2018年07月15日

スマホで覗く美術館ー鑑賞体験のゆくえ(文化資源学会シンポジウム)

という案内が来ました。

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長い間、美術館展示室での写真撮影は著作権保護を理由に禁じられ、誰もそれを疑いませんでした。

ところが、最近では写真撮影を許すどころか、逆に推奨する美術館が増えてきました。

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日本で最初に美術館構想が盛り上がったのは、大正デモクラシーの時代

武者小路実篤、柳宗悦ら白樺派と言われる都市エリートが、ロダン、セザンヌ、ゴッホなど、

西洋美術に魅せられ、日本でもアートに直接触れる機会の大切さを、白樺という雑誌で発信したのが始まりでしょうか。

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コミュニティーデザイン、多様な人が集まり、つながる「場」をつくるには

将来への架け橋としての博物館、美術館、図書館




「箱物」行政と言うと、建築物を作って、職員も雇うのだけれど、ほとんど利用されず、税金の無駄遣い、のような言われ方をしていたことがあります。

ところが、最近では博物館、美術館、図書館などの「箱物」が元気です。

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来る人を待っているだけではなく、活動の幅を広げて、いろいろなイベントを行っています。

「箱物」のいいところは、とにかく、人が集まる、物理的な「場」があること

共通のテーマに関心がある人が集まると、人と人のネットワークが生まれ、また、新しい動きが起きます


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文化の醸成に大切なのはふれあいの場




文化的環境の整備を目的に帝国劇場が作られたが、劇場で上演される演劇もさることながら、実際にはより重要だったのが、開幕までの時間を過ごす場、通路では政財界の知名人、文化人が挨拶を交わし、談笑するサロンの役目を果たした、ということ


ということで、人が集まる「場」の重要性が見直されてきています。

ネットの時代だからこそ、リアルな「場」が大切だったりします。


と書きました。

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美術館は開設当初の、人々が本物のアートに直接触れる場、という意味から、

アートを媒介に、人々が集まり、ふれあい、対話が生まれる場、になりつつあります。

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さて、人々の生活ですが、スマートフォーンの登場で急激に変わり始めました。

カメラが旅行、卒業式、運動会など、非日常のイベントの記録のための装置から、

日常いつも持ち歩き、ちょっとした日常の一コマを記録し、

スマートフォーンにより、発達したFacebook,InstagramなどのSNSに発信し、共有するようになりました。

日常の生活、感動体験をスマフォで撮影した写真と共にSNSに発信し、友人と共有する、自分の行動のアーカイブとする、

ようになりました。

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そういった人々の生活の変化にもかかわらず、美術館が相変わらず、撮影禁止、では、集まった人々は「どうして?」となってしまいます。

美術館関係者の方々の、美術館では撮影禁止、の理由を伺うと、

「製作者の著作権の保護」「撮影行為は鑑賞する人にとって迷惑」

などが出てきますが、

そのほとんどが商用目的ではなく、個人としての感動体験の共有であり、それほどたいした問題でもなさそうです。

それよりも、長い間、美術の世界にいた方々の「美術館は撮影禁止が当たり前」という固定観念が揺さぶられている、「撮影されたら来館者が減るのでは」という心配が、専門外の「TAK」さんの印象です。

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撮影許可の美術館で、SNSにアップされる写真も、アート作品そのものよりも、

アートと自分のインタラクション、アートを鑑賞する自分、だったりします。

鑑賞体験もSNSで発信し、共有する時代。美術品を撮影するだけでなく、自分のフレームワークで、美術品を鑑賞する自分の写真、など、美術品と自分のインタラクションを表現する、あらたなアートも始まっています。

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閉ざされた空間として、閉ざしたままでは、閉ざされたまま、

時代、社会の変化に合わせて、美術館もパラダイムの変化が必要、と感じたシンポジウムでした







2018年07月12日

(ワークショップ)エビデンス・ベースドの大学の研究機能のマネジメント:産学官連携のあり方を中心に

という案内が来ました。

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いま産学連携はどのように推移し、社会からは何を達成することが目指されているのか?:「イノベーション創出に向けた産学官連携」

産業界から大学に期待するものはなにか?

社会との関係で大学はどのような研究力向上を目指し、成果還元を進めて行くべきなのか?

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産学連携と言うと、共同研究、技術移転、ライセンス契約などが思い浮かびますが、最大の産学官連携は、教育、研究を通じて、優れた人材を育成し、企業、官庁、研究機関などで活躍してもらうことではないでしょうか?

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ここでは、理工系の博士課程を中心に議論が進みました。

欧米では、理工系の博士は、高給で引っ張りだこですが、日本では、企業からの評判はあまりよくありません。

「特定分野の専門知識は持つものの、業務には活かせない」

研究業務についても、

「専門分野以外の研究活動は行えない」

と厳しいものになっています。

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博士と仕事をすることが多い「TAK」さんの実感としては、「半分当たっているし、半分外れている」という感じでしょうか。

さらに調査結果が紹介されます。

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理工系大学院では、研究テーマの選定、仮説構築など研究ストーリーの展開、実験計画立案などの、上流工程は教員が行い、実験、解析、論文執筆など下流工程は学生が行うことが多い。

上流工程も主体的に行い、専門外の研究も取り込んだ学生が活躍しているケースが多い。

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早稲田地球再生塾に行ってきました




工学分野の研究者、技術者には、

・垂直方向、バーティカル 自分の専攻を掘り下げて、例えば、これまでのない高効率化、高性能化を目指す

・水平方向、ホリゾンタル、他の分野の研究成果を取り入れて、自分の分野の拡大、進化を図る

の2種類の人々がいます。

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一般的にですが、

垂直方向の研究者、技術者は、他分野の研究には、あまり関心を示しません。

一方、水平方向の研究者、技術者は、他分野の旬な研究、例えば人工知能、ロボット、IoTなどには、興味津々です。

垂直方向に、掘り下げる際にも、他分野の研究成果が、きっかけとなることが少なくありません。

断っておきますが、水平が大切で、垂直はダメ、と言っているのではありません。両方とも大切で、それぞれが影響しながら、進歩していきます。

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学部から大学院、学生から社会人、になると、一般的に専門が分化していき、他分野のことに関心がなくなっていきます。

そうは言いつつ、リベラルアーツなど、時間外に学ぼうとする大学院生、社会人もたくさんいます。

これって、「これ、面白そうじゃん」という好奇心の違いかな、などと思いますが


と書きました。

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垂直方向に掘れる人、水平方向に広げられる人、は、研究分野だけでなく、企業でも活躍できます。

専門を深化させて、これまでよりも優れた技術を開発する、技術を新分野に適用し、新たな価値を生み出す能力があるわけですから。

専門外の知識、研究成果を活用できる人はなおさらです。

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問題なのは、教員の指示通りに、実験、解析をルーティン作業で行い、論文も教員の指示通りのストーリーにしたがい、執筆する場合でしょうか。

これは学部、学科、研究室の雰囲気によるので、何とも言い難いところです。

人工知能、ロボット、IoTなど最先端の分野では、研究成果をタイムリーに発表するために、研究者が足りずに、大学院生が研究成果の執筆を下請け、という事態も起こり得ます。

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変革を拒むのは、かつての王者、あの栄光をもう一度、は絶対にない

「自分たちは負けていない」という間違った現状認識によって、日本の電機産業は衰退した

に書いたような、少し時流から外れた分野では、採択される論文を出すために、やはり大学院生が研究成果の執筆を下請け、にもなりかねません。

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昔は研究は個人ベースで行うことも多かったのですが、最近はチームで行います。

チームと個人の関係は、

タコツボのルールと社会のルール、優先されるのは圧倒的にタコツボのルール

に書いた、スポーツの監督とチーム、プレーヤーと同様に、チームとしての業績と個人の関係もあり複雑です。

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人文知の手法を導入するのは、理工学者かもしれない




ワークショップでお会いした方々は、歴史、科学史、思想史、経済史など、歴史系の研究者が主体でしたが、

「私の専門は18世紀後半のイギリス政治史です」「私の専門は17世紀のフランス思想史です」

という方々が多かったです。

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お話を伺っていると、文献調査の研究が主体で、その中から、先行研究者との解釈とは異なる、自分オリジナルの解釈を導き出すのが主体で、急速に進歩、変革していく時代、社会における人々の考え方、生き方を取り扱う、には関心を感じませんでした。

ICT、バイオテクノロジー、人工知能、ロボットなどの急速な進歩に対応する、人文知を形成、導入するのは、理工学者かもしれない、そんな感じを持ちました。


と書きました。

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急速な進化が進んでいる理工学は、あらゆるとことにチャンスが隠れている、

という発散気味な結論で、ここはおさめます。






2018年07月08日

早稲田理工学術院総合研究所 早稲田地球再生塾第1回勉強会

早稲田地球再生塾

とは、

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早稲田理工学術院が定めた7つの重点研究領域それぞれに設置したクラスター研究所間の連携と研究成果の社会還元に向けた支援展開の促進を目的に、異分野の研究者や技術者の新たな出会いの場の提供と、新たな研究の企画や立案と実践や事業化に向けた学内外に開かれた研究会

とのことです。

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ここでは、

異分野の研究者や技術者の新たな出会いの場

について考えてみます。

研究者が話題を共有し、みんなで考える場をつくる




ルネッサンスの頃までは、哲学、科学、音楽、工学などは細分化しておらず、一体となっており、レオナルド・ダ、ヴィンチのように、建築家、芸術家、医者、音楽家をひとりでこなす事例がありました。

その後、専門分化が進み、医学、工学などでも、自分の専門分野以外はわからないし、興味もない、という事態に陥ってきました。

この専門分化の弊害から、学問の垣根を超える「学際化」という動きが見られるようになりました。

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工学では学際的という言葉はすでに聞かれません。

医工連携、工学と経済、社会学の協同は当たり前のことであり、人工知能とロボット、金融などのように、時代、社会の動きに応じて、学問の融合、統合が起きています。

「学際的」が聞こえることに、人文学が大切な学問であるにもかかわらず、他分野との連携が遅れていることを示している、とも言えます。

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研究分野、テーマ、環境を変えることは今では珍しくないが、やった経験がある研究者は驚くほど少ない、ことがわかります。

複数の分野、テーマを渡り歩くことは、得られる知識以上に、人的交流の幅が広がる効果が大きい、ことがわかります。

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研究者は孤独で、他分野の研究のことを知りません。

それゆえ、他分野の研究を知り、交流する場が大切です。

一方で他分野の研究には興味がなく、自分の研究、自分のことだけを語る、という根本的矛盾があります。


と書きました。

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工学分野について考えてみます。

工学分野の研究者、技術者には、

・垂直方向、バーティカル 自分の専攻を掘り下げて、例えば、これまでのない高効率化、高性能化を目指す

・水平方向、ホリゾンタル、他の分野の研究成果を取り入れて、自分の分野の拡大、進化を図る

の2種類の人々がいます。

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一般的にですが、

垂直方向の研究者、技術者は、他分野の研究には、あまり関心を示しません。

一方、水平方向の研究者、技術者は、他分野の旬な研究、例えば人工知能、ロボット、IoTなどには、興味津々です。

垂直方向に、掘り下げる際にも、他分野の研究成果が、きっかけとなることが少なくありません。

断っておきますが、水平が大切で、垂直はダメ、と言っているのではありません。両方とも大切で、それぞれが影響しながら、進歩していきます。

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学部から大学院、学生から社会人、になると、一般的に専門が分化していき、他分野のことに関心がなくなっていきます。

そうは言いつつ、リベラルアーツなど、時間外に学ぼうとする大学院生、社会人もたくさんいます。

これって、「これ、面白そうじゃん」という好奇心の違いかな、などと思いますが、

発散気味ですが、今後もこの勉強会に参加します。








2018年07月02日

フランシス・ベーコン「知識は力なり」実験と観察に基づく個々の事実から法則・結論を導き出す帰納法を提唱

に書いたフランシス・ベーコン

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フランシス・ベーコン(1561年ー1626年)イギリスの哲学者、神学者、法学者。

「知識は力なり」の名言で有名。

真の知識に至るには、正しい認識の妨げになる偏見・先入観を排除しなければならないと説き、さらに実験と観察に基づく個々の事実から法則・結論を導き出す帰納法を提唱しました。

実験と観察に基づく個々の事実から法則・結論を導き出す帰納法を提唱し、自然哲学者として知られていて、知識を得るだけではなく、得た知識を論理で統合し、実践する、実践知の提唱者としても有名です。

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自然科学を専攻していたわけではなく、政治、法学の分野の人で、名門に生まれ、13歳でケンブリッジ大学のトリニティーカレッジで学んだが、当時のスコラ哲学的方法に強い不満を抱いた。

その後パリに留学し、1584年には下院議員となり、検事総長を経て大法官となり(1618)最高位にまで登りつめたが、汚職のかどですべての官職と地位を追われ(1621)

という経歴だったりします。

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政治、法学の分野に身を置きながら、自然科学に関心を持つのは、奇異な感じがするかもしれませんが、

現在でも、経済、金融などで、ICT、人工知能など最新鋭の科学技術の導入が欠かせないように、

16,17世紀のイギリスの政治、法学の分野では、自然科学により、真の知識を得ることが欠かせなかったようです。


と書いたように、事実による検証を行う上で、フランシス・ベーコンが提唱した帰納法は極めて重要で、自然科学、理工学で広く活用されています。

このように、人文学と自然科学、理工学は密接な関係があります。

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人文知の明日を見つめて・メディアの刷新と知の変貌




自然科学の知見を利用した、理工学がインターネット技術を生み、発達させ、ICT、バイオテクノロジー、人工知能、ロボットなどの急速な発達により、社会を引っ張り、社会を進化、変容させ、

経済学、金融学などの社会科学も、この理工学の発達を活用し、進化する中、

哲学など、人文科学は人間を中心に据え、人の考え方、生き方を扱うものですが、十分には機能していないのではないか、急速に進化する時代、社会に追いつかず、学問としての価値を失いつつあるのではないか、

という考え方が出てきています。

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理工学研究には人文・社会が不可欠

専門家の哲学と街の哲学

専門を深化する工学と俯瞰し、つなげる人文・社会科学




工学が、個々の専門の技術を深化させる

その進化した個々の技術を、

社会的なニーズに基づいてつなげるのが、経済、社会、法学などの社会科学

自分の中で、ある考えに基づいて、再構築するのが哲学などの人文科学

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学問をするにも、ビジネスを行うにも哲学が必要です。つまり、哲学は専門家だけが行うものではなく、すべての人に不可欠なものです。



ICT、バイオテクノロジー、人工知能、ロボットなどの急速な発達を生み出す、理工学者の哲学は、人文学者とはほとんど無関係に、急速に発達しているのですが、

その発達を受け入れ、活用して、変化していく社会における人々の考え方、生き方を、人文科学がうまく取り扱えていない、ということでしょうか。

つまり、哲学など人文科学は、理工学の急速な進化と共に、進化しているのですが、実は、人文学者が対応できず、学問として機能しない段階に達しつつある、というのが実際でしょうか。

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問いのアバンチュール、対話から新たな考えが生まれ、問いにより考えが深まる

「科学と哲学と社会」をめぐる哲学対話


これは、日本の哲学事情に問題がある気もします。

日本の哲学は、哲学自体を扱うよりも、むしろ、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ヘーゲル、カントなど、

古代から中世、近世の西洋哲学を紹介する段階にとどまり、それらを踏まえた、独自の哲学的思考の展開は、いまひとつ、の感があります。

実は哲学は科学を進める基本であり、原動力でもあるのではないでしょうか?

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「哲学のデザイン」は言うと、深く進展はしているが、狭い領域にとどまっている感がします。

あらゆる物事のおおもとに哲学を適用していくと、面白い展開がありそうです。

これは哲学の専門家よりも、他分野の人々が哲学を学んで普及していきそうな予感がしました。


と書きました。

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研究者が話題を共有し、みんなで考える場をつくる

のワークショップでお会いした方々は、歴史、科学史、思想史、経済史など、歴史系の研究者が主体でしたが、

「私の専門は18世紀後半のイギリス政治史です」「私の専門は17世紀のフランス思想史です」

という方々が多かったです。

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お話を伺っていると、文献調査の研究が主体で、その中から、先行研究者との解釈とは異なる、自分オリジナルの解釈を導き出すのが主体で、急速に進歩、変革していく時代、社会における人々の考え方、生き方を取り扱う、には関心を感じませんでした。

ICT、バイオテクノロジー、人工知能、ロボットなどの急速な進歩に対応する、人文知を形成、導入するのは、理工学者かもしれない、そんな感じを持ちました。






2018年06月30日

懐かしい再会、新しい出会い、がある「第3の場 サードプレイス」が楽しい

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で書いた、3×3LABOで集まりがあったので、いつも感じる雑感を書きます。

家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」とは?


企業で働く大人たちは、

「働くことの意味」を自ら問い直すことや、いままでにない新しい価値を創り出すことが求められています。

家庭でもない、職場(企業・学校)でもない、「第3の場」

家庭や職場から離れ、多様な他者とゆるやかにつながり、対話・交流する中で、改めて自分の仕事の意味を問い直したり、新しいアイデアや気づきを得るための場。

それが、「学びのサードプレイス」です。

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家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」とは、社会学者のオールデンバーグが取り上げたものですが、

職場から家庭に帰る前に、ちょっと居酒屋に立ち寄る、あるいは英会話スクール、スポーツジムに立ち寄る、

というのは、「第3の場 サードプレイス」ということを意識せずとも行われていることです。

もっとも、居酒屋、英会話スクール、スポーツジムに会社の人と行ってしまうのでは、会社の延長で、家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」にはならないのですが。


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主催者の方々が、イベント・タイムを設けているのですが、参加者の方々は、「交流」に夢中、という感じです。

初対面が多く、ちょっと雰囲気が堅かった参加者同士もすぐに打ち解け、会話が始まり、知り合いを通じて、新たなつながりができる、という楽しい雰囲気になりました。

輪は安定しているけれど、閉じている。ちょっとずれた、スパイラルは不安定だけれど、いろいろなものを巻き込むことができる。

3×3LABOという場は、閉じた内輪ではなく、大きなスパイラルになり、多様な人々を巻き込み、さらに、そこで人と人を結びつける場になりました。

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つながりができた方々とは、ネット上では、毎日のように、今日はどんな活動をしているのか?知ることができるのですが、リアルでお会いする機会は、実は、びっくりするほど、ありません。

月に1度どころか、2、3か月、あるいは半年、1年に1度だけ、しかも、この同じ集いのイベントで、だったりします。

そこに行けば、ちょっと懐かしい人たちに会えるかもしれない、

そんな場所が、家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」かもしれない、

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無理なマッチングをしなくても、自然と、心地よい集まりに収束していく、

そんな、ほどよい安心感に加えて、

閉じた内輪ではなく、スパイラルに新たに参加した人たちと、さらにネットワークを広げていく

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さて、この家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」の3×3LABOですが、

当初は取り壊しが決まっているビルの1フロアを利用して始まり、さらに2度ほど、場所が変わりました

場所が変わると、集まる人たちも、少し変わります。すると形成されるコミュニティーも少し変わります。

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この家庭でもない、職場でもない、「第3の場 サードプレイス」も、このような環境の変化に対応して、

少しずつ変化していきます。

少し懐かしい人と出会う場であり、同時に、新しい出会いもある場所

そんなことを感じた集まりでした





ワールドカップサッカー、日本チーム、決勝リーグ進出おめでとうございます。

その一方で、日本ーポーランド戦の終盤の、まるで時間消化のような戦い方が問題視されています。

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日本の「時間稼ぎ」パス回しに会場からは大ブーイング(ワールドカップ・ポーランド戦)

予選リーグ4チームのうち、上位2チームが決勝リーグに進出できます。

コロンビア戦に勝って、セネガル戦に引き分けの日本は、ポーランド戦に引き分け以上で、決勝リーグに進出できます。

ポーランドは2敗しており、既に決勝リーグに進出できない、ことが決まっています。

それゆえ、コロンビア、セネガルと2位以上を争うことになります。

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日本はポーランドに先制され、0-1。何とかツートップで反撃しますが、得点できません。

苦しい状況の、後半38分に、別会場で同時進行のコロンビアーセネガル戦で、1-0でコロンビアがリードの情報が入ります。

これにより、一時は3位に後退した日本はセネガルを抜いて2位に浮上しました。

セネガルとの差はわずか。勝ち点、得失点差、総得点のいずれもが並び、フェアプレーポイント(警告数)でかろうじて上回っています。

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つまり、この時点で2位に浮上したので、あえてリスクを取ることなく、得点を与えずに、警告が出るようなプレーはせずに、このままで終了するのが、

決勝リーグ進出への確実な戦略、戦術になります。

ただし、ワールドカップというサッカーの世界最高峰のゲームを期待している観客には、時間消化のような戦いは不満です。

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これについては、これまでも考えてきています。

刻々変化する局面に、お菓子を食べながら、チームワークで「そだねー」で乗り切る

刻一刻変化する状況への対応の難しさ

人生とはフィードバック制御?リアルタイム制御?最適制御?


バスケットボールの試合は、両チーム5人ずつの選手が参加して、場面は刻々と変化していきます。

この場合の制御は、各選手に対する、リアルタイム制御なのですが、バスケットボールの試合のゴールは、計40分後の試合終了時に、相手よりも1点以上の得点を取っている状態が求められます。

すると、試合終了時から逆時間で解く問題になります。

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バスケットボールの試合は、両チーム5人ずつの選手が参加して、場面は刻々と変化していきます。

この場合の制御は、各選手に対する、リアルタイム制御なのですが、バスケットボールの試合のゴールは、計40分後の試合終了時に、相手よりも1点以上の得点を取っている状態が求められます。

すると、試合終了時から逆時間で解く問題になります。

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また、制御には外乱がつきものです。

外乱にも、ある程度、想定されている外乱と、想定、予期していない外乱があります。

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こう考えると、人生とは制御理論を活用したプロセス、とも言えそうです。


「予選リーグ4チームのうち、上位2チームが決勝リーグに進出できます。」これを「試合終了時から逆時間で解く問題」と考えれば、極めて合理的な戦い方になります。

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以前、夏の高校野球で、明徳義塾が星稜の松井選手を全打席敬遠して勝ち上がって、大きな批判を受け、校歌が流れる中、球場からは「帰れ」コール、選手は泣き崩れ、監督は辞任する事態になりました。

高校野球は、選手宣誓で「選手一同はスポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦う、ことを誓います」

ということで、必ずしも、ルールに従って勝てばよい、訳ではありません。

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ということで、主旨、目的に沿った戦いが求められます。




2018年06月27日

サッカー・ワールドカップでは、

日本チームがコロンビア戦、セネガル戦と大健闘しています。

選手の顔ぶれを見ると、若い選手に混じって、本田選手、長友選手らベテラン勢が健闘しています。

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スポーツ選手は、競技にもよりますが、以前は30歳を過ぎるとピークを越え、

レギュラー・ポジションを維持するのが難しくなり、35歳を過ぎると、かつての大スターも見る影もなくなり、引退、

というパターンでした。

それが栄養、シューズ、ウェアーの進歩もあり、40歳を過ぎても、それ相応に活躍、というパターンも珍しくなくなりました。

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ビジネス、学術の世界でも、以前は55歳を過ぎると、表立った活動は控えるようになり、60歳で定年、というパターンでしたが、

