2011年10月

2011年10月31日

音楽会と東大理学部公開講演会をジョイントで

東大理学部公開講演会 「理学が拓く未来」

に参加しました

111031理学部ポスター


・反物質

早野 龍五(はやの りゅうご)教授 (理学系研究科物理学専攻)

・子どもの頃の興味から始まって、実際に植物学者になるまでの話

塚谷 裕一(つかや ひろかず)教授 (理学系研究科生物科学専攻)


のお話があり、興味深かったのですが、画期的なことは先生方のお話の前に、二期会会員菊地美奈(ソプラノ) さん等による音楽会が催された、ということです

会場の安田講堂はいつになく、超満員です

メンデルスゾーンの「歌の翼に」、アメージンググレースなどの歌、演奏が披露され、聴衆は感激し、会場からは「ブラボー」「アンコール」の声がなりやみませんでした

111031菊地


ここで興味深かったのが、聴衆の動きです

「TAK」さんは、

音楽会が終わったら、多くの人が帰ってしまうのではないか?

あるいは、

理学に関心がある人は、音楽会が終わった頃に、来るのではないか?

と思っていたのですが、そういったことが、ほとんどなかった、ということです

例えば、早野先生の「反物質」のお話が終ったところで、あるいは、お二人の先生のお話が終わってパネルディスカッションが始まる前に、会場を出る人は相当数いました

だけれども、音楽会と理学の講演会の間で、そういうことはありませんでした



「TAK」さんの印象としては、音楽会で心が豊かにリラックスし、やや高揚した気分になったところで、

やや難しい理学のお話もすっと入ってきた、というところでしょうか

この方法がすべてに通用する訳ではありませんが、東大としては画期的な試み、だと感じました




















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2011年10月24日

研究内容のアピールは、重要な研究活動

東京大学柏キャンパス一般公開2011

に行ってきました。

111024東大柏


東大柏キャンパスは、「知の冒険」を志向する最先端キャンパスとして設置され、郊外の広大なキャンパスに基盤技術、環境技術、物性、宇宙等まで幅広い研究を行っています

ただ、見学しながら、「あれっ?」と思うことがありました

東京大学柏キャンパスに限らず、研究施設一般公開全般に言えることでは?と考えて、以下に列記します


・研究内容を「来ていただいた人々に見ていただく場」と言うよりも、自分たちの研究内容を「見せてあげる場」になっていないか?「場のデザイン」をもっと考えるべき

・一般公開では研究の細かい部分よりも、1.研究の目的(何のためにこの研究をやっているか?)、2.研究の売り(他の研究者との差別化ポイント)、3.得られた成果、4.今後の展開、を明確に述べること。当たり前の事だが、できていましたか?

・パネルが置いてあるだけのスペース、説明員はいるが、仲間同士でく群れていて、見学者に立ち去って欲しそうな態度は全くNG

・見学者の質問が厳しいものであったとしても怒った顔をしてはダメ。質問に答えられず、助け舟に挙げた例示を、否定するのは論外

・自分の研究でアピールしたいことと、見学者の関心は異なるのが通常。自分の視点ではなく、見学者の視点に立てば、自分の研究をどうアピールできるか?

・パネル、研究室を素通りされた、とは、ある種、その研究が採用されなかった、ということ。10秒で、研究に関心はあるが、必ずしも専門でない人にどうアピールし、呼び込むか?とても大切なこと

・特に工学系の場合は、研究を適用できる可能性がある分野、効率、コスト等の定量化は、まだ基礎研究段階であるとしても説明できるようにすること。趣味研究ではなく、実用を目指しているならば当然のこと



いろいろな研究機関が一般公開を行い、研究施設、研究内容を広く公開するようになりました

こういった試み自体はよいのですが、内容については、改善の余地だらけ、という感がします

せっかくの研究のアピールの場ですが、十分に活用しているでしょうか?

研究をしたいのに、余計なイベントをやられて迷惑、なんて、考えている人も多いのではないでしょうか?

研究内容をアピールして、評価いただく、ことは、片手間で行うこと等ではなく、重要な研究活動の一環です

実は、先生の方がこういったことに慣れておらず、十分な教育もなされていないのかもしれませんが、こういった機会を通じて、「研究内容をアピールして、評価いただく」ことの大切さを認識し、トレーニングを積んでほしいものです




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2011年10月20日

時間、天文学、そして数学に熟達していたマヤ文明の予言、あなたもやってみては?

「TAK」さんのお友達のブログ

に「マヤ暦占いで自分発見」とあったので、早速グーグルで検索し

マヤの予言

というサイトを見つけました


古代マヤ人は3つのものに塾達していました。時間、天文学、そして数学です。

マヤ人は全てを数字と記号で記し様々な暦を作り出しました。

2012年12月人類滅亡説など終末論でマヤ暦(マヤカレンダー)が注目されていますが、古代マヤ人は暦によって様々な予知や預言をしてきました。

このマヤ暦占いは、あなたの誕生日をマヤ長期暦(ロングカウント)に変換し、一周期を260日とするツォルキン暦と365日のハアブ暦によって、あなたの持って生まれた性格や恋愛などの相性や人間関係、そしてマヤ暦が示すあなたのこれからを占えます。

古代マヤ文明の叡智マヤ暦があなたをアセンションへと導いてくれるでしょう。


とあります

理系、工学系の「TAK」さんは基本的に占い等、信じません

しかし、結果として思い当たることが多いのでびっくりしています。以下に「TAK」さんの結果を示します。

あなたも占ってみては、いかが?


・マヤ暦から覗き見る隠された自己

これらの刻印を持って生まれたあなたは、知的で、極めて優れた能力を持ち、社会的成功を夢見ています。

人間に強い関心を持ち、人との縁に彩られた人生を送ります。

独創性があり、勤勉なあなたにとって、斬新な考え方と、自分の仕事や責任に真摯に取り組む資質が成功への秘訣となります。

目標達成の決意が固いのはよいのですが、人の意見を聞かず壁を作ってしまうと幸運は逃げてしまいます。

また、多芸多才なあなたの課題は、目標に向かってひた走り、エネルギーを無駄遣いしないこと。とはいえ、知識を深め、自分の事をよりよく知りたいという欲求があなたにパワーと成功をもたらすでしょう。



・あなたを最大限に引き出す人間関係

理想家で独立心旺盛なあなたは、人間関係に何を求めるか、明確な考えを持っています。

けれども、落ち着きのなさや破天荒な情熱が問題を引き起こします。短気な人には特にこれが当てはまります。

あなたが変わった人を求めるのも、普通とは一味違う人間関係に惹かれるからで、外国人とも交流したがります。

それでも人間関係がしっくりこないとすぐに退却してしまいます。

また、1人で過ごす時間は苦手なので、本当に愛する人と出会えれば、心安らかな満ち足りた生活を送れるでしょう。

そして、あなたは優しく気前もいいので、後で後悔するような自己犠牲をしすぎないようにしましょう。


・宇宙との調和への導き

一歩譲ることも覚えましょう。

人には干渉しないように。

自分の考えを押しつけてはいけません。

人が何を望んでいるのか、つねに気を配ることが大切です。


・マヤ暦からあなたへのお告げ

さっと立ち上がり、パッと行動せよ。全てはリズムに乗る。




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2011年10月17日

東大文学部公開講座「引用と変奏 −日本美術の作られ方」に参加しました

東大文学部公開講座「引用と変奏 −日本美術の作られ方」

に参加しました

111015文学部


情報学環、工学部、理学部が、大規模かつ、かなりの頻度で公開イベントを行う中、文学部は東大の中でも、公開が遅れているようです

学科長から、開会の挨拶で、

東大の法人化に伴い、大学の知を社会に還元することが大きなミッションとなりました。


文学部は研究成果を直接社会に役立つ形で貢献というよりも、人間が生きていく上で、直面する問題に、考え方、ヒントを提起する形で貢献します

とありました

確かに上記の学部が、市民向けにイベントを比較的行いやすいのに比べ、文学部はテーマの選定、聴衆のターゲットが難しそうです

東大法文2号館大教室は、学生時代にタイムスリップしたような昔のままの大教室

パワーポイントによるプロジェクターが主流の中、薄暗くて見にくいスライドを使ってます。

もう少し、聴衆の立場に立った企画が望まれます


さて、気を取り直して、講演の内容です


平安・鎌倉時代の絵巻、江戸時代の屏風絵・浮世絵、近代の油絵などを例に、

既成の形を引用し、それを変奏して、新しい魅力的なイメージが作られる様子を論ずる。


とあります


文化の交流が盛んに行われた海外と違って、比較的他地域との交流が少なかった、日本の美術を見るとき、前の時代の美術が、何らかの形で後世に使われています

人々は鑑賞した作品よりイメージを得て、自分の中で消化、再構築して、意識する、しない、にかかわらず、形を変えて、新たな作品を生み出していきます

筒美京平という作曲家は、ブルーライト横浜、また会う日まで、などで、40年以上活躍していますが、海外の曲を巧みに利用しています。

南沙織の17歳はLynn AndersonのRose Gardenをもとに作ったものですが、決して同じものではなく、出来上がり、味わいは全く別の曲


実は、上記のように、真っ暗な会場で、薄暗いスライドの上映だったために、メモできたのはこれだけです

これをもとに考えてみます

平凡なアーティストは模倣する、偉大なアーティストは奪う(ピカソ)

とあるように、美術は一見全く無からのように見えても、製作者の頭の中のイメージには、既に鑑賞したもの、それをもとに自分で構想したもの、などがあり、それを表現します

それらを並べてみると、既にあるものを引用しつつ、自分なりに、アレンジし、制作していく、というプロセスになります

それゆえ、多くの既存の美術を鑑賞し、自分の中に吸収した人の方が、いろいろ化学反応を起こすバリエーションが増え、なかには変な反応もあるかもしれないが、有利になります

これは、なにも美術に限らず、アート全般、あるいは研究、事業にも言えること、と考えます







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2011年10月16日

コミュニケーションと「場」

東工大MOTコミュニケーション・デザイン論のお話です


シグナルの文脈化とは言葉の意味を共有してつなげていくこと。人は意味を求める努力をする(バートレッド 想起)

文脈化とはその場の相互行為にふさわしい意味を作り出すこと。言語と非言語シグナルで行われます

話し手と聞き手は共通のイメージを必ずしも持つことが出来るわけではないのでデザインが必要 

文脈とは相互行為としてのコミュニケーションが行われる「場」とその背景のすべて、例えば、場の配置、発話権の分配、など
によって決まります

コミュニケーションの共同構築モデル:発信者が意図しない意味も受信者によって付与されることがあります。
意味は受信者が決めます。そもそも通じ合えない前提で、双方向で意味を調整、構築します


全く同じ言葉でも「場」によって、意味、文脈が全く異なることがあります

例えば、以下のような例です

(路上で)

A:今何時ですか?

B:3時半です

A:ありがとう


(教室で)

教授:今何時ですか?

学生:すみません。寝坊しました 

教授:今回だけですよ 


ところで、会話にはグライスによって提唱された公準(ルール)があります

・量の公準

求められる程度の情報を与えよ。

求められる以上の情報は与えるな


・質の公準

偽りと思うことは言うな。

適切な証拠のないことは言うな


・関係性の公準

関係のあることを言え


・様態の公準

はっきりしない表現は使うな。

どっちにも取れることは言うな。

完結に言え。順序よく言え


会話の公準の考え方は、会話は協調の原則に則って行われるという前提です。

そうでない場合は、意図的にこれから外す、ことも考えられます




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2011年10月14日

アメリカからの便り、こぼれ球

電車の中で英語のリスニングにCNN English Expressを使っているのですが、英語の教材以外にも、読み物としても、いろいろ面白いものがあります

111014英語


ちょっとあげると、こんな感じです


・芸術をやる人は、自国のことだけでなく広い視野をもって幅広く世界について学び、現地に赴いてその文化・儀式・信念を理解するくらいのことはして、
初めて何かが作れる

・美しい英語を話すことが必ずしもよいのではなく、わざと現地のブロークン・イングリッシュに合わせる方が通じる

・海外に行って、うまくやるコツは無理をしないこと。そして、自分が興味あることから入っていくこと。英語はあくまでツールなので、
核となるアイデアや情熱がないと、ツールだけではやることがなくなってしまう 

