2009年05月

2009年05月31日

東大TMI(技術経営戦略学)、東京理科大MOT(技術経営)の入試説明会

標記について、入試説明会の案内がきました。

入学を考えている方は、是非ご参加ください。

なお、東大は最近倍率が相当上がり、難しくなっており、入試の問題は未公開です。

論理的思考、小論文記述、英語のTOEFLなどは十分に準備することをおすすめします。

(2010)年度  東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 入試案内

技術経営戦略学専攻 修士課程・博士課程の進学を希望する方へ

【日程】
出願期間:7月6日(月)〜7月14日(火)
入学試験:8月31日(月)〜9月4日(金)

【入試説明会】
入試説明会を以下の日程で開催いたします。
日時:2009年6月14日(日)14:00〜16:00
場所:工学部2号館1階213講義室



【東京理科大MOT(技術経営)専攻】6月29日(月)開催「入試相談会&公開授業」

【テーマ・内容】 MOT(技術経営)専攻の平成22年度入学者選抜試験の受験を検討している方を対象とした入試相談会(進学説明会)・公開授業です。

【開講日】2009/06/29(月)
【開講時間】18:10〜21:00

【公開授業科目名称】「技術系経営者論A」
授業担当教員:松島 茂教授

【参加費】無料
【定員】15名

【当日スケジュール】18時〜        受付開始
18時10分〜     MOT専攻概要説明
18時30分〜20時  講  義
20時 5分〜21時  入試相談会(進学相談会)
【講義特別講師】山田  英氏(アンジェスMG株式会社 代表取締役社長)
【会場】東京理科大学富士見校舎









stake2id at 21:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

産学連携の光と陰「お付き合い」と「丸投げ」

いつも言うことですが、産学連携とは手段であり、目的ではありません。

産学連携から、大学側は実社会での研究ニーズを、産業側は基礎研究シーズを得るなど、お互いが得たいものを得るようにします。

産学連携において、大学側と産業側の見方、立ち位置が異なるのは当然です。

大学は、実社会での研究ニーズからアカデミックな論文を、企業は大学の基礎研究をベースに応用研究、事業化へと、それぞれの目標が両立できる、win-winの関係を作り上げたいものです。


この週末に大学、企業の関係者と産学連携について、ざっくばらんに話し合う機会がありました。

産学連携には「陰の部分」があるのも事実です。

「お付き合い」と「丸投げ」でしょうか?


「お付き合い」とは、

「○○大学のA先生にここ数年、委託研究をしていました。

おかげ様で、かなりの成果が上がり、事業化にも結びつきそうです。

ただ、とりあえずこの研究は終了の段階で、委託研究も終わりにしたいのです。

でも、委託研究を取り止めてしまっては、A先生が気を悪くされるのではないか?と心配です。

そんな訳で、お付き合いの委託研究を続けざるを得ないのです」


「丸投げ」とは、

「××会社から委託研究の申し込みがありました。

いつまでに、何を研究成果として欲しいのか?研究手段は、実験なのか、フィールド調査なのか?いろいろ伺いました。

でも、××会社の責任者の担当取締役の方、部長・課長の方、研究所の担当の方からも明確な回答が返ってきません。

提示があったのは、予算額と、年度末の報告書提出だけです。

自分たちの目標、期限が企業側がわかっていないのです。

何をしてほしいのか?自分でわかっていない人にどうすればいいんでしょう?」


こんな感じでしょうか?

今日はこれに対して、コメントも解決策も述べません。

産学連携には、このような「陰の部分」があるのも事実です。





stake2id at 21:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月30日

届かなかった五月祭の案内

今日、明日5/30〜31、東大の本郷キャンパスでは五月祭が行われているようです。

「行われているようです」とは、毎年、卒業生の「TAK」さんには、卒業生室からメールが届くのですが、今年は来ませんでした。もしかしたら、他の卒業生には来ているのかもしれませんが。

東大のホームページを見ても、五月祭の通知はなく、「五月祭」へご来場の皆様へ(本部学生支援グループ)という、新型インフルエンザ対策の通知から、五月祭が行われることが推測されるような状態です。

昨年の「TAK」さんのブログの記述を見ると、5/8に東大 五月祭の案内が来ましたとあり、ノーベル賞受賞の江崎玲於奈先生の「サイエンスの心」、「渋滞学」の西成活裕先生などなどの公開講座がありました。

以前は、はしか、今年は新型インフルエンザ、と大勢の人が集まるイベント開催には「受難の時代」を迎えています。


今年の五月祭は、テーマとして「AcademicPandemic」を掲げています。

このテーマには、日本の知が集まった東京大学の学園祭である五月祭が、まず何よりも、アカデミックを一つの特徴としていること、そして五月祭を訪れてくださった来場者の皆様が、五月祭を楽しんでいく中で、研究や展示、あるいは様々な体験を通じて、何か「感染」されて、帰って欲しい、という思いを込めています。

実は、当初、もっと過激な記述でしたが、新型インフルエンザが蔓延している状態で、不適切では?という指摘を受け、

ぐっと穏当なものになりました。


研究や展示、あるいは様々な体験を通じて、何か「感染」されて、帰って欲しい


とは、知的興奮に包まれることが好きな「TAK」さんも望むところですが、現在のタイミングにはふさわしくない表現でしょうか?

今日、5/30は駒場リサーチキャンパスの公開 生産研究所と先端研究所で、紹介した駒場リサーチキャンパスの公開も行われています。


本郷と駒場のはしごをするのもよいかもしれません。もちろん、新型インフルエンザ感染対策は欠かさずに!




stake2id at 21:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月26日

「講演会とその後の懇親パーティー」と「食べて飲みながらのカフェ」の違い

富士の高嶺に 降る雪も、 京都先斗町に 降る雪も、 雪に変わりは ない(ある?)じゃなし、 とけて流れりゃ 皆同じ。

松尾和子、和田弘とマヒナ・スターズの「お座敷小唄」を知っているのは、どんな世代でしょうか?18歳の「TAK」さんが知る由もありませんが

さて、 「講演会とその後の懇親パーティー」でも、「食べて飲みながらのカフェ」でも、食べて、飲んで、人間の身体に入るものには、変わりはないかもしれません

でも、講演内容が「消化」「吸収」されるプロセスは、大いに違いようです

サイエンスカフェ「氷河期と気候変動」で紹介した東京大学気候システム研究センター(CCSR)サイエンスカフェは、以前は4人ぐらいずつテーブルについて、テーブルごとにサンドウィッチ、ポテトチップなどのオードブルとビール、ワイン、ソフトドリンクが置かれました。

講師のテーマに関する話題提供を、参加者は食べて飲みながら、伺いました。

そして、講師からの話題提供後、会場からの質疑、それに対する回答などのやりとりがありました。

食べ物、飲み物を交えてのゆったりした雰囲気の中で行われ、同じテーブルに着いた初対面の人とも、終わる頃には「お友達」になり、一種の知的興奮に包まれて、帰宅の途につきました。

ところが、今回は、いわゆる椅子が隙間なしに並ぶ講演会形式で、飲み物、食べ物もなく、講演が行われ、講演会終了後に懇親パーティーが行われました。

講演会では、質疑応答は、ゆったりしたものではなく、少々堅い雰囲気で2件だけ。

パーティーでは、知り合いいのグループ同士のかたまりができて、「講師を交えて」という雰囲気ではありません。

つまり、この形式では、カフェの「軽く飲み物、食べ物をつまみながら、ゆったりとした空間で、講師と会場が一体に」というよさがないのです。

単なる、「講演会とその後の懇親パーティー」です。

どのような理由で、形式を変更したのか?事情はよくわかりませんが、前の形式が懐かしい、という感はまぬがれません。





stake2id at 23:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

サイエンティストとエンジニアの視点の違い

サイエンスカフェ「氷河期と気候変動」 で紹介した東京大学気候システム研究センター(CCSR)サイエンスカフェ「氷河期と気候変
動」
に行って来ました。

18:30から東大の山上会館で行われますが、18:15まで田町の東工大キャンパスイノベーションセンターで打ち合わせがあります。

田町から都営三田線で白金高輪へ、南北線に乗り換えて、東大前へ、山上会館に着く頃には19:00を回っています

会場に着くと、会場は満員なのですが、なぜか最前列にひとつ席が空いていて、座ることができました

最近はCO2増加による地球温暖化に注目が集まっています。最近、数十年については、確かにそうです

しかし、20世紀前半の気候には、太陽の活動、火山活動の方が大きな影響を持っていた、ということです

数十万年という長い時間スケールでは、地球気候は氷河期と間氷期を繰り返しており、現在の気候と全く違った横顔を見せます。

地球の太陽周回上の軌道、太陽の活動、火山活動、および雪氷量による地殻の変動などが影響します。

この時間スケールでは、太陽の活動が20%程度、変動するそうです

20世紀後半は、太陽の活動は、むしろ沈静化しているのに、CO2増加のため、その影響の方が大きく、地球温暖化している、ということでした。

エンジニアの視点では、太陽からのエネルギー供給は一定量という、「暗黙の前提」のもと、太陽光発電のエネルギー、人間が排出するCO2などを算定します。

太陽からのエネルギー供給自体が、変動する、とは、通常考えません。一定である、というのが、上記の通り、「暗黙の前提」です。

ところが、サイエンティストにとっては、太陽からのエネルギー供給は一定量などでは全然なくて、その変動が研究の対象になっています。

当たり前と言えば、当たり前なのですが、この「サイエンティストとエンジニアの視点の違い」は新たな気づき、でした。


さて、バブル崩壊の前夜の好景気、同級生が続々一流企業に就職する中、

理学部地学科卒業後、地球物理科に入学し、スイス連邦国立工科大学博士課程へ進んだ阿部彩子准教授のキャリアも興味深いものがありましたが、

差し障りがあるといけないので、ここでは紹介しません。


Science and CommunicationのK.Tachibanaさんさかさパンダブログでちょくちょくコメントされているかんがるーさんにもお会いすることができました。





stake2id at 23:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月24日

やっぱり貴重な異文化プチ留学体験


「TAK」さんは留学経験はありません。UCバークレーのMBAに入学が決まっていたのですが、事情があって、行けませんでした。

日本の景気がよかった頃は、3ヶ月に1度の割合で、1週間程度の海外調査に行きました。

海外調査の時は、朝起きてから、夜寝るまで、話し、聞く言語が英語になります。考えるのも英語です。

日本語は同行している日本人と話すだけです。

打ち合わせ、食事、ちょっとした観光も、調査先の外国人が同行しますので、言語は英語になります。

すると、来た日に比べて、1週間後の帰国する日は、英語が格段に上達しているのがわかります。

1日中、英語で聞いて、話して、考える、環境が、英語上達にはよいのでしょう。

グローバルな企業では、公用語が英語というところも増えてきました。

でも、日本では、まだまだ「1日中、英語で聞いて、話して、考える、環境」は、なかなか難しい、です。

英会話教室に行っても、ネイティブの先生一人に、あまり英語がうまくない日本人が何人か、という環境で、いまひとつです。

日本人学生の英語で行われる講義から大脱走?で紹介した、海外から日本に来た留学生向けクラスが、とってもよいことがわかりました。

日本人学生が大脱走したおかげ(?)で、日本人学生の比率は1割程度、

アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアなど文字通り、世界中からの留学生が集まり、「英語で聞いて、話して、考える、環境」が整っています。

クラスに一歩足を踏み入れると、日本語が全く聞こえない、異文化の空間が広がります。

ちょっとした「留学気分」です。

クラスが始まる時と、終る時を比べると、明らかに英語が上達しているのがわかります。

また、クラスメートと英語のメールを交わす機会も格段に増えました。

こんなクラスが週に2〜3回あるおかげで、とっても生活に彩りが加わりました。

この異文化プチ留学体験、大切にしたいです




stake2id at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月21日

化学反応を起こすインタビュー術

新型インフルエンザが、いつどうなるか?わからない状況下で、


集団、人ごみの中ではウィルス感染の危険が増えますので、研究会・課外活動等を含む各種の集会はその開催時期と必要性をご検討ください。


と言われたって、やっぱり予定通り、活動は粛々と進めるしかありません。もちろん、危険な状況が切迫したならば、中止することになりますが。

今日いただいた案内は、とっても行きたいのだけど、行けない残念な公開セミナーなので、このブログを見て、行ける人に是非どんなだったか?教えてほしい、と思っています。

インタビューと離見の見−インタビュイーとの間に,化学反応を起こすインタビュー術−

インタビューとは,相手の話を聴き出すこと.一般的な定義はこれで間違っていないけれど,それだけじゃおもしろくない.

せっかく相手(もしかしたら一期一会になるかもしれない)と巡り会えたのだから,その機会をフルに活かしたいではないか.

理想のインタビューのためのポイントは自分,つまりインタビュワーが触媒になることだ.


1. こんな人から話を聴いてきた/簡単に自己紹介

2. インタビューという仕事/そのおもしろさについて

3. インタビューの進め方/序・破・離

4. 理想のインタビュー/触媒と離見の見

5. インタビューとコミュニケーション/聴術は身を助く

6. インタビュアーやってみませんか?



日時: 5月28日(木) 13時00分-14時30分

場所: 大学院情報学環 本館2F教室

参加方法:予約・参加費不要

タイトル: インタビューと離見の見
      −インタビュイーとの間に,化学反応を起こすインタビュー術−

講演者: コミュニケーション研究所代表 竹林 篤実 先生


講演者の紹介:

京都大学文学部卒業後,印刷会社にて営業職に就く.

その後コピーライター,デザイン事務所ディレクター,広告代理店プランナー,SP企画制作事務所を経て,2004年にコミュニケーション研究所を設立.

(インタビュー歴)
長尾真,小池百合子,竹中平蔵,浅井慎平,南部靖之,松本大,成毛眞,山根一眞,竹本住太夫,桂三枝,谷川浩司,茂山千三郎,ほか企業経営者など500名以上




stake2id at 23:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月20日

グループワークの意味

グループコーディネーターも「TAK」さんの仕事?と書きました。

「仕事」と言うと、まるで負担のようですが、もちろん、いいこともいっぱいあります。

例えば、5人でグループワークをするとします。ひとりずつ論文を1本読んで、パワーポイントにまとめる、とします。

論文を5本全部読むマンパワーは 1×5=5 でしょうか?

グループワークではどうでしょう?

論文を読んで、パワーポイントにまとめる。負担はふえます。 1+1=2 でしょうか?

ところが、他の4本の論文は、他の人がパワーポイントにまとめてくれたレジュメを見てから読めばよいので、マンパワーはずっと軽くなります。

1/4になるとすれば、1/4 × 4 =1

2+1=3

ということで、マンパワーが40%も効率化できます。

自分が発表する論文、パワーポイントだけ、しっかり読んで作り、他人の論文、発表には無関心の人がいますが、もったいないことです。

せっかく、他の人が調べてくれているのですから、ムダだと判断したら読まない、おもしろそうだったら、読んでみると、ぐっと幅が広がります。

何人かで話していると、自分ひとりでは気付かなかった点、見方を教えてもらえる、他人の発言で自分の考えが進む、など、マンパワーの効率化だけではなく、考えの深化、思わぬ発見、などがあります。


ところで、この楽しいグループワークも新型インフルエンザが襲ってきたら、休みになってしまいます。

大学院生、特に社会人大学院生は、休校を喜ぶ人はいません。とっても困ったことです。

迫り来る新型インフルエンザの恐怖を感じつつ、「今のうちに」勉強している、なんてかんじです。




stake2id at 00:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月18日

グループコーディネーターも「TAK」さんの仕事?

「TAK」さんは今学期は授業もゼミも引き受けておりません。期待していた人がいたら、ごめんなさい。

自分が学生の立場で取りたい大学院の講義、ゼミのスケジュールを立てると、もう一杯で、特別講義以外は引き受けていません。

ところが、先生方は「TAK」さんをそう簡単に「学生」にはしてくれませんでした。

大学院の講義、ゼミでは、少人数のグループを何組か作って、グループ毎に討議、プレゼンの準備をします。

「「TAK」さん、グループ活動で学生たちの面倒見てくれるよね!」

グループで討議をする場合、積極的に発言する学生さんもいれば、引っ込み思案でなかなか自分の考えをグループで話せない学生さんもいます。

積極的に発言する学生さんの意見だけで、グループの見解が決まってしまうのでは、グループ全体の力が十分には発揮できません。

引っ込み思案の学生さんにも意見を述べる場、プレゼンする場を作って、グループ活動の活性化を図るコーディネーターの役割が大切です。

今学期は、先生よりも、学生、コーディネーターに徹してみましょうか?




stake2id at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月17日

東工大の産学連携って、大丈夫?

このようなタイトルで記事は書きたくないのだけれど、また「他人様の批判」はいやだけれど、自分が所属している大学なので、「他人様の批判」ではないので書きます。

背景はこんな感じです。

産学官プロデューサーの「TAK」さんは、東大、東工大、早大、慶大、理科大、いろいろな大学と一緒にプロジェクトをやっています。

もちろん、それらの大学の産学官連携体制は大学によって異なるし、いろいろと関心を持っております。

簡単のため、よく比較される、東大と東工大を取り上げます。

東大は技術移転等は東大TLOが行い、共同研究、受託研究などは産学連携本部が行っています。

年に何度か、太陽エネルギー、ライフサイエンス、情報技術など、産学連携の成果を公開イベントで紹介しています。

「TAK」さんも何度か参加しております。

この場で、具体的な産学連携が決まることはないとしても、産と学がお互いを知る「場」として、有意義なものになっています。

一方、東工大は、技術移転等と共同研究、受託研究を産学連携推進本部が行っています。

東大のような、産学連携の成果を一般に知らせる公開イベントはやっていません。

誤解のないように、言いますが、東工大の各学科、機関、プロジェクト毎の公開イベントはあるのですが、東工大産学連携推進本部としての産学連携の成果を知らせる公開イベントがないのです。

なぜなのか、一度聞きたかったのですが、産学連携推進本部の人から話を伺う機会がありました。


「大学にとって、産学連携の目的は、大学の知見・技術を実社会で使ってもらうこと、と、大学が産業界の研究ニーズを知ること、です。」

ふ〜ん、いいじゃないですか?

