2011年12月

2011年12月29日

新しい時代における『創造的な学び』:グローバル社会で活躍するための戦略と実践

の慶応大学井庭崇准教授は「学びのパターン・ランゲージ」

をまとめて紹介しています

111229パターンランゲージ


パターン・ランゲージとは建築家クリストファー・アレクサンダーが提唱した知識記述の方法で、建築や街の形態に繰り返し現れる法則性を「パターン」と呼び、それを「ランゲージ」として記述・共有するものです

パターン・ランゲージを記述・共有する意義は、ふたつあり、ひとつは熟達者が持つ経験則を明文化して、初心者であっても、洗練されたやり方で問題解決できるようにすること。もうひとつは、デザインに関する共通のボキャブラリーを提供することです

学びについてのパターン・ランゲージを知っておくと、学びがスムーズにいきます。共通のパターンがありますが、それぞれに合うものがあるので、それをピックアップするといいでしょう

以下に「TAK」さんに合ったパターンをピックアップしてみます



・「学びのチャンス」は与えられるものではなく、自ら探し、作り出すもの。与えられた学びの機会が、必ずしも自分に合っているとは限らない

・覚えるだけの学びから、覚えたことをベースに創り、実践する学びへ 

・自分がやりたいことを実現するための必要性が学びへの強い動機を生む

・物事には実際に取り組んでみて初めてわかることがある

・獲得した知識は、実践の中で用いることで、より深い学びにつなげることができる 

・自分の中で閉じていた「学び」を開いてみると、一人では得られない発見や成長がある 

・考えていることを言語にすること、他人に話すことにより、自分が何を理解していて、何を理解していないのか?明らかになる

・他者の存在や眼差しを意識することで、より頑張ることができる、ことがある 

・完璧になってから学びの成果を披露するのではなく、途中段階で公開することにより、フィードバックを得ることにより、自らの学びを深め、他人の学びも深める

・スポンジのように吸い取る学びから、自らの興味 関心の「竜巻」に絡め取っていく学びへ

・人は外界の情報をすべて受け入れているのではなく、取捨選択して取り入れている

・与えられた知識は、既に自分が持っている他の知識と結び付くことで、次のステップへ進む

・知的な感動の経験は、さらなる勉強や研究の強い動機となる

・研究活動には山あり、谷あり。情熱を持てるテーマでなければ、最後までやり抜くことは難しい

・研究テーマは学術的な意義だけでなく、社会的意義も視野に入れて決める

・よくわからないことは、どっぷりつかってみてわかることがある

・学ぶことは真似ることから。型をマスターできなければ、「型破り」はできない

・できないことを放っておいてもできるようにはならない。自分が何ができないのか?理解し、専門家にアドバイスをもらって、自分でやってみる

・頭で覚えたことは忘れやすいが、身体で覚えたことは忘れにくく、意識することなく、使うことができる

・身体で覚えたスキルは、言葉で説明することは難しいが、言葉で表現しておくと、スランプの時に、抜け出すヒントとなり得る

・学びの記録、資料を保存しておき、振り返ることで、自分の進歩、ターニングポイントを確認することができる 

・外国語で自分の考えを表現するには、その言語の表現のある程度の蓄積が必要。また、言語の習得には、文法、語彙の他に、その言語独自の感覚の理解が欠かせない

・インプットしたものをアウトプットすることによって、自分に必要、あるいは自分が欲しているインプットが明確になる

・頭の中で考えていることを具体的なモノにすることにより、自分自身がわかるだけでなく、他の人々とのシェアが可能になる

・動きの中で考える:具体的なモノを作って、フィールドに出すことで、外界とのインタラクションが始まり、進歩のサイクルが回りだす

・現場に行かないとわからないことがある一方、現場に入ると、そこに染まってしまい、客観的な視点を失うこともある。現場に入りつつ、「外部者」としての視点も保ち続ける

・自分から「場」に出て行って、活動しなければ、新しいチャンスに出会うことはできない

・最先端で何が起きているのか?新しい分野、時代を切り拓くにはそれを完治することが欠かせない

・広がりと掘り下げの「T字」、広く目を向け、いくつか極める

・隠れた、意外なつながりから、新たな展開が始まる。既存の枠組みを外して、眺めてみると、意外なつながりが見えてくる

・量は質を生み、質を作り、時として、質自体を劇的に変化させることがある。とにかく、まず量をこなすこと

・目的へのアプローチは必ずしもひとつではない。行き詰まったら、新たなアプローチを探す、あるいは目的を達成してからでも、別のアプローチを見つけることにより、新たな展開が生まれることがある

・囚われていたものを手放してみると、新たな可能性を得ることがある

・言葉にして、他の人に話すことにより、自分が何を理解して、何を理解していないのか?明確になる

・小さく生んで、大きく育てる。最初から大きな成果でなくてよい。何度もバージョンアップすればよいのだから

・書くことと考えることは、あざなえる縄のようなもの。書くことにより、思考が整理され、進む




2011年12月26日

東京ミッドタウンで行われた

「新しい時代における『創造的な学び』:グローバル社会で活躍するための戦略と実践」(慶応大学井庭崇准教授)

に参加します

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最近『創造的な学び』をテーマとした勉強会がよくあります。学校教育による、いわゆる画一的な教育ではなく、それぞれの個人に応じた創造的な教育が求められています

