2022年07月26日

ワクチン、特に天然痘ワクチンの歴史

サル痘に冷静な対応呼びかけ、厚労省「手指の衛生で対策」

国内で初のサル痘感染が発見された事例を受けて、ワクチン、特に天然痘ワクチンの歴史について見てみます。

スクリーンショット 2022-07-26 172338


天然痘は1980年に撲滅が宣言されましたが、それまで3000年にわたり、人類を苦しめてきました。

1


紀元前430年ギリシャの歴史家、トゥキティディスの観察によると、アテネで一度感染した人は、再感染することはない、とされました。

スクリーンショット 2022-07-26 163733


中国の文献に、天然痘患者のかさぶたを乾燥させ、粉砕し、鼻に吹き込み、軽度の症状を誘発することによる治療法が掲載されています。

この方法は紀元前200年ころから使われ、通常の天然痘患者の死亡率が30%程度なのに対し、この手法をとった人の死亡率は1〜2%程度とのことです。

スクリーンショット 2022-07-26 163828


1796年、乳しぼりの人が天然痘に感染しないことから、エドワード・ジェンナーが、天然痘よりも軽症の牛痘ウィルスを接種し、回復した少年に、

天然痘ウィルスを接種しましたが、感染しないことから、免疫ができたとされ、ワクチンと命名されました。

e1b5f83b-s


日本におけるワクチンの歴史


ワクチンは江戸時代末期の1820年代にオランダから、蘭方医学として、日本に伝わりました。

当時のワクチンはウィルスを弱めたものです。

当時、流行していた天然痘に対し、豪商が高額の対価を払い、跡継ぎの子供に接種したのですが、上記のように、当時のワクチンはウィルスを弱毒化したものですから、接種により、感染し、死亡する事例もありました。


スクリーンショット 2022-07-26 171008


天然痘(痘そう)とは

上に書いたように、天然痘は1980年に撲滅が宣言され、1976年を最後に日本での定期接種は終了しました。

それゆえ、現在40代後半の人には免疫がありますが、それよりも若い人には免疫がない、ことになります。

スクリーンショット 2022-07-26 171044


ただ、もちろん、天然痘のワクチン、治療薬はあります。




stake2id at 17:24│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives