2016年07月30日

東大ischool、イノベーションを起こし、実践するパスとは?

東大ischool「Innovation Path」横田幸信

という案内が来ました。

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2009年秋からスタートしたi.schoolも9年目を迎え、i.schoolディレクターの横田幸信さんがイノベーション創出のマネジメントに関する書籍「INNOVATION PATH イノベーションパス:成果を出すイノベーション・プロジェクトの進め方」を出版され、

新市場を生み出すような新製品・サービス・ビジネスのアイデアを創出し実現するための「イノベーション・プロジェクト」の進め方について書かれ、

アイデア創出方法の紹介だけに終わらず、「破壊的イノベーション」から「ブルーオーシャン戦略」、「デザインシンキング」などのこれまでのイノベーション・マネジメント手法の全体観と要点を踏まえた上で、創出から実現に向けた実践論を解説していくところに特徴があります。

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さて、東京大学i.school

は、



i.schoolが目指すのは、これまで世界に存在せず、誰も生み出しえなかった、新しい答えを創り出す人材の育成です。

分野・領域の枠を越えて、横断的・統合的な視野を持つ。論理的な思考の先に、クリエイティビティを羽ばたかせ、いままでにない発想を産み出す。

人間中心に考え、人間の幸福を見据えて行動する。

イノベーション ?-画期的な価値の創出につながる新しい変化 ?-を創り出す人間こそ、 21世紀の行政・産業・学術をリードする人間になる。

i.schoolはそう考えています。


という考えのもとに運営されています

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東京大学i.schoolのシンポジウム、イベントは、

東大イノベーション・サマープログラム五月祭企画に行ってきました

「人間中心イノベーション」は結果として現れるもの

東大i.schoolセミナー「理解を価値に変える」

東大ischool冬のシンポジウム「新興国からはじまるグローバルイノベーション」に行ってきました

東大i-school 春のシンポジウム「イノベーションは学びのプロセス」に参加しました

「ビジネスデザイナーの時代?デザイン思考をどう実践するか」に参加しました

東大ischool innotalk「Design thinking」ドイツの事例より

のように参加しています。

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パーティーも何回か開催され、その様子は、

東大iclubプロジェクトが同時並列的に進行中、どんなイノベーションが生まれるのか?

プロジェクトが同時並列的に進むと大きなイノベーションが起こる:Dry Food Cafeオープニングパーティに参加しました

Oops!(おっと、しまった!そんなはずじゃ)オープニング・パーティーに参加しました

東大iclub経過報告会&試食会「新しいなまり節、いまどうなってる?」に参加しました

東大i.school studioオープニング・パーティーに参加しました

に書いたのですが、

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「イノベーションの学校」東京大学i.school関連の活動で、いつも感心するのが、

・MOT(技術経営)、デザイン思考などは、通常、工学系の学生、社会人が中心だが、東京大学i.schoolでは、工学系だけでなく、法、文、医学系学生、さらに美大、他大学学生など多彩な人々を巻き込んでいる

・アイデアだけでなく、ビジネスプランを実行するところまで持って行ってしまう

・活動が東大内で完結することなく、どこかで根を下ろした活動が始まる

・複数の団体とのコラボレーションが同時並行的に起きている

ことでしょうか?

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学校では先生、専門家、経営者などから知識、経験を学んだり、参加者同士のグループワークにより、調査、話し合い、プランの作成、プレゼンテーションなどを行います。

それぞれが大変有意義なのですが、そのほとんどが「大変ためになった」と学校内で完結してしまいます。

ビジネスに活かすために参加している社会人学生も、決して例外ではなく、せっかくの学びが学校内で完結してしまっています。

スタンフォード大学ではグループワークで考え付いたビジネスプランを実行して、年商数億のビジネスになる、ということもあるようですが、日本ではあまり聞きません。

学校内で完結させずに、どこかで活動を行うためには、誰か、とのコラボが必要になります。

それも「足し算」ではなく、「掛け算」であることが大切です。


さて、今日伺ったお話は、これまでの考え方、手法を体系的にまとめたものでありながら、整理していくプロセスで、新たな視点が生まれたりしています。

まだ消化しきれていないのですが、取りあえず、出たお話をまとめます。

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ビジネス×デザイン×エンジニアリングの人たちの共通言語をつくる

頭を空っぽにして、「その次」を考える余白

5,10年先のプロダクトは、今やらないと間に合わない

イノベーションは理論×実践が大切

イノベーションに関わる人は物理出身が多い。数字の信頼性(どこまで信じることができて、どこから不適切か?)がわかっている

「イノベーション」と言われるアイデアには、技術革新性は低いにもかかわらず、価値の革新性が高いものが多い

目的意思をもった創造性、他者と協調し、価値を高める

持続的イノベーションと破壊的イノベーション、破壊的イノベーションにも、劣位の製品技術が顧客ニーズに達する、ローエンド型と、全く新しい市場を開拓する新市場型がある

デザイン思考は、実は持続的イノベーション。人々が期待するのは、新市場型破壊的イノベーション

これからは、技術ドリブンで新市場型破壊的イノベーション。人間中心の考え方、方法論が有効

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まだ市場がない状況で、機会を見出し、その機会にアイデアを提案し、顧客を想定して、市場を開拓していく

デザイナーが扱う問題には、輪郭が明瞭な問題と、不明瞭な問題があるが、そのほとんどが不明瞭な問題

フィールド観察に始まる、ユーザーに共感、早い時期のプロトタイプ

数字になっていない、不明瞭は事象をどう扱う

新しい価値を付与、提案し、既存市場での競争ではなく、新しい市場を創る

論理思考よりも創造思考

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デザイン潮流とビジネス潮流がイノベーション・マネジメント

アイデアを生み出し、実現し(MOT)、拡大する(MBA)

よいアイデアを創出・選抜できる創造性、プロセスの設計と管理ができるマネジメント力

産業界におけるイノベーション・マネジメントでは、プロセスの設計と管理が最も遅れている

大体できたらOK、ではなく、徹底的にやり抜いてみる

今はないものをイメージし、シミュレーションしてみる

セルフマネジメントのためのメタ認知

「統一理論」はない。分解、統合して使う

「枠組み」と「コンテンツ」を意識して学ぶ









stake2id at 21:14│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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