「グローバル社会」もキーワードでしょうか?これから関わるのは日本人だけでなく、いろいろな国の人と関わっていくことになります

この勉強会は最初の1時間が先生からのレクチャー、その後1時間は参加者同士のワークショップという形式で行われました


では、早速出たお話をまとめてみます

・Consumption(消費社会) → Communication(情報社会) → Creation(創造社会)

・情報社会:批判は渦巻くが、新しいアイデアが付加されて、育ち、生み出されることは少ない。新たな仕組み、仕掛けが必要

・創造社会:あらゆる人々が自分たちの新しい認識、新しいモノ、新しい仕組み、そして未来を創造する社会

・ワークショップでは、経験を掘り起こして、対話の俎上に乗せる。フリーに話すよりも、仮のテーマなど、何らかのネタ、制約があった方がやりやすい

・デザインとは問題発見・解決である。解決に目が行き勝ちだが、発見と解決はセットである

・英語のスピーキング:国際学会はスライド、ストーリー、テーマがあるので、比較的簡単。カフェでの会話は話題が移り変わって、どう展開していくのかわからないので大変

・捨てる勇気:自分がその必要に気づき、制約、区切り、など、何らかの外的要因があると、やりやすい

・捨てる勇気:自分の主軸は一時捨てても、後でまた使おうと思えば使える

・やりたいことに順番と出来るタイミングを考える。乗り換えるにはやりたいが先で、今持っているもので何が使えて、何を身につけなければならないか?考え、実行する 

・他より突出する:ハーバード、MITのレベルで突き抜けるには、興味があるだけではダメ、他ではやっていないオリジナルなこと

・言いたいことが、何となくわかる状態ではダメ、しっかり伝わることが大切。「表現」をよくするための「表現」 

・英語:初めは「とにかく通じればよい」でいいのだが、通じることで満足するのではなく、発音、アクセント、イントネーション、洗練された表現、など美しい英語を目指す

・卒論は英語で80ページを課す。これをやっておくと社会に出てから数ページの英文資料を作るのは簡単


これも最近の勉強会の特徴ですが、ある勉強会に出て「これが目から鱗が取れるようにわかった」ということはあまりありません。それよりも、何がしかの考えるヒントをもらって、もやもやと考える事の方が多いかもしれません


ところで先生の研究室では、学習パターンの考え方や個々の学習パターン

について紹介します

こちら

からダウンロードもできますので、興味のある方は是非ご参照ください





2011年12月22日

キャリアトランジション勉強会

に参加します

111222堀江陽子


今日のゲストはバルセロナ五輪レーボールUSA代表のヨーコゼッターランドさん。全日本チームでの活躍が期待されながら、実業団入りせずに、早大に進み、アメリカ代表の道を歩まれました

1976年のモントリオールオリンピックでは日本の女子バレーは白井貴子選手らの活躍により、圧倒的な強さで金メダルを取りましたが、その後、1980年代前半は、やや低迷した時期でした

そんな中で堀江陽子選手が「期待を星」と言われながら、当時のバレーボールの王道、実業団「日立」には進まず、早稲田大学に進学し、その後アメリカ代表になり、アメリカはバルセロナオリンピックで銅メダルを獲得しました。日本は5位。

なぜ、アメリカの代表に?期待を裏切られた思いがしたものです。

25年前の謎が解けるかもしれない。ワクワクしながら参加します


取り敢えず、お話をまとめてみます

・アスリートの競技引退、企業社員の研究開発から営業、本社から支社への異動にも似ている。これまで培ったことを活かしつつ、新しい分野でどう生きていくか? 

・フランスのある競技のエリートアスリートがキャリア教育を受けて、一流大学に。自分のキャリアを高い視点から客観視し、オリンピックを目指す選手でありながら、「オリンピックがすべてではない」と考えるようになった

・自分の人生の「谷」の部分を描ける、語れる人は、その「谷」がその後の飛躍のために必要だった、と認識できているから

・同じ日系人でも在日と在米では、使う言語、気候風土のせいか、はっきり違いがわかる

・アメリカは白人、黒人、アジア人など、しかもハーフ、クォーターが混在して暮らしているが、日本は単一民族。これは世界では逆に珍しいこと

・自分ではどうにもできない外見(ハーフ)のことを指摘されることに不快感。外人と言われる、私違うの? 

・環境を他人のせいにする人と自分のこととして取り込める人では、大きな違いが出る

・チームで活動する時、チームの約束を破ること、チームが後ろ指指されることをすること、には、勝敗以上に厳格

・指導者の方針が揺らぐと、チームは崩れる恐れ

・全日本中学選抜が日本一を狙えない高校に。一人が入ることによる周囲の影響がやりがい。勝ちに行ったのではなく、自分を試しに行った

・制約条件があると、人は知恵をつける。恵まれた環境では、生き抜く力を培うのが難しい

・早稲田大学人間学科進学はバレーボールの王道ではない(王道は強豪実業団)スポーツが社会の中で、どういう立位置、役割か、学びたかった

・強豪実業団に入っての練習。バレーボールの練習が十分にできる環境にもかかわらず、トップ選手の「午後も練習か」のようなネガティブな発言に違和感 

・次世代の若い人たちと接する機会には、オフのちょっと抜いた時の発言、マナーにも注意が必要

・苦しい練習だとしても、勝ち抜くためには避けられない道

・試合会場にオリンピック、代表選抜関係者がいないとは、自分には関心がない、ということ

・オリンピック前年に日本とアメリカの国籍の選択。日本関係者からオファーはなかったが、アメリカではナショナルチームの第3のセッターを探していたのでトライアウトで受けた

