2006年05月09日

ポスドクはプレイング・マネージャーを目指せ!

博士課程終了後のいわゆる、ポスドクの就職難が深刻化しています。

景気が回復して、採用はよくなっているのですが、ポスドクの就職難は解消しません。

少子化に伴う大学入学者減少による大学教員の採用減、公的研究機関の行政改革、独立法人化による採用減など、学界、官界は明るい材料は少ないようです。

では、民間企業はどうなのでしょうか?

団塊の世代の定年退職を迎え、「即戦力」はのどから手が出るほどほしいのです。

問題はポスドクが「即戦力」ではないのです。

ポスドクは通常、30少し前、あるいは30代前半の年齢です。

民間企業では研究者は単独ではなく、チームで研究に取り組んでいます。

この年代の民間企業の研究者は、

・大学、他研究機関との研究施設などコラボレーションの調整
・社内外からの必要な研究予算の調達
・研究チームに必要な人材の調達
・研究成果の事業化、実用化

など、単に研究そのものだけでなく、研究を遂行するための環境整備、も担務します。

すなわち、高度なプレーヤーであるだけではなく、プレイングマネージャーをしています。

ポスドクの中には、「研究を遂行するための環境整備」を「雑用」と軽視したり、そもそも苦手で自分の仕事ではない、と考える人もいます。

この「研究を遂行するための環境整備」ができなくては、結局、「いい研究」はできません。

ポスドクが「高度なプレーヤー」として活躍するためには、まず、「プレイングマネージャー」ができることが望まれます。


stake2id at 22:39│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives