2018年03月20日

イノベーションは製品、サービスから組織、社会へ

東大i.school/JSICシンポジウム〜みんなで考える、日本企業におけるイノベーションの方法論〜

という案内が来ました。

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東大i.schoolの人間中心イノベーションのお話は、

東大ischool、イノベーションを起こし、実践するパスとは?

人間中心イノベーションは、意図的に起こすよりも、結果として起きている

などに書いてあります。

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さて、イノベーションの必要性が叫ばれて久しいのですが、その必要性が製品、サービスから組織、社会へ移行してきました。

破壊的イノベーション、新たな成長事業をどのように生み出すのか




イノベーションのジレンマ、破壊的なイノベーションの指摘は、世界中に大きな影響を及ぼしました。

ただ、そうである一方、世界中の大企業が、それにうまく対応できていないのも現実です。

さて、伺ったお話のベースは上記のとおりですが、今日いただいたポイントは、

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・R&Dは主に技術開発にフォーカスし、マネジメントにはフォーカスしない。イノベーションのカギはマネジメントにある。

・理論は実用的でない、と言われるが、原因と結果を結びつけるもの、マネジメントには有効。

・イノベーションには3種類ある。1.破壊的イノベーション、2.成長的イノベーション、3.競争イノベーション。経済的効率は3>2>1の順であるため、破壊的イノベーションを起こすのが難しい


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スプツニ子!さん×落合陽一さん×池内与志穂さん、価値創造デザインが拓く未来とは?




「自動運転×建築」がテーマになりました。

「建築物」は固定され、人々がそこへ訪ねていく、と考えられています。

でも、「建築物」が移動して、人々のところに来て、そのサービスを提供してくれたほうが便利な場合も多そうです。


「人々はスクリュー・ドライバーが欲しいのではなく、壁に穴があけたい、のである。」

のように既成概念を外して、ユーザーのニーズを満たすことに注目すると、異なる形のサービスが生まれます。

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このように、製品、サービスのイノベーションは始まり、ある程度ですが普及し、事例も積み重ねられてきていますが、組織、社会のイノベーションとなると、まだまだの感があります。


東大i.schoolのような、デザイン志向型のプログラムに参加する、企業派遣、私費の社会人も増えてきました。

プログラムにおいて、大きな啓発を受けるのですが、企業、特に大企業に戻ると、そのイノベーションを実行しようとしても、うまくいかず、

元のさやに納まってしまう、という例が多い感がします。

トップダウンとボトムアップ、さらにはミドルを加えた試みが始まっており、今後の展開が楽しみなところです。

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いくつか、組織、社会のイノベーションにつながりそうな事例としては、

東大ischool発プロジェクトMaru「スケールアウトイノベーション・セミナー」仲間でやると質の向上が速い


東大ischool発のプロジェクトMaru「スケールアウトイノベーション・セミナー」に参加しました

で紹介した「スケールアウト」

人手、資金が十分ではない状況で、小さなプロジェクトが同時並列的に進むと大きなイノベーションが起こる可能性がある

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トランジション(変遷)・マネジメントはイノベーションを超えるか?


社会が変革するには、イノベーションが不可欠ですが、そのイノベーションだけに着目するのではなく、
もっと社会システム全体の構造的変化を見るのが、トランジションです。

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一般的には、

(1)社会システムに問題があることが認識されていた。しかし、一部の認識にとどまり、社会的なムーブメントにはなっていなかった。

(2)インパクトがある大きな事件が勃発

(3)それを契機に大きなムーブメントが起こり、社会システム全体が変化する

となるでしょうか。


もう少し、見守ることとします。






stake2id at 20:06│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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