2016年11月20日

慶應義塾大学SFCオープン・リサーチ・フォーラム2016に行ってきました

慶應義塾大学SFCオープン・リサーチ・フォーラム2016

という案内が来ました。

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社会で生まれる問題にたいして、SFCでは常に新たな知が孵っています。

その知を社会へ還し、知の力が社会を変えることで、そこにまた新たな問題が生まれ、次の新たな知が孵る。

この切れ目ない創発の力を持続するために、SFC自体も常に変化しています。社会とキャンパスの共進化を皆様にご覧いただき、より高いレベルの「かえる」を実現します。

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ここ2年ほどこのオープン・リサーチ・フォーラムには、参加しており、その様子は、

慶應義塾大学SFCオープン・リサーチ・フォーラム2015に行ってきました

慶應義塾大学SFCオープン・リサーチ・フォーラムに行ってきました

に書いています。

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(1)大学のキャンパスではなく、東京ミッドタウンのオープンホールで開催

慶應義塾大学SFCがある湘南藤沢キャンパスまで行くのは遠いのですが、六本木の東京ミッドタウンで開催します。

また、大学での開催では、基本的に研究室ごとに行うので、参加者は各研究室に入っていくことになるのですが、

ここではオープンホールに各研究室のブースがオープンな形で設置されます。研究室の入っていくのではなく、各研究室がオープンにさらされます。

各研究室にこもってしまうのではなく、オープンな場に研究ブース、説明員を配置する、という、場のデザインは、この場には適しています。

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(2)テーマが人文・社会科学から工学、医学まで幅広い

テーマが専門的なものばかりで、自分がなじみのないものが並ぶと、なかなか入っていけません。

でも、このオープン・リサーチ・フォーラムでは、テーマが人文・社会科学から工学、医学まで幅広く、

かつ、専門的に掘り下げるだけでなく、社会に適用するものが多いので、関心を持つテーマが必ずいくつかあります。

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(3)講演もあるのだけれど、研究ブースを回る方が面白い

このオープン・リサーチ・フォーラムでは、竹中平蔵先生らの講演、パネルディスカッションがあります。

以前は、

キャリア支援の現場から「40歳定年」を考える

など講演に参加して、有意義なお話を伺いました。

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ただ、このオープン・リサーチ・フォーラムでは、上に書いたように、各ブースを回って学生さんたちの説明を伺うことができます。

若い研究者と直接対話しながら、いろいろな最先端のテーマを見る方がずっと楽しそうです

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さて、最初にこのオープン・リサーチ・フォーラムに参加したのが6年前の2008年です。

その時の参加記

異分野の融合ではなく衝突?


私たちは、「極端なるもの(エクストリーム)」を目指すことを宣言した。

私たちは、「極端なるもの」がぶつかり合うことによって、何が生まれるか…という実験を試みたい。

異分野同志は通常は交わり合うこともないのかもしれない。

もし、交わり合うことがあるとして、いきなり融合するのではなく、まずは激しく「衝突」するのではないか?

激しく衝突して、砕け散り、一部は消え去り、一部は再度衝突して、ある部分で融合が起きるかもしれない。

衝突によって、消えゆくものは何か。残るものは何か。衝突という創造行為をつうじて、私たちは、「破片」と「部品」を見極めるのだ。

この実験で、私たちは、いま一度、みずからの能力や可能性を知ることになる。変化の激しい時代を生き抜くための、逞しさと繊細さを獲得するために、これは、避けることのできない衝突である

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この文章を読みながら、考えました。

私たちは知らず知らずに「衝突」を避けてきたし、避けているのかもしれません。

無用な衝突はエネルギーのムダ、養老猛氏の「バカの壁」ではないけれど、言ってもわからない人間に言っても仕方ない、と。

これは、おおむね当たっているのでは、と思います。

世の中には二人として同じ人間はいないのだから、考えは人毎に異なります。

その異なる部分について、いちいち衝突していたら、とても生活していけません。

むしろ、その中から、わかりあえる部分、共通している部分を見つけていく、作業をしているのでしょう。

でも、時として、思いっきり衝突したって、いいんではないか?

衝突から、新しい何かが、生み出されるかもしれない?


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この頃の異分野が激しく「衝突」するフェーズは過ぎて、「融合」から新しい価値を生み出し、それを社会に実装し、さらにフィードバックをもらうフェーズに推移してきたのかもしれません。

「最先端の研究」と書きましたが、「技術的に最先端の尖った研究」というよりも、「研究を社会に実装する最先端」という感がしました。

衝突によるエネルギーのロスは少なくなるけれど、予定調和で小さくまとまってしまうリスクもあります。

これを打開しようとしたのが、従来型の「見る」「聞く」から、身体を介在させた「創る」「体験する」への発展かもしれません。

今後の展開が楽しみです。




stake2id at 21:56│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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