今では60歳を過ぎても、ステージを変えて、さらに脂がのり、活躍している人も珍しくありません。

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学術では、紙からPC、ネットへの移行が大きな役割を果たしています。

新たな分野での研究に着手する際に、図書館で既往文献を調査する、データを揃え、論文の構想を描く、のは、紙の時代では、大きな労力、時間がかかる作業でした。

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今では、既往文献の調査はPCで簡単の行えます。

新たな分野の論文を書く場合でも、これまでの自分の研究がベースになります。

これもPCで簡単に作業が行えます。

パソコン、ネットで拡張する脳の機能、人工知能時代に備えて




パソコン、ネットが普及する前の、「紙」の時代には、頭が記憶していることが、大切でした。

「これ、書いたことがあるな」と思って、引き出しを調べたり、「これ、確か、どこかで読んだことがあるな」と思って、本棚を調べても、多くの場合は、その資料、本を見つけることができず、「どこかで見たんだけれど」と忘却の彼方に忘れ去られました。

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ところが、今では、「これは、書いて、このディスクに入れてある」ならば、検索すれば、すぐに出てくるし、「これ、ウェブで見たことがある」ならば、Googleで検索すれば、やはり、すぐに見つかります。

つまり、脳の機能が、パソコンのディスク、ネットと「結びついて」いるかのような働きにすら、思えます。

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現代の仕事は、ビジネス、研究に限らず、多くのものが、コラボで行います。

すると、「この人に聞けばいい」という相談できる友達、先生がいることは、その人の大きな知的財産です。

「ひとりぼっち」でネット、と、多様な人々がコラボでネットでは、得られる成果が格段に違いそうです。


と書いたとおりです。

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最近、「おっさん」と呼ばれ、

「不屈 おっさん魂 長友ら躍動 走る、狙う」との見出しの記事と、「さよなら、おっさん。」との見出しで書かれた広告 


古い価値観やシステムに拘泥し、新しい変化を受け入れない。

自分の利害のことばかり考え、未来のことを真剣に考えない。

フェアネスへの意識が弱く、弱い立場にある人に対し威張る。


態度をとる人たちが指摘されています。

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オッサンとは、自分のことを「問題の外側に置く思考法」

自分を変化させたくない、当事者意識を放棄する、自分の存在を問題系から巧妙に切り離そうとする「思考」のことを、わたしたちは「オッサン」という。

「自分の存在」を「問題系」の「外側」に置く能力を「猛烈」に発達させている

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このような態度のシニアは論外ですが、新しい価値観、物事に柔軟、迅速に取り組むシニアも増えてきています。

この人たちは、ステージを変えつつ、いろいろな分野で活躍します。

グランド再生可能エネルギー国際会議(パシフィコ横浜)に参加しました




再生可能エネルギーは新しい学問分野で、電気、機械、化学、建築などの学問の寄せ集めで、特にベースとなる分野がありません。

太陽光発電、蓄電池、風力発電など、個別の要素技術の研究が進展していて、それぞれの分野に専門家がいます。

ところが、再生可能エネルギーの利用技術、具体的には、系統電源、建築物、交通機関などに導入する分野は、パワー・エレクトロニクス、建築環境、熱機関など、もともとは他分野の専門家が、対応しています。

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これは再生可能エネルギーに限らず、

新しい技術を導入、利用するには、少し離れた立場で、全体を俯瞰しつつ、行い、必ずしも専門家ではない人がとりおこなうことになります。


と書いたように、進歩が激しい技術の世界では、専門家自体が不在で、活躍の場がたくさんあります。

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さて、人生100年時代で、シニアが引退することなく活躍する時代は、若者にとってはどうでしょうか?

以前は、定年になると、シニアが引退し、自動的にポストが空いたのですが、空かなくなりました。

それゆえ、若者は実力をつけて、台頭し、活躍の場を獲得していくことになります。

この場合、若者vsシニアという構図よりも、若者とシニアの協調が望まれます。

とにもかくにも、今後の展開が楽しみです。




2018年06月22日

グランド再生可能エネルギー国際会議(パシフィコ横浜)

で発表しました。

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理工系の論文は英語で書く。引用、閲覧数が桁違い




科学技術の進歩は世界規模で進んでいます。

日本語で論文を書いても、引用、閲覧は日本国内しか期待できません。

ところが、英語で書いておくと、世界中から引用、閲覧があります。


ということで、「TAK」さんは、基本的に論文は英語で書き、査読付きの国際学会に投稿します。

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昨年は、

パリ協定は温暖化対策を、はるかに超えて、世界をつないでいる

場を活かす、レイアウト、デザインの大切さ

で書いたように、香港で開催された

World Sustainable Built Environment Conference 2017 Hong Kong(世界建築環境会議)

