2018年06月10日

新しい動きは中心よりも周辺から始まる、工学とデザイン視点の融合による価値創造

東大駒場リサーチキャンパス公開2018

という案内が来ました。

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東大駒場リサーチキャンパス公開2016に行ってきました




東大駒場リサーチキャンパスには、生産技術研究所と先端科学技術研究センターがあります

東大の中心である本郷キャンパスから、離れた場所で、自由な雰囲気で研究するのが特徴です。

このふたつの組織が同じ敷地内にあり、同日にイベントを行うことで、いい意味でも悪い意味でも、お互いが影響しあうようになっているのでしょう。


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この、東大の中心の本郷キャンパスから離れた、東大駒場リサーチキャンパスのさらに外れにS棟があります。

最近この外れのS棟から、新たな面白い動きが起きています。

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そのひとつが、工学とデザイン視点の融合による価値創造

工学とデザイン視点の融合による価値創造

価値創造デザインフォーラム「工学とデザイン視点の融合による価値創造」


東京大学生産技術研究所(IIS)は、「工学とデザイン視点の融合による価値創造」をコンセプトとする取り組み『価値創造デザイン(Design-Led X)』を推進しています。

英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)と共同でデザインラボ(RCA-IIS Tokyo Design Lab)を発足させ、これまでにマイクロラボ、展示会、ワークショップなどの活動を行って参りました。


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豊かさを提供するためには、優れた技術だけでなく、デザイン視点を取り込み、新たな価値を創造することが大切です。

高度な技術を駆使しても、ニーズに合わなければ、ユーザーには受け入れてもらえません。

ニーズに合っていても、ありふれた技術では、新たな価値は提供できません。

技術が世界中に拡散するスピードが速くなった今日、イノベーションを起こすための重要なカギは、「人に豊かさをもたらすデザイン」

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「デザイン」にも、いろいろな定義がありますが、ここでの「デザイン」とは、

先端研究の場でデザインが果たす新しい役割〜プロトタイピングが開く未来


デザインは単なるスタイリングではなく、人と人工物とのあらゆる関わりを計画し、統合的に幸福な体験を実現するための技術になりました。

研究の場においても、新しい技術がもたらす価値を共有し、様々な人材を巻き込み、社会に対して未来の姿を訴えてゆくために、デザインが大きな役割を果たすようになりつつあります。

という感じでしょうか。

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「工学とデザイン視点の融合」

科学・技術と創造・芸術。

「実験」。専門分野と文化の隔たりを超え、両者が繰り広げてきた「実験」とは何かを見つめ合い、学び合う機会です。

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アートとサイエンス、アートとテクノロジー、芸術と科学・技術

これらは対極というよりも、交わりなどない、別次元のもの、と考えられます。

アート、芸術に必要なものが想像と創造、イメージングとクリエイティビティー

真理を探究する科学、探究した真理を社会に適用する科学・技術にも想像と創造、イメージングとクリエイティビティーが欠かせません

実は、芸術と科学・技術は相性がよくて、違う視点からの相乗作用があります。

さらに共通しているのが、コンピューター、インターネット、デジタル技術の利用でしょうか

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科学・技術については、言うまでもありませんが、アート、芸術においても、デジタルアート、メディアアートの展開にめざましいものがあります。

芸術と科学・技術、これらは常に変化、進化していきます。あるいは変化、進化があることが本質だったりします。

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新しい手法、技術をどう取り入れていくか?

単なる変化、進化だけでなく、忘れられていた概念、価値観を掘り起こしたりもします。

科学は常に真理の探究を続けますが、技術、芸術はスタート、普及には社会、時代とのタイミングが重要だったりします。

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「TAK」さん自身、工学者ですが、科学系、工学系の人には、いくつか特徴があります。

・自分がやりたいことをやってしまう。

社会のニーズは感じつつも、自分がやりたいことを優先。技術、社会の進歩を取り入れるのは得意。

・現在の状況、データの分析に集中する。

過去を振り返りつつ、未来を見つめつつ、現在を分析するのがよさそうです。

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異分野の融合、と言いますが、融合はそんなに簡単ではありません。

デザイン系と研究系では、考え方、ライフスタイル、使う言葉、同じ言葉であっても、言葉の定義が違います。

何回かミーティングをしたくらいでは、簡単にはこのギャップは埋まりません。

無理に相手に合わせようとしても、うまくいくものではありません。

こんな時に、きっかけとなるのが、人と人の交流だったりします。

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異分野の融合は、完全にオープンな形で、行われるものではありません。

完全にオープンにすると、内容が薄くなり、良質なものは得られません。

そうではなく、セミオープンで、少人数で、回数を重ねることにより、内容が濃い、良質のものが得られるようです。

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今後の、「工学とデザイン視点の融合による価値創造」が楽しみです。



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