2012年04月

2012年04月27日

芸術とか文化とかアートって「人間が人間でいるために欠かせない何か」に触れるもの

情報の呼吸法 キーワードは「良い無理」

に続いて、Twitter、Facebookなどを通じて入ってくる情報を整理してまとめてみます。今日は2012年1月19日から21日の分です


・『人の言うことなんて気にしちゃだめだよ。「こうすれば、ああ言われるだろう…」こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。』ジョン・レノン

・ソーシャルメディアによって、リアルとバーチャルが融合した。「情報の呼吸法」、「ツイッターは、出会うためのツール」 生の情報がリアルタイムに流れてて、情報を発信している人と、直接つながることもできる

・作文と料理は似ている http://t.co/HpHNggtF カレーを作ろうと思ったら、冷蔵庫の中にどんな材料があるか確認する。足りないものを買う。材料が揃ったら材料の吟味。使えるものと使えないものを確認。手順通りに作って、味見をして完成、食べる。食べて、美味しいとか感想を貰う

・キャリア感は幼少期に既に形成されるのか、親の背中を見て育つのか。社会学的にも階層は再生産される。面白いほど医者の子供は医者になるし、教授の子供は教授になる

・年少期と老齢期の間で同じランクの知能水準を維持する傾向がある。11歳当時に平均以上の知能だった人々は、老齢化しても平均以上の水準を保つ傾向がある  http://t.co/fMFOgdol

・自分の専門はこれ、裏返して言えば、自分はこれしかできない、では激動する社会環境に対応不能。先を読んで柔軟に対応することが大切

・ディズニーリゾート「目に見えない価値とは?」ディズニーリゾートに行くって、手軽だけれど、日常とは離れた、楽しいファンタジーの経験をしたくて行きます。ディズニーリゾートが創り出す非日常性、幸福感の秘訣  http://t.co/Gpuyspqa

・Facebookは巨大な共鳴室 http://t.co/46XuTCM2 共鳴室はニュースの社会的伝搬に欠かせない。「弱い絆〔関係の遠い情報源〕の方が強い絆〔関係の近い友だち〕よりもユーザーのフィードに新しい情報をより頻繁にもたらしている。逆に強い絆は情報拡散の回数がより多い

・従来の40代が働き盛り、50代で下り坂が始まり、60代になると余生といった『老い』『余生』“下り坂”の人生観は“絶滅”しかかっている http://t.co/WAJtIFr9 年を重ねることを『加齢』ととらえない、エイジレスな感覚を持った新しい40〜60代が登場している

・やり残した事ばかりじゃないか? 明日があるからと締めてないか? 息をしているこの時が明日も続く保証は無い好きなあいつには好きと言ったか? 友に感謝の気持ちは言ったか? とにかく今日を充実させて生きること

・何か新しいことを始めると必ずたたかれる。叩かれるのを恐れて、何もしないのが最悪。叩かれながら、鍛えていけばよい

・敵を許すことは、敵を罰することより気高いことです。 (Mahatma Gandhi)

・シンプルは、複雑を一回通らないと生まれない

・選別された情報が、必要とする生活者を見つける時代が到来する。生活者の「その時、その場で、関心を持つこと」に対する最善の情報が、リアルタイムで届くようになる

・誰かに嫌な思いをさせられたら、一番の仕返しは幸せになること。誰かが幸せな人生を送っているのを見ることほど、気が狂いそうになることはない(チャック・パラニューク)

・知は関係性の中からつくるものであり、人間の主観、想い、夢、感情といった主観が重要。ただし、主観が主観に留まっているかぎりは、普遍にはならない。主観を客観化していく過程がイノベーション http://t.co/WQZ8aoli

・専門家が一回限りのセミナーを行なったり、一日丸ごとの研修を行なったりする古典的な企業研修のモデルは、近代化されようとしている。「ためになりました」で活用されずにそのまま埋もれてしまう 

・あなたがどんな方法で学びを得てきたのかを知りたいならば、あなたがコミュニケーションを取っている5人の人間を思い浮かべてみる。それぞれから学んだことを3つ以上書き出してみる。大抵の人は公式な学びの場で得た情報よりも、彼らから学んだ

・デジタル技術は自分の記録や足跡を残すことができる。それゆえ、振り返って、トレースしたり、再構築することが容易にできるようになった 

・芸術とか文化とかアートって「人間が人間でいるために欠かせない何か」に触れるもの。だからみんな結局気になるし、好きだと思う。人間であるからこそ生み出せた、精神活動の証みたいなもの http://t.co/yOGAIcc4

・「個性」というのは何かに取り組んでいるうちに育ったり変化したりするものなので、「個性を伸ばそう」というのは本末転倒

・一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件。(エーリッヒ・フロム)

・受験英語なんて、実用的じゃない、といわれているけど、受験英語をしっかりやってきた人は、英語の上達が早い。これ間違いない。基礎がしっかりしている上に、実用が積み重なると上達が早い 

