2013年03月11日

麻薬、地雷の探知に昆虫センサーが有効?

今月も

知的財産マネジメント研究会(Smips)

に参加します。

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ただ、年度末、学年末のせいか、今月は参加者がちょっと少な目

また、今年の活動を総括し、次年度の活動計画、という内容で、新しい話題は少ない中、

ライセンス・アソシエイト・分科会では、東大先端技術研究所の神崎亮平教授の研究室の超高性能匂いセンサーのお話がありました。


異種受容体の遺伝子導入による匂い選択性の改変

カイコガへの遺伝子導入により、目的の物質の匂いに特異的に反応するカイコガの作成に成功

用途:爆薬センサー、麻薬センサー、危険物センサー


ということです

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麻薬の探知、災害現場での生存者発見などに、嗅覚の良い、犬が使われますが、訓練に時間がかかり、犬にとってかなりのストレス、移動に制限、数に制限、があります。

犬の代わりに、センサーを埋め込んだカイコガを大量に作成できれば、飛躍的な改善が期待されます

このように昆虫は、人間にはマネのできない、いろいろな特性を持っています。

ところが、いろいろな動物、植物の特性が利用される中で、昆虫の特性はこれまで、あまり注目されてきませんでした。

昆虫の特性に目を向け、活用することで、どのような世界が開けるのか?楽しみです。

なお、神崎亮平先生の昆虫のセンサー、特性に関する研究については、

昆虫のメカニズムから学ぼう!

に書いていますので、抜粋して、掲載します。



昆虫の価値が見直されています。といってもデパートの虫コーナーの値札ではありません。極小のナノ技術や バイオテクノロジーの研究者からです。

地球の動物の中で、最も多様な種がある昆虫は、数億年の歴史を生き抜いてきました。小さなからだの 中に簡素ながら、合理的なシステムを身につけてきたからです。

それなら、人間も昆虫パワーの仕組みや 知恵を学びましょう。

汚いところでも卵を産んで育てるハエは、卵や幼虫を病原菌から守るための抗菌物質を持っています。

天蚕と呼ばれるヤママユガの幼虫が越冬するための休眠ホルモンは、動物のがん細胞の増殖を抑える効果を持っていることがわかりました。

いま、こうした物質を抽出して薬にする研究が進んでいます。

エネルギー分野で期待されるのはシロアリです。木材を食べる害虫ですが、木材を分解して糖分を得る仕組みは、木くずなどからエタノールを作るバイオマス燃料の手助けになります。

ファーブルは「昆虫記」のなかで、オオクジャクガのメスにオスが引き寄せられる様子を観察し、何が 媒介しているのか確かめようとしています。いまではフェロモンという分泌物と判明、それに反応するメカニズムもわかってきました。

ゴキブリの逃げ足が速いのは、脳の指令を待たずにからだを動かす仕組みを持っているからです。それは危険を素早く察知して回避する技術として、自動車などに応用できるかもしれません。





stake2id at 14:48│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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