2018年12月06日

細分化した学問のデザインによる融合

第4回価値創造デザインフォーラム「もしかする未来」

を聞きながら、考えたことを書きます。

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豊かさを提供するためには、優れた技術だけでなく、デザイン視点を取り込み、新たな価値を創造することが大切です。

高度な技術を駆使しても、ニーズに合わなければ、ユーザーには受け入れてもらえません。

ニーズに合っていても、ありふれた技術では、新たな価値は提供できません。

技術が世界中に拡散するスピードが速くなった今日、イノベーションを起こすための重要なカギは、「人に豊かさをもたらすデザイン」

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工学に限らず、学問は専門性を追求していくと、自然に細分化していきます。

一方で、イノベーションを起こす前提として、他分野の融合が必要と言われます。

この、他分野の融合を必然的に起こす手段が、デザインと考えられます。

デザインの定義は、使われる場面、分野、あるいは時代、社会と共に、変化しています。

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この場合のデザインは、

先端研究の場でデザインが果たす新しい役割〜プロトタイピングが開く未来



デザインは単なるスタイリングではなく、人と人工物とのあらゆる関わりを計画し、統合的に幸福な体験を実現するための技術になりました。

研究の場においても、新しい技術がもたらす価値を共有し、様々な人材を巻き込み、社会に対して未来の姿を訴えてゆくために、デザインが大きな役割を果たすようになりつつあります。


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共創エコシステムの形成、次世代アントレプレナー育成

デザイン思考、シリコンバレーIDEOの事例より


欧米を中心に新たな価値、体験を生み出すためのデザインがより重要になってきています。

変化が激しい時代におけるデザインの役割、「技術イノベーションをいかに人間的にするかの方法」、「デザインとビジネス戦略を繋げる」、「インタラクティブなコミュニケーションや商品をデザインするためのメソッド」「デザインとビジネスを融合する」「ユーザー価値と経済価値を繋げる」などなど、

技術、イノベーション、ビジネス、コミュニケーションなど、いろいろな分野、あるいは分野融合を起こす方法として、デザインに対する期待は高まっています。


という考え方です。

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これまで、工学におけるデザイン、とは、

「ものづくり」のデジタル化、ネット化は何をもたらす?


かつては航空機、船舶は、主に流体力学をベースに機体、船体の形状を決め、次に構造計算を行い、最後に操縦性、燃費を算定していましたが、

それぞれのプロセスごとに、矛盾点、対立点があるのは明白で、今では、領域をまたいで設計を行う、複合領域設計が主流です。


のように、流体力学、構造力学、操縦性、燃費算定などを総合的に行うプロセスをデザインと呼んでいました。

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ただ、ここにも書いたとおり、「それぞれのプロセスごとに、矛盾点、対立点があるのは明白で、今では、領域をまたいで設計を行う、複合領域設計が主流です。」

システム・イノベーション、独立したシステムがゆるやかにつながると


それぞれの、システムは生産、流通、経理、管理など基本的に業務ごとに独立して使われていました。

社会、時代が高度に発達し、複雑になってくると、それぞれの業務が「独立」ではなく、相互に、かつ、包括的に関連しあうようになりました。

それに伴い、それぞれの業務ごとのシステムも、「独立」ではなく、相互に連携が取れた方が便利になります。

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アナログ、バッチ処理の時代は、システム間の連携は、非常に難しかったのですが、デジタル化、ネット化などにより、可能になりました。


それぞれの技術、業務などを、領域をまたいで、相互に連携を取りつつ、行うだけでは不十分です。

人間中心の視点が大切です。

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とりとめがありませんが、工学とデザインによる、今後の価値創造が楽しみです。



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