・暗記カードは、つくるときに覚えるんだよ





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2012年04月25日

繊細だが、しなやかに移りゆくアートを言葉で表現すると

銀座Diorで行われた"lady dior as seen by"展

で行われる

参加アーティスト宮永愛子さんと芥川賞作家朝吹真理子さんらのトークショーに参加します

作品で表現するアーティストと言葉、文章で表現する作家、という組み合わせが楽しみです



朝吹真理子さんは江戸文学を専攻し、近世歌舞伎で修士論文を書いています。

それでいながら、ほぼ同時期に「きことわ」で芥川賞を受賞しています

「TAK」さんにとっては、「朝吹さん」と聞いた時、おばさんに当たる、フランス文学専攻でフランソワーズ・サガンの訳者の朝吹由紀子さんのイメージが強いものでした。

「悲しみよ、こんにちは」「愛と同じくらい孤独」などの、フランソワーズ・サガンの作品は、ほとんどが朝吹由紀子さんの翻訳で紹介されています

朝吹真理子さんは異なる別の道を歩みつつも、幼い頃からの豊かな文化的教育環境が推察されます

120425朝吹


では、早速出た話をまとめてみます

・アート作品は一度作ると「変わらない」とされていたが、変わっていくアートもあるはず

・雪の結晶、桜の花、はかない、繊細なものを表現するには大胆さがいる

・薄紙を一枚一枚はがしていくような繊細なアート作品、その一枚一枚が紙一重でつながっている。脆そうで、実はとても強靭

・ナフタリン、常温で昇華していく。目視、肉眼では変わっていくプロセスは確認できないが、確実に変わっている。消えていくのではなく、周囲に結晶を結実している 

・家庭環境、無意識かつ確実に個人の人生、キャリア形成に影響している。ただ、通常一例しか経験できないので、他と比較しようがない

・動的平衡、止まっているのではなく、絶えず移り変わり、動いており、宇安定な状態でありながら、全体として安定している

・存在しているにもかかわらず、普段は気にも留められないものに、あえてスポットライトを当ててみる

・周りの小さなきっかけを見過ごすことなく、取り上げることで、世界は広がっていく 


以前、まっとうするものの言葉 Resilience 朝吹真理子さん


で伺ったことも再掲してみます


・小説を書く動機をよく聞かれるが、「書きたいテーマ、伝えたいことはない」からスタート。何かを伝えたくて小説を書くことはない。

・「卵」という字から、背中合わせの、髪の毛でつながっている、二人の女性がひらめいた

・文学は文字により、読者に想像を引き起こす。絵画、写真、映像がない分、それぞれの読者に独自の強いイメージを描かせることがある

・小説を書くというよりは、モノを創っている。手段、媒体が文字。あなたに向けて手紙を書いている

・絵画、彫刻はすべて同時に鑑賞されるが、小説、音楽はある時間の経過と共に、伝わり、初めと終わりが同時に鑑賞されることはない

・読者は小説を自由に読む立場、傲慢な存在で構わない。どんな名作であっても、自分にフィットしない日は3行で飽きることがある

・読者と全く違う場所、空間、時間にいる作者が書いたものが、読者に深い感銘、懐かしさを引き起こす、時空を超えた共鳴現象が起き得る不思議がある

・瞬間瞬間に移り変わる水面に映し出されるものが「真実」。ちょっと前とちょっと後で全く異なることがあるが、それぞれが真実。

・生を受けるとは、本来、両親の生殖行為の結果であり、本人の意思とは全く関係がない、受動的なもの。しかし、受動的に生を受けながらも、主体的に生きていくことになる

・「なぜ小説を書くのか?」という問いかけは、答えがない問いかけ。「なぜ生きるのか?」と同じもの



宮永さんは今回、ナフタリンという、目視、肉眼では変わっていくプロセスは確認できないが、確実に変わっていく媒体を、あえて使い、一度作ると変わらない、とされているアート作品を、あえて変わっていくもの、にしています

一方、変わりゆくもの、現象を、その瞬間だけ止めて、言葉に記述することによって、消え去ることなく、記録に残すことができます

また、言葉とは、映像、図は使うことができず、表現手段が文字のみに限定され、その中で自分の思い、考えを表現する。表現するした言葉を再生する手段は、視覚による「読む」という行為によるもの、さらに音声にする「話す」という行為によるもの、があります。

そして、上記のように、文学は文字により、読者に想像を引き起こします。絵画、写真、映像がない分、それぞれの読者に独自の強いイメージを描かせることがあります


文字、言葉、言語をうまく使うことによって、アートが表現できる可能性がぐっと広がるのでは、と、感じたトークショーでした


悲しみよこんにちは (新潮文庫) フランソワーズ サガン
きことわ 朝吹 真理子
ユリイカ2010年11月号 特集=猫 こ... 角田 光代
流跡 朝吹 真理子


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2012年04月23日

デザイナー、クリエーターが発想について語り、言語学者が言語化すると?

六本木「トーキョーよるヒルズ」で開催されたトークショー「ファンタジアはどこから降ってくる」

に参加します。

クリエイションの源はファンタジアかもしれません。

そのファンタジアはどうやって生まれるのか?デザイナー、クリエーターが発想について語り、言語学者が言語化する、という興味深い組合せです


早速出た話をまとめてみます

・都心の居場所、家、職場、カフェの3つ。それぞれの要素を掛け合わせたものがシェアハウス

・言葉のマングローブ効果、想いを言葉にするだけでなく、言葉によって想いが創られる

書いているうちに想いが創られる。詩では韻を踏む、というルールに従いながら、想いが紡がれるように、文法など、言葉を操るルールが想いを作る上で、重要な役割を果たす

・頭で考える、口で話す、紙に書く、この順番で時間がかかるが、話し言葉、書き言葉に表現する作業も加わり、表現時に自身による再確認が可能になり、論理性が増し、記録が可能になり、さらに再現性も増す

・「頭で考えた」ことをリアルタイムで「紙に書く」作業をすると、全く違う人格になる 

・人は常に記憶の書き換え作業を行う。書き換えられた記憶は、しばしば「事実」とは違うが、本人にとっては、それが「真実」。書き換えられた記憶をもとにさらに創作が行われる

・ダンサーによる実験:身体を緊張状態に置くと言葉が厳しくなり、リラックス状態に置くと、言葉が優しくなる。

・トラウマ、自分の価値観を揺るがした出来事 


ヒントがたくさんあったので、いくつかについて書いてみます

●想いを言葉にするだけでなく、言葉によって想いが創られる。詩では韻を踏む、というルールに従いながら、想いが紡がれるように、文法など、言葉を操るルールが想いを作る上で、重要な役割を果たす

クリエイティビティーというと、自由な発想から、と考えます。ただ、全くの自由よりも、ある制限があることからクリエイティビティーが生まれることがよくあります

研究活動とは美しいアートである




何でも自分の感じたことを表現できる、特に現代アートはいい反面、時にとてもつらくて、何にも表現できなくなることがあります

絵画のようにキャンバスと絵具と筆で二次元で、とか、あるいは、陶芸のように、土を手でこねあげて、それを焼く、のように予めルールが決められて、それにしたがって表現する方が楽なことも多いです


と書いたこととも符合します


●人は常に記憶の書き換え作業を行う。書き換えられた記憶は、しばしば「事実」とは違うが、本人にとっては、それが「真実」

過去は変えられる?


スポーツ選手、著名人によくインタビューされる雑誌記者の方からうかがったお話です。

「インタビューさせていただいた方々のお話をまとめて原稿にした段階で、間違いがないか?必ずチェックをかけます。

すると、どうも「実際の記録」と合わないことがあります。

例えば、

・高校で生徒会長をしていた → 生徒会委員はしていたが、生徒会長ではなかった

・インカレで負けたとき → 関東学生選手権までで、インカレには進んでいない

・神宮球場でベスト4をかけて戦った → ベスト16で負けている

・東大に現役で合格した → 一浪している

など、です。

次の機会にそれとなく、伺うのですが、やはり「歴史的事実」とは違うお話を伺います。

でも、ご本人はインタビューを本当に「事実」として話されています。

一人や二人ではなく、多くの方のインタビューで同様の経験があります。」

本人の考えの中で信じ込まれている「事実」は、「実際にあったこと」と違っていようが、既にそちらが「正しい真実」なのです。



●頭で考える、口で話す、紙に書く、この順番で時間がかかるが、話し言葉、書き言葉に表現する作業も加わり、表現時に自身による再確認が可能になり、論理性が増し、記録が可能になり、さらに再現性も増す


頭の中で思いついてことって、そのまま記憶しているわけではありません。早いうちに記録しておかないと、思い出せなくなることがよくあります。

また、頭の中で考えを思いめぐらすと、どんどんあらぬ方向へ、特にネガティブなスパイラルに陥ることがよくあります

こういう時は、とにかく口で言葉に出す、といいかもしれません。自分が発した言葉を自分の耳で確認する。間違っていれば、確認できます。

さらには、自分で望ましいように言葉を組み直し、自ら発して、感じ直すこともできます


●ダンサーによる実験:身体を緊張状態に置くと言葉が厳しくなり、リラックス状態に置くと、言葉が優しくなる

これは先週

東京大学公開講座「想像力ー想像から創造へ、混沌と構造化」に参加しました

で伺った


・インスピレーション(触発):外界の刺激に触れることによって、表現のモティベーションが高まったり、新しいアイデアや作品が生まれる現象

・「他者の表現」との出会いからもたらされるインスピレーション(触発)は想像(イマジネーション)、創造(クリエーション)に大きな役割を果たす

・ダンス:周囲のダンサーの動きや音楽に触発されて、即興ダンスが生まれる 

・ストリートダンス:ダンサーは新しい踊りを発見する際に自らの失敗をうまく利用している

・ダンス競技:対戦相手を意識して、よりダイナミックな動きを試みた結果、動きの失敗が増え、その失敗が自身の動きのレパートリー外にある新しい動きを生み出すきっかけとして利用されている

・創作では他者作品の「模写」が他者表現との出会いをもたらしている

・アーティスト;他のアーティストの作品との出会いによって、認知的制約が緩和し、新しい着眼点が形成される



ヒントがいろいろありそうです





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2012年04月19日

未来の社会の夢を語る時には

東大Educe Cafe「社会とナンセンスの交差点」に行ってきました

に、


1980年代に、大企業で中央研究所が様々な研究を行っていました。

その象徴的なものが、アメリカのAT&Tのベル研究所でしょうか?

直接、本来の通信業務とは関係ない分野で、ノーベル賞クラスの研究成果がいくつも出ていました。

ところが、その後、株主に対して、予算の執行とそれに対する成果の明示、説明が求められるようになり、このような「おおらかな研究環境」は姿を消します。

そして、技術開発の中心が、大企業の中央研究所から、シリコンバレーのベンチャーへと移っていきます。

これが、「中央研究所の終焉」でしょうか?

企業が株主、投資家から集めた資金を本来業務と直接関係のない研究開発にあててよいか?仮にノーベル賞クラスの研究成果が出たとしても?

2012年の社会環境では「No」ということになるでしょうか。

企業は出資した株主、投資家へ説明できる資金の使い方をすることが大前提です

これからは、個人が「面白い!」を発想し、プロデュースする場を見つける、あるいは、創っていくことが大切かな?


と書きました。

ところが、

前田建設ファンタジー営業部×日野自動車デザイン部


「建設業に興味のない方に、建設業の技術やノウハウなど“中身”を伝えたい」多くの異業種企業から、広い分野でのコラボレーション要請が増えており、建設にとどまらない、様々なアウトプット

のような大企業の取り組みも出てきています

120216芝浦ハウス


今日は、SHIBAURA HOUSEで行われる

いま、芝浦の会社ができること 〜 新しい社会貢献のかたち(4月)清水建設編


に行きます

海に浮かぶ人工島の空中都市

月面での太陽光発電

まるでSFで描かれる未来のようなプロジェクトのお話の紹介です


・経済環境、株主への投資説明が厳しい環境になっても、技術を育み、社員に夢、モティベーションをもたらす壮大なプロジェクトが大切 

これらのプロジェクトへの研究開発費の費用対効果は、ほとんどゼロであるにもかかわらず、それに投資できる研究環境、理解を示す経営陣、株主はうらやましいものです


・まだまだ実現はずっと先のプロジェクトだが、それに向けた勉強会には産学官から、いろいろな立場の方々が参加され、実現していく要素技術も多く、特に地方大学研究者は産学連携プロジェクトを糸口に、外に出る機会を狙っている、ことがある

SFで描かれる未来のようなプロジェクトを進めていくことでも、実用化していく技術も多いようです

120419環境アイランド



このプレゼンは研究所の研究者の方々がなさいました。すなわち、研究のプロです。

学生の方々のプレゼンには「TAK」さんは寛大ですが、研究のプロのプレゼンには、少し厳しい見方をします。

夢の将来技術をプレゼンする者は、聴衆に「凄い!」と思わせられないようではダメです。「わざわざやることないじゃん」と思われてしまったのでは、「夢」を語れていません

将来技術のプレゼンを行う者は、既存の競合技術を熟知し、それに比べた優位性はしっかり述べられなければなりません

産油国の砂漠での太陽光発電プロジェクト

を「TAK」さんのブログでも紹介していますが、

月面太陽光発電のプレゼンを行う者は、砂漠での太陽「熱」発電をよく知らない、優位しっかりと説明できないようではダメ、です 

120419月面発電


プレゼンを行う者は聞かれた質問はいかに難しくても、ストレートに答えることが大切です。話を逸らしたり、はぐらかしたり、関係のない事例をあげると、自信がないことを示すことになります。わからない場合は、正直に「わからない」といった方がよいでしょう

ちょっと辛口のコメントで締めくくりますが、企業がSFで描かれる未来のようなプロジェクトを構想するようになったことは大歓迎で、今後このような傾向が増えていけば、と思います





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2012年04月17日

表現、創造、学習に関するメモランダム

Twitter、Facebookなどを通じて、毎日おびただしい量の情報が入ってきます。ある程度、定期的に整理してまとめるとよいのですが、とにかく溜りがち。

今日は2012年1月12日〜15日の情報を整理して、まとめてみます


(表現、創造、学習)
・答案というのは、情報伝達の一手段なんです。だから、自分がその問題の答えをいかに良く理解しているかを、採点者にきちんと分りやすく伝える工夫をすることが、実はとても大事

・大学での学習目標:Portability:机の上だけでな「持ち出して」使える知識Dependability:使いたいときに使える「頼れる」知識Sustainability:長持ちして作り替えが可能な知識(三宅なほみ先生) http://t.co/lEcdckeZ

・創造的な洞察やブレイクスルーを起こす(1)協同でハードワークをこなす、(2)一人で余暇時間を過ごす、(3)一人で気付きを得る、(4)再び協同作業に戻り気付き成果に繋げる、4つのステージ http://t.co/FGHJ12id

