2009年08月

2009年08月31日

政権交代が現実のものとなりました

ただ、世論は諸手を挙げて、「民主党万歳!」ではないようです

「他に選択肢がないから民主党に投票したのであって、積極的に民主党を支持した訳ではない」

「民主党と自民党の議席は3倍だけれども、総得票の差はわずか10%」

「高速道路無料、子供手当て、など掲げているけれど、財源は確保できるのか?」

「小沢代表代行の政治資金の問題は?」

民主党がどうやって、国民の、本当の支持を取り付けていくのか?これから手腕が問われます

さて、この問題は、もう少し、はっきり見えてきてから、書くこととします

今日もその前段として、政策研究大学院大学「技術革新と社会変貌」公開セミナーで伺ったことからです

大企業の発展は、実は技術に優れた中小企業に支えられたものです

「キューポラのある街」の川口、ものづくりの大田区など

別にわざわざ中小工場を続けなくても、マンションを建てた方が儲かるのに、中小工場を続けているところも少なくありません

「うまくいっている中小工場の経営者は、例外なく、明るくて、前向きで、話が面白い。なぜだろうか?」

「答えは簡単。

そうでなければ、

・従業員はついて来ないし、

・金融機関は金を貸してくれないし、

・仕事の発注が来ない」


何も中小工場に限った話ではありません。

ベンチャーでも、コンサルタントでも、そうでしょう。

経営者が、明るくて、前向きで、話が面白い、ことが、ポイントかもしれません。










2009年08月30日

衆議院選挙の開票速報を見ています

予想通りと言うか、民主党の圧勝のです

小選挙区制では、流れが出来ると、一気に傾くので、大変です

福田康夫元総理、武部元幹事長、与謝野経済財政・金融担当相が大苦戦とは、びっくりです

さて、新政権については、確定してから、書くとして、歴史から学ぶことがいろいろありそうなので、それを整理してみます


政策研究大学院大学「技術革新と社会変貌」公開セミナーで伺ったことからです

「歴史は繰り返す」と言いますが、社会は変わっていくのですから、完全に繰り返す訳ではありません


「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」(マーク・トエイン)

「社会にとって、歴史とは、個人にとって、記憶のようなものだ

人が記憶なくしては思考することも行動することもできないように、社会は自らのルーツや伝統、すなわち歴史なくしては昏迷してしまう」(シェーファー)

「歴史は、未来を予測したり、予言したりすることを、われわれに教えるものではない。

しかし、未来において起こり得る可能性について、少なくともひとつの可能性を教えてくれる」(トインビー)

「歴史が重要であるのは、われわれが過去から学ぶことが出来るという理由だけではなく、社会的諸制度の継続性によって現在と将来が過去に結び付けられているからである」(ダグラス・ノース)


多くの社会科学の学問が、仮説、仮定を設定して、それに基づいて、論理を展開しているのに対し、歴史は、とにかく、実際に起こったことである、という特徴があります。

「歴史的洞察とは、人の営みにおいて何が起こりうるのか、あるいは起こりそうなのか、という感覚である。

この感覚は、物理学者の数式のようなものではなく、医師の診断に近い」(シュレジンガー)



これらの「歴史から学ぶ」を踏まえて、これからの政権をゆっくりみていくことにしましょう。




2009年08月28日

8/30(日)は衆議院選挙

世論調査の結果では、民主党が圧勝で、政権交代の見通し

参議院も民主党優位だから、文字通り、「政権交代」になる見通し、ということでしょうか?

霞ヶ関周辺は、もっぱら政権交代を織り込み済み、ただし短期では?という見通しのようです

選挙が終わってからのコメントではつまらないので、選挙の前に、ちょっと考えてみましょう


●批判する立場から、実行する立場は、もちろん難しい

戦後ずっと、永遠に続くかのように思えた自民党政権が、連立政権に交代したことがあります

細川連立内閣です

アメリカ軍の在日基地は?原子力空母は?自衛隊は?減税は?消費税は?

みんな、一斉に歯切れが悪くなりました


細川連立内閣は、消費税を3%から7%に上げて、福祉のために使って、国民福祉税とする、という、とんでもない発表をした直後に、総辞職しました

その後、自民党と社会党の連立という、どう考えてもありえない、自社大同連立で、村上内閣が成立しましたが、社会党は存在理由を失い、事実上消滅しました


●新しいリーダーは?

アメリカは、共和党ではなく民主党、クリントンではなくオバマ、という新しいリーダーを選びました。

これまでの政治、社会ではなく、あたらしい政治、社会に賭けました

日本には、残念ながら、オバマ大統領のような新しいリーダーは見当たりません

鳩山党首では、麻生総理が吉田茂元総理の孫であるように、吉田茂元総理の政敵であった、鳩山一郎元総理の孫、ということになります


●選挙速報は?

諸外国の例では、選挙の情勢がインターネットで掲載されることによって、これから投票する人に影響を与え、結果も左右する、ことが知られています。

日本でも出口調査の結果をリアルタイムで紹介すれば、同じ現象が起きる可能性があります

マスメディアはやればできるけれども、いろいろ支障があるでしょう

でも、やる人、団体があれば、必ず「流れ」が起こります


ということで、「TAK」さんの予想では、民主党に政権交代するけれど、短命、という予想ですが、どうなるでしょうか?

選挙はふたを開けてみるまで、わかりません




2009年08月26日

ソウルオリンピックシンクロ・デュエット銅メダリストの田中ウルヴェ京さんの「アスリートのためのキャリア・トランジション勉強会です。

ゲストは、競泳背泳ぎ日本代表として2001 年から2008年まで、日本選手権で8連覇し、2004年アテネオリンピックの100m背泳ぎ、400mメドレーリレーの銅メダリストで、2008年北京オリンピック出場後、現役を退いた森田智己さんです。


さて、いきなり、ここで皆さんに2つ質問です。

●「オリンピック銅メダリスト」って、どういう響きですか?

もちろん、世界で第3位ですから、凄いんです。でも、「金メダリスト」とはちょっと違った響きです。

オリンピック代表選手は皆、金メダルを目指すのでしょうか?

あなたが陸上100mの日本オリンピック代表だったとします。

圧倒的な世界記録を持つボルト選手がいます。

本当にボルト選手を破って、金メダルを取ることを目指しますか?

それとも、ボルト選手、ゲイ選手は、さすがに無理だから、銅メダルを目指しますか?


●森田智己選手って、知っていますか?

上に書いたように、森田智己選手は日本選手権で8連覇、2004年アテネオリンピックの銅メダリストという、輝かしい実績を持っています。

でも、あなたは森田智己選手って、知っていますか?

同じ時期の平泳ぎの北島康介選手ならば、誰でも知っています。でも、はっきり言うと、森田智己選手はあまり知られていません。

実は、ソウルオリンピックシンクロ・デュエット銅メダリストの田中ウルヴェ京さんにも同じことが言えます。

ペアを組んだ小谷実可子さんは誰でも知っています。でも、田中ウルヴェ京さんは、それほど知られていません。

シンクロナイズド・スイミングでは、伝統的にロシア、カナダが圧倒的に強いです。最近は、それにスペイン、中国が加わっています。

ソウルオリンピックでは、フランスと日本が銅メダルを巡る戦いでした。

結果、目標の銅メダルを獲得することができました。

オリンピックだけでなく、世界選手権でも、メダルは取れます。

でも、オリンピックと世界選手権では、メダルの重みが違うそうです。

オリンピックで銅メダルを取ると、満足してしまう、そうです。


できることならば、森田智己選手は北島康介選手に、田中ウルヴェ京さんは小谷実可子さんに、なりたかったそうです。

先を走る彼、彼女を目標に、離されることなく、追いついて走ることができたそうです。

森田智己選手は4月から、医学部を目指して勉強しているそうです。

「水泳選手の寿命は限られているけれど、医者は一生の職業」だそうです。

でも、森田智己選手は本当に医者への道を歩むのでしょうか?