・エベレストの名前はインド測量局の長官だったジョージ・エベレストにちなんで名づけられた 

・学問の王道(royal road)なし。でも、近道(shortcut)はある 

・読者は見出し(headline)を見て、読むに値する重要な記事かどうか、判断するので、見出し(headline)が大切 

・英文記事は「逆三角形」の構造で、最初の方ほど情報量が多く、重要な情報が詰まっていて、後に行くほど重要度の低い枝葉末節の情報になる 

・アメリカの富裕層が、ブッシュ政権時代に導入された優遇税制措置を受けたことに触れ、「大金持ちを甘やかすのはやめろ」(大富豪 Warren Buffet

・アメリカ:勤労収入に高めの税率が適用されるのに、株式や債券などの価格上昇による、いわゆるキャピタル・ゲインや株式配当への課税率が低く抑えられている 

・税金の本来の目的を、「公共サービスの財源確保」と「富の再配分」と考えれば、貧富の差を縮めることは大きな課題のひとつ 

・ティーパーティー運動には、反税金感情や大きな政府批判が見られるが、この運動の資金援助をしているのはKoch兄弟等の億万長者たち 

・日本は国債発行残高がGDPの2倍以上と、アイルランド、ギリシャ、イタリアなどヨーロッパ金融危機国以上だが、国債の9割以上が国内で保有され、外国投資家に売り浴びせられる外国債券とはかなり状況が異なる 


英語のリスニングにちょっと疲れたら、アメリカからの便りを見ると、何気ない情報収集につながります


TALKMAN式 しゃべリンガル英会話(... ソニー・コンピュータエンタテインメント
スティーブ・ソレイシィのビジネス英会話ペ... アイイーインスティテュート
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング... 森沢 洋介
英語ビギナーが英会話スクールに行かないで... 株式会社チカラインターナショナル



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2011年10月13日

コミュニケーション・デザインって?

東工大MOTに今学期よりコミュニケーション・デザイン論が加わるので参加してみることにします

コミュニケーション、デザイン、ともに、人、立場によって、定義、受け取り方が違います

Wikipediaによると、

コミュニケーション:複数の人間が、感情、意思、情報などを、受け取りあうこと、あるいは伝えあうこと

デザイン:人間の行為(その多くは目的を持つ)をより良いかたちで適えるための「計画」


「TAK」さん流に解釈すると、複数の人々が考え、意思を伝えようとする際に、うまく伝わるように、「コミュニケーション」を設計する。

ただ、当初設計した「コミュニケーション」がうまく伝わらないことが、必然的に起きるので、修正していく

なんて、感じでしょうか?

もちろん、「コミュニケーション」の目的によって、「デザイン」も違ってきます

とにかく講義に参加してみます


・コミュニケーションデザインとは、談話の枠組みを調整する働きとしてのメタコミュニケーション、どういうもので、何の役に立つのか?

・コミュニケーションデザインとは、広告業界では「ブランドや商品と世の中を結びつけること」大学では「専門知識を持つ者と持たない者、利害や立場が異なる人々の間をつなぐコミュニケーション回路を構想、設計すること」

・人は目の前にモノを出されるまで、何が欲しいのか?わからない。クライアントも目の前に提示されるまで自分のニーズがわからない

・コミュニケーションデザインに必要なもの:目的(何のために)、計画(誰にどうなって欲しくて、どうしたらそうなる?)、実践(方法を考案して実行)、考察(結果からフィードバック)

・コミュニケーションの基本構造:1.発話の意味は聞き手が決める、2.意味や意義を話し手と聞き手が共同で構築する、3.文脈のないところに意味は発生しない

・コミュニケーションは、話し手によって発せられるシグナルの産出と聞き手によるシグナルの文脈化によって構成される


率直な感想としては、「TAK」さんが参加するセミナーのレベルで、大学院の講義としては、やや不満という、感じでしょうか

先生が科学技術コミュニケーションが専門で、ビジネスシーン全般を扱う、コミュニケーションデザインには対応していない感もあります


ただ、Twitterに流した時の反応が良好だったので、しばらく参加してみることにします





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2011年10月07日

「万物は原子でできている」は、もはや成り立たない?

何が専門なのか?不明ですが、取りあえず「TAK」さんは理系のバックグランドです

20世紀後半の理系では、


「万物は原子でできている」

量子力学に支配される原子が宇宙のすべてを構成し、地球上の日常生活から宇宙の星の現象まで、すべての重力現象は一般相対性理論で説明できる。


というのが共通認識でした

しかし、1998年に発見された「宇宙の膨張は加速している」という事実がきっかけになって、この共通認識が大きく変化するようになった、とのことです

宇宙には「暗黒エネルギー」が充満していて、この加速膨張を引き起こしているのではないか?と考えられているそうです。まだ正体は謎ですが

一方、銀河が渦巻きの形を保っていられるのは、目には見えない「暗黒物質」が大量に存在しているため、と指摘されているそうです

宇宙の構成で、原子が占めるのは5%以下、その他ほとんどを「暗黒物質」「暗黒エネルギー」が占めるそうです


また、「点」として考えていた素粒子は、振動している「ひも」として考える「超弦理論」が示されています

「超弦理論」では、「ひも」は10次元時空に存在するので、私たちが体感している3次元、4次元を超える世界のようです

理系と言えども、全く専門外なので、面白くて、興味はあるのですが、よくわからないし、上記記述も正確性を書いているかもしれません

そんな折、

ノーベル賞受賞物理学者 フリードマン博士 講演会

が東大理学部で行われると伺い、参加しました

111007フリードマン


日本には古くは湯川秀樹、朝永振一郎、江崎玲於奈博士など、ノーベル賞受賞者は少数でしたが、その数もぐっと増えて、お話を伺う機会にもめぐまれてきました

さて、フリードマン博士のお話は、上記の話に加えて、素粒子の加速装置の話も加わります

昔は、素粒子は宇宙線から見つけられていましたが、宇宙線を待っているのは効率がよくないので、人為的に作り出す加速装置が用いられるようになり、

ジュネーブ近郊にはスイスとイタリアにまたがる直径27kmの巨大加速装置もあるそうです


ところで、この講演は英語で行われているのですが、逐次通訳はありますが、レジュメがありません

それゆえ、スライドと講演で理解します

メモを取るのが、そろそろ苦しくなってきたので、諦めて講演に集中することにします





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2011年10月05日

「サイエンス×芸術×テクノロジーはどこへ行くのか」に参加しました

東工大で開催された

サイエンス×芸術×テクノロジーはどこへ行くのか。 〜イノベーションとリスクを賭けたヨーロッパの実験


に参加しました

参加記録を書く前に、このイベントを主催する東工大サイエンス&アートLab Creative Flowのコンセプトページが素敵なので、紹介します


サイエンスとアート

サイエンスの発見なしで、私たちは生活できない。

アートの美しさなしで、私たちは生きていけない。

2つは互いを必要とし、あるときはぶつかり、水の流れのように、ゆらぎながら進んでいく。

それを私たちはCreative Flowと呼びます。

サイエンスとアートの波がエネルギー、サスティナブル、ディープ・エコロジーの流れになり、わたしたちの住む<都市の生態系>を変えていく。


希望と思えるのは、小さなゆらぎでさえも成長して、全体構造を変えるからである(Ilya Prigogin)


なかなか、素敵なコンセプトです

さて、イベントの案内文です


サイエンス、芸術、テクノロジーは、イノベーションや創造性を生み出す重要な側面をもっています。

この三者の関係を比較したり、結びつけたりすることは一見困難ですが、昨今では、多くの関心が集まっています。

芸術からサイエンスへ、サイエンスからテクノロジーへ。この三者間の矛盾や結びつきを発見し、社会的にダイナミックな動きを分析すること。

今回は、こうした背景から、ヨーロッパのイノベーションとテクノロジーの進展の実験を紹介。さらにテクノロジーが抱えるリスクを、芸術的な視点からも取り上げます。

講演者は、デンマークを拠点に、「科学技術コミュニケーション」をユニークな角度から、学生、市民に提供している気鋭の研究者です。

ヨーロッパの先端的課題満載のレクチャーから、日本との違いや共通点をともに考えていきます


111005デンマーク


では、以下に出たお話です。もちろん、英語で行われました

・伝統的に科学と芸術と技術は別々のものとされていたが、最近はそれぞれのインタラクションが進んでいる。デンマークでは科学者とアーティストとエンジニアが一緒の場で対話を行う

・一般にアーティストはinspiration,creativityが豊か。作品を作るだけでなく、作品により人々に感動を与える

・大学は研究による「知の創造」、教育、出版による「知の浸透」に加えて、社会への「知の伝達」が第3のミッションに

・デンマークでは、科学技術が社会に与える影響が大きいことから、哲学、政治、経済など多様なバックグラウンドの人々が科学技術に関心を持っている

・科学者、アーティスト、エンジニア、哲学者など、多様な人が集まると、同じ現象でも、いろいろな視点から見ると、全く異なる見解があり、それについて話し合う

・デンマークのサイエンス・カフェのテーマは自然科学だけでなく、人文科学、社会科学も含む

・軽い食べ物、アルコールを取りながら、インフォーマルな雰囲気で話す時にクリエイティブな対話が生まれる。なるべく知らない人、友好的な雰囲気、軽食、感謝がポイント

・サイエンス・カフェの終了後30分くらいは、懇親会として、さらに話したい人は残る。興味深い質問をした人と講演者、参加者の交流が起こる

・サイエンス・カフェのサマリーをすぐに書いてブログに掲載すると、参加者からのフィードバックが来て、交流の他、今後の参考にもなる

・スピーカーと参加者の対話が保てるような、一人が場を占拠しないように、など、モデレーターの役割が大切

・科学、アート、技術のインタラクションが進むためには、インフォーマルなコミュニティー、コラボレーション、ネットワークが欠かせない

・スピーカーへの質問をその場でもらうに加えて、twitterにより多くの参加者からもらうことも考えられるが、一長一短があり、デンマークでは一般的には行っていない

日本のサイエンスカフェは、自然科学の分野よりあるテーマを選定し、講師は研究者、参加者は自然科学に関心がある人、で多くの場合は常連、スタッフは大学のアウトリーチ関係者なんていうのがパターンかと思います

講師にアート関連の人を招いて、アートに関するカフェを行うと、参加者に自然科学関連の方がいなくなり、アート関連の方々だけになります

「科学者、アーティスト、エンジニア、哲学者など、多様な人が集まると、同じ現象でも、いろいろな視点から見ると、全く異なる見解があり、それについて話し合う」がポイントでは、という気がします

つまり、日本はデンマークに比べて、参加者の関心の領域が非常に狭くて、幅広い背景の参加者が集まりません

では、Creative Flowのメンバーが、今後どうやってサイエンスとアートを融合させていくのか?楽しみです

なお、このイベントのサイエンスカフェ形式の試みが

10月6日(木) デンマーク式サイエンスカフェ ?サイエンス×想像力=NOW 科学技術コミュニケーションの今と未来を語ろう 〜開催!


で行われますので、関心がある方は是非ご参加ください




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2011年10月04日

分数の割り算は、なぜ分子と分母をひっくり返して掛ければよい、のか?

特別授業「大人のための算数教室」

に参加しました

案内文によると、


大人向けに、「計算力を鍛える方法」や「生活にも役立つ数学的思考」などについて実際に授業をしていただきます。

算数・数学がわかれば、世の中も仕事も、もっと面白く見えてきます


とあります。

111004分数


なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?

説明できますか?

実は小学校で、分数の割り算は、分子と分母をひっくり返して掛ければよい、と教わったから、なぜ?と疑うことなく、そうしていませんか?

高校の数学で因数分解をやったと思います。複雑な式を因数に分解するのって、実は結構直感だったりします

座標を使った解析幾何で解くと難しい問題が、図形を使った初等幾何では補助線を引けば、難なく解けることもあります



以下、お話をまとめます

・一つの方法に固執しない。図や数字を駆使する。常にいろいろな方法を考えておくことで、万が一のケースに対応できる

・飛行機、新幹線、高速バスの中で速度が速いのは飛行機。しかし、どの手段が一番「早い」かは、出発地、目的地、時間帯により異なる

・5/4 + 3/5、1.25 × 0.6 は計算しにくいのは、足し算は小数、掛け算は分数が適しているから。状況に応じた使い分け、変換が大切

・1.学校で習ったことを使えるか? 2.学校で習っていないことを自分で見つけられるか? 3.習ったこと、自分で見つけたことを使い分けられるか?

・図を描けばわかることがある。計算でわかることもある。いろいろな技術を状況に応じて使うことが大切

・ビジュアル思考。頭の中で考えるだけでなく、ゆっくり紙に書いてみるとよくわかることがある

・まずイメージする。次にイメージしたものを図、記号などで紙に書くことにより、問題が見えてくる

・問題を適切にイメージして、図解し、論理的な構図に落とし込めば、あとは単なる計算の問題

・答えがすぐに出ない問題は飽きる。しばらくすると、考えることを放棄する

・「知識」ではなく、「考え方」を学ぶ。「答え」ではなく、「考えを導く、思考プロセス」を学ぶ

・「○をもらう喜び」ではなく、「わかる快感」を



そして、一番ひっかかるのが、上に書いた

・分数の割り算がすんなり理解できる子は人生もうまくいく。自分で考えずに、教わった通りやるから

繰り返し書きますが、分数の割り算は、なぜ分子と分母をひっくり返して掛ければよい、のか?説明できますか?

もしかしたら、なぜなのか?よくわからないけれど、こうやれば正解が得られることが間違いない、ならば、別に理由を考えることもなく、そうしていることって、他にもありませんか?

本来は、考え方を学ぶ数学が、大量の練習問題をこなすことにより、問題解法のパターンを習得する、暗記問題になっていませんか?それはそれで大切なことなのですが

特別授業自体は、想定していた範囲に収まりましたが、ちょっと考えさせられるところがありました






















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2011年10月03日

ワークショップ手法を取り入れた懇親会

青山学院大学で開催された「ワークショップで社会が変わる シンポジウム」の第2部懇親会に参加します

と言っても、この懇親会は美術・演劇・音楽・教育、ワークショップやファシリテーションに興味のある人たちが参加しています

さすがの「TAK」さんも、知っている人はほんの少ししかいません

しかも、参加費無料なので、ビール、ワインなどのアルコールはなく、ジュース、お茶などの飲み物だけです

せっかくの機会ですから、異分野の人たちとお知り合いになりたいですが、きっかけもなさそうで、どうしよう?なんて、考えていました

111001WS


ところが、です。懇親会にもワークショップの手法を取り入れます

6人以下程度のワークショップでは、初対面の人でも、15分くらい話をしているうちに、仲良くなる人が出てきます

それを巧みに懇親会にも取り入れます

「名札の色と番号がが同じ人」のようなルールで取りあえず、4〜5人のグループを作り、15分くらい話すセッションを3回ほど行います

その後、会場全体での歓談となります

最初から歓談だと、まず、知っている人とお話して、その人の紹介で、どなたか、というプロセスですが、

この方式だと、知っている人が少なくても、とにかく安心です

また、会場全体の歓談の時も、会場の場にまかせっきりにするのではなく、マイクを持ったファシリテーターから頃合いを見計らった、アナウンスがあります

このワークショップ手法を取り入れた懇親会のお陰で、いろいろな分野の方と仲良くなれたのですが、少し考察があります


コミュニケーションを起こして、そこから、発展する可能性があるつながりを作るには、 この「ルール+フリー」の場に加えて、絶妙なファシリテーションがよさそうです

そして、せっかくできたつながりを継続するには、twitter,Facebookなどのソーシャル・メディアが便利なのですが、twitter主体の人、逆にやってない人、Facebookはやっている人、など、ソーシャル・メディアの使い方は人それぞれです

幅広く活用していると、多くの人とのつながりを続けるのにはよさそうです





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