・ツイッターで積極的に発信している人達は国語力の面で一歩リード。内容はどうあれ発信していること自体に価値がある。発信する時、人は多かれ少なかれ「他者」を意識する。「他者を意識すること」こそが、国語力向上の第一歩。文章をまとめて発信するトレーニング



(キャリア)
・数学者 森田真生 http://t.co/wZFPFc1g コンピュータが過去のデータを参照して、統計的な情報に基づいて、余計なモデルを介在させずに、とにかくデータにものを言わせる

・絆だけでは日本は甦ることができない。進歩に向けて戦うことは大切。戦うことによって人は成長する。「戦う気持ち」が進歩と喜びをもたらす 宮田秀明先生 http://t.co/HKdxNAHt 

・完璧主義者は作品を発表するタイミングを逸しがち。「今」必要とされているものは、完成度を上げることばかりに捕らわれていちゃいけない。タイミング、見切りも大切。完璧は永遠に来ない

・橋渡し役は制度とすると形骸化する。気づいた、気がきいた人がインフォーマルに行うのが効果的



(生活全般)
・「こうじゃなくちゃいけない」とか、実際にそうならなかった時のストレスが大きい。あれこれ考えず成り行きにまかせて、気を楽に生きてもいい。目の前に現れたチャンスを、楽しそう!でやってみる。一回り成長した自分に気がついて、良かったと思えます http://t.co/m9pNXv3d

・自分たちで何とかしなきゃ、という発想と、すべての人に行き渡る制度や仕組みを、という発想は、いったんずれる。うまくいかなくなっているときに進化を生み出すために新しさは必要だが、社会は矛盾をかかえつつ進むしかない

・場面、状況によって、リーダーとフォロワーを使い分けられるとよい

・対面開口一番「ブス」「馬鹿」「つかえねーな」とかって言ってくるような人って、その人自身が「不細工」で「馬鹿そう」で「使えなさそう」なので、この人は普段そうやって言われてストレスたまってるから誰かに言い返したいんだろう。他人への悪口はその人自身の裏返し

・困難な場面にあっても、満たすべき使命が自分を待っていることを知っている人ほど、その状況に容易に耐えることができる。困難に巡り合った時に「しめた!」と言える人間でありたい http://t.co/hAwqdqSW 

・あなたの一番近い8人の友人を思い浮かべて下さい。 彼らが実は『あなた』なのです。. http://t.co/NnmbuqFs

・かわいいエプロンをつけて料理するとテンション上がるしもっと料理したくなるっ!ので、ファッションによって気分が簡単に変えることができるし、たとえ家であっても自分の中でお洒落を楽しむことは大事。ちょっとしたことで気分は変えることが出来る

・「いい惰性」の中に身を置くことで、能力の足りない人でも、能力以上の場所に連れて行ってもらうことができる http://t.co/kDvr6ZLa 受験校の合格率が高い理由は、なんとなく勉強という空気があって、自分もそうしなくてはいけないような気になって、それなりの勉強量をこなす

・複数の案件が同じ時間帯に重なった時は、義理よりも、役に立つか、よりも「どれが一番楽しそうか?」で決める。なお、字は同じだけれど、「どれが一番楽か?」で決めると、とんでもないことになる

・笑顔で歩いていると笑顔の人を見かける。しかめっ面で歩いていると、怒っている人を見かける。奇妙な法則。ちょっと辛くても、むっとしてても笑顔で

・「無理」って思った瞬間「無理」になるだけ。やることを前提に考え、行動すれば、大概のことはできる




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2012年04月16日

オープン・イノベーション時代における産学連携

知的財産マネジメント研究会(Smips)「オープン・イノベーション時代における産学連携」

に参加します


これまでの産学連携は

・企業が広範囲な研究を行う中央研究所を廃止し、自社製品に特化した研究開発を行うようになった

・社会の変化が急激で一社単独では研究開発のカバーが難しくなった

などの事情を背景に、大学の研究シーズと企業の商品ニーズをマッチングさせる、のが基本でした。

大学の研究シーズは、利用されぬまま、埋もれているものが多く、一方、企業側のニーズは比較的明確で、

産学連携とは研究成果を実用化するための「手段」でした


ところが、ここ数年で産学連携の様相が変わってきました

「製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで,自分は何が欲しいのかわからないものだ」

というスティーブ・ジョブスの言葉が示す通り、消費者自身が自らのニーズがよくわからない時代であり、企業もニーズが何なのか、よくわからなくなっています

イノベーションを起こしたくても、思考回路が凝り固まった自社企業内では、従来の発想領域を超えようがありません

オープン・イノベーションの時代においては、産学連携は単なる「研究成果を実用化するための手段」ではなく、

ニーズ探索、発想のオープン化も含めて、もっと幅広いものになってきました


では、お話をまとめてみます

・大学の先生が学会で使うポスターを産学連携イベントでそのまま使うと、産業界の人々はほとんど興味、関心を示さない

・産学連携イベントでは、通った人が、立ち寄って話を聞いてくれるか、素通りされるか、がポイント。ポスターよりも実物が有効

・大学の技術シーズからスタートするよりも、企業のニーズからスタートする方が産学連携がうまくいく

・大企業の研究開発担当者にとって、もっと安く、簡単にできる技術は自らにとって脅威(仕事がなくなる、これまでの投資、労力がムダ)であったりする 

・大学は一般に技術シーズ過多。うまい出会いがあれば、活用できる技術が使われないまま埋もれているケースが多い

・従来、産学連携は大学の技術シーズと企業のニーズをマッチングさせる「手段」と言われていたが、ニーズは不確かな時代には、新たなアイデア、ブレークスルーを生み出す「場」として産学連携自体が「目的化」することもあり得る

・産学連携、企業担当者にニーズをもっと明確に、問題を整理して、と言っても難しい。(できれば頼みに来ない)問題、課題が何なのか?一緒に考えることからスタート

・産学連携、日頃空いている時間には新しい技術情報の収集。いろいろな技術を自分の引き出しに持っていないと、産と学のマッチングはできない

・大学の産学連携本部、企業のニーズに合致するのが他大学技術の場合でも自大学しかつなげない。大学間の壁を超えた立場のコーディネーターが望まれる 

・産学連携を行うには、何らかの専門を足がかりにするよりも、一度、専門を捨てて、俯瞰的な、メタの立場に立つ 








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2012年04月13日

アートと科学の方程式

「アートと科学の方程式」

というセミナーを聞きに千代田アート3331

へ行きます

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千代田アート3331

は廃校になった千代田区立練成中学校をリノベーションしたもので、アートの発信拠点になっており、毎日いろいろなイベントが開催され

アーティストだけでなく、学生、サラリーマン、地域の住民など、多様な人々が集まる「場」となっております

さて、今日参加するのは「アートと科学の方程式」

アートと科学の方程式とは、どんなものでしょうか?

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・学問はワクワクするほど面白い。研究者はドキドキするほどかっこいい。学問の躍動感は伝搬する

・世界と自分の狭間にある境界のスペース、外部に出てしまっている自分、それが何かに表現される時、芸術へとつながるのではないでしょうか?

・世界と自分の境界に立ち上がる何か、内なる細胞が外の世界に無条件に反応する現象を科学的に数式化しようとする試み

・私たちが映像を見ている時の体験は視覚情報処理だけでは説明できません。映像を見ることによって、引き起こされた様々な感情や記憶も映像体験を構成しています

・映像を見ることによって引き起こされる脳の反応、脳と身体をつなぐネットワーク全体の反応は、映像を見ている「私」そのものを生み出している

・1999年5月にサハラ砂漠で発見されたSahara99555と呼ばれる隕石。これはもう、アート

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・光線に色はない(ニュートン1666)太陽光の中には様々な色を生み出す光が含まれており、プリズムを通過する際の屈折の角度の違いによって分離する 

・色彩は光と闇の中間にあり、両極が作用し合う「くもり」の中で成立する。(ゲーテ1810)

・1666年はニュートンの奇跡の年。微積分、万有引力の法則、色と光の理論、の3つの大きな発見

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・異分野をつなぐシンポジウム。単に異分野の人たちを集めて、話をさせるだけでは、さしたる創発は起こらない。創発を起こすデザイン、仕掛け、仕組み、が大切

・アートと科学の共通点。新たな世界の描き方を見出す視点

・知のメタモルフォーゼ。学術は編集されるべきなのか?

・メディアビオトープ:メディアを多様な生態系の中でデザインする


アートと科学、さらに経営を加えたものを、ゆるやかにつなぎ、また、関係性を紡ぎ出す方程式があるのではないか?何かヒントが得られた感じがします





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2012年04月10日

東大Educe Cafe「社会とナンセンスの交差点」に行ってきました

東大福武ホールで開催されたEduce Cafe「社会とナンセンスの交差点」

に行ってきました

ゲストはアートユニット「明和電機」の「代表取締役社長」土佐信道さん。「面白い!」を発想し、プロダクトにするプロセスが参考になりました。

早速出た話をまとめてみます


・まず、とにかく頭に浮かんだものを書く

・おもちゃはコストがかかってはダメ

・笑いとは、ひとの常識をずらすこと

・自分の価値観を根底からひっくり返すのは、外部からの刺激がきっかけだが、それをもとに自分を深く掘った結果として得られる

・アーティストは「自分の世界観など世の人々にわかるものか」という思いと「自分の作品、世界観を伝えたい」という、矛盾した思いがある

・分厚い階段ほど、上りやすい階段にできる可能性がある

・他人からやらされているのではなく、自分でやっていることは、挫折のしようがない

・コアラ理論:けんかせずに、争わずに生きていく。すると挫折しない

・アバンギャルド(前衛芸術):既に他者がやっていることはやらない

・芸術は不可解なエンターテイメント。わかってしまうと醒めてしまう

・漠然としたものを漠然のままにしておくと何も生まれない。アイデアにして、一歩引いて、俯瞰することで何かが生まれる


「明和電機」の「代表取締役社長」土佐信道さんはアートユニットとして、「面白い!」を発想し、プロダクトにされていましたが、世界中の大企業がこれに近い活動をしていた時期があります

将来の経営戦略を考える職業は成り立つか?


