存する、という方法がありそうです。

東京大学では、東京大学教員の講義資料を無償で公開するWebサイトUTオープンコースウェアを用意しています。

例えば、「学術俯瞰講義 2007「情報が世界を変える」」には、「大学と情報-情報が学問を変える(小宮山宏(東京大学総長))」の講義ノートとビデオが掲載されています。

もちろん、これだけで、「理想の教科書―理想的コンテンツと理想的ツールの組み合わせ―」というのはちょっと短絡的ですが、大きな進歩であることに間違いありません。


ところで、ここまでは主に大学の教科書について書いてきましたが、小・中・高等学校の先生方、教育に関心がある方、に東京大学から生まれる新しい考え方を発信し、
みんなで教育の質を高めていこうという目的で「大学発教育支援コンソーシアム推進機構」からいくつかのイベントが紹介されました。

・2月28日 協調学習体験型 半日ワークショップ

・3月20日 シンポジウム「学校で大学の知をどう受け止めるか」

などが開催されるそうです。





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2009年02月23日

新しい教育と行動する大学

明日2/24、東京大学で理想の教育シンポジウムが開催されます。

テーマは、「新しい教育と行動する大学 ―理想の教育を目指して―」とあります。

「理想の教科書」「進化する教科書」など、是非聞きたいプログラムが並びます。

実は、「TAK」さんは参加する予定だったのですが、どうしても外せない急用が入ってしまいました。

まだ、募集していますから、参加できそうです。どんな感じだったか、是非教えてください。


趣旨は以下の通りです。

東京大学では、学術俯瞰講義を始めとして新しい教育をすすめるとともに、これらはWEBを用いて学外にも公開しています。

大学には膨大な「知」が蓄積されています。

しかしそれらの「知」は、「構造化」されて教育資料として外部に提供されることはほとんどありませんでした。

このような「知」を構造化し、さらには学外においても利用することができれば、教育の面でもより良い学習の機会と質を提供することができます。

このような考えの下に、東京大学内にある優れたコンテンツを用いて、紙媒体より進んだ形での教科書を作成するために、コンテンツ作成とツール開発とがいろいろと進行しています。

本シンポジウムでは、これらの本学の新たな教育への取り組みを紹介します。


日時:2009年2月24日(火)13:30〜17:05

場所:東京大学 本郷キャンパス
工学部8号館1階 工学部教授会室

参加費:無料

プログラム:
13:30-13:35 開会
司会:岡本 和夫 教授
  数理科学研究科、大学総合教育研究センター長

13:35-13:55 新しい教育と行動する大学
  ―理想の教育を目指して―
     小宮山 宏
       東京大学総長

13:55-14:40 理想の教科書
   ―理想的コンテンツと理想的ツールの組み合わせ―
     藤原 毅夫 特任教授
       大学総合教育研究センター

14:40-15:05 著作権を侵害しないために
   ―学術俯瞰講義での実際―
       大瀧 友里奈 特任助教
      大学総合教育研究センター

15:15-16:00 進化する教科書
    ―クラウドテキストブックの提案―
        美馬 秀樹 特任准教授
        工学教育推進機構、知の構造化センター

 16:00-16:25 生命研究の最先端を読む
 ―教科書を軸とした学術統合化―
     Steven Kraines 准教授
      総括プロジェクト機構 学術統合化プロジェクト(ヒト)
 
16:25-17:00 大学発教育支援コンソーシアムからの期待
         三宅 なほみ 教授
               大学発教育支援コンソーシアム推進機構副機構長、
                大学院教育学研究科

17:00-17:05 閉会まとめ
         松本 洋一郎 教授
                工学系研究科、知の構造化センター長




参加ご希望の方は、知の構造化センター事務局へ下記の参加申込み様式に必要事項をご記入になり、電子メールまたはFAXでお申し込みください。


問合せ先及び事前参加申込み先
〒113-8656 文京区本郷7-3-1 工学部2号館9階91C
東京大学 知の構造化センター事務局
risou_sympo@cks.u-tokyo.ac.jp
Tel: 03-5841-0439 Fax: 03-5841-8917






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2009年02月22日

変わりゆく東京の街

代々木東京の街並みは絶えず、変化しています。

でも、毎日見ているので、その変化を特に気には止めません。

変化にびっくりするのは、久し振りに学生街に行った時でしょうか?

行きつけだった、懐かしいお店がなくなって、新しいビルが建っていたりすると、寂しくなります。

こんな変わりゆく学生街の寂しさ、せつなさを歌ったのが、ガロの「学生街の喫茶店」、あべしずえの「コーヒーショップで」でしょうか?(いい加減に古いですね!)

ただ、産学官プロデューサーの「TAK」さんは、東大のある本郷、東工大のある大岡山、早大のある早稲田、慶大のある三田などには、よく行きますので、変わりゆく変化は、日々目にしているので、びっくりすることはありません。

びっくりのは、普段は行かない、御茶ノ水、代々木などの予備校街でしょうか?

これらの街には、大学入試の模擬試験、夏期講習などで行きます。

男女共学の高校生には何でもないことなのですが、男子高、女子高の生徒にとっては、異性と席を並べることが出来る、ウキウキ、ドキドキする時期でもあったでしょうか?

でも、その時期が過ぎると、もう行かなくなります。

久し振りに、代々木の街に行きます。

4階建てくらいの街だったのが、明らかに高層化したでしょうか?

昔は、街全体を代々木ゼミナールが占拠していた感じがありましたが、明らかに陣地が減りました。

建物の高層化のせいなのか?大学入試対象人口の減少のせいなのか?明らかに元気がなくなっています。

昔予備校だったらしき建物が、貸し会議室、ホールに使われていて、そんな関係で、久し振りに来たのですが。

入学試験の時期で、予備校に通う時期ではないオフの季節なのでしょうが、

それにしても、駅前にいっぱいだった若い人たちの群れ、はありません。

なんとなく、ちょっと寂しい感じを味わった、久し振りの予備校街でありました。




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2009年02月20日

不況でセミナー、講演会は超満員?

産学官プロジェクトでは、研究成果などを公開し、伝えるために、セミナー、講演会を実施します。

これらのセミナー、講演会は、利益を上げることは目的としていませんが、会場費、資料代、講師の謝金・交通費くらいは、まかなう程度に、有料の参加費をいただきます。

セミナー事務局から連絡をいただきました。

「「TAK」さん、今度のセミナーのことで相談なんですが」

「やっぱり、この不況じゃ、有料では人が集まりませんか?」

「いいえ、そうではないんです。逆です。

例年に比べて、はるかに応募が早くて、もう締め切らないと、満員です!」

ひとつのセミナーだけでなく、いろいろな講演会、セミナーが、こんな感じです。

平日の昼間に開催するにも、かかわらずです。

ありきたりに分析すると、

・企業は不況のため、仕事が減っていて、平日の昼間のセミナー、講演会にも人が参加できるようになった

・社員のパワーアップのため、むしろ、企業は積極的に参加させている

・休暇を取ってでも、私費でも、参加する人も多い

なんて、ところでしょうか?

実は、社会人大学院の説明会、入試も例年をはるかに上回る人が集まっています。

不況の時期には、能力アップ、自分磨き、が、はやっているようです







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科学技術週間がやってきます。研究機関の一般公開はどうやる?

発明の日(4月18日)を含む一週間4/13(月)〜4/19(日)は「科学技術週間」だそうです。

この期間にあわせて、一般公開などのイベントを実施する研究機関が多いようで、産学官プロデューサーの「TAK」さんにも、「どんなイベントにすれば、お客さんがたくさん集まってくれるでしょうか?」なんて相談が来ます。

東大の駒場の生産技術研究所・先端科学研究センター、東大の柏の新領域創成科学研究科・宇宙線研究所・物性研究所あるいは産業総合研究所、理化学研究所などの一般公開は、かなり長い時間居ても楽しいものです。

これらは、環境・エネルギー、ライフサイエンス、ICT技術、など、幅広い分野を扱っています。それゆえ、自分が関心があるテーマを「つまみ食い」していけばよい、訳です。

ところが、狭い分野しか取り扱っていない中小規模の研究所では、そもそも足を運んでくれない、あるいは、期待したテーマがはずれだった場合、代替がない、ことになってしまいます。

見学する立場に立てば、中小規模の研究所は単独ではなく、いくつか集まって、イベントを行った方がよさそうです。もちろん、複数の研究所が集まると調整が難しいことになりますが。

こうやって書くと、研究所の公開イベントをしようとしている研究者から怒られます。「私たちができるところから、やってみようとしているのに、けちをつけるな」

「できることころから、やってみる」聞こえは、とてもよい、です。

ただ、この場合の主語は、自分、自分たちで、「対象となる人」の視点は欠落しています。

自分、自分たちが、「できることころから、やってみた」ところ、「対象となる人」にとっては、全く期待はずれ、で、かえって遠ざけてしまう結果になることも少なくありません。