・帰国子女だが大学卒業の頃には英語力が相当落ちた。幼い子供がいる家にホームステイ。子供の言語力の成長に合わせて自分の語学力も伸びる

・いろいろなカードが揃っている時には、却ってオファーは来ない

・バルセロナオリンピックの最終選考に選ばれず、気合がそがれて骨折。それで開き直って、メンバーの不調で選ばれる

・アトランタオリンピックのシンクロチームの最終補欠選手が決勝に起用された。練習で正選手が欠けた時に、志願して入っていた。引き寄せるものがあった

・単調でつまらない基礎の積み重ねは、やっている時には、何の意味があるのか?と思うこともあるが、結局自分を救う

・アメリカ人のパワー、スピードには勝てないが、細かなミスをしないプレーでは自分の方が上

・スタメンも控えも両方出来るチームの適材だからと、監督から控えを命じられる。チームとしてはよくても、プレーヤーとしてはモティベーションが下がることがある

・チャンスを追って、つかもうとしていた人が、もうそこまで来ているチャンスを、他人のちょっとした指摘、監督の起用法などで、モティベーションを下げて、チャンスを手放すのはもったいない

・監督の起用法と自分の目指す方向にギャップがあるのなら、アプローチを変える。自分が目指すべきこと、チームへの貢献にフォーカスすると心が穏やかになる

・今所属するチームの一員としてやるべきことと、オリンピック代表を目指す自分にはギャップがあり、前者を優先した。アメリカのナショナルチーム入りしてからは両者が一致した

・一歳年上の中田久美選手の活躍には大いに刺激を受けた。同世代の活躍からは大きな影響を受ける

・監督の起用法は自分がコントロールできない。とにかく、自分ができることにフォーカスする

・アメリカから帰ってきて、日本一に。たどって来た道は違うが、同じ目標を目指していた仲間と今の目標を達成

・現役でやれる期間が減ると、やりたいことに執着する

・外発的なモティベーションでやっていた人は引退の時、「オレってなんだったんだ!」と落ち込むが、内発的なモティベーションでやっていた人はトランジションがスムーズ 

・アスリートは選手の時やり残したことを引退後にひとつずつ落とし前をつけていく 

・「自分」を少し離れた位置にいる、もうひとりの「自分」から見ることが出来るが大切 

・世の中は不公平と言うが、本来、機会は公平、誰にでもチャンスはある。どう捉えるか、がポイント

・明日はどうなるか?わからない。貯金があれば、どうなっても当座はしのぐことが出来る

・スポーツにより、忍耐、チームプレーを培うことが大切


オリンピックとは国別の対抗競技ですから、愛国心が高まります。特に団体競技でメダルを取ると、国中に大きな喜びが沸き起こります

ただ、団体競技のメダリストとて、各自のキャリアの宿命の中で、厳しい選択を迫られます。

25年前に残念上がら、アメリカのナショナルチーム入りし、堀江陽子さんからヨーコゼッターランドさんとして、アメリカでメダリストとなられたには、このような背景、事情があったことがわかりました

ヨーコゼッターランドさんは現在はスポーツキャスターとして、各種メディアへ出演するほか、後進の指導、バレー教室、講演、エッセー執筆など幅広く活動され、また、日本バスケットボール リーグの理事や、高校野球特待生問題有識者会議委員などバレーボール以外の分野でも活躍されています。

好きな言葉は「不可能を可能に」だそうです





2011年12月20日

日々考えていること、行動したことを記録しておかないと、後で自分が何を考え、何をしていたのか?わからなくなっていまします。

そんな訳で「TAK」さんは参加したイベントの主要な記録は必ずしておくことにしています

ところが、日々考えたこと、はTwitter、Facebookに掲載するのですが、そのままだと流れていってしまいます

そこで、時期を見て、まとめてみることにします

A面ブログはリーダーシップ、キャリア編です



・「好き」を仕事にする、ではなく「想い」を仕事にする。キャリアや人生をたくましく切り開いている人は、「描くことができる人」(「描こうとする人」「描くことに飽きない人」)「描く力」とは、具体的には「発想の展開力」と置き換えることができる

・既存の価値はすぐに陳腐化する恐れがある。今何が大事ってさ、何があってもおかしくない世の中で、何か起こったことき、生きてける強さがあるか?家族を守れるかどうか

・過去に行なった選択が正解だったかどうかなんてどうでもいい。選択が正解だったという結果は自分が作り上げていく

・フィギュアスケートの選手を見ればわかるように、成長にしたがい、身長が伸びて、体重も増えて、体付きが大人になるのだから、物理学的に回転軸は変化する。だからジャンプの軸は日々ぶれる。同様に、通常の人間も知識、経験を毎日身につけるのだから軸がぶれるのは当然のこと

・「自分が正しい」という考え方を「変える」と世界の見え方が変わる

・デザインを仕事としている者なら、仕事の90%はクリエイティブとは直接関係のない雑用であることを知っている。しかし、この雑用にいかに取り組むかで、仕事の質が左右される

・ネットワーク社会の行き着く先は「相互レビュー社会」当然の権利のようにやってきた「格付け」が、今度はされる順番がやってきた。自分の評価や評判が公開される

・大切なのは「そのとき」「どう」動くかだ。「そのとき」は二度と戻ってこない。そのときに正しく判断してスピーディーに動けるように普段からの準備が欠かせない

・「安心してください」という言葉には安心しない。信頼、納得できる根拠がほしい

・会議で話されたことは記憶があいまいになり、残るのは議事録だけ。しかも、未決事項は筆者の裁量で書く。会議の半分は議事録で決まるほど大事

・アントレプレナーは「業を起こす者」よりも「業をたくらむ(企む)者、業をくわだてる(企てる)者」の方がしっくりくる。だから「起業家」よりも「企業家」の方がよい

・「どんなことでも、自ら意図的に選択してやる」そうすると、「自分がすべてを決められる」という感覚が身につくようになる

・「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる

・あなたへ「つまらないことで運命を逃したら、今まで何のために磨いてきたのでしょう?」(ジョニー楓)だから絶対にチャンスは逃さない。空振りでもいいから、とにかく振る。見逃しはダメ

・お金が無くなると、自己目的化してくる。悩み始めると視野がせまくなる。元気なときは恵まれた悩みになる

・どこで人と巡るかなんてわからない。運命。だが、その運命は必然の積み重ねだったりする

・「はじまりは、小さな種だった。さまざまな人種がうずまく貧民街の一角、だれも気にとめなかったゴミ溜が、すこしずつ変わりはじめる。」(ポール・フライシュマン「種をまく人」)

・二十歳越えたら自分の顔に責任を持ちなさい。生き様は顔に刻まれる

・夕飯を好きな人と食べるのは、とても重要です。気の合う方と食事をすると体調が良くなるんです

・人をリーダーに変えるのは、最初のフォロワーである

・本当に何かを壊したいときは、正面から破壊活動をするのではなく、地面を溶かしていって自然崩壊する方法を、長期的に考えて実行に移したほうが確実。正面突破ではなく、外堀から埋めていく

・必要なのは画期的なイノベーションではない。創意工夫によって手に届く範囲のおっ、と思われるモノを作ることのが大事

・想像力なしに偉大なものは何一つ達成されない

・やりたい人が「この指止まれ!」で好き勝手にやっている時は、周囲の協力も得られてうまく回っているのだが、「みんなでやろう!」と行った瞬間にギクシャクする

・あるものが一つのかたちをとるということは、流動的であることをやめ、安定し、把握可能になると同時に、柔軟性を失って限界あるものとなること。「変容」は、不安や絶望をもたらす一方、ひとつの形の限界を乗り越え行き詰まりを打破するもの 

・プールが好きな子は水着を忘れません。好きなこと、やりたいことは忘れない

・リーダーのための仕事哲学「責任を引き受けることを楽しむ人は、責任ある立場を手に入れる」「権限を振るうことだけが好きな人は、地位を失う」(マルコム・フォーブス)「何のリスクも冒さなければ、さらにリスクを負う羽目になる」(エリカ・ジョング)

・個性とは何か? 弱味を知り、これを強味に転じる居直り。 (三島由紀夫「をはりの美学 個性のをはり」)

・世界のエリートたちは、激しい言葉でやりあったりしない。相手を褒め、感謝を述べ、遠回しに意見を言う。生き延びているエリートたちは、人間が感情の動物とわかっているから成功。感情や人格と切り離して議論する訓練を受けている欧米人でもそう

・人間は想像したようにしか飛べない。不可能を可能にしたいのなら、飛びたいように飛ぶその姿を脳裏に思い描く。それ以外のイメージなど、一切排除する

・あなたのその目線の先に見据えているものは何か、という問い。君は何を見て、何を感じて生きているの?それは自己という存在に対する「理解」「興味」と表裏一体。自己は、自分の目線の先から理解する

・結果を出せないと、この世界では生きていけません。プロセスは、野球選手としてではなく、人間をつくるために必要です ─ イチロー。プロセスで自分を磨くことはできるけれど、評価は結果で行われる

・利休の茶の湯や俳句のように、無駄をそぎ落とすことで本質に向き合う独特の表現哲学。日本人は小型化、多機能化する能力に長けている。すでに存在している1を10の価値にアップデートすること、日本人が得意とする技術がより求められる

・時間が経てば物事は変わると言うが、実際には、自分で変えないかぎり何も変わらない。 アンディ・ウォーホル。社会環境の変化に応じて自分が動くことが大切

・1)リーダーシップは / ひとりで創り出すことはできない。2)リーダーシップとは社会的プロセスであり、インタラクションが重要。3)関係論的なリーダーシップは、学習・成長をメンバーにもたらす(Fletcher 2007)リーダーシップは相互作用による

・リーダーである人は、「まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という実践哲学のこと。サーバント・リーダーシップ論

・取り掛かるまで大変だけれど、取り掛かれば半分は終わったようなもの 

・「場」作りにはソフトだけでなくハード、会場、備品の工夫も欠かせない 

・自分という人間の器以上の歌は、どうやったって歌えない。どんなに取り繕ったって、一瞬でばれちゃうものなんだ

・やってしまった事、言ってしまった事は後から消すことはできない。だから慎重に。ただ、これは行動、活動に臆病になれ、ということではない。行動、言動の結果に責任を持たなければならない、ということ