質問が出ました。

「大学の知見・技術を実社会で使ってもらうためには、まず、実社会に大学が持っている知見・技術を知ってもらう、ことが大切ではないですか?」

これに対する回答が、驚くべきものでした。

「東工大産学連携推進本部は企業から具体的な技術について、問い合わせがあれば、関連する教員を紹介しますが、広く一般に知らせることはしておりません。」

「パンフレットを作って、配っても、効果がないんです」

「少ない人数で、特許、ライセンスの技術移転もやっているので、知ってもらう活動までやってられないんです」

「問い合わせがあった時に、関連する教員を紹介する方が、ずっと具体的な産学連携につながるんです」

?????

追加質問しようにも、機関銃のようにまくし立て、「意地と面子モード」になって、聞く耳を持ちません。

それも、ひとりの人が、では、ないのです。

「TAK」さんがこのイベントに対し、厳しい評価を記入して帰ったのは言うまでもありません。


具体的な解説は不要、と思います。

「実社会に大学が持っている知見・技術を知ってもらうこと」を「パンフレットを作って、配ること」と、思っているのでしょうか??

産学官プロジェクトがうまく行くためには、まず、出発点として、

「産と学がお互いを知ること」

が大前提です。それゆえ、お互いを知る「場」を作ることが、とっても大切なのです。

もちろん、この中から、具体的な産学連携につながる割合は、必ずしも高くはありません。

でも、まず、これが大前提です。

これをしないで、「問い合わせがあった時に、関連する教員を紹介する」のは、自ら門戸を開放する努力を放棄している訳です。


東大の大学・大学院を修了し、現在、東工大に在籍している「TAK」さんは、両方が競い合い、切磋琢磨して欲しいのです。

目をさませ、東工大産学連携推進本部!







stake2id at 21:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月14日

課題先進からタフさへ 東京大学はどう変わっていくのか?

「TAK」さんは出身は東京大学、東京大学大学院ですが、現在は東京工業大学大学院に在籍しています

母校の東大、現在、在籍している東工大というダブル・リソースは、情報源としても、何かを行うにしても大変便利なものです

東大は今年の4月に工学系出身の小宮山宏総長から、情報学環系の濱田純一総長に代わりました

どんな組織もそうなのですが、トップが替わる時期は、活動が静かになります

正月明けから、東大からの案内がめっきり減り、「大丈夫かしら?」という状況のこともありました

「TAK」さんの活動も、在籍している東工大にシフトしたものになっていました。

しかし、新学期を迎えてから、「課題先進国」の前 小宮山宏総長に代わり、現 濱田純一総長の「タフな東大生」というメッセージが打ち出されました。

それからというもの、東大から毎日のように案内が来ます。

「課題先進」のよさを残しつつ、「タフさ」へ、どう変わって行くのか?新生 東京大学の真価が問われています。

東大 本郷キャンパスと東工大 大岡山キャンパスは東京メトロ 南北線で40分、ちょっと遠いけれど、何とか、掛け持ちしてみましょう

今日いただいた案内は、

〜高齢社会総合研究機構 設立記念講演会〜

日本がかつてない高齢化社会に突入するのに応じて設立された研究機構の講演会と交流会の案内です。

日時:2009年5月26日(火)17:00-21:00

第1部 講演会 17:00-18:30

場所:東京大学本郷キャンパス 小柴ホール(東京大学理学部1号館)
        
内容:総長・機構長よりの挨拶

特別講演(読売新聞社会保障部長 小畑洋一氏)
「「長寿革命」の取材からみた日本の高齢化」

講演
(高齢社会総合研究機構 秋山弘子教授)
「ジェロントロジー(老年学)寄付研究部門から高齢社会総合研究機構へ」

(高齢社会総合研究機構 辻哲夫教授)
「柏市などにおける社会実験研究について」

第2部 交流会 19:00-21:00
場所:山上会館



        
 


stake2id at 23:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月13日

メディアが大学を開くーITを活用した社会とのつながりのデザインー

東大カフェメディアが大学を開くーITを活用した社会とのつながりのデザインーという案内が東京大学から来ました

まず、案内文を掲載します。


UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、毎月開催するイベントです。

カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となっています。

大学での研究や教育と言ったとき、みなさまはどんな光景をイメージされるでしょうか? 

階段教室での難しい講義、実験室での難しい研究...。どうしても、いかめしい感じ、難しい感じがしてしまうかもしれません。

そんな大学のイメージが社会と大学との距離を実際以上に遠いものにしていたとしたら、それはとても残念なことです。

このUTalkも大学と社会との間の架け橋になれたらと思っていますが、6月のUTalkでは、ITを活用して、そうした社会との「つながり」のデザインに取り組んでおられる重田勝介さん(大学総合教育研究センター特任助教)に、大学をもっと開かれたものにしていくための活動について、お話をしていただきます。


東京大学 本郷キャン パス 赤門横のUT Cafe BERTHOLLET Rougeでこのカフェは行われるようです

「TAK」さんも何度か、UT Cafe BERTHOLLET Rougeで先生、学生さんとお茶、アイスクリームを食べながら、お話をしたり、もちろん、UTalkで行われるカフェにも参加したことがあります。

UT Cafe BERTHOLLET Rougeは先生、学生さんとちょっとしたお話をするにはいいのですが、あるテーマをゲスト講師から紹介して、参加者が対話するカフェには、ちょっと??・・・・という感じがします。

屋外のオープンカフェですから、天気が悪い場合はどうするのかしら?

スクリーンは使いにくい環境なので、ゲストの口頭の説明だけ、だったり、配布資料だったり、します。

「TAK」さんが参加したのは、半年くらい前なので、この辺の事情が改善されているのなら、余計な心配です


■日時: 6月13日(土)午後2:00〜3:00

■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge(東京大学 本郷キャン パス 赤門横)

■料金:500円(ドリンク付き/要予約)

■定員:15名

■申し込み方法: (1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先(メール/電話)(4)このイベントをお知りになったきっかけ、をご記入の上、utalk2009@ylab.jp までご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 6月5日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。ご了承ください。





stake2id at 23:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月12日

「博士課程進学のススメ vol.2」あなただけのためのオーダーメイド説明会(研究室見学付)

駒場リサーチキャンパスの公開 生産研究所と先端研究所で、



「先端研究所は尖ったところがなくなって、丸くなってしまったのでは?」という意見が出ています。

教職員100名、学生、研究員300名のこじんまりとした先端研究所が、「尖ったところがなくなって、丸くなってしまう」と、数倍の規模の生産研究所に吸収され、埋もれてしまうのでは、ないか?

