2012年12月11日

公開研究会「Ba Design Lab」に参加しました

公開研究会「Ba Design Lab」

という案内が来ました

テーマは「苅宿俊文のつくり方」

121211場1



ゲストに青山学院大学の苅宿俊文先生をお迎えします。

苅宿先生は、現在では「ワークショップデザイナー育成プログラム」や「NPO法人学習環境デザイン工房」などの実践に取り組むワークショップやコミュニケーションの場作りの専門家として知られていますが、実はその実践のルーツは「特別支援学級での教員経験」や「コンピューターを使用した図工の授業実践」など、18年間にわたる小学校での教員時代までさかのぼります。

今回の研究会では、苅宿先生のこれまでの実践の歩みをまとめた「苅宿年表」をもとにしながら、現在に至るまでの実践の変遷や、その背後にあるワークショップデザインやファシリテーションにおける考え方や技術の変化を辿ります。その上で質疑応答やディスカッションを通して、私たちのワークショップ実践をよりよいものにするための知恵を学び取れる時間にできればと思います。


青山学院大学の苅宿俊文先生のワークショップ、講演には何回か参加したことがあり、その様子は、

「学びのこれからを考える〜5つのキーワード〜」に参加しました

「ワークショップで社会が変わる シンポジウム」に参加しました

ワークショップ手法を取り入れた懇親会

に書いています

今日はどんなお話が聞けるのかしら?楽しみです

12/7(金)という、忘年会、クリスマスパーティーたけなわの時期なのに、会場は満員、さらに応募者の抽選があったそうです


121211場2

まず、苅宿先生のお話です

・方法論がほしい、と言われるが、方法だけだと、すぐに陳腐化

・方法の上位概念の目的とセットにすると、状況に応じて自分の中に蓄積したものを活かせるようになる

・「教えなければ学べない」「教わらないと学べない」という呪縛からの解放、学びの解きほぐし

「先生、こんなペースでやっていては、とても時間内には終わりませんよ」

先生と学生さんのやり取りが、絶妙です

121211ハッピ


ここで、説明は一時中断し、参加者全員のワークショップで、ハッピを来ます

このハッピは襟の色、袖の色、背の色、などが何種類かあり、「襟の色、袖の色が同じ人」

のようなルールで取りあえず、4〜5人のグループを作り、15分くらい話すセッションを何回か行います

最初から歓談だと、まず、知っている人とお話して、その人の紹介で、どなたか、というプロセスですが、

この方式だと、知っている人が少なくても、とにかく安心です

・コミュニケーションをとる「きっかけ」を仕掛けておく。自分で解決できないで、他人に聞く仕掛けにより、コミュニケーションが生まれる

ワークショップには、こういった仕掛けが欠かせません


・学校教育は同じ学年、同じ学力レベル、など、学習者を同質化させている。その社会以外の考え方への対応は難しい

・多様な人々が参加して、コミュニティー形成と学習を同時に進める。知識を蓄積するだけでなく、異なる人々と意味を生成する

・正解と納得解は違う

・周囲の人々から質問を受けることにより、新しいものを創り出す

・教えてもらえるんじゃない!鑑賞者になって味わう

・面白いことを一緒にやると楽しい

・自分の得意技を作ることから、オリジナルな価値が生まれる

・自分の過去の記録を活用して、 自分が成長したことを確認する

・「なぜ勉強するのか?」と質問すると、「将来役に立つ」「人に役に立つ」という回答がおおい。しかし、今面白くないと学べない

・小学校の授業に大学生(大人に近いお兄さんお姉さん)を入れると、うまく進む

・逆から見ると、全く違って見える、ことがある

・様々なコミュニティーに重複して参加する

・経済的自立のためのコミュニティーと社会的自立のためのコミュニティーとは異なることが多い

・ワークショップに入り込めない人と取り込むには、どういう仕掛、工夫、役割などを考える

・自分のことを「自分」が話すのではなく、自分から少し離れた、もうひとりの自分が「自分」を見ながら話す 

・一見役に立たないと思われていたことが、自分の中でつながっていくと、「学び」につながる

・混沌のままの自分をさらけ出す場合と、すこしわかりやすく、整理した自分を出す場合がある 

・事実を見たときに、その事実だけでなく、それにつながる上位概念を見つける

・自分の経験を自分の言葉で語ることをデザインする 

121211場3


さて、質問タイムです。先生が参加者の前で質問を受けるのではなく、

先生が「ヤドカリ」のように、各テーブルに赴き、質問に答えます

「場」創り、のヒントがたくさんありました。早速使ってみましょう




stake2id at 20:45│Comments(0)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

ワークショップの公開研究会 Ba Design Lab 「苅宿俊文のつくり方」に参加して考えたこと。ワークショップを通じたコミュニティ形成と意味形成を開発プロジェクトで実践すること。共同体自治で実践すること。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives