2017年02月28日

大学院生になる人のための指南書

4月から大学院生になる人も多いかと思いますが、

向後千春先生の

院ゼミコラム

が大変参考になるので、紹介します。

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1. 自分のWebサイトを持つ

2. 2年間は優先順位を変える

3. ゼミに出ることは息継ぎのようなもの

4. 統計分析の腕を磨いておく

5. 自分のスキルを磨いておく

6. 研究会に参加したら何をするのか?

7. 研究にはあなたの世界観が現れてしまう

8. 研究のための学術書の読み方

9. 指導教員はあなたの研究を覚えていない

とありますが、

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このうち、

1. 自分のWebサイトを持つ

2. 2年間は優先順位を変える

6. 研究会に参加したら何をするのか?

7. 研究にはあなたの世界観が現れてしまう

について、「TAK」さんの考えを交えつつ、考えていきます。

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1. 自分のWebサイトを持つ


研究者サイトは,mixiやfacebookのようなソーシャルネットとは趣旨が違う.研究者としての自分の活動を記録し,研究成果を社会に公開することにより,研究者としての義務を果たすというのが,こうしたサイトの目的

研究者がブログを書いていれば,どのようなきっかけでこの研究を始めたのかということも書いてあるかもしれない.今,どんな研究アイデアを暖めているのかということも書いてあるかもしれない.


「TAK」さんも、

リーダーのためのキャリア・デザイン・カフェ コミュニケーション、コーチング、リーダーシップをベースにあなたとキャリア・デザインを考えるカフェ

創造とコミュニケーションの実践 産学官プロデューサー「TAKさん」の奮戦日記

の2つのサイトを持っていますが、自分の活動、考えを記録するサイトの重要性は言うまでもありません。

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2. 2年間は優先順位を変える


人は忙しい.職場でも,家庭でも,たくさんの役割と仕事が与えられている.そしてそれをこなさなければいけない.しかし,この2年間だけは,その優先順位を変えてみる.つまり,研究を第一の優先順位にしてみる.

研究を第一順位にするということは,単に,他の役割や仕事よりも研究を優先するということではない.常に研究のことを考えているということだ.職場にいても,家庭にいても,電車に乗っていても,出張に出ていても,常に研究のことを考えている


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社会人大学院、仕事と勉強・研究の両立は?




「仕事と勉強・研究って、どう両立させればいいですか?」

結論から言うと、仕事と勉強・研究の両立は不可能、ということです。

では、みんなどうしているのか?と言うと、すべてに全力投球するのではなく、ここ一番だけ全力投球し、あとは、そこそこで対応する、折り合いをつける、ということでしょうか?


と書きました。特に社会人大学院生の方は心していただきたいところです。

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6. 研究会に参加したら何をするのか?


研究会は,いまやっている自分の研究を進展させるために参加するものだ.勉強するためではない.そう考えると,目の前で発表されている研究が宝の山に見えてくる


研究もビジネスも、幅を広げ、継続させ、キャリアを切り拓くのは、人のネットワーク


研究の幅を広げ、継続させ、キャリアを切り拓くには、研究、勉強と並行的に人のネットワークを構築していくことが大切。

ひとりで研究するよりも、プロジェクトに参加して研究すると、テーマも広がり、人のネットワークも構築でき、キャリアの可能性も広がる。

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国際シンポジウム、ワークショップ、できる限り参加する。「聞き」に行くよりも、発表する。発表すると、覚えてもらえる。プレゼンは「読む」のでなく、「話す」。自分の魅力をアピールする。自然なリズムで話す。自信を持つこと。アイコンタクトが大切。

学会、シンポジウムで、ネットワークをつくるには、興味のある発表に質問する、懇親会にも参加する。

学会は最先端の研究を知るためだけでなく、人のネットワークをアップグレード、再確認するため

仕事を楽しむ、キャリアを柔軟にとらえる、情熱をもって、それをアピールする。のめり込んで仕事をするのに情熱がないと、つらい。

他の人々に話すと、自分の考えが整理でき、理解が進み、思いがけない切り口から、進展することがある。

自分の国以外の人の考え方に触れると、自分も変わっていく。人は交流し、シェアすることが大切。

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ポイントは、

研究もビジネスも、幅を広げ、継続させ、キャリアを切り拓くのは、人のネットワーク


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7. 研究にはあなたの世界観が現れてしまう


研究するということは,あなた自身が問われるということにほかならない.研究というのは,誰かに頼まれてやるわけでもないし,ましてや,お金をもらうためにやる仕事でもない.ただ,自分がこのことを知りたい,そして,もしそれがわかったら,誰かの役に立つかも知れないということを動機づけとして行う行為だ.

だから,必然的に,研究には,あなた自身が世界についてどう考えているのかということが現れてきてしまう.

研究をやるということは自由意思でそれをやるということだ.だから,あなた自身が研究に現れる.それは隠しようのないことだ.

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研究を道具的に使うと,それは研究ではなくなる.「道具的に使う」ということは,研究を何か別の目的の手段とすることだ.たとえば,研究を名声を得るための手段としたり,地位を得るための手段としたりすることだ.

それと同じように,研究を修士号や博士号を獲得するための手段としたとたんに,あなたがやっていることは研究ではなくなる.「どのような研究にすれば,修士論文になりますか?」とあなたが質問した途端,それは研究ではなくなる


これについては、大切なことですが、まだそれほど考えていないので、「TAK」さん自身の考えを整理します。




stake2id at 19:46│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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