先端科学技術研究センターのいろいろなユニークなイベント、特に興味深かったインテレクチャル・カフェに参加していた「TAK」さんの周囲の人々は憂慮しています。


と書いてから、先端研究所の「猛反撃」が起こっているかのようです。ちょっと刺激しちゃったかしら?

今日いただいた案内は、

東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻説明会「博士課程進学のススメvol.2」あなただけのためのオーダーメイド説明会(研究室見学付)

とあります。


「先端学際工学専攻」は、設置当初から広く社会人に門戸を開き、優秀な研究人材輩出のみならず、広い視野で先進的・国際的にリーダーシップを発揮できる人材の養成を目的としてきました。

今回の説明会は、この「先端学際工学専攻」を知る絶好の機会であるだけでなく、「社会が要求する能力とは?」「博士課程で何を鍛えるべき?」といったことを整理し、博士号取得後のキャリアプランニングに役立てていただける内容になっています。

さらに、キャンパス公開中の利点を生かし、「あなただけのためのオーダーメイド説明会」と題して、各研究室を訪問していただき、先生方の指導方針を聞いたり、研究室の雰囲気を直に感じ取れる機会を設け、皆様の疑問、質問にお答えします。


とあります。


既に働いている社会人に是非来てほしい、と読むことができます。

一度、ビジネス社会に出ている社会人は、仕事の段取り、進め方、関係箇所ネットワークの構築、などの基本的なビジネスの素養は既に持っている。

その人たちが博士課程で研究能力を身に着けたなら、相当な活躍ができるだろう。

ただ、その逆のルートは、どうも難しそうだ。

大学から、社会に出ることなく、修士、博士と進むと、大学、研究機関以外などに進路は限られ、「行き場のないポスドク」になりかねない。

だから、先端科学研究所は、既に働いている社会人に是非来てほしい、

とは、「TAK」さんの勝手な解釈です。当たっていますか?外れていますか?


日時:2009年5月30日(土)17:00より

※研究室訪問は個別調整となりますので、29日(金)やそれ以外の日でも対応可能です。

場所:先端科学技術研究センター13号館3階講堂

東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学駒場?リサーチキャンパス内

題目:

17:00-17:20「先端学際工学専攻とは?」宮野 健次郎 先端科学技術研究センタ
ー所長(工学系研究科物理工学専攻兼担)

17:20-17:40「先端学際工学専攻における教育・研究の実際」菅 裕明 先端科学
技術研究センター教授(工学系研究科化学生命工学専攻兼担)

17:40-18:00「先端学際工学専攻で学び得たもの」大内政輝 大塚化学株式会社
先端学際工学専攻平成20年度修了、博士(工学)

18:00- 質疑応答
参加費:無料




stake2id at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月11日

ビジネスとしてのYahoo!ニュース

東京大学から、ビジネスとしてのYahoo!ニュースという案内がきました。

1996年1月にサービスを開始したYahoo! JAPANは、1日平均約15億ページビュー(PV)のアクセスを誇る日本最大のインターネットの情報サイトに成長しました。

このうちYahoo!ニュースのPVは全体の約10%にあたる1億5000万で(月間42億)、既存マスメディア各社がオンラインのニュース事業で苦戦を続けているなか、まさに「独走」を続けています。

Yahoo!ニュースは、新聞社や放送局など約130媒体から配信を受けたコンテンツをもとに、約20人のスタッフがウェブページの編集をしています。

しかし、自ら取材をすることはなく、自分たちの活動を「ジャーナリズム」とは規定していません。

事業面の責任者(プロデューサー)である祝前伸光さんから「ビジネスとしてのYahoo!ニュース」をテーマに直接話を聞く機会を得ました。

わずか十数年で急成長した巨大サイトのビジネスモデルについて、理解を深めたいと思います。


確かに自分たちが直接取材することなく、他人が取材したものを加工、編集することによるビジネスには大変興味があります。

でも、参加できそうもないのですが。どなたか参加した方からお話を伺えれば幸いです。


■主題: ビジネスとしてのYahoo!ニュース

■日時: 2009年5月27日(水)18:00−20:00(開場17時30分)

■会場: 東京大学本郷キャンパス工学部2号館9階92B

■講師: ヤフー(株) Yahoo!ニュース・
       プロデューサー祝前伸光さん

■企画: 東京大学大学院学際情報学府博士課程
       畑仲哲雄(林香 里研究室)

■プログラム
 18:00 祝前さんレクチャー(約1時間)
 19:00 質疑応答     (約30分間)
 19:30 主宰あいさつ〜閉会




stake2id at 23:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月10日

科学技術コミュニケーションの意味、ScienceとTechnology

K.Tachibanaさんの【閑話休題】ズレている


”社会人の再教育講座”としての科学技術コミュニケーション教育プログラムが軽視されている.しかも,既存の講座は「自然科学に特化した」カタチの「社会と研究現場との橋わたし」というところに焦点が絞られすぎている.

技術コミュニケーションについては,なかなか語られない.結果として,社会の中で技術をどうやって生かすかという議論も少ない.

「科学技術コミュニケーション教育」の担い手が,理学系のアカデミアに偏在しているのが遠因ではないか,と.極端にいうと,工学系の社会ニーズの部分がきわだって弱い(というか範疇に入っていないのではないかという気さえする).


とあります。

その「ズレている」とされる、研究室をベースにには、


科学技術コミュニケーション教育が盛んになっている。

ところがそれらは、本格的な教育プログラムであればあるほど、研究者を志す大学院生にとっては大きなジレンマを生み出す。

「研究に費やすべき時間を割いて」受講しなければならず、研究者になろうとする人にとっての科学技術コミュニケーション教育プログラムとしては、重すぎるのだ。


とあります。


ポイントは、2つあります

(1)科学技術コミュニケーション教育プログラムは、「研究に費やすべき時間を割いて」受講しなければならず、負担なのか?