少し、研究機関の方には辛口かもしれません。

辛口ついでに書いちゃいます。


やっぱり理系はグループワークが苦手なのかしら?で、


「どういうテーマにするか?発表の構成はどうするか?どんな分担にするか?」積極的に話し合っているのは、技術経営など、技術横断的な専攻の学生さんたちです

一方、「早く自分の分担を決めてくれ、決めてくれたら、さっさとやるから」と、話し合いが決まるのを待っているのは、物質科学、材料科学、電子材料など、深く専門分野を研究する専攻の学生さんたちです

どうもこの辺が、理系のリーダーシップ、コミュニケーションが苦手、博士の就職難につながっているのでは?というのは論理の飛躍でしょうか


と書きました。

少し関連するような話を、ある研究機関の方から伺いました。

「「TAK」さん、最近は多くの研究機関で、科学技術週間にあわせて、研究成果の社会への還元、ということで、研究所を市民に公開するイベントを行います。

ところが、ほとんどの研究員たちは、その公開イベントをやる気がないのです。余計なことをやるな、と言わんばかりです。

こんな調子ですから、せっかく来てくれた人たちも、つまらなそうな顔をして帰っちゃいました。

産学官プロデューサーの立場から、是非、アドバイスをいただきたいのですが?」


ある人たちは、研究者のモティベーション、インセンティブが公開イベントと結びつくように、などと言います。

でも、「TAK」さんはちょっと違う見解です。

そもそも、ある特定の分野を深く掘り下げて研究する人たちと、異なるものを結び付け、アピールしようとするイベント・プロデューサーをやる人たちでは、興味、関心がある世界が違うのではないでしょうか?

はっきり言って、「別の人種」かもしれません。

実は、「TAK」さん自身、以前は研究者でしたが、ひとつのテーマを掘り下げて研究するのが、自分に向いていないことに気づいて、異分野を融合する産学官プロデューサーをやることにしました。

研究者たちが、やりたくもない、公開イベントをやったところで、一番悲劇なのは集まってきた市民かもしれません。


どうやれば「対象となる人たち」に伝わるのか?「どんな人たち」がイベントの企画が得意なのか?戦略的に考えた方がよさそうです。




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2009年02月18日

「動かぬ研究者」こそ最大の危機

前国際連合大学副学長、東京大学名誉教授の安井 至先生から伺ったお話です

7870億ドルにおよぶ米国の景気対策が上下両院を通過し、いよいよ動き出すことになりました。

科学関連予算についても多くの予算がついており、環境・エネルギー分野、例えば、エネルギー効率、再生可能エネルギー、加えて、化石燃料についても研究に関する研究費を合計すると、200億ドル余であり、日本円にすれば1.8兆円となります。

これだけの予算によって、何が行われるでしょか?もっとも重要なポイントは、この研究費で、米国の科学者の動きがどう変わるかです。

今回の投資によって、これまで他の分野で著名だった研究者が、一気に環境エネルギー分野に飛び込むのではないか、ということです。

一方、日本の科学技術予算の基本方針は、投資効果が明瞭に分かるような、直接的な成果が出る研究を推進しています。

その結果、もともと自分の専門を動かさない傾向が強かった日本の研究者が、ますます自分の領域に閉じこもり、その中だけで論文を書いていくという傾向を強めています。理由は、論文の生産性が高く有利であり、かつ楽だからです。

科学研究費が主な研究費の資源である以上、ある研究コミュニティーの中で有名になり、学会賞などを得ることが、予算獲得面から見れば最善の方策です。他の研究領域に移動することは、なんら有利な状況を生み出しません。

今回の米国の景気対策をもう少々細かく見ると、エネルギー関係では、20億ドルが先進自動車用バッテリー生産の支援に使用され、また、11億ドルが、スマート電力供給網に使用されるます。

ここからわかることは、単に、基礎研究を支援するだけでなく、生産に係る応用研究や開発まで、まとめて支援しようとしている、ということです。

これまで、日本の省エネ技術などは、世界をリードしており、米国の2歩先を歩んでいるものと考えられてきました。しかし、ぼやぼやしていると、米国に追いつかれ、一気に追い越される可能性が強くなりました。

日本で何か対策がとれるでしょうか。現在の日本の研究者のマインドでは、新しい分野に研究費があっても、そちらに動くことはないので、研究のニーズがいくらあっても、その領域の研究は進展しません。

新人がいたとしても、管理者である教授が自分の分野に縛り付けるから、新しい分野で挑戦をする新人が育つこともないでしょう。現時点での日本の最大の危機、それは誰も足を動かさないことです。

未来を担うべき研究者が動かない状況は、ますます悪化しつつあります。大学への研究費配分に関しても、一度、根底から見直すことが必要でしょう。社会のニーズに応えるのが大学の一つの重要な使命だからです。





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2009年02月17日

国際会議での過ごし方

中川財務大臣のG7での記者会見、その後の辞任劇を見ていて、国際会議に参加した時の事を思い出しました。


国際会議にお酒の席は、つきものです。

初日の晩の、オープニング・セレモニー、最終日の晩のフェアウェル・パーティー

国際会議と言っても、通常、テクニカル・ツアーなどと称して、観光色の強いイベントがあります。

また、親睦のため、ゴルフ・コンペ、テニス大会などがある場合もあります。

それに加えて、この機会に集まった世界中の専門家との、毎晩の懇親会などなど

国際会議が、世界中の関係者のネットワーク作り、と考えれば、お酒は、あながち、否定されるものではありません。


さて、国際会議で重荷なのが、自分の発表です。

とにかく、なるべく早く自分の発表が終って、自由になりたいものです。

でも、なぜか「TAK」さんの発表は最終日か、一日前。

英語での発表のリハーサルもしなければならないし、とてもお酒など楽しめません。

毎晩、懇親はそこそこにホテルの部屋に戻って、発表のリハーサル、その日の主要事項のレポート作成、日本への連絡、などなど


ところが、なぜか、いつも、発表もしないのに、国際会議に来る人がいます。

この人は気楽です。とにかく、自分の発表がないのですから。

食べて、飲んで、会議はそこそこに、観光を楽しんでいます。


この気楽な人たちと中川財務大臣が重なって見えてしまったのは、当然でしょうか?





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2009年02月15日

久し振りの知的財産マネジメント研究会

政策大学院2/14の朝は東京は大荒れの天気。とても、これはテニスどころじゃない。

午前中は自宅で、たまっている執筆作業をします。

天気は急速によくなったけれど、あの天気でテニスに行く気はなくなっています。

さて、午後は久し振りに知的財産マネジメント研究会に行きます。

この研究会は、月に1回、土曜日の午後に行われるのですが、社会人大学院と重なってしまい、しばらく出られませんでした。

さて、今日のテーマは、

・産学連携の問題点について


企業が特許出願、申請するのは、目的が明確です。

事業初期には、特許により、競合の進出を阻止する。事業後期には特許料、ライセンス料でお金を回収する。

ということでしょう。

では、大学が特許出願、申請するのは、目的は何でしょうか?

収入が目的ではない、ことは間違いありません。

せっかく研究開発した結果が、後発が特許出願、申請することにより、独占されてしまうことを防ぐ、という意味はあるでしょう。

特許を取得することにより、企業との連携の誘因となり、研究成果の事業化が促進される、という意味もあるでしょう。

特許の出願、申請自体が目的ではないことも間違いありません。

時として、目的と手段が混同されることが、よくあります。

産学連携についても、そうです。

産学官プロデューサーの「TAK」さんだからこそ、言いますが、産学連携は手段であり、目的ではありません。

企業にとっては、人員、予算の制限から、自社ではできない基礎研究を大学から入手します。

これは、結構、明確です。

ところが、大学はと言うと、「とにかく、どこか企業と連携して、研究結果を形にしたい」「産学連携が叫ばれる中、どこか企業と連携しなければ」

と、産学連携それ自体が目的、となっている場合も少なくありません。

まだ、このような議論が十分にはされていません。このような議論の場が大切なのでしょう。


・日本企業のこれからの知財戦略(元オムロン知財部長 岡本清秀氏)

・経験者が語るカーブアウトの光と影(株式会社半一 代表取締役 元三菱重工 坂本仁志氏)

についての話もありましたが、これらはA面ブログに書きますので、そちらでどうぞ!