新素材の水着を着て、自分よりもずっとタイムが下だった選手が世界記録、日本記録を出すのを見て、再度チャレンジする気持ちが沸いているようです。

「TAK」さんは、そちらの道を選ぶのでは?と思っています。






2009年08月23日

いえ、別に社会人の人格はみんなダメ、といっている訳ではありません。

『<他人力>を使えない上司はいらない!』の著者の河合薫さんのお話です


以前、入社5年未満の若手社員のインタビュー調査をした時に

「就職したら、もっと人格者がいると思ったら、一人もいなくてがっかりした」

と言う若手社員が多かった、です。

彼らは、

「大学のころには、クラブの先輩とかにいたんですよ、人格者が。会社の中ではそういう人に出会えないんです」

と嘆いていました。

「人格者」学生時代によく使った言葉です。ちょっと大人で、頼りがいがあって、運動部などで主将になるような人は、たいていの場合、「人格者」でした。

「人格者」たる先輩は、ナンバーワンではなく、ナンバースリーくらいのプレーヤーで、練習に厳しく、部下たちを絶対に裏切りません。

練習後は、だいたい後輩たちを連れて飲みに行き、目立たない部員にも目をかけます。

試合に負けてみんなが打ちひしがれているような時には、「俺たちのやってきたことは、必ず明日につながる」などと、鼻がむずがゆくなりそうなセリフを「マジ」で吐き、それが様になる人物でした。

だが、「人格者」は人間的に未熟な学生たちが作り上げた「虚像」だった、と思うのです



「社会に出たら「人格者」はいない?」は、誤解があるかもしれないけれど、確かに上に書いたような、よい、面倒見のいい「人格者」は、社会にいるでしょうか?

いない訳ではないけれども、学生時代に比べて、「人格者」の与える価値は低い、と思います。

むしろ、社会に出てから見つけたいのは、「人格者」よりも「メンター」です。

・あの人は、口のきき方はよくないけれど、仕事のすすめ方はたいしたものだ

・あの人のプレゼンテーションには思わずひきこまれてしまう

・苦境に陥った時の、冷静な対応はたいしたものだ

などなど

スーパーマンはいませんから、何から何まで、優れた人はなかなかいません。

でも、上に書いたように、

・これをやらせたら、彼(彼女)の右に出る人はいない

という、光る部分を持つ人は、必ずいるものです。

これらの人々から、「いいとこどり」をするのが、社会の渡り方でしょうか?





2009年08月22日

大学発ベンチャー起業支援サイトに、歴史に残る名勝負の面白い記事「タイガーは偉大なる敗者か」があったので、紹介します。


今年最後のゴルフメジャーのPGA選手権は、タイガー・ウッズが逆転負けするという歴史的な結果で終わった。とにかく、タイガーが最終日リードしていたメジャーは8大会全て勝っており、しかも相手は、無名に近い韓国のY・E・ヤンだったから大番狂わせとはいえる。


最終日のタイガーは75、ヤンは70だから翌日の新聞が、「タイガー自滅する(falter)!」と書くかどうかが興味深かった。

タイガーのショット自体はそれほど問題なく、ただ単にパットが入らなかったことが大きな原因だったからである。


それにしても、ヤンには奇跡的ともいえる3つのショットがあった。1つは、15番ホールの水越えのショットが、グリーン右の池には落ちず、かろうじてグリーン右脇のフリンジに止まったのである。普通のプレーヤーは、右側はあまりに危険なので左側からフェードで狙うものであるが、ヤンは大胆にも右側から攻めていた。

もし30センチずれて右側のグリーン横に落ちていたら、垂直に近い壁の深いラフか水の中に落ちていて1、2打失っていたことは確実である。あの15番ホールのヤンのショットはヤンに運が傾き始めたことを示していた。

その直後の16番のチップインイーグルは、そして、18番のセカンドの200数ヤードのハイブリッド3番は数年に一度あるかないかのスーパーショットである。3度とも奇跡的なショットだったが、全てギャンブル的で大崩の原因ともなるショットであったが、波に乗り、運がある時は全てうまく行く見本のようなものだっ
た。

一方のタイガーは、バーディーパットやチャンスが何回も何回もありながら、決められないフラストレーションの塊のようなプレーだった。それでも流石と思わせたのは、ヤンのチップインイーグルに対してバーディーで答えたところである。あれがパーで終わっていたら、最終ホールで2打差になるので、それで勝負の興味は消えてしまう。

タイガーのチップショットは、わずかにカップの横を通って外れて万事休すとなったが、それでもヤンの奇跡的ショットが3つもありながらも最後の最後のショットまで、もしかすると、と我々に思わせたのは流石というしかない。こうして最後まであわやというところまで戦う敗者は偉大なる敗者といえる。

今年のゴルフやテニスのメジャー大会は、歴史に残る名勝負がいくつかあった。その1つは、ウィンブルドンのフェデラーとロディックの死闘である。「死闘(life-and-death match)」という言葉が相応しいのは、ウィンブルドンの決勝としては至上最長のロングゲーム(トータル77ゲーム)の試合だったからである。

確かに、ロディックの戦いは立派だったものの、偉大なる敗者といえるほどであったかは、わずかな疑問が残る。その理由は、最後の数ポイントはボールがラケットにまともに当らず、ファールボールのように完全にコートの外側に弾け負けで、明らかに精も根も尽きた、ということが明白だったからだ。

つまり、既にシーソーゲームは終わっていた。これは名勝負に水を差す。だから、テニスファンは未だに1980年のボルグ対マッケンローのウインブルドンの決勝の方が名勝負だったという。

同じことが、全英オープンのトム・ワトソンの負け方にいえる。ワトソンは、最後の18番ホールで、3メートル位のパットを決めれば59歳で全英オープンを制覇していた。ところが、彼は惜しいともいえない位に大きく右に外した。素人以下ともいえるパットだ。ワトソンのショートパットが入らない「イップス病yips)」が最後の最後に出たのだ。

それから後のプレーオフのワトソンは、出だしからボギー、トリプルボギーで惨めそのものであった。しかし、英国のテレビカメラは容赦なくワトソンの半泣き顔をどアップで写す。気が付くと、彼の首の後ろはワニのような皺だらけの皮膚で、顎は三重で、それまでの勇ましい59歳は、たちまち老人の59歳になっていた。

大崩れするワトソンを尻目に、スチュワート・シンクは神がかりなショットを続々と連発した。このシングのプレーは、ヤンのプレーと非常に似ており、勝者が運と勢いに乗った時の神がかり的プレーである。

以上のように歴史に残る名勝負といわれる今年のウィンブルドンでも、全英オープンでも、敗者が偉大なる敗者となるための条件である最後の1ポイントまで勝負がわからないという展開にはならなかった。タイガーは確かにヤンに敗れたが、18番ホールの最後のチップインまで再逆転の可能性を残したという点は、やはりタイガーならではといえるのかもしれない。







2009年08月20日

そう言えば、「TAK」さんの周りでも活躍している女性がたくさんいます

「TAK」さんの活動の拠点の東大、東工大なんて、以前は、女性は文字通り、「紅一点」だったのですが、通常の社会より、やや少なめ、くらいになっているでしょうか?

お友達の日記を読んでいたら、おもしろい結論に達しました

アネゴの日記によると、


AERAの記事では、女性がどんな視点で女性議員を選ぶのかという面白い記事がありました。

「女性社長.net」の横田響子さんのお話によると、

「女を捨ててない、男にこびない、ヒステリーではない」


とあります。

そこで、その記事のもとの、やはりお友達のよこきょうさんの日記へ行くと、

女性リーダーの心得:Make a Difference


女性リーダーたるもの 「心遣い」「知性」「しなやかさ」

3つの実践 by お茶大リーダー教育ミニパンフ

もうちょい書くと、


心遣い (自分と異なる意見も尊重し他者に配慮できること)

知性  (問題を的確に捉え解決すること)

しなやかさ (難しい局面にも自信を持って柔軟に対応できること)



とのことです。

よこきょうさんは、母校のお茶大のミニパンフのすばらしさに驚いていました。

そこで、「TAK」さんも母校の東大のホームページに行って、驚きました。

工学系研究科 専任教員(女性) 公募


建築学(教授、准教授、講師または助教)
機械工学(教授、准教授、講師または助教)

とあります。

なんと、女性でなければ、応募できません。

これからは、女性リーダーの時代のようです。





2009年08月18日

グレーゾーンとけじめの難しい関係で、


仕事(研究)とそうでないもの、そんなものに境界はない。むしろ、境界がないグレーなところから「何か」が生まれるのだと思っています。


と紹介しています。

でも、やっぱり、けじめをしっかりつけなければならないこと、もあります。

一番、目立つのがメールでしょうか?

今、パーソナル用でも、ビジネス用でも、メールは頻繁に打つでしょう。

以前は、パーソナル用のメールと、ビジネス用のメールは、違うパソコンから出す、勤務時間内はパーソナル用メールは出さない、など、峻別がありました。

しかし、携帯電話で、外出先からビジネス用のメールを出すようになると、境界があいまいになってきます

個人で出すメールがビジネス調になることはあまりないようですが、仕事で出すべきメールが、まるで友達同士のメールのようになってしまう、ことはよく見かけます。

ちょっと気づいたことを書きます。

(1)ビジネスとしてのメールは「タイトル」が決め手!一件一葉で!

ビジネスメールは、毎朝オフィスで開くと、数十件、あるいは百件を超えることも珍しくないでしょう。

その中から、タイトル、送信者から優先順位をつけて処理します。

それゆえ、内容とマッチしたタイトルをつけることが大切です。

急いで対応してほしい案件に適切なタイトルをつけない、逆に、たいした内容ではないのに、緊急案件のようなタイトルをつけるのは、避けるべきです。

また、一件一葉が大切です。

ひとつのメールに複数の案件を書いておくと、最初の用件を読んだ段階で終了と判断され、読んでもらえない、おそれがあります。

ディスプレー上では、斜めに、キーワードだけ読み取ります。書かれていることを、すべて読むわけではありません。

友達同士の近況報告メールのように、だらだら書くのはやめましょう

(2)署名をしっかりと書く

通常はメールでやり取りをするけれども、郵送、電話、FAXを使う場合もあります。

この時、メールの最後に、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号が入った署名があれば、便利です。

と言うよりも、これらのビジネスに関する基本情報をメールの署名に入れないようでは、ビジネスとしては失格です。

(3)絵文字?その他

ビジネスでも親しい間柄で、軽い話題の場合、絵文字を使う人もいるようです。

ただ、メールは、特にビジネスメールは第3者に転送されることがある、前提で出すべきです。

つまり、あなたが意図していなかった人があなたのメールを受け取ることもあります。

この場合、「仕事のメールで絵文字を使うなんて」と解釈されることもあります。



上に書いたことは、「当たり前」と思っていたのですが、「当たり前」は、大多数の人が「当たり前」と考え、実行するから、成立します。

最近は、どうも「当たり前」が成立していないようです。
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2009年08月15日

東大の内田麻里香先生のWiki思想による本作りを読みながら考えました。

Wiki


ウィキでは通常、誰でも、ネットワーク上のどこからでも、文書の書き換えができるようになっているので、共同作業で文書を作成するのに向いている。この特徴から、ウィキはコラボレーションツールやグループウェアであるとも評される。ソフトウェアとしては、初めに登場したプログラムに改良を加え、あるいはそれを参考にしたりして、現在では多くのウィキが出回っている。


ネットワークを利用して、誰でも、世界中のどこからでもアクセスできることを利用した、最初の成功例がフリーのOS(オペレーティング・システム)のリナックスでしょうか?

ヘルシンキ大学在学中だったリーヌス・トーバルズが個人で開発を開始したOS(オペレーティング・システム)をネット上に開放したところ、世界中の専門家が無償のボランティアで編集に参加した、というものでしょうか?