・ブログに書いたらそれが人生になっちゃうからおそろしい。だからブログには明るい希望に満ちた、なりたい自分の将来像を書く

・直感は、その時は直感というブラックボックスでも仕方ないのだが、落ち着いたらすぐに言語化すると非常に役に立ち、いつでも使えるようになる

・DeNAにいらした南場智子さんの「最良の選択をすることは大切だが、選んだ選択を最良にすることがもっと大切」

・なくしたものを発見した時の喜びは何物にも代え難い

・人生はできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。―スティーブン・ホーキング

・不平、不満にしろ、感謝の念にしろ、言語化して発信しないと、なかったことになる

・ひとが自分に関連したものの執着(こだわり)の対象が自分以外に向けられるときの執着度と周りの巻き込み度は比例する。私がこんなに頑張っているのだから、あなたたちもという押し付けは本当に危険 

・「無意識をどれだけ意識できるかが重要」みたいなのがあるけど、無意識に使っている(使ってしまう)言葉をどれだけ意識できるか。無意識とブラックボックスで片付けるのではなく、その無意識を言語で表現してみる




2011年12月19日

BEATセミナー「デジタル読解力を育てる情報教育」

に参加しました

年末の土曜日なのですが、会場の東大福武ホールは満員です。このテーマへの関心の高さをうかがわせます


いつもだと、このセミナーで話された内容をまとめるのですが、BEATセミナーは各講師がそれぞれの視点から実践していること、考えていることを述べ、参加者はもやもやした状態になり、そのもやもや感を他の参加者と共有する、という感じなので、「TAK」さんの「もやもやした考え」を以下に書いていきます


テキストが紙媒体からディジタル、ウェブに移行していく流れは時代の自然な流れでしょうか、

ただ、それだけのことが、どれほどの波及効果を及ぼすか?実は誰も予想もきません

紙媒体の時は、書かれている内容を理解することが読解力でしたが、ウェブ時代では必要な情報があるサイトを検索し、適切性を判断し、適宜取捨選択して収集し、自分の中で再構築することがディジタル読解力です

紙の本にも間違った内容が書かれていることがありましたが、概ね信頼性がありました。ウェブの内容は紙の本に比べ信頼性に問題がある場合が多く、情報の信頼性、正確性に対する判断力が求められます

ディジタル時代には適切な情報が記載されているサイトをスピーディーかつ正確に探し出し、関連するサイトを比較、対照する能力が求められます

必要な情報があるサイトへのアクセス、情報の抽出などウェブ、PC、スマートフォーンなどの基本的な使い方が、これからの「読み」、収集した情報の再構築が「書き」で、この「読み書き」能力をマスターしていることが基本能力となります

ディジタル読解力を身につけるには、学習環境にディジタル装置を導入することが欠かせません。家庭にはPC、スマートフォーンが多く設置されているが、学校にはあまり導入されていないのが現状です

例えば、テキストが紙媒体からディジタルになることにより、写真、挿絵、音楽など視覚、聴覚などの情報を組み込みやすくなります

また、テキストが紙媒体からディジタルになることにより、配信など流通がはるかに容易になります。学校内に閉じているのではなく、広く普及し、追加、修正、リミックスなどの相互作用も可能になります

紙媒体のテキストは間違いがないか十分にチェックしてから出版しましたが、ウェブ媒体のテキストはβ版で配信し、間違いはユーーザーからのフィードバックで修正していくスタイルに変化しつつあります

結局のところ、ディジタルテキストの効果的な使い方を無理やり考えるよりも、実際に使ってみて、効果を見出していけばよい、そんな感じを得ました




2011年12月15日

東京大学大学院新領域創成科学科シンポジウム「明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム」

に参加しました。

本プログラムは、「低炭素社会の実現」と「高齢社会の克服」という2つの現代社会の課題を解決することを目標に,千葉県柏の葉キャンパスタウンにおいて統合的な低炭素化の実証実験を計画しています.


右肩上がりの高度経済成長時代には、欧米を手本に追いつくべく、低コストで効率的に生産拡大していれば、うまくいきました。

低成長かつ複雑課題の時代では、ある課題解決のための対策が思わぬところにマイナスの影響を及ぼす、ことになってしまいます

また、時代の変化がスピーディーで、時間をかけて周到に計画を立てるよりも、暫定の計画でも取り敢えず、早く行動に移して、問題点を修正した方がよかったりします

さて、このシンポジウムには小宮山前総長もいらして、基調講演をされます。少し前まではテーマが「課題先進国 日本」でしたが、最近は「プラチナ社会への期待」になっています。

では、早速出た話をまとめます


(小宮山前総長)
・21世紀の構造変化:知識の爆発、人工物の飽和、グリーン、シルバー、アジア、小さくなる社会・ウェブ社会

・20世紀は科学のひとつの発明(ペニシリン、トランジスターなど)だけで、その後、大きな展開がある時代だったが、21世紀は科学が社会と相乗的に発展する時代(インターネット)