に参加しました。

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同じ国際会議でも、かなり大きな違いがあります。

国際会議と言っても、通常、開催国の参加者が一番多くなります。

今回は横浜で開催されたため、

1/2は日本人研究者、1/4は日本の大学、研究機関の外国人研究者、留学生、その他が外国人研究者

という比率です。

国際会議なのに、日本語が飛び交っており、航空券、ホテルの予約がなく、楽なのですが、少し物足りない感じもします。

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「建築」は、古くから歴史がある学問です。

それゆえ、多くの研究者がいます。

それをベースに、新たな建築物、建築設備、建築物へのIoT、省エネ・再生可能エネルギー導入などの課題があります。

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一方、再生可能エネルギーは新しい学問分野で、電気、機械、化学、建築などの学問の寄せ集めで、特にベースとなる分野がありません。

太陽光発電、蓄電池、風力発電など、個別の要素技術の研究が進展していて、それぞれの分野に専門家がいます。

ところが、再生可能エネルギーの利用技術、具体的には、系統電源、建築物、交通機関などに導入する分野は、パワー・エレクトロニクス、建築環境、熱機関など、もともとは他分野の専門家が、対応しています。

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これは再生可能エネルギーに限らず、

新しい技術を導入、利用するには、少し離れた立場で、全体を俯瞰しつつ、行い、必ずしも専門家ではない人がとりおこなうことになります。

「TAK」さん自身、機械工学、耐震工学、技術経営の経歴ですが、技術経営に視点が、再生可能エネルギーの利用、導入には大切なようです。

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国際会議の内容については、場をあらためて、書いていきます。








2018年06月10日

東大駒場リサーチキャンパス公開2018

という案内が来ました。

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このキャンパス公開には最近毎年行っており、その様子は、

2013東大駒場リサーチキャンパス公開に行ってきました

身近なまちから創発する学問・社会リテラシー「ぼくらはまちの探検隊」

東大駒場リサーチキャンパス公開2015に行ってきました

東大駒場リサーチキャンパス公開2016に行ってきました

東大駒場リサーチキャンパス公開2017に行ってきました

に書いてあります。

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東大駒場リサーチキャンパスには、生産技術研究所と先端科学技術研究センターがあります

生産技術研究所は今は駒場にありますが、以前は六本木にありました。

現在の新国立美術館、政策大学院大学がある場所です。

「生産に関する技術的諸問題の科学的総合研究ならびに研究成果の実用化試験」を目的として設立され、学の自立を標榜し、産業界への迎合を潔しとしない古い時代の中、産業界への貢献、産学連携をうたっていました。

敷地は結構広かったのですが、建物の内部、特に地下は迷路のようでした。

施設は老朽化し、とても進んだ研究ができる環境とは考えられませんでした。

そこで、駒場に移転し、設備も一新しました。

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一方、先端科学技術研究センターは前身が航空宇宙研究所でした。

東大の中心である本郷キャンパスから、離れた場所で、自由な雰囲気で研究するのが特徴でした。

文系分野まで広く含んだ研究テーマで、それぞれの研究者が少し「尖った」研究をしていました。

このふたつの組織が同じ敷地内にあり、同日にイベントを行うことで、いい意味でも悪い意味でも、お互いが影響しあうようになっているのでしょう。

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さて、このリサーチキャンパスですが、上記の2つの研究室、研究プロジェクトが日ごろの研究内容を紹介し、さらには、旬なテーマの講演会も開催され、盛り沢山な訳ですが、逆にいうと、短時間では見切れません。

テーマを選んでしまうと、それ以外については、スキップすることになってしまいます。最先端の技術、研究が網羅的に紹介されているのに、それではもったいないです。

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テーマを特に選ぶことなく、会場全体をざっと回ることにします。ざっと見ながら、興味があるものについて、質問することにします。それでも、最新の研究動向、テーマは十分に把握できます。

ポスターよりもデモ展示に人が集まります。また実際におもしろかったりします。

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数年前から、かき氷のサービスがあります。今日はちょっと涼しいのですが、それでもかなり出ています。

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屋台の車もあったりします。イベントを盛り上げるには、こういったものも欠かせません。

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ざっと、いろいろな研究プロジェクトを見学しながら、気づいたことがあります。

最も強く感じたのは、研究者のプレゼン力の圧倒的な差、でしょうか。

若い大学院生なのに、中高生、その保護者からプロの研究者まで、相手に応じて、的確な説明をする研究者がいる一方、既に中堅レベルなのに、聞かれた質問に答えず、パネルの記載事項を、要領を得ずに繰り返しすだけの研究者がいました。

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東大五月祭は近未来のデモンストレーション?

に書いたように、研究室自主イベント、五月祭など、いろいろな機会を作り、プレゼンし、参加者からフィードバックをもらう研究者が増えてきました。

一方で、研究室に閉じこもり、年に1回のリサーチキャンパスだけプレゼンする研究者も数多くいます。

両者の間で、圧倒的なプレゼン力の差がついているのは当然の帰結でしょう。

論文を書くだけでなく、研究成果を機会を作って、発表し、フィードバックをもらうこと、そういった機会を有効に活用することの大切さを感じます。

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上記のように、研究の状況、成果を聞きに来る人には、中高生、その保護者からプロの研究者まで、います。

自分が説明したいことよりも、相手が聞きたいことに的確にこたえることが大切です。

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何のために研究しているのか、研究の背景、目的は説明できるようにしましょう。

研究成果は効率、コストなどを定量的に示すこと。

また、この研究成果をどのような分野にどう活用できるのか、説明できること。

大学院生ならば多少大目に見ますが、プロの研究者はこれは必須です。

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他の人のテーマであっても、研究室のテーマについては、訪問者よりもはるかに専門なのですから、

「他の人のテーマなので」と説明を避けるのではなく、概略はしっかり説明することにしましょう。

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もう一つは留学生、海外からの研究者が急激に増えたでしょうか。

もちろん、日本語でも説明してくれるのですが、細かいところまで、詳しく聞くには英語の方が効率的です。

日本でも、研究、ビジネスの話題は英語で、という時代がもうそこまで来ている感じがしました。




2018年06月04日

ファッションポジウム―男女の垣根を越えたファッションの未来を考える

という案内が来ました。

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案内文によると、

アパレル業界の閉塞の根底には、ファッションを切り分けて思考する態度があります。

そして、さまざまの切り分けの中で、もっとも根源的なものが、男女の切り分けです。

なぜ、男女で違うものを着なければならないのか。

“切り分け”という発想そのものを問い直し、性別を超えることはできないのか。

そのためのいくつかの試みを通して、ファッション業界に新しい風を吹き込みたいと考えております。

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安田講堂という象徴的な空間の力を借り、既存のファッションショーのような、“みせる側”と“みる側”という切り分けも取り払い、開かれたコミュニケーション空間を作り出します。

今回のシンポジウム最大の見どころは、東京大学大講堂(安田講堂)で行われるファッションショーです。

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東大安田講堂と言えば、日本の大学の象徴であり、1960、70年代の学生運動の頃は、大学権威の象徴として、過激派学生に占拠され、機動隊との攻防がありました。

これによる、荒廃は激しく、その後、長い間使用されず、耐震改修され、使用されるようになったのは、ほんの数年前です。

なお、講演会など、イベントがない日は、今でも原則立ち入りができません。

この東大安田講堂でファッションショーとは、どう考えてもあり得ない組合せです。

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司会は

タコツボでの局所最適を目指すのではなく、全体を俯瞰して、win-winな関係を


専門分化し、分断され、タコツボ化した、「優秀な人々」は、タコツボ内で、あるいはタコツボでの価値観に基づき、タコツボ間で、

自分を他者より、優位な立場に置こうとし、立場を失うことを極度におそれ、ありとあらゆる手段を駆使し、ごまかそうとする。

一方で、学問、組織など、全体を俯瞰する人は、基本的な礼節をわきまえ、他分野の人と信頼関係を構築し、

それらの人々に依存することにより、自立した生活ができる


で書いた、女装でも有名な、安冨歩教授です。

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ファッションショーでは「男」「女」のカテゴリーがあるが、これを外すとどうなるか?興味深いイベントです。


人々は人間、業界、学問など、いろいろな物事を利便性のために分類、カテゴリー化してきました。

本来、便利のための分類だったはずですが、それを「女の子なのだから」「理系は」「製造業とは」など、無理矢理、枠組みに当てはめようとして、息苦しさが出てきました。

社会の枠組みを外してみると、ずっと自由に、楽に生きることができたりします。

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人工知能、IoT時代の人材育成とは




以前は、工学部は、土木、建築、化学、電気、機械のように縦割りで、工学部が主として対応する製造業関係のメーカーも同様の枠組みで、業界内のニーズ、技術シーズはメーカーと大学間で共有され、大学の研究は業界に反映される形でした。

社会が複雑になり、相互に関連しあうようになると、工学系学科とメーカーの対応も複合、輻輳化するようになりました。

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時代、技術、社会の進歩が急激で、求められる人材像も変わる中、、大学の学部、学科の枠組みも文理融合、学際化は叫ばれつつありますが、組織の再編は時間がかかり、追いつかないのが現状です。


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社会の枠組みは、それが暗黙の裡に、当たり前とされているため、気づかなかったりします。

それを外して、再構築してみると、楽しいことになりそうです。




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