2019年02月21日

研究、新しい手法、他系統の手法、成果を受け入れられるか?

学び、研究は人から人へ伝わる。どこで、誰から学び、研究するか、が大切



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日本の哲学には京大の西田幾多郎を中心とする京大学派と東大学派があり、それぞれの交流が興味深い。

東大では、本郷だけでなく、駒場の教養学部で、文系、理系共に、哲学を中心とする人文学を駒場で学ぶのがいいところ。

分野内でも、それぞれ異なる専門の研究者がおたがいに影響しあう。

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理工系でも、どこで、どの先生から学ぶのか、研究を行うか、はとても大切です。

例えば、流体力学でも実験系と理論系とシミュレーション系では、全く異なる研究プロセスにないます。

それゆえ、実験系、理論系、シミュレーション系のどの研究をしたいのか、しっかり調べた上で、研究する大学、指導教員、研究室を決めることが大切です。


と書きました。

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科学技術史のすすめ、科学技術は振り返って見ても、面白い




ニュートン、ライプニッツからベルヌイ一族、オイラー、ダランベール、ラグランジュといった物理学の古典テキストで有名な学者たち

インターネットも、メールも電話すらない時代の科学技術の発展には、人々の「交流」が不可欠でした。

ただ、この「交流」は決して友好的なものだけではなく、鋭い対立、ライバル関係もありました。


と書きました。

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他流派の研究手法、成果であっても、いや、だから、こそ、いいものは、どんどん取り入れていく、のが、よさそうですが、実際には、なかなかできることではありません。

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実験系の人々は、

「未知の実験を行う中から、新しい発見が生まれる。シミュレーションなど、コンピューターを使った遊びに過ぎない。」

理論系の人々は、

「実験データを集めただけではカオスに過ぎない。理論体系を構築した上での、実証ならば意味がある。」

シミュレーション系の人々は、

「実際にできる実験には制約が多すぎる。シミュレーションならば、いろいろな条件で行うことができる。」

など、自分たちのやり方が一番、と固く信じて、他の系統の研究手法、成果は拒絶してしまうことも多いようです。

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「TAK」さんが、耐震工学を専攻していた、大昔、

地震の前と後の航空写真を比較する、という手法が導入されました。

理論系の人は、猛反発しました。

「地震のメカニズムを検討することなく、写真を撮っただけのものを研究とは呼ばない。」


その後、さらに衛星写真による、定量評価は地震だけでなく、風水害、雪氷、農業、林業、気象など、多くの学問に利用されています。

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研究を進めるには、新しい手法、他系統の手法、成果を受け入れられるか?が大切なようです。







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