・知識は爆発的に増加したが、社会の問題・課題も増加し、どの知識がどの社会問題に貢献するのか?よくわからない時代に

・日本の平均寿命:61歳(1950)先進国中最短 → 81歳(1999)先進国中最長、寿命が長寿化したこと自体はとてもよいこと

・高度経済成長により発展途上国から先進国になった日本、韓国、中国。教育が大きな役割を果たしている

・以前は王侯貴族のみが所有していた衣食住、移動手段、情報を一般市民が所有する時代に

・課題の発見、解決のためのモデルの構想や、その実装に向けて迅速な行動が出来る人材の育成が急務

・多様性への適応力、俯瞰的な視野、幅広い教養を持ち、世界の知識コミュニティーで活躍できるグローバル人材の育成が急務


(「低炭素社会の実現」と「高齢社会の克服」の解決)
・高齢者が社会の負担ではなく、社会を牽引する、生産人口側であることが今後の日本には欠かせない

・上海の電気路線バスはバス停での30秒の停車時間に架線より充電。大容量のバッテリーがなくても、ちょこちょこ頻繁に充電できればOK

・プラグイン電気自動車は充電の煩わしさがネック。ワイヤレスの充電が解決策に 

・人口縮小により、都市が縮小し、空閑地・空き施設が発生するが、「モザイク状な空洞化」が予想される

・空閑地を利用した「ちょい農」:軽度の農作業(30分程度)+その場での簡単な報酬、これは高齢者のQuality of Lifeに適している

・社会実装への道筋:1.Identification(役割の特定) → 2.Interaction(相互作用) → 3.Integration(いろいろな活動の統合)

・少数者の多労働ではなく、多数の少労働によるコミュニティーの形成

・地方の高齢化は緩やかだが、都市部は団塊の世代のため、急速に高齢化するおそれがある

・首都圏では工場が撤退し、マンションが建つケースが多いが、人口は増えているにもかかわらず、産業、雇用がなくなっている、ことになる

・地域の活性化は、産学官連携よりも、民(市民)学公(行政だけでなくNPOも含む)が適している



このシンポジウムで一番溌剌としていた発表者は千葉県柏市の担当者でした

大都市ではなく、中都市である柏市には、あまり先進的なプロジェクトはありませんでした

ところが、東大が柏市にキャンパスを作ったことにより、日本でも先進的なプロジェクトを行うようになりました

日本における「東大の威力」をあらためて感じたシンポジウムでもありました




2011年12月12日

久しぶりにSmips知的財産マネジメント研究会

に参加します

なぜ、久しぶりかと言うと、ここ2、3年で土曜日に開催されるイベント、研究会などが物凄く増えました

土曜日が「休日でレジャーをする日」から、「平日には参加が難しい、地方の人々も参加可能なイベントを行う日」へと変化している、と感じます

そのため、毎月1回開催され、必ず参加していたsmipsでしたが、最近は他の研究会とバッティングし、参加できないことが多くなってしまいました


さて、今日のテーマは「産業アーキテクチャの変化とベンチャー起業支援 」

グローバル化、ネット化が進行する中、ビジネスのアーキテクチャー自体が急速に変わりつつあります

以下に出た話をまとめます


・仕組み、ルールを作るのが肝、日本に負けたアメリカは「仕組み」を考えルールを変更した。ルールを作るものが勝つ 

・これからのビジネスで成功するには、他人を賢く使うこと、自分で全部をやるのではない

・モジュール化=分けて、組み合わせる。新たな「つながり」、新たな組合せが連続的イノベーションと価値創造の源泉

・どこで勝負するか?(全分野で勝つことは出来ない)儲からない部分は他人にやらせる。スピードこそが競争力の源泉。知財で身を守り、国際標準化で他人を使う 

・ネットで瞬時にグローバルにつながり、「知恵」が拡張可能な時代に、ものづくりの効率化だけで勝負しても勝てない

・新たな「つながり」=無数の「組合せ」でスピーディーにイノベーションを連続的に生み出す。単品技術をじっくり磨くのではなく、,い疏瓩、⊂綣蠅法◆崛箸濆腓錣擦拭彈圓勝つ

・古典的な分業は効率のための分業。現代の分業は進化のための分業。イノベーション、価値創造はスピードとの競争、単純なコモディティー化とは異なる 

・リーンスタートアップ(お金がいらない、お試し創業)が出来るようになり、ベンチャーの時代到来


会場には「シリコンバレー流起業入門」の著者で、スティーブ・ジョブスと交渉してAppleに会社を売却した経験を持つ曽我弘氏がいらしてました

当時の契約で現金で売却したが、株で売却していたら、今頃いくらになっていたのだろう、と残念がっていらっしゃいました

曽我さんは次回1/14(土)の講師をなさる予定です


終了後の懇親会には30名程度の方が参加され、この1年を振り返るとともに、来年の新たな飛躍を語り合っていました

発表された方、参加された方、ご苦労様でした





2011年12月08日

「TAK」さんは産学官プロデューサーなのですが、最近、産学官連携についてブログを書いていません

敢えて「産学官連携」と叫ぶこともなく、日常的に行われるようになっている、とも言えるのですが、では、その具体的な効果は?と言うと、日本では、スタンフォードとシリコンバレーのようなモデル、はまだ出てきていないようです

今日は東大共通講義「アントレプレナーシップ」

で経済産業省大学連携推進課長 進藤 秀夫氏の

『イノベーション施策とアントレプレナーシップへの期待』

を伺います

いつものことですが、社会人学生は目を輝かせて聞いているのに対し、いわゆる学生さんは寝ていたり、内職をしていたりします

実社会でニーズを実感している社会人学生のモティベーションが高いのは当然ですが、まだ経験していない学生さんも社会にでてから「そう言えばあんな授業を受けたな」と振り返る機会があることでしょう

ニーズを感じてから受けるのが有効なのはもちろんですが、具体的なニーズを感じる前に受けることにも、将来への布石の意味があります

前置きはそれくらいにして、早速講義内容に入ります


(日本の状況)

