2009年12月08日

実は結構凄かったらしい!「ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会」

科学技術予算の仕分け作業に思うことで、


予算の仕分け作業が科学技術予算についても行われています。

女性参議院議員の○○さん、よくテレビに出てきているけれど、本当に内容を理解しているのかしら?って、余計な心配でしょうか?

仙石行政刷新大臣の「科学技術は大事だけれど、世界一でなくていい」はひどいですね。

先進諸国の模倣ならば欧米どころか、アジア諸国からも取り残されてしまいます。

科学技術予算の仕分け作業への感情的発言は控えてきましたが、ちょっと「プッツン」きました

大学の総長・学長、ノーベル受賞者から緊急の反対声明が出ていますが、忙しい彼らが急に予定を調整できるはずもなく、これは前々から予定していたのでしょう


と書きました。

そんな頃、〜ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会〜 という通知が来ました。

「あらかた、基礎研究をないがしろにしているようでは、科学技術立国日本など成り立たない」

「すぐに結果が出るものばかりに予算がつき、長期間かかり、かつ、何に役立つのか?よくはわからない基礎研究は日の目を見ない」

なんて、ことが議論されるのだろう、わざわざ行かなくても結果が見えている、と放っておきました。

ところが、

実際に参加されたnext49さんのノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会を見ていると、実は結構凄かったらしいのです。

「すばらしい!ほんと40分のグループワークの中からこのような意見が沸いたんだよ」


40名近くが参加し、多種多様な背景を持つ人が集まっていた。

所属としては、学生、ポスドク、大学教職員・旧国研職員、会社員、マスコミ。分野としては、人文系と自然科学系、医療系。年齢としては20代前半から60代まで。

この多様な面子がメーリングリスト、ブログ、Twitter経由の呼びかけで集まったのだから、ネットの情報伝達能力はあなどれない。

今回、非研究者の方と長く話さしていただいたり、同じ研究者でも大学以外の研究者の方と話させていただいたりして思ったのは、誰を相手にどういう言葉を使って話すのかというのがとても重要であるという点だった。


「科学=自然科学」ではなく「科学=獲得した知識を後世に整理した形で残していく営み」

数学者同士で書簡のやりとりをしていたおかげで、彼らの成果をさまざまな自然科学の分野で利用できる

科学者が獲得した知識を整理し出版物の形にしたからこそ、後世の人がその知識の発見者が思いもしなかった目的の下で再利用できる

「科学=自然科学」ではなく「科学=獲得した知識を後世に整理した形で残していく営み」あるいは最低限「科学=人文+自然科学」ととらえる

研究者の不安定雇用を労働問題の側面で押し出すと非正規雇用の話を持ち出され一蹴される(当然の話)

博士の民間や行政での活用や科学者キャリアパスにおける出身背景の多様性の維持を阻む重要な問題の一つは「就職における年齢差別」。別名「新卒主義」。

科学は研究者だけのものではない 。科学を発展させる方法は研究活動だけではない

研究者は「科学=研究」という図式のみで科学を語らないように常に気をつける


このようなイベントがある場合、先入観で「どうせこんな話だろう!聞く必要はない」と決め付けてしまうことは、かなり危ないことを知らされました。

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