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2009年02月13日

「特異」その不思議、危険、そして魅力

東京には今日2/13に春一番が吹きました。

一歩一歩、春が近づいてきているのを感じます。

そんな時、4月からの春の通知をもらいました。

(平成21年春季)東京大学公開講座 「特異」その不思議、危険、そして魅力

何でも注目を集めるのは、「特異」でしょう。同じような、その他大勢ではありません。

スターにせよ、ヒーローにせよ、ノーベル賞受賞者にせよ、ミス・ワールドにせよ、「特異」です。

そんな「特異」を考えるのも面白そうです。



東大からの案内文もおもしろいので、紹介します。


「特異」という言葉から、皆様はどのようなことを思いつくでしょうか。

何か特殊なことばかりで自分自身にそれほど直接に関係がないことだと感じるかも知れません。

しかし、この言葉があてはまる事象が、思った以上に多く観察されているのです。

たとえば、太陽系の惑星の中で唯一、地球においてのみ生物が存在しているらしいことはそれにあたります。地球に特異的に生物が存在する、と表現されます。

身の回りにも多くの「特異」が存在します。

その典型的なものとして、特異体質は一般的にはごく限られた人数の人が、ある薬物や食物を摂取した時にアレルギーやショックなど強い有害反応が現れる体質のことを指しています。

原因がまだ完全に分かっておらず、医療上解決すべき大変重要な問題になっています。

以上に述べたものは少数の「特異」の実例ですが、このような特異的な事象が起こる原因を探ることは、自然科学において極めて興味深い研究課題であり続けてきました。

自然科学的事象のみならず、社会科学的事象においても「特異」ということがしばしば焦点になります。

人々の通常の想定範囲を越えるような特異な才能を持つ人は、なにがしの天才と呼ばれます。

天才とはどんな人達なのか、どのようにして育ってきたのか、いつも何を考えているのか、強く興味を惹かれるところです。

芸術、法律、宗教、経済にも様々な「特異」現象を見ることができます。

これらは、それぞれの分野で特別の関心と分析の対象となってきました。

ある限られた条件の下で特別な事象が起こることを「特異」と呼ぶことができると思います。

その条件や原因を調べることは大変興味深く、また、一般的な法則の理解にも役立つと考えられます。

この公開講座では、色々な分野における「特異」現象をあぶり出し、その魅力や危険について様々な角度から考えてみたいと思います。


開催日時・サブテーマ

4月4日(土)13:30〜16:55 生命現象に見る特異の面白さ

4月11日(土)13:30〜17:10 特異に挑戦する−疾患治療と創薬−

4月18日(土)13:30〜16:40 人間の不思議と魅力−特異を追い求める−

4月25日(土)13:30〜16:40 宇宙と地球の特異点

5月16日(土)13:30〜16:50 特異における多様性−法・経済・宗教−


対象 成人一般・大学生・高校生

場所 東京大学安田講堂 〔本郷キャンパス〕

受講料 全講義(5日間)一括申込:4,000円  
選択申込:1日につき1,000円
※高校生および東京大学の学生は無料
※東京大学の教職員は半額


お申込み方法 ■ホームページからの申し込み

2月16日(月)より受付開始となります。







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2009年02月12日

頑張れ受験生!最後の追い込みです!

国立大学の前期入試は2/25、26にあります。

教職員は原則的に、身分証で入構できますが、学生さんは入構許可証が必要です。

でも、あまり来ようとする学生さんもいないみたいですが。

さて、入試まで2週間を切りましたが、追い込みの受験生の皆さんへ、最後のアドバイスです。


●最後まで勉強を怠らないこと!

「もう、2週間、今さら勉強しても変わらないや!」

なんて、ことはありません。2週間しっかり勉強するのと、しないのとでは、結構な差が出ます。

最後まで、手を抜かずに勉強してください。

英語、数学は、今さら変わらないからと、社会科などに集中する人がいますが、英語、数学だって、2週間やらなければ、鈍ります。できれば、毎日、勉強してください。


●体調を整えて!

勉強しなさい、と言いましたが、徹夜で猛勉強、という意味ではありません。

十分、睡眠を取って、体調は崩さないように!


●夜型から昼型に!

受験生は、どうしても夜型になります。でも、入試は昼に行われます。

実際に入試のスケジュールにあわせて、昼型に移行しましょう。

入試の時に、眠いと実力が出せません。


●試験は最後まで粘ること!

いつも言うのですが、当落のボーダーライン付近には、たくさんの受験生が集中します。

それゆえ、1、2点が合否の分かれ目になります。

実際に採点すると、「潔過ぎる」答案をよく見かけます。

最後の最後まで、粘って、書ける事は書いて下さい。得点になるかもしれません。

何も書いてなければ、得点はあげられません。

本当に、このちょっとした粘り、が合否の分かれ目となった事例をよく見かけます。


とにかく、泣いても、笑っても、もう最後です。

合格発表の時に、笑おうではないですか!




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2009年02月11日

学期末のレポートの季節です

国立大学の前期入試は2/25、26にあります。

それまでの期間に冬学期の関連作業は終わらせます。

そんな訳で、冬学期の学期末レポートがたけなわ、です。

先生、兼、社会人大学院生の「TAK」さんはレポートを提出する側と受け取る側の両方をやりますが、今日は先生の立場で書きます。

今では、レポートの提出は、ほとんどメールで行います。

この場合、先生はレポートを受信した際に、「受領確認」の返信をするのが、ルールです。

これを怠る先生がいますが、感心しません。

メールには送受信トラブルがつきものです。学生さん側ではなく、先生側のウィルス対策ソフトのせいで、受領されていない場合だってあります。

学生さんは「提出したつもり」、先生は「受け取っていない」で、単位がもらえないのではかわいそうです。

さて、学部4年生、修士2年生のレポートの最初、最後に「嘆願文」がついていることがあります。


「私はこの科目の単位がもらえないと卒業できません。

もう、就職も決まっています。田舎の両親も私の卒業を楽しみにしております。

是非、単位をお願いします!」


こんな感じでしょうか?

この内容の真偽、また個人の事情はともかく、単位がもらえるかどうか?はこれまでの授業への出席、授業での活動、態度、グループプレゼン、レポートで決めます。

「嘆願文」をまともに扱う先生がいるかどうか?「TAK」さんは知りません。


さて、最近のレポートを書く時には、ネットで調べるのは極めて当然です。

ネットに書いてあることを、そのまま、コピー・アンド・ペーストするのは論外ですが、ネットの記載内容を参照して、自分なりに、文章を組み立てて、レポートを書くのは、決して悪いことではありません。

「TAK」さんは、参考にした主要URLを必ず記載してもらいます。調べた全URLではなく、主要なURLをいくつかです。

実は、玉石混合の中からいいサイトを見つけたこと自体、評価の対象としたいところですが、見つけたサイトを学生さん同士でシェアすることは当然なので、「TAK」さんは評価の対象にはしていません。

最近のレポート課題のキーワードが「・・・について、あなたの考えを述べてください」でしょうか?

ネットで調べた資料に埋もれることなく、その中から、自分の考えを構築してください。

レポート書きも終盤、と思いますが、頑張ってください!




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2009年02月09日

自発的な対話が創発 オープンスペーステクノロジー

「博士ネットワーク・ミーティング@つくば」なるものが行われたそうです。

その際に、会場の配置、進行に使われた「オープンスペーステクノロジー」が好評なので紹介します。

ボードや椅子の配置と進行が「仕掛け」です。

椅子を輪に配置(四角ではだめ)します。輪の中心には何も言いません。

話し合いたい課題がある人は輪の中心に行って、課題を宣言し、壁(ホワイトボード)に行きます。

課題が出尽くしたら、各自好きなところに移動し議論開始します。

事前の仕込みはそんなに必要ありません。

そんなに難しくない方法だが、この仕掛けが当たりました。

議論は自発的に、ひとりでに次々発生し、新しいアイディアが飛び出しました。

おおまかな問題意識を共有するメンバーを集め、個々のテーマについては自主的に発案をしてもらいます。

議論のメンバーの集合も移動も終了も自由という、なかなかフリーで参加者の自主性が必要なこのやり方。

結果としては、思った以上にいいんじゃないか、という好印象です。

解説の本を読むと、アメリカンなメンタリティを感じさせるというか、日本人だとどうよ?という疑念もあったのですが、最初の数分はとまどいがありましたが、いったん話に火がつけばエンドレスに意見やアイデアが出てきます。


