2007年07月05日

情報インタラクション技術のデザイン「〜書く、描く、観る、聴く、触る〜」

東京大学先端科学技術研究センター設立20周年記念セミナーに参加しました。

テーマは「情報インタラクション技術のデザイン「〜書く、描く、観る、聴く、触る〜」」

講師は、知識創造活用サイクルの変革に関する研究が専攻の中小路 久美代 特任教授


コンピュータがわたしたちの日々の生活に浸透してきています。文章を書いたり、図を描いたり、映画を観たり、音楽を聴いたり、といった様々な人間の知的活動も、ソフトウェアシステムを使っておこなわれるようになってきています。

これらの人間の知的活動はコンピューターが入ってくる前と後で、劇的に変わっています。

例えば、

作文する場合、以前は下書きをして、清書しました。

絵を描く場合、下書きスケッチをして、絵の具を塗っていきました。

清書の段階で、書き間違えると、最初からやり直しです。

また、途中で気が変わることもあります。この場合もやり直しです。

可逆性がないのです。


コンピューターが入ってきて、思考しながら、知的作業を進めるようになりました。

背景の色を、赤から緑に変えると、どんな感じになるだろう?

やっぱり、この文章を入れ替えた方が、すっきりする。ここにグラフを入れた方がわかりやすい。

イベントを紹介する動画から、この部分は削除しよう。

などなど、コンピューターを操作しながら、コンピューターと人間がやり取り(インタラクション)をしながら、知的活動をすすめるようになりました。

さらに、

やっぱり前のバージョンの方がよかった

と考えれば、最初からやり直すことなく、その段階から進めることができます。


このように使えるツールによって、知的活動の方法もずいぶん変わります。

中小路 先生が言っていましたが、

「目の前にある「できること」で、人間の「したいこと」は変わります」


「〜書く、描く、観る、聴く、触る〜」の人間の知的活動が、これから、コンピューターのさらなる発達と共に、どう変わっていくのか?楽しみです。




stake2id at 22:40│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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