2019年05月25日

MOT(技術経営)に行って、何が、どうよかったか?

東工大ホームカミングデイ2019

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に参加しながら、

「MOT(技術経営)に行って、何が、どうよかったか?」

考えます。

MOT(技術経営)修了生に

「MOT(技術経営)に行って、よかったですか?」

と聞くと、ほぼ全員から「よかったです」という返事が返ってきます。

ただ、何が、どうよかったか、は、人により、千差万別です。

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MOT(技術経営)を学ぼうとする人は、

「会社、官庁などでも、キャリアアップをしたい」

「ベンチャーを起業したいが、そのコアを学びたい。同じ志を持つ人を見つけたい」

「業界内、会社内に狭まっているネットワークを広げたい」

などなど。

おそらく、意図していた目的を首尾よく果たした、というよりも、

意図していた目的とは、違うけれど、結果として、多くの予期せぬものが得られた、という事例が多そうです。

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「TAK」さんの場合、MOT(技術経営)に参加したことにより、

アカデミアに軸を置いた産学官プロデューサー活動

査読付き国際会議の論文が何報か採択され、国際会議に参加

分野、業界、世代を超えた人的ネットワーク

が得られました。MOT(技術経営)に参加しなければ、現在、走り続けていられたか、学び続けていられたか、考えてしまいます。

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研究テーマ、研究室選びについて2018

を書いてから、何人かの社会人の方から、相談がありました。

「私は、あるテーマについて研究したい、というよりも、学び直したいんです。

大学を卒業し、大学院修士課程を修了したのですが、急速に進んでいく社会、技術には、とても対応できるものではありません。

できれば、大学院修士レベルの勉強を、あらためてしたいのですが」

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これについては、

MOT(技術経営)大学院は大学への再入場チケット

社会人、学び直すなら、MOT(技術経営)

に書きましたので、一部抜粋し、再掲します。

http://blog.livedoor.jp/stakeid/archives/51923579.html技術経営(MOT)は専門性と統合性が不可欠




MOT(技術経営)に来るのは、研究がしたいからではなく、

・技術をベースとした企業戦略、マーケティング、ファイナンス、知的財産などがコンパクトに学ぶ、

・どうやって、イノベーションを起こすか、技術をビジネスに結びつけるか、を身に着ける

そうすることによって、キャリアアップを図るために来ます。

技術をベースとした企業戦略、マーケティング、ファイナンス、知的財産のコア・プログラム、

のような高度なプログラムを提供し、修了生をキャリアアップさせることが主目的


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ビジネススクール、どんなクラスメートと一緒に学ぶのか?が大切


ビジネススクール修了生の方からお話を伺うと、

「MBAコースではマーケティング、ファイナンスなど、ビジネス、経営の基本をコンパクトに学ぶことができます。

学んだことに加えて、大切なのが、グループワークなどを通じて、

自分以外の他の人々の考え方を知ることができます。

この多様な人々との学ぶプロセスが大切です。

ただ、最も役に立っているのは、一緒に学んだ人々との人的ネットワークです。

これは何物にも代えがたいものです。」

というお話が返ってきます。


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「MBA、MOTは、今ではビジネスには使えない。」のような言葉をよく聞きます。

これは正確ではありません。

社会、時代、技術が急激に変化しています。

それなのに、以前のMBA、MOTのテキスト、カリキュラムを持ってきて、適用しようとしても、ムリがあるのは当然です。

それゆえ、各大学等教育機関のMBA、MOTのカリキュラムも大きく変化したり、あるいは新たなプログラムが加わっています。

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MOT教育コア・カリキュラムの開発

MOT 教育ガイドライン

があり、それに沿う形で、

技術をビジネスにするのに必要な、技術経営、知財、品質、マーケティング、ファイナンスなどの科目で構成されていました。

これらがMOT(技術経営)のエッセンスであることに変わりはありません。

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ただ、エッセンスを学んだだけでは、変化が急激な時代での対応には不十分です。

今回の改革では、バイオ、技術政策、データ・アナリシス、ゲームの理論などの科目が加わり、エッセンスに加えて、いろいろな展開が広がる選択肢が増えました。

欲を言えば、デザイン思考に関する科目がほしい、というところでしょうか?


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社会人でMBA、MOT大学院に入学される方は、その前に、社会人コースなどに参加していて、それでは物足りなくて、

本格的に学ぼうと大学院に入学される、と考えます。

大学院へ「外」から参加から、「中」に入る、ことになります。

「中」に入ると、MBA、MOTだけでなく、人文、社会、理工の幅広いカリキュラム、ゼミ、研究会が開かれ、参加できることになります。

専門分野の大学院では、専門領域の研究が主体ですから、幅広い領域への参加よりも、専門を深く追及することが主です。

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研究生活、狭まる世界と広げる工夫




大学院生になり、研究生活を始めると、生活が研究室だけに限定されてしまい、毎日会う人も、ほとんどが研究室の先生、スタッフ、大学院生、とタコツボのような生活で、知らぬ間に、行動範囲、交際範囲、思考領域が狭くなって


と書いたとおりです。

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MBA、MOT大学院では、専門性の追求より、全体の俯瞰が求められますので、幅広い領域への参加も有効です。

いくつかの興味があるゼミ、研究会に参加してみるのも良かったりします。

また、理工系分野は進歩が急速ですが、これを「外」からではなく、「中」から、直接研究するのではないですが、

第一線最先端の研究者の研究発表会などに参加すると、メディアを通してではない、生の情報に触れることができます。

そんなわけで、在学中だけでなく、修了後もゼミ、研究会に参加を続ける方も少なくありません。

こう考えると、MOT(技術経営)大学院は大学への再入場チケットなのではないか

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働きながら学ぶ社会人への便宜を図り、慶應は丸の内、早稲田は日本橋、東工大は田町、一橋は神保町にサテライトキャンパスを開いてますが、

サテライトキャンパスだけではなく、できれば、本キャンパスまで足を運んで、ゼミ、研究会に参加すると新たな展開が図れそうです。





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