2011年08月18日

「学びのデザイン」はいつも発展途上の作業

東大福武ホールで開催される

Educe Cafe「ヘルシンキで始まったEmotional Journey」

に参加します

110818フィンランド


ゲストは『フィンランドで見つけた「学びのデザイン」』を書かれたユタカナのお二人(大橋裕太郎さん、大橋香奈さん)で、フィンランドのお話は

「創造性を育む場としてのミュージアム」 に参加しました

で伺っており、このブログでも紹介してます

この時は、ミュージアムがテーマで、会場も広めで講演形式でしたが、

今回は、こじんまりとしたカフェ形式で、会場からの質問にその場で答える形でインタラクティブに進めていきます

ベースは『フィンランドで見つけた「学びのデザイン」』でゲストも同じユタカナのお二人(大橋裕太郎さん、大橋香奈さん)なのですが、参加者の顔ぶれ、人数、場の設定、雰囲気が違うと、話される内容も随分変わってきます

110818EduceCafe



そこで、ここでは上記ブログでは紹介していない内容について書きます




フィンランドにはもとから、いい教育制度があった訳ではなく、市民、教育担当者が創り上げていった。だから、思い入れもある。

フィンランドの冬は長く、暗い。また、世界最高の教育水準と言われているが、不登校、ドラッグの問題もある。だからこそ、学びにより、明るく楽しい社会にしようと努力している

スクールオペラでは、移民の軋轢、魔女狩りなど、社会的に重い課題をロールプレーを取り入れ、生徒が体感できるように行っている

フィンランドでは成人教育も盛んだが、企業内ではなくアフター5で行う。資格取得に類するものと教養に関するものがあるが、後者の方が参加者が多い

フィンランドでは小学校で第2外国語まで学ぶが、理科は週1時間だけ。公的教育は実は豊かなインフォーマルな教育の上に成り立っており、例えば、この公的教育をそのまま日本に導入したら破綻する

フィンランドはロシアとドイツというヨーロッパの大国にはさまれ、独立からまだ100年も経っていない、という地政学上の事情から、母国語の他に小学校から英語、ロシア語、ドイツ語を学ばざるを得なかった

デザインは終わりのない作業。ベストセラーの商品も変わらないようで、実は少しずつ変えている。フィンランドの高い教育水準は通過点で、社会、教育のデザインは続いている






さて、大橋裕太郎さん、大橋香奈さんご夫妻の講演なのですが、どちらがリードするというのではなく、テーマ、質問への答えによって、適宜お二人が対応されます。

その二人の役割分担が、自然、スムーズというよりも、二人で見つめあい、語り合い、ちょっとぎこちなさを持ちつつ、行われます。その、ほんわりした雰囲気が会場を何とも言えない、優しい雰囲気にします


さて、大橋裕太郎さん、大橋香奈さんご夫妻は9月にはフィンランドに戻られます

まだ、講演を聞いていない方は、

フィンランドで見つけた「学びのデザイン」 workshop「学び」は自分でデザインできる 8月30日(火) 19:00〜(開場18:30)

がありますので、お見逃しないように










stake2id at 11:25│Comments(0)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加

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1. フィンランドの学び  [ It's a beautiful noise ]   2011年09月02日 09:30
 フィンランドという国は私にとってほとんど馴染みがありません。先進国の学生を対象

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