では、以下に「オープンスペーステクノロジー」について簡単に説明します。と言っても、相当長くなります。


オープン・スペース・テクノロジーと呼ばれる手法は、1985年ハリソン・オーウェン氏(Harrison Owen)によって提唱されてました。

相違をもった人々が衝突する可能性を持つ複雑な課題に大きな効果を生んでいます。

グループの大小に関わらず、そこに存在する複雑性やカオス、混乱や衝突に参加者に関与させる手法と言い換えることができます。

●オープン・スペース・テクノロジーの起源

会議の中で、一番皆が充実していたと感じた時間が実はコーヒーブレイクだった、ということに始まりました。

コーヒーブレークがもたらす協働性や興奮をシステムとしてワークショップに取り入れる手法を考えたのです。

●オープン・スペースの場の実施

オープン・スペースでは、一人ひとりが関心を持つすべての課題が取り上げられます。

そのためには、「熱情」、「責任」、「ボランティアの精神」が必要になります。

まず、「熱情」がなければ、誰も興味をもつことができません。

また、興味がないことに誰も「責任」をもつことはありません。

そして、それらの前提には、熱情と責任を最大限表現しようとする「ボランティアの精神」が必要となります。

オープン・スペースの実施の中心には、その原動力となる「サークル」があります。

サークルという形状には、古くから教育、民族性、経済形態、政治関係、文化、社会的地位、など多大な多様性を持つグループを1つにまとめる能力があります。

それはサークルであるという状態が、中心を示し、お互いの顔を見合えることを可能にし、発言の順番を無くし、権威や力の関係を省くことができるからです。

サークルを作るという状態からわかるように、オープン・スペースの参加者たちは、誰も正解を持っていません。

誰かが正解を持っているという瞬間に「コントロール」の世界に入ってしまうからです。

オープン・スペースではあらゆる「コントロール」を存在させません。すべてが自然発生的に、普遍的に「正しい」と思っている事実さえもが、ある人にとっての「正しさ」でしか過ぎないということを体験として理解する場になるでしょう。


●オープンスペースの進め方

オープン・スペースでは、コントロールがない空間を支える4つの原則が挙げられています。

1)ここにやってきた人は誰でも適任者である
2)何が起ころうと、それしか起こることはない
3)それがいつ始まろうと、始まるときが適切なときである
4)それが終わったときは、本当に終わったのである

参加者は、どの課題に参加することも自由であると同時に、自分が選択した課題に貢献できないと感じたときには、その課題が話し合われる場から自由に移動することができます。

それは「チョウチョ」と「ハチ」で表され、「チョウチョ」のように休憩所に止まっていることで多くの人とコミュニケーションする機会を持ち、関係性を円滑にする効果を提供したり、「ハチ」のように 次から次へと課題を飛び移ることで、より多くの情報を参加者に提供したりするなど、すべてはその人らしい貢献の仕方に委ねられています。

オープン・スペースは、真のコミュニティを作るパワーを持っています。それは、一人ひとりが自由な意思と責任を持ち、異なる意見をもつ人々と各々が持つストーリーを安全な場所で共有することでお互いを認め合い、許し合うことで、衝突や混乱、カオスから「平和」を生み出すことによって作り出されます。


「TAK」さんも是非オープンスペースをやってみたいな、と思っています。






オープン・スペース・テクノロジー ~5人...
ハリソン オーエン
オープンスペースを魅力的にする―親しまれ...
コトブキ
ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創...
アニータ ブラウン / デイビッド アイザックス / ワールド・カフェ・コミュニティ
サーバントリーダーシップ
ロバート・K・グリーンリーフ



















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2009年02月08日

講演発表資料は自分で作れないと

エコ、省エネは定量化されれば、ぐっと進むで紹介した講演会の先生方の中には、知っている方が何人かいます

ちょっとご挨拶にと、講演会が始まる前に、講師控え室に行きます。

すると、先生方は必死にパソコンに向かって、パワーポイントの作業をしています。

今頃、発表資料の仕上げでしょうか?でも、発表資料は2日前までに事務局に送付のはずです。


「さっき、講演会に参加する人たちが話をしているのが、聞こえました。

事前に用意した資料では、十分に理解してもらうことが難しい、と考えます。

そこで、最初に簡単に概略を説明するスライドを追加し、発表内容も少し修正します。」


先生の中には院生にパワーポイントを作らせたり、企業の講演者でも部下にパワーポイントを作らせる人が少なくありません。というより、ほとんどでしょうか?

