2019年05月14日

テレビの役割と寿命についての考察

テレビのない生活からわかった、現代のテレビの役割

で購入した32型液晶テレビが3年半で、音声は出るけれど、映像が見えない状態になりました。

通常メーカー保証は1年ですが、販売店の5年延長保証に入っていたので、無償保証の対象です。

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家電製品に限らず、すべてのものには、寿命があります。

スマフォだと2,3年、パソコンだと5年、エアコンは10年以上、テレビにも10年くらいの寿命を期待していたのですが。

液晶パネルの耐用時間(15000〜20000時間)に近づいていた、ということで交換です。

メーカー引き取りではなく、自宅出張修理で、液晶パネルの交換で、10分程の作業で完了です。

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ここで、家電製品の修理、と、スマフォ時代のテレビの役割、について考えてみます。

スマートフォーン、修理後2か月半で故障、有償で再修理、を考える




テレビ、エアコン、冷蔵庫などの家電製品は、品質、性能が向上し、さらに価格が低下しています。

通常、8〜10年くらいは正常に機能し、故障が起きる頃には「寿命かな」ということになります。

上に書いたように、買った時に比べ、今の製品は、性能が向上し、価格が低下していて、

「修理するよりも買った方がずっと安い」

ことになります。

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加えて、省エネに関するトップランナー制度により、省エネ性能も向上していますので、

修理して大事に使うよりも、買い替えた方が、電気代がずっと安くなったりします。

ユーザー視点でモノ・サービスを再構築するユーザー・イノベーションとは

産業の新たなイノベーションの方法・成長力の構造は何か





・もともとメーカーは製品をユーザーに売った後は、アフターサービスは手がかかるので、やりたくなかった。壊れたらば、新しい製品を買ってもらいたかった。

・メーカーは製品をユーザーに売った後は、アフターサービスは手がかかるので、やりたくない、壊れたらば、新しい製品を買ってもらう、方式が、楽で、慣れていて、この方式からなかなか抜け出せない。


と書きましたが、近年の家電製品の品質、性能の向上、価格の低下により、「壊れたならば、修理ではなく、新しい製品を買う」

を消費者が合理的に選択してきました。

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ところが、ひとつだけ例外が出てきました。

ガラケーからスマートフォーンへの変化です。

ガラケーはせいぜい1〜2万円くらい、壊れることも、それほどなく、2〜3年に1回程度の割合で、機種変更というのが、一般的な対応だったでしょうか

ところが、スマートフォーンになって、状況が一変しました。

価格は一挙に急上昇し、8〜10万円もするようになりました。

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新機種が出るのを心待ちにして、予約購入する人たちもいますが、

多くの人にとっては、2,3年前の機能、性能でも十分で、10万円近い金額を支払って、買い替えるよりも、壊れたならば修理、になりました。

さらにスマートフォーンは小さなスペースに多くの機能を詰め込むので、テレビ、エアコン、冷蔵庫などの家電製品に比べ、

耐用年数が短く、2〜3年で故障が起きるようになりました。

そのため、au、NTTドコモ、ソフトバンク、などの携帯電話会社は、製品の売り切り、だけでなく、本来、苦手な、壊れた製品の修理、をせざるを得なくなりました。


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テレビも、20年くらい前に、ブラウン管から液晶パネルに、さらには4k、8K対応の高解像度になり、10年前後の長寿命は期待できなくなり、1年のメーカー保証では、初期欠陥以外は対応が難しいので、5年の延長保証をつけて、5年以内の故障には修理で対応、高解像度テレビに切り替えたければ、買い替え、というフェーズに移行したようです。

上記のように液晶パネル、電源基盤など、パーツの交換なので、メーカーに引き取ることなく、その場ですぐに対応可能です。

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テレビのない生活からわかった、現代のテレビの役割





ネットが普及してから、テレビの存在感は確実に減りました。

ネットがない生活は、数時間でも困りますが、テレビのない生活は、さほど困りません。

そもそも、スマートフォーンのアプリ、ワンセグにより、テレビを見ることができます。

テレビがない生活をしてわかったことは、今のテレビの役割は、

映像がある、時刻表示機能がある、BGMで、生活ペースメーカー、かな、

というところでしょうか?

PCにも時刻表示はあるのですが、作業をしていると時間を忘れてしまうことがあります。

テレビをつけていると、ニュース、天気予報など、定時に放送される番組があるので、時間の認識ができます。

PCでは、自分が興味あるニュースしかクリックしませんが、テレビのニュースでは、それ以外のニュースも流れます。

大きな役割が、家族との会話のトリガーでしょうか。

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イヤフォーンをつけて、スマートフォーンでテレビニュースを聞いて、PCで作業をしていると、

各自が「個」に閉じこもり、家族との会話を遮断し、作業することになってしまいます。

ところが、それぞれが別の作業をしていたとしても、BGMとしてのテレビ放送が流れていると、

それが会話のトリガーになったりします。

茶の間で家族団らんでテレビを見る、という時代ではないのですが、別々の作業をしつつも、共通の情報BGMとしてのテレビ、

という役割は健在のようです。


と書きました。

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映像が出ないので、音声だけ聞き、PC作業をします。

もともと、PC作業をしている時は、音声だけ聞き、映像は見ていなかったので、変化はないはずです。

でも、なぜか違うのです。

音声を聞き、見たいときには映像を見ることができるのと、全く見えないのでは。

BGMではなく、BG moving picturesというところでしょうか。

修理に来たメーカーの人によると、テレビを見ている(?)、つけている時間(液晶パネルに記録されている)自体は増えているそうです。

PCのように、意図的に見ていない時は、自動的に切れる機能があるといいのですが。

ということで、スマフォ、PC時代のテレビの役割も再認識しました。

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さて、液晶パネルの寿命は、利用時間と相関、ということなので、明らかに見ていない時間は、こまめに切ることにします。




stake2id at 16:14│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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