2010年05月28日

「科学技術コミュニケーション」の役割とは?

5/28は

「テクノロジーアセスメント」セミナー

学術研究シンポジウム 国家の成長戦略として大学の研究・人材育成基盤の抜本的強化を

Creative Cafe' 「アーキテクチャシリーズ」「汚しうる美 stainable beauty」


の3つが重なりました。

どれに行こうかしら?

東大の駒場で開催される「テクノロジーアセスメント」セミナーに行くことにします。

駒場のキャンパスを歩く学生さんは、本郷に比べて明らかに年齢差を感じます。

さて、

・東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)「科学技術と社会」プログラム

・「先進技術の社会影響評価(テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」研究開発プロジェクト(I2TA)

・東京大学科学技術インタープリター養成プログラム

のそれぞれのプログラムの代表が、それぞれの活動、連携の可能性についてのイベントのようですが、「科学技術コミュニケーション」が中心テーマでした

参加者は全員で12名、そのうち5名が司会、発表者、学生さんの参加はゼロ、という少し寂しい参加者でしたが、その分、表面的な通りいっぺんの話ではなく、生々しく芯を突いた話になります。



科学技術コミュニケーションを受講した学生より、

「普段接することのない、いろいろな分野の学生と話し合ったり、グループワークができてよかった」

という意見がありました。

「ただ、それは何も科学技術コミュニケーションでなくても、文理、学部横断受講プログラムを行えばよいのではないですか?」

「学生さんのコミュニケーション能力が欠如している、という問題は、科学技術コミュニケーションに限った問題ではないでしょう」


「科学技術コミュニケーションが大切、必要」という声は関係者からしか聞こえず、研究者、市民は科学技術コミュニケーションに関心すらない。

科学技術コミュニケーターの関心は市民へ伝えることよりも、「サイエンスアゴラどうしよう?」「サイエンスカフェに人が来ない」ということ。

科学技術コミュニケーターは広く外の世界へ向かうのではなく、内輪同士で固まる傾向にある。サイエンスカフェに来る人も一部の人たちが常連化している

科学技術コミュニケーションには、イベントを行う北大流、イベントを行わない東大流、ジャーナリズムの早大流の3会派があり、それぞれが自分の会派のみが正しい、と考えている


なんか、堰を切った水が怒涛のように流れるごとく、「科学技術コミュニケーション」への問題が突きつけられます。

ただ、これを受けた科学技術インタープリター養成プログラムの方々の対応がしっかりしていました。

「ご指摘のような問題が確かにあります。そこで、「科学技術コミュニケーター」の殻を破って、いろいろなところに出向いて活動を広げています」

「実は、もやもやとしていた問題を明確にしていただき、よかったです」


さて、山積みの問題が突きつけられた形ですが、今後どうやって解決、推進していくのか?

ゆっくり見守っていくこととしましょう






stake2id at 23:57│Comments(0)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加

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1. 科学コミュニケーションへの幻想  [ ストレンジねす ]   2010年06月06日 07:53
科学コミュニケーション系のblogをブラブラ歩いていたら、面白そうな記事を見かけたので紹介と感想。

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