2019年08月06日

FIT卒業、再生可能エネルギー本格導入へ

大規模太陽光発電、買い取り除外に 再エネ支援策見直し

再生可能エネルギーでつくった電気の固定価格買い取り制度(FIT)について、新設の大規模な事業用太陽光発電と風力発電を対象から外す見直し案の概要が公表されました。

また、「卒FIT」と呼ばれる、FITでの10年固定価格買取の期間を終える案件も出てきています。

これは、太陽光と風力などの、再生可能エネルギー導入の終了ということでしょうか?

FIT


いえいえ、そうではなく、

初期導入費用を固定買取価格でまかなう時期を終え、今後は自立経済的に採算をとりつつ、まかなう、ということを意味します。


再生可能エネルギー導入の効果は計り知れない





当初は、太陽光、風力発電などはパイロット的な導入でしたが、本格導入が行われると、コストが下がってきました。

特に、太陽光発電は、当初は住宅の屋根の上など、小規模なものでしたが、メガソーラーと呼ばれる大規模な施設ができると、コストは下落を続け、10年前の1/3になりました。

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このように、割高だったはずの太陽光発電の価格が大幅に下落してきました。

すると、温暖化対策と言うよりも、経済的に安いから、石油、ガスなどの資源を調達する必要がないから、太陽光発電が導入されるようになりました。


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さらには、

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という、自社の運営にかかるエネルギーを100%再生可能エネルギーを目指す動きも出てきて、Microsoft、Facebook、SONY、富士通など、世界の名だたる会社が参加を表明しています。

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さて、太陽光、風力などの再生可能エネルギーは、天候に左右され、需要が少ない春秋などの中間期には、系統電源への受け入れが難しく、出力抑制が行われています。

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一方で、余剰時に電力を蓄電し、不足時に放電する蓄電池が普及し、特にリチウムイオン電池の容量、出力が向上し、価格は低下しています。

太陽光発電と蓄電池の組み合わせで、これまで、電力会社が独占していた電力が、誰でも発電できるようになった、とも言えます。

これは劇的なパラダイムシフトです。


蓄電池


出力抑制するくらいならば、上記のように、余剰電力を蓄電し、夕刻以降、蓄電池から放電された電力を系統電源が受け入れてもよいのでは、という議論も進んでいます。

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というように、今後の再生可能エネルギーの本格導入が楽しみです。





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