・日本の国際競争力 1位(1989) → 26位(2011)

・日本の一人当たりのGDPは長期低落傾向 2000年3位→ 2009年16位

・日本の高齢人口(65歳以上)比率は急増 2006年20.8% → 2055年(推定) 40.5%


(イノベーションの移り変わり)

・イノベーションは経済成長にとり重要な鍵。ただ、発明や技術の革新はイノベーションのすべてではない。むしろ市場をどう作り出すかが大事

・イノベーションとは意識的かつ組織的に変化を探すこと。顧客への価値の創 造。(1985、P.ドラッカー)

・従来は「イノベーション(新価値の創出)=インベンション(発明)」、いまは、「イノベーション=インベンション(発明)×ディフュージョン(普及)」(2009、妹尾賢一郎東京大学特任教授)

・イノベーションの7つの機会 (ドラッカー)

1.「予期せぬ成功」、「予期せぬ失敗」を利用 
2.ギャップを探す(価値観、プロセス)
3.ニーズを見つける(プロセス、労働力、知識)
4.産業構造の変化を知る
5.人口構造の変化に着目する
6.認識の変化を捉える
7.新しい知識を活用する

・「技術で勝って事業に負ける?」世界市場の伸びに伴い、ハイテク製品の日本シェアは急降下

・戦争が駆動する科学技術イノベーション:第一次世界大戦と航空機、第二次世界大戦と原子力、東西冷戦と月面着陸

・冷戦が終了すると、戦争に代わり、経済面での競争・貿易摩擦が科学技 術政策に大きな影響「日米貿易摩擦」「基礎研究ただ乗り 論」と基礎シフト 

・バブルが崩壊し、経済停滞期に入ると、科学技術をいかに産業・雇用につなげるかの意識→「基礎シフト」から「実用化シフト」への産業技術政策の重心移動 

・イノベーション施策(1)研究力を高める(2)連携力を高める(3)事業化力を高める(4)人材力を高める


(大学、企業の研究環境)

・日本のノーベル賞受賞者数は14名。平成12年以降、10名の輩出と近年多い。ただし、ノーベル賞の業績の年代は20〜30年以上前のものが対象であることが多い

・大学運営費交付金は7年で900億円(7%)減少。教育研究・施設運営等の大学機能の低下が懸念

・日本の企業セクターの研究開発投資のGDP比(3.1%)は、世界最高水準。しかし、研究開発投資の効率(付加価値(営業利益、人件費等) 総額と研究開発費との比)は諸外国に比して低水準

・日本の大学の論文数は横ばいだが、企業の論文が減少している。その結果、日本の大学の論文の被引用件数が減少している

・企業の「自前主義」、企業の特許使用件数における自社開発比率95%(平成19年度)オープン・イノベーションは難しい

・多くの大学で産学官連携の評価がアカデミックな研究に比べ、低い 

・教育基本法改正(平成18年度)大学の役割に教育、研究に加え、社会貢献を明文化

・企業の研究開発費の9割は既存技術の改良。新規技術の開発は1割程度。大学で新規技術の研究を行っても、企業側が対応できる技術開発を行っていない 

・平成15年→平成21年で 大学と企業の共同・受託研究は2倍、特許出願実績は4倍、特許活用実績は30倍と伸びたが最近はやや頭打ち

・日米比較で、大学の特許出願件数は日本はアメリカの7割だが、ライセンス収入は1/200

・産学官連携の方向:インセンティブが働く仕組み作り(努力と成果が報われる仕組み)、環境作り(人材、知財、技術が交流する「場」つくり)

・大学発ベンチャーは冬の時代、累計では2000を超えたが、平成16,17年の252をピークに平成22年は47に減少。資金調達、販路開拓の難しさ、成功事例の少なさ、例えばIPO株式公開は30社のみ

・ベンチャーキャピタルはかつてはレーターのVBにちょい乗り投資し、IPOによって収益を得るモデルが成立したが、現在は投資先を絞り込み、リード・インベスターとしてハンズオンしながらハイリスク・ハイリターンを狙っていく必要


(人材育成、活用)

・産業界が大学教育に求めるもの:「専門分野に関連した基礎知識の確実な修得」「知識を駆使し問題を設定し、解決していく能力」→もっと勉強してきて欲しい科目:数学、力学などの基礎科目

・高度技術人材育成の課題:日本は「低学歴社会」、日本の大学進学率47%(2007年)アメリカ62%、イギリス56%、従業員500人以上の企業の役員の大卒率61.4%、大学院卒5.9%

・博士課程の定員は増加する一方、大学内の若手研究者向けの教員ポストは減少。しかしながら、博士課程の教育プログラムは、アカデミアでの研究中心であり、企業が求めるπ型人材を養成していない。博士学生の多くはアカデミア志向 

・若手研究者の海外志向も減退。海外に行くと日本に帰ってきた時にポストがない、という不安

・「グローバル人材」に共通して求められるのは、 崋匆饋祐霑知蓮廖柄阿貌Г濬个肯蓮淵▲ション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チームワーク))に加え、外国語でのコミュニケーション能力、0枴顕粛解・活用力 