(2)理学系と工学系の科学技術コミュニケーションの意味の違い

これらについて、本気で書くと「論文」になってしまうので、かいつまんでTAK」さんの所見だけ述べることにします。

まず、(1)について

以前は、文献検索の方法、レポート、プレゼン資料、論文の書き方、プレゼンの方法、などは、科目として習うものではなく、先生、すぐれた先輩をまねて、習得していくもの、という考えが長くありました。

最近は、この調べる、読む、書く、伝える、というプロセスが極めて大切である、と認識されてきました。

これらについては、理学系、工学系を問わず、大学院の早い時期に教えるところが増えています。

北大、東大、早大の科学技術コミュニケーション教育プログラムに限らず、「TAK」が在籍している大学院でもこれらについて教えており、多くの大学院生が履修しています。

非常に好評で、実は「TAK」さんも履修しています。

ただ、このような科学技術コミュニケーション教育プログラムにサイエンスカフェなどイベントの実施があり、それに労力を割かれるのであれば、別の問題、です。

次に、(2)について

理学系と工学系の定義は難しいのですが、村上陽一郎先生によると、

・神の見えざる意図を読み解くScience

・クライアントの明確なニーズの解決のためのTechnology

でしょうか?

誤解を承知で言うと、「役に立つか、立たないかはともかく、発見が好きだからやっているScience」、「社会への貢献が前提のTechnology」と言うことになるでしょうか?

「TAK」さんは、工学系なので、その立場で書きます。

工学にも、Scienceに近い発見型の工学と何かを組み合わせるシステム統合型の工学があります。

上述のように、発見型の工学はScienceに近いでしょう

システム統合型は周辺分野、隣接分野から必要な情報を入手して、基礎研究から応用研究、事業化、経営へと結び付けます。

例えば、燃料電池の研究は以前は電気系が携わっていました

ところが、触媒を扱うには化学系が、バイオマスを原料とするならば農学系が、水素インフラを扱うには材料工学が欠かせません。

また、そもそも研究ニーズは、産業界によるものです

すると、工学系研究者がコミュニケーションを取る相手は、まずは、産業界、周辺分野、隣接分野の研究者でしょうか?

これらのコミュニケーションは必要に迫られており、不十分ながらも通常、行われていることです

消費者は自分たちが使う商品、サービスという形で評価します。途中のプロセスなど評価しません。

また、産業界は消費者の動向、トレンドについては、十分にマーケティング調査を行います

話が、長くなりましたが、システム統合型の工学は「タコツボ」に入っていては行えず、必要に迫られて周囲と相当なコミュニケーションを取ります。

「TAK」さんは理学系は知らないので、聞きづての話ですが、理学系は自主的に情報発信しないと、社会とのつながりが保てない、

そこで、「科学技術コミュニケーション教育」の担い手が,理学系のアカデミアに偏在している、ことになっている、のではないでしょうか?

ただ、ここで「科学技術コミュニケーション教育」の定義とは何でしょうか?

上記のように工学系でも、「文献検索の方法、レポート、プレゼン資料、論文の書き方、プレゼンの方法」の教育は行われています。

「TAK」さんが、いつも疑問に思っている「科学技術コミュニケーション教育」=サイエンスカフェ、サイエンスアゴラであるかのような誤解、にも問題がある気がしているのですが





stake2id at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月09日

いつの間にやら、晴れた空

5/8(金)東京は朝から雨模様、大型連休中はあんなに天気がよかったのに

夕刻、大学院へ行こうと地下鉄三田駅から地上に出ました。

すると、人々がみんな同じ方向を向いて、デジカメ、携帯電話をかざしているのです。

えっ、いったいどうしたの?なになになに?

誰か?アイドルがいるのかしら?それともUFOが飛んでいるのかしら?

虹すぐに謎が解けました。きれいな虹です。

写真は三田駅のものではなく、大手町のものです。

うつくしい虹もびっくりしたのだけれど、もっとびっくりしたのは、こんなに多くの人が一斉に虹を撮影していることです。

さらに驚いたのが、かなりの人が携帯電話ではなく、デジカメで撮影していることです。

携帯電話のカメラの画素数もデジカメ並みによくなっているけれども、多くの人がデジカメをかばんにいれているんですね

どれだけの人が撮影した虹を、もう一回見るのか、わかりません。

きっと、撮影するには、撮影したけれど、撮影した写真を見ることもない人も多いのではないか?と思います。

東京もこんなきれいな虹を見ることが出来るなんて、驚きです。

そして、みんなが一斉に虹を撮影するのは、もっと驚きです。

素敵な思いを胸に大学院に行くことにしましょうか。





<

stake2id at 22:39|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月07日

サイエンスカフェ「氷河期と気候変動」

東京大学気候システム研究センター(CCSR)サイエンスカフェ「氷河期と気候変動」という案内が来ました。

「えっ?「TAK」さんが、サイエンスカフェの案内??」

と驚く人もいるかもしれません。

「TAK」さんは、時として、サイエンスカフェに対して、「批判的」であることもあります。

「サイエンスカフェがサイエンスコミュニケーションの目的である」かのような見解が、結果として、サイエンスコミュニケーションをしぼませている

でも、サイエンスカフェシリーズでは、科学の詳細よりも、ゲスト講師の研究への情熱や苦労話などをお聞きすることによって、「人間」としての研究者が壮大な科学の謎解きに挑戦するドラマをお伝えできれば良いと考えています。

両講師が対話形式でお話をさせていただきます。その後、懇談会形式で会場の皆さんと一緒にこの問題を考えていきたいと思います。

一般の方が対象ですので、サイエンスに興味のある方ならどなたでも参加できます

前回、参加したときは、カフェと言っても、飲み物はコーヒー、紅茶だけでなく、ビール、ワインなど軽いアルコールもありました。

今回は、古気候モデリングの専門家である阿部彩子氏(CCSR)を迎えて数十万年のはるか昔の地球についてお話を伺います。

このような長い時間スケールでは、地球気候は氷河期と間氷期を繰り返しており、現在の気候と全く違った横顔を見せます。

その変動メカニズムには不思議なことが多く、ロマンをかき立てます。

また、現在の温暖化の先には何があるのかを考えるためにも古気候を理解することは重要であり、精度の高い詳細なモデリングも期待されています。このような過去から未来を俯瞰するお話も伺えると思います。

話  題  氷河期と気候変動

ホスト講師  中島 映至(気候システム研究センター長)

ゲスト講師  阿部 彩子 (気候システム研究センター准 教授)

一般の方が対象ですので、サイエンスに興味のある方ならどなたでも参加できま
す。

主  催  東京大学気候システム研究センター


日  時  2009年5月25日(月)   18時半から20時半まで

場  所  東京大学山上会館 レストラン 御殿

参加費  1000円(ドリンク代として)。別に軽食を用意します。

定  員  45名(いっぱいになり次第締め切らせていただきます




stake2id at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

先端科学技術イノベータコースって何?