でも、これからは、その場のわずかな時間で、パワーポイントの追加、修正ができることが、講演の成否を決めるかも知れません。

講演をする人、あるいは、今後講演をしたい人は、すくなくともパワーポイントは自分で作ることが必須条件でしょう。


「TAK」さんも講演、講義はするし、もちろん、パワーポイントを使うので、自分で作ります。

でも、パワーポイントが持っている機能の1/4くらいしか、活用できていないな、と思います。

他の講演者の皆さんから、「いいとこ取り」をして、わかりやすい、伝わるプレゼンを進化させたい、と思っております。






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2009年02月06日

エコ、省エネは定量化されれば、ぐっと進む

高騰していた原油価格が下落し、また、世界大恐慌の影響でCO2排出量が減少しても、エコ、省エネの研究は進んでいます。

地球温暖化対策がクローズアップされていますが、資源が少ない日本にとってはエネルギー・セキュリティーの意味も大きいのです

ところで、エコ、省エネは、「とにかく、よさそうなことはやってみよう」という感じで、何が大きな影響があって、何があまり効果がないのか、については、定量的な研究が十分には進んでいません。

例えば、話題になったクールビズですが、冷房用のエネルギーは大きそうに思えますが、実は家庭用エネルギーのわずか3%に過ぎません。

冷房の温度を高めに設定すると、省エネ効果はありますが、それよりも居住者への疲労の方が悪影響を及ぼすことも否めません。

今週はエコ、省エネに関する講演会に2つ参加しました。

給湯設備の利用実態と効率的使用について「〜住宅の省エネ基準改正を見据えて〜」では、

・風呂の自動保温機能は便利だが、相当のエネルギーを消費するため、誰も風呂に入る予定がないならば、切ること

・風呂のふたを閉めるだけで、かなりの省エネ効果があること

が、実験、測定により、定量的に示されました

東工大統合研究院「ソリューション研究」国際シンポジウム―「ソリューション研究」によって東工大はどう変わるか―では、

・太陽光、風力などの自然エネルギーを大規模に導入するには、インフラの整備が必要なこと

・そうでないと、電圧、周波数が安定せず、電力供給自体が不安定になること

が示されました

人々の間で「エコ、省エネ」を進めよう!、という認識は育ってきました

「エコ、省エネ」を定量化すれば、ぐっと効果が進むのでは?と考えます。




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2009年02月03日

先生が学生から学ぶこと

そろそろ冬学期も終わりです

先生として学生さんたちから学んだことのモノローグです

先生方へ、ネタばらしですが、あしからず

授業は、学生が先生から学ぶだけではなく、学生同士の学びもあるし、実は学生さんから先生が学ぶことも少なくありません

学生さんたちからの気付き、発見はいろいろあるのですが、今回は技術的なことを書きます


●図、イメージの使い方のうまさ

最近は先生も黒板に書くのではなく、パワーポイントを使います

ただ、先生が作るパワーポイントは文字が多くて、細かい字で見難かったりします

学生さんにプレゼンをしてもらうと、図、イメージの使い方がとても上手な学生さんがいます

文字だけではなく、図、イメージがあると、ずっと理解しやすくなります

内容の出来、不出来はともかく、先生は図、イメージの使い方を学生さんから学んでいます


●ネットでの調査

先生も調べ物をする時に、書物よりもネットを使います

ネットの調査が上手な学生さんがいます

レポート、プレゼンの出典として、参考URLを書いてもらいますが、「よく、こんなサイト見つけたな。使わせてもらおう」

ということがよくあります

ネットの調査も学生さんから学んでいます



実は、「自分はこういうのは苦手だから」と自分たちの時代の方法に固執して、新しい方法を受け入れようとしない先生も少なくありません。

学生さんからも学ぶ姿勢が、先生に望まれるのは言うまでもありません。




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2009年02月01日

日本も春節の時期が大忙し?

中国では、お正月よりも、旧正月の春節が大切な日としてお祝いされます。

今年は1月26日が春節、その前夜もお祝いがあるそうです。

日本では正月のお祝いが一般的ですが、

忘年会、新年会の時期はいろいろな会が重なって、日程調整がうまくいきません。

また、せっかく行っても、連ちゃんで体調不良で、話もそぞろ、なんてこともあります。

そんなせいか、1月の終わり頃、「落ち着いてから新年会」が「TAK」さんも周りで盛んです

「落ち着いてから新年会」は同じ職場、とかよりも、「みんなで集まろう!」という、目的、意識が高い人が多いので、職場のグチなどはなく、話されるのは他愛ない話なのですが、密度が高く、発見、気付きも多くて、楽しみです

というわけで、胃薬を片手に、春節の「落ち着いてから新年会」を乗り切って、パワーアップを図ります。




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