・フロンティア人材:技術探求型イノベーションだけではなく、生活者視点の社会課題発見型イノベーションによる課題解決

・イノベーションを生み出すには、時間や場所に依存しない、自由な働き方を容認することが大切

・アイデアだけでは意味がない。アイデアを実行してこそ、意義がある 

・大学はアントレプレナーシップを育てるためのトライアウトに良い場所 

・MITの経済インパクト:MIT卒業生は25,800社を起業し、330万人の雇用 を創出、年間総売上2兆ドル、 国家規模換算すると、世界で17番目に相当 • 1社だけの起業経験より、複数回起業のほうが売上規模は30倍に(起業の学習効果あり) 




2011年12月06日

東大TMI(技術戦略学)シンポジウム2011 〜日本のエネルギー戦略を考える〜 

「音楽史と作品――楽曲はどの様に「音楽史を構成する要素」となるのか」(講師:ヘルマン・ゴチェフスキ)

「中世文化の美と力 」五味文彦(東京大学名誉教授)

に参加しましたが、研究・学習に関するアプローチ、姿勢については、それぞれ相通じる共通の要素があります。

それらをかい摘んでまとめてみます

(TMIシンポジウム)
・研究室に閉じこもって研究しているだけではダメ。外に出て行って、説明して、議論する、他流試合が欠かせない

・大きなテーマ、新しいテーマは自分ひとりではできない。誰か、自分以外の知識、スキルを持つ人々とチーム、連携を組むことになる

(ヘルマン・ゴチェフスキ先生)
・遠近法:焦点のあて方を近く、遠くと変えることにより、外の世界を視点を変えて見ることにより、無限に変化する世界を見ることができる

・語学の授業において、発声の練習と文の暗唱に歌が効果的

・勉強は「文字や図により、視覚的に覚える」に加えて、「耳で覚える」ことが不可欠

(五味文彦先生)
・従来の学問、研究を後追いで、結論が見えているものをやっても面白くない。 自分なりの視点、文脈で見直すことにより、新たな展開が生まれる

・社会と少し距離を置くことにより、逆に社会、時代が見えてくる。巻き込まれてしまうと、見えない

・自分が不得手なことを学ぶことは、新しいことを学び、新しいスキルを身につけることであり、楽しい。このように楽しんで研究にしてしまう

・どこへ行っても、何をしても研究のネタはころがっている

・20代では社会、学会が求めているテーマ、30代ではやっていて面白いテーマを切り拓き、40代ではいろいろテーマを拡大。その後は社会から要請されるテーマを引き受けつつ、歩きながら面白いテーマにぶつかる

・書物は読むだけでは面白い、ためになった、で終ってしまう。書評(感想文とは違う)を書き、自分の中で再構築すると身につく

・ろくに読まず、一部だけ読んで、自分の主張だけしている書評も多い。しっかり読んで自分の中で再構築しないのはもったいない

・研究の分野を変える場合、無意識に今までの研究手法で取り組むが、うまくいかないことになる。その時が、他の手法を試すチャンス




2011年12月05日

TEDee Tokyoに参加して英語のスピーキングをトレーニング中




母国語以外の言語は、継続的なトレーニングをしなければ、ある時点で相当な能力を身につけたとしても、確実に落ちます

英語も幼い時期に母国語同様に身についた以外の、例えば2年間の海外MBA留学などでは、 帰国後に放置しておくと、英語力は落ちます


英語に限らず、語学では「読む」「聞く」「話す」「書く」の能力が求められます

このうち、「読む」「聞く」は書店にあふれる録音した媒体付きの語学雑誌から自分の力にあったものを選んで、通勤時間等に読む、聞く、を継続的にすれば、いいでしょう

「書く」は海外とのやり取りにメールが使われることが多いので、この返信をすることで対応できます。海外とのメールのやり取りがない場合は、日記を英語で書く、という手もあります


困るのが「話す」です。これは相手、あるいは場、が必要です。


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TEDee Tokyo

とは、TED(Technology Entertainment Design)

を参加者で見て、それに対する意見を英語で交換する、というものです

TED(Technology Entertainment Design)の内容は、相当高度なものが多いです

それゆえ、初心者にはちょっと難しいです。

参加者も留学等海外経験者、留学生が多くて中上級者向きです


と書きました

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TEDee Tokyo

の雰囲気は、英会話学校の上級クラスというよりも、留学生とのゼミ in English という雰囲気でしょうか

「英会話学校の上級クラス」は運営方法にもよりますが、参加者の英語レベルは総体的に高いのですが、参加者それぞれが「今日あったこと」「最近考えていること」などのシェアで入ったり、何かしらのテキストブック、英字新聞などを使います。

これだと会話の内容が日常会話の範囲を超えることがそれほどなく、英語スピーキングの中上級者であれば対応できます

「留学生とのゼミ in English」は政治、経済、金融、国際関係、技術について、背景をもとに自分の意見を披露し、互いに議論します

これは日本語でも難しいプロセスですが、これを英語で行い、さらに他の参加者の意見に対して自分はどう思うかを英語で考え、述べるのは、英語の上級者でも結構きついです

でもグローバルビジネスシーンでは必然的に要求されます


以前書いたように、都内どこかしらで、毎日行われており、都合のよい場所、都合のよい時間帯に参加すればよいので、参加しやすいものです

12/18(日)TEDee for all の日@東京

では、1日3回イベントがあるので出やすいです。もちろん3回全部出てもOK!英語スピーキングの集まりTEDeeがどんな感じか、ちょっと見てみたい人にいいイベントです

英語のスピーキング、英語を通じた友達作り、に関心がある方は是非ご参加ください





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