それまでの、OS(オペレーティング・システム)の閉鎖性、高い価格に不満を抱いていた専門家たちが、積極的に参加し、

・自分が行ったワークがすぐに反映され

・そのワークへの他者からの評価が瞬時にある

ことに、感激したそうです。

・複数の視点から見ることにより、ひとりではわからなかった改善がなされた

・主催者のリーヌス・トーバルズの「他者のワークを決して批判しない、すぐに
返信する」という態度が成功のひとつのキー

ということが特徴でしょうか?

これが、振り返るとオープンイノベーションの始まり、だったかもしれません。


・レベルの高い"生産的な"レビュアが揃うこと。
・「素直だが芯に揺らぎがない」著者であること。
・その「混沌」をまとめることができる編集者がいること。

ちょっと考えただけでも奇特な組み合わせ。だけど、今後の本作り(に、止まらないかもしれない。もの作り)では、大事な仕組みだと思ったのでありました。

「第三者の手が入ることによって、より個性が強まる」

ということに繋がる、と思う。これぞWiki思想。つまり、Wiki思想で作られた
Wikiの本、ということになる。



ここから、オープン参加型の成功のキーポイントが、あらためて認識されました。




2009年08月14日

「鉄は熱いうちに打て!」と言われます。

もろい銑鉄を鍛錬して、粘り強い鋼にするのも、いろいろな用途の形状にするのも、熱い溶けている状態で、です。

「高炉の火を消すな」とも言われます。

製鉄所の鉄は、溶けている状態で、運搬されます。

一度、どこかで鉄が固まってしまうと、製造プロセス全体が止まってしまいます。

それゆえ、高炉の火が消える、とは、操業を停止する、ことを意味します。

人の心も似ています。一度、興味、関心をなくしてしまうと、もう返ってくることはない。

ある講演会のことです。「TAK」さんは、講師、主催者、参加者の立場のことがありますが、今回は参加者でした。

テーマは「顧客満足」

「顧客満足」について、何らかのきっかけ、糸口、ヒントがつかめれば、と思って参加しました。

ところが、講師の方のパワーポイントは、研修の見積書、提案書なんてものです。

「秘密保持契約書のサンプルを回覧します」なんて言っています。

どうも、講師と主催者の間で、行き違いがあったようです。完全に講演内容がミスマッチです。

ホームページには、講演内容、対象者が掲載されていました。講演者はこれを必ず確認する必要があります。

もし、既に作ってしまった資料が、ミスマッチならば、とにかく講演までに作り直さなければなりません。

とにかく、今回は完全に講演内容がミスマッチです。


こういう時、参加者はどう考えるか?「TAK」さんが考えたことです。

この講演にこれ以上、参加しても、「TAK」さんが期待していた内容は聞くことができません。可能であれば、とっとと帰るのがよさそうです。

会場が広ければ、さっさと帰るのですが、狭い会場で、そうもいかなさそうです。

であれば、次善の策として、本日のスケジュールを再構築します。

この講演会に来たために、帰宅後にやらなければならないことがタイトです。

そちらの構想を練っていた方が効率的です。

講師の方、主催者の方はミスマッチに気づいて、軌道修正しようとしていることが伺えます。

でも、会場は既に固まっています。

もがけばもがくほど、泥沼にはまっていくのだけは、わかります。

会場からの活発な質疑応答ではなく、主催者が、場を持たせようと、何とか、質問しています。

「TAK」さんも既に、帰宅後のスケジューリングに専念しており、講演は「上の空」です。

中長期的には、アップル社を追放されたCEOスティーブ・ジョブスが同社に復帰するように、一度離れたからこそ、より強くなることがあるかもしれませんが、短い講演会の時間内では、一度離れた人の心は戻ってきません。

こういう時は、当初のスケジュールを何とかしようと、無理に場を保とうとするよりも、早めに切り上げる方がよいでしょう。


ひとつの事例から、近代の製鉄、アップル社のCEOスティーブ・ジョブス、といろいろ想いをめぐらすことができました




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