に書いたことですが、


1980年代に、大企業で中央研究所が様々な研究を行っていました。

その象徴的なものが、アメリカのAT&Tのベル研究所でしょうか?

直接、本来の通信業務とは関係ない分野で、ノーベル賞クラスの研究成果がいくつも出ていました。

ところが、その後、株主に対して、予算の執行とそれに対する成果の明示、説明が求められるようになり、このような「おおらかな研究環境」は姿を消します。

そして、技術開発の中心が、大企業の中央研究所から、シリコンバレーのベンチャーへと移っていきます。

これが、「中央研究所の終焉」でしょうか?


日本の企業でも、将来の技術、イノベーションを予測する活動をする研究所があります

こういった研究をするには、企業の中にいては難しいので、どんどん外に出て、情報を収集してくることになります

こういった研究所は、その企業の今日、明日の営業活動には、ほとんど影響を及ぼしません

また直接利益をあげません

そのため、学会等で学術的に、あるいは、メディア等で高い評価を受けることがありますが、社内ではあまり高い評価を得ることはありません

研究所員の方のキャリアパスも企業の経営層へ行くのではなく、大学等、外の研究機関へのものになります

長期的に見れば、今日、明日の営業活動だけ見た近視眼的な研究だけでなく、将来を見据えて、海外を含めた外の大学、企業から情報を収集し、将来を予測することだって大切なのですが、社内的には評価が得られません

上に書いたように、何も日本に限った話ではありません

四半期ごとに株主に収支バランスの説明が求められる状況では、企業の中にいて、将来の技術、イノベーションを予測する活動は難しいのかもしれません



企業が株主、投資家から集めた資金を本来業務と直接関係のない研究開発にあててよいか?仮にノーベル賞クラスの研究成果が出たとしても?

2012年の社会環境では「No」ということになるでしょうか。

企業は出資した株主、投資家へ説明できる資金の使い方をすることが大前提です

これからは、個人が「面白い!」を発想し、プロデュースする場を見つける、あるいは、創っていくことが大切かな?そんな気がしたカフェでした




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2012年04月05日

宿輪ゼミ「経済・金融情勢」に加え「時間の使い方と自分ブランド戦略」

東大、早稲田の大学院で、経済、金融、企業戦略などを教えている宿輪純一先生の勉強会に参加します

久し振りの宿輪ゼミ「ドルの行方と金融の流れ」

を3月中旬に書きましたが、4月の第1週は新年度の始まりの時期で勉強会、研究会は、次週以降ということが多くて、ちょっとした「閑散期」なのですが、この時期にやってくれることに感謝です

同様の状況の人が多いせいか、会場は学生、社会人で満員です

さて、今日は年度初めと言うことで「時間の使い方と自分ブランド戦略」がテーマですが、最近の「経済・金融情勢」の解説がまずあります


「経済・金融情勢」

・アメリカの景気回復と中国の経済成長減速、前者の方が強く、アメリカ株式を中心とした株高とドル高が基本的な流れの順回転

・アメリカの金融市場に最も影響を与える経済指標「雇用統計」失業率と非農業部門雇用増加数が報道されるが、後者の方が重要

・ヨーロッパはEUが欧州金融安定基金設立の欧州安定メカニズムの金融安全網を8000億ユーロに拡大を決めたため、「突然死」はなくなった、と考えられ、ひとまず危機は脱した模様 

・欧州は財務面だけでなく、スペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシャなどのユーロ参加国の競争力強化が中長期的なポイント

・3月末は日本は決算のため、海外利益確定のため、円買い

・外国為替レートは午前9時30分のレートで決まる

・国際金融は瞬時に影響が出るが、貿易は決済に時間がかかるため、影響が出るのが2〜3ヵ月後

・日本の消費税、片付けないと国債の格付けがシングルAに落ちるので、早く決着せざるを得ない

・新興国は経済成長率が高いが、海外からの資金流入により、インフレ率も高い。欧州債務危機により、金融機関が資金を引きあげたため、インフレ率が下がった 

・自動車、家電を大量に買っている国、時がGDPの伸びが高く、その後落ち着く。東南アジアからアフリカに成長源が移行するのは必至


「時間の使い方と自分ブランド戦略」

・以前「言われた仕事をきちんとする」のが大切とされ、これに変わりはないが、今後は「自分しかできない仕事、得意分野を見つけて働く」ことが大切になる 

・「自分」という商品の価値は、客観的に評価され、外部で通用する水準を超える必要がある

・経営戦略は価値創造、付加価値など、価値戦略と低コストによる価格戦略の2つ 

・組織の一員として、組織にために頑張る状況から、「あなたの価値は?」という状況になって、戸惑う人が多い

・価値の源泉は、他人との違いで、それがブランドになる

・自分自身の経営戦略、自分の強み、弱み、やりたいことは、頭の中で考えるよりも、紙に書いて、棚卸しする

・夢を描いたら、地に足が着いた目標に変換する

・他人からの評価は、自分の客観的評価において重要だが、決定は自分で行う 

・人を行動に駆り立てるのは、ワクワク感と勇気

・やってしまった後悔とやらなかった後悔、後者の方がずっと大きい

・優先順位をつけずに複数案件を進めると破綻する

・困難な挑戦は、どこかに突破口、隙間はないか?探し、「どうすればできるか?」ブレークダウンする

・やるのに最適な時期は「今」、時期尚早という人間は100年経っても時期尚早という(サッカー川淵チェアマン)

・経営資源は人、物、金、時間。生産性の向上とはコスト、時間、無駄なものの削減

・未着手のテーマは紙に書くだけでも、とにかく進む。問題、課題が意識化されるため

・トラブルはひとたび発生すると解決に時間と労力がかかる。トラブルは予防措置を十分に取り、発生させないことが大切

・お酒を飲むとその後は仕事にならない。コントロールできる場合は、お酒は仕事が終ってから。懇親会などコントロールできない場合は、早く寝て、早く起きて仕事する

・効率的に受験勉強するノウハウ、頭を使う科目と暗記科目の順番、やり方などは人生のいろいろな場面で利用できる




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2012年04月02日

スマートデザインとは?技術起点型イノベーションの限界をどう克服する?

日本知財学会デザイン・ブランド戦略分科会に参加します。

今日の講師は一橋大学大学院MBA客員教授の妹尾堅一郎先生

妹尾先生のお話は先週

ソーシャルラーニングとこれからの人材育成

で伺ったばかりですが、ベースの話は共通でも聴衆が教育関係者と知財関係者で上手に内容をチューニングするのが妹尾先生のうまいところ

今日のテーマは

デザインドリブンイノベーションの可能性〜技術起点型イノベーションの限界をどうデザイン起点で超えるか:「スマートデザイン」運動のご提案〜

「スマート」も「デザイン」も最近のキーワードですが、「スマートデザイン」とはどういうものでしょうか?早速出た話をまとめてみます


・技術で勝る日本が事業で負け続ける。80年代の成功モデルである「技術起点型モデル」に捉われているため。世界の勝ち組の多くは「事業起点型モデル」で大きな成功

・技術力を活かした事業起点、デザインドリブンイノベーション。「デザイン」を意匠から設計に概念拡張し、商品・事業設計の観点から技術を活かしていく。イノベーションモデルの組み直し、知財マネジメントの新しい工夫

・イノベーションとは社会・産業・生活などの「価値システム」の基本モデルを大きく変えること。必ずしも「技術革新」だけではない

・技術を事業につなげるには、商品形態(商品アーキテクチャ)、事業業態(ビジネスモデル)、産業生態(エコシステム)が不可欠

・技術王道(テクノロジー・ドリブン)知財創造→特許等で保護→活用、技術シーズ起点、知的創造サイクル

・事業覇道(イノベーションシナリオ・リフレクションモデル)事業構想→競争力デザイン→知財調達、リソーシング、アレンジメント、事業シナリオ起点、事業創造サイクルモデル

・デザイン=「美」×「知」

・テクノロジー(工業・技術知性)とアート(芸業・芸術完成)の融合的展開、エンジニア×アーティスト=アルチザン

・アキバ:テクノロジーとコンテンツが融合する街、ラジオ→電機→PC→コンテンツフィギュアと変貌

・非常用品、防災グッズ、普段使っていないものはいざという時使えないことがわかった、電池切れ、腐っている、など。いつも使うものを非常用にも使う、への転換

・スマート化、情報のタグ付け(ユビキタス)、ICTの利用、消費者側への機能選択権の移行、競争優位性の最適ミックス(ハードとソフトの組合せ)

・スマート化、単に機器がスマートなのではない。適時最適化(ベストは固定的ではなく、状況により変化する)、多様な選択肢があり、かつ、ユーザー側に選択権 

・スマートデザイン、日常と非日常を、これまでのORではなく、ANDでつなぐ。コンティニュイティー、シームレス、相互の変換可能性

・乾パン、ビスコが美味しくなり、おやつ、お酒のつまみになるほどに。売り上げ急増。いつも食べるものが非常食にもなる

・状況を見極めてから行動では遅過ぎる。状況を見通して、先手を打つ


ICTの利用、ICチップによるモノへの情報のタグ付け、いわゆる、ユビキタス化、などの流れを踏襲しつつ、スマートデザインとは、

・何でもかんでも、人によっては全く使わないものまで詰め込んだ、多機能化ではなく、ユーザー側に選択権をもたせ、

・震災の教訓を活かし、いざという時には使えない「非常用」ではなく、普段使っているものを非常時にも活用する「AND」の発想

というあたりがポイントかもしれません




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