駒場リサーチキャンパスの公開 生産研究所と先端研究所で、



「先端研究所は尖ったところがなくなって、丸くなってしまったのでは?」という意見が出ています。

教職員100名、学生、研究員300名のこじんまりとした先端研究所が、「尖ったところがなくなって、丸くなってしまう」と、数倍の規模の生産研究所に吸収され、埋もれてしまうのでは、ないか?

先端科学技術研究センターのいろいろなユニークなイベント、特に興味深かったインテレクチャル・カフェに参加していた「TAK」さんの周囲の人々は憂慮しています。


と書いたせいでしょうか?


先端科学技術イノベータコースって何?という記事を紹介されました。

かいつまんで紹介します。

 私は日本型大学院教育の不備を指摘し「学生が博士課程に行きたがらないのももっともだ」と内心感じていたので、看板を付け替えただけの新発売商品をPRする仕事に対して、正直なところあまり乗り気ではありませんでした。

 そして、ある先生から「イノベータコースって何?普通の先端学際工学専攻と何が違うの?」と、最も痛いところを突く質問を受けた際、しどろもどろになるのを必死に取り繕いながらも「新発売と言わないとなかなかPRしにくいので。」と、つい本音を漏らしてしまうような状態でした。

 そんな私がイノベータコースにふさわしい新規科目を若手教員に提案してもらおうという推進委員会の決定を受け、先生方にお願いして回ることになったのです。

「基礎能力強化につながるようなもの」

「実践に基づいた即戦力獲得が可能なもの」

「専門外と思われるものでも習得したい知識や技術はあり、その機会をその分野の専門家である教員が提供するもの」

「社会人学生にとっては、今さら他人に聞けないようなこともあるはずで、それを再勉強し最先端の知識を整理する機会となるようなもの」

等々、さまざまな意見が出る中で、提案者となる若手の先生方には、

「ご自身が今から大学院に入るとして、こんな講義があったら嬉しいなあと思えるものをお願いします」

と伝えました。

 そのスキルは、教員本人にとっては研究を進めていく過程でぶち当った壁を乗り越えるために必死で習得したものかもしれない。

それを原則、半期という短期間で習得できるよう、「オイシイとこ取り」で講義
して欲しいというのはかなり厚かましいお願いであり、しかも既に何コマもの授業を担当されている教員にとっては更なる負担を抱え込んでいただく結果になってしまったにもかかわらず、前向きに対応してくださったことには本当に頭が下がる思いです。

先端学際工学専攻だけでも結構な数になり、工学系研究科全体では相当な数に上る講義科目をチェックしながらふと疑問に感じたのは、これだけ豊富に授業があるのだから、本人次第でいくらでも学生の可能性は拡がるのではないかということでした。

と同時に、研究テーマの遂行だけでも大変なのだから、それ以外の負担はなるべく軽い方がよいというのも学生の本音かなと。

そこに、PRする上でのひと工夫が必要と思い、知り合いの学生にメールを出しては耳の痛い本音を聞き、次の作戦を練りました。そこでわかったことが一つ。

博士課程を修了後、大学に残っている教員は博士と名乗るからにはこういうことはできなければいけないと直感的に悟り、実践している場合が大半で、いちいち言わなくてもわかるだろうと感じていらっしゃるようです。

ところが、一方の今の学生には、何をすべきか具体的に教えてほしい、訳がわからないのは不安だという気持ちが多少なりともあるようなのです。

そのギャップを埋めるため、教育する側の思いを入学前に理解してもらうことも重要なプロセスと考えました。

そこで早速、12月に「博士課程進学のススメ」と題したセミナーを開催しました。「博士に求められている能力は?」「教育プログラムの内容や目的は?」「企業は博士をどんなふうに見ている?」そんなことを先生方から直接学生に語ってもらい、また本専攻に在学中の院生も話に加わったことで、出席した学生たちにとって今まで聞けなかった基本的な疑問が少なからず解けたのではないでしょうか?

研究に対する漠然とした憧れだけでなく、戦略的に研究スキルを磨いて博士号を取得したい。

そんな人のためのドクターコースをご用意いたしました。皆さまのお問合せをお待ちしております。




stake2id at 23:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月06日

連休最終日 リテラシーを使ってみよう!

大型連休最後の5/6は東京は朝から天気がぐずついています

テニスは行けば、雨の止み間にできるかもしれないけれど、5/2〜5と4日連続でやっているので今日はお休み

天気がぐずついて、ほっとしています

晴れたら、テニスに行かなければ、なんて気になってしまいます

実は手足がパンパンに腫れていて、1日休みがほしいところです

さて、連休も、もう終わりです。中には5/7,8を休みにして、まだ続く人もいるでしょうが

連休は終っても、連休と共に世界中で発生した新型インフルエンザの影響はまだおさまりません

ここ最近はやりのリテラシーを活用して、新型インフルエンザに関することを読み解いて、連休最終日を過ごすことにしましょう


●大学と新型インフルエンザ

「TAK」さんが関係する大学も、

東大は患者発生国への渡航を自粛

東工大はもっと厳しく海外渡航については原則禁止

です。

連休中に帰国しようと考えていた留学生は、帰国できずに、予定が狂ってしまっています。

なんとか夏休みまでには、おさまっているとよいのだけれど

さて、上記の措置は、

・昨年のはしかのように、大学がウィルスの蔓延に脆弱な場所である

・留学生が、あらぬ偏見を受けないようにする

意味で、極めて妥当なものです。


・留学生(メキシコからの留学生を含めて)が、新型インフルエンザ発生後に患者発生国へ行っていない

・日本が水際で新型インフルエンザ流入を阻止している

のであれば、「既に海外から新型インフルエンザが日本に流入しており、留学生が国内で接触している」のような想定外のことがない限り、留学生があらぬ偏見を受けるいわれはありません。


●メキシコ以外の患者発生国の模様

成田空港での帰国した人々のインタビューで、メキシコ以外の患者発生国から帰国した人々は、

「あちらではマスクをしている人はいなくて、マスクをしている自分たちが違和感があった。日本とはかなり考えに温度差がある」

と言っています。

「TAK」さんは、決して「温度差がある」とは考えません。

数人の感染者がいる状況で、水際で新型インフルエンザ流入を阻止している、のであれば、メキシコ以外の患者発生国に住んでいる人たちはマスクをすることはないでしょう

危険視されるのは、国境を越えて移動する旅行者なのは至極当然です

旅行者本人は患者発生国には滞在していないことを知っていても、旅行先の国の人はそんなことは知り得ません

また、空港、航空機など、感染媒体となりうるものに接触しているおそれがあります

江戸時代、まだ抗生物質などない時代、原因不明の疫病は長崎から伝染して、広まった、と言われています。

現代は、成田空港、関空、中部国際空港が「水際」でそこで防ぐのは極めて妥当でしょう






stake2id at 20:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月04日

大学発ベンチャー 新たな挑戦

世の中は連休真っ盛りなのに、こんな案内が届きます

〆切が4/30だったのを5/8に延期した、ためなのかしら?

大学発ベンチャーの新たな挑戦 法人化5年を経た大学発ベンチャーの課題と可能性

国立大学の法人化により、各大学がそれぞれの特徴を活かし、独自色を強く打ち出すと共に、民間企業とも共同研究や研究成果の実用化を模索しています。

さらに、研究成果が、科学の発展だけでなく、産業にも活かされるように、組織運営にも工夫を凝らしています。

ただ、「大学発ベンチャー1000社計画」のように、量的な目標が一人歩きし、事業内容、資金調達などは十分に検討されず、結局つぶれてしまうベンチャーも多かったのではないでしょうか?

さて、今回のフォーラムで、何か道筋がみつかるのでしょうか?

ところで、〆切は4/30だったのが5/8に延期されています。

参加申し込みは、メールではなく、なんとFAXとなっています。

さて、スケジュールを見ると、土曜日の午前中は、雨だったら行けそうです。


日程: 2009年 5月15日(金)〜5月16日(土)

会場: 東京大学 武田先端知ビル5F

5月15日(金)

会場: 武田先端知ビル5F 武田ホール(ホール入口4F)

時 間 予 定 内 容

14:00 - 14:10 開会 第 6 回全国VBLフォーラム実行委員長 保立和夫

14:10 - 14:55 基調講演I 京都大学VBL施設長 工学研究科教授 松重 和美 氏

14:55 - 15:40 基調講演II 文部科学省研究振興局研究環境・産学連携課長 田口 康 氏

16:00 - 18:00 パネルディスカッション 『法人後の5年間を振り返って』

九州大学 坂本 剛 氏
京都大学 澤田 芳郎 氏
東京工業大学 高木 栄 氏
東京大学 各務 茂夫
山形大学 高橋 幸司 氏

18:30 情報交換会 会場:東京大学 山上会館(会費:5,000円)


5月16日(土)
会場: 武田先端知ビル5F 武田ホール(ホール入口4F)

時 間 予 定 内 容

9:00 - 10:15 報告I 『大学発ベンチャーの支援モデル−資金調達・インキュベーション』
大阪大学 兼松 泰男 氏
(株)東京大学エッジキャピタル 郷治 友孝 氏
東北大学 江刺 正喜 氏   

10:30 - 11:45 報告II 『大学発ベンチャーの支援モデル−知財マネジメント』
関西ティー・エル・オー(株) 石田 政隆 氏
(株) 東京大学 TLO 石田 智朗 氏
農工大ティー・エル・オー(株) 伊藤 伸 氏   

昼食

12:45 - 13:45 ポスターセッション 会場:武田ホール前ホワイエ

13:45 - 15:00 報告III 『大学発ベンチャーの支援モデル-起業教育』

東京大学 各務 茂夫
広島大学 三枝 省三 氏
横浜国立大学 田村 明弘 氏   

15:15 - 16:00 特別講演 日本テクノロジーベンチャーパートナーズ
ジェネラルパートナー 村口 和孝 氏   

16:00 - 16:10 閉会 第 6 回全国VBLフォーラム副実行委員長 影山 和郎




stake2id at 20:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月03日

スーパー准教授とは、何だろう?

東京大学から、「スーパー准教授任用プログラム」公開発表会のお知らせという案内がきました。


東京大学大学院工学系研究科総合研究機構では、次世代の工学を担う世界のトップを走る研究者の育成を目的として「若手育成プログラム」を2005年より開 始しております。

今回はこの間に本プログラムによって任用された4名の准教授 の研究成果を中心に、本プランの意義、今後の展望などについて、発表および 議論を行ないます。


う〜ん、よくわかりません

では、「若手育成プログラム」とはどういうものでしょうか?


このプラグラムは、次世代の工学のトップランナーを育成することを目的として工学系研究科が支援するプログラムです。

このプログラムの実施担当者は特定の専攻には属しません。任期は5年としますが、3年を限度として1回の再任が可能です。

国籍・性別を問わず、どなたでも応募できます。特に女性研究者の応募を歓迎いたします。

研究に必要なスペースと研究費の一部を工学系研究科としてサポートします。また、特任助教1名を採用できます。


これもよくわかりません

若手の研究者を任用したいことは、よくわかるのですが、大学という場は、研究だけでなく教育が大切です。

このプログラムでは、教育はどう考えられているのでしょうか?


日時:平成21年5月25日? 14:10より
場所:東京大学 武田先端知ビル 武田ホール

入場無料 定員200名(先着)

14:35〜14:50 「スーパー准教授任用プログラムの趣意」
総合研究機構長 寺井 隆幸

14:50〜15:30 基調講演「若手研究者に対する期待」
理化学研究所・特任顧問(前副学長) 平尾 公彦先生


を聞くとわかるかもしれません。なんとか、これだけでも行ってみましょう。







stake2id at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
livedoor プロフィール
最新記事
Archives