2013年03月

2013年03月29日

3月末から4月にかけては、卒業から新生活スタートのシーズン。

生活の拠点が移るので、引越し作業の真っ最中の人もいるかと思います。

新しい生活を始めるには、持っていく荷物はなるべく身軽な方がいい、と、学生時代のものを大量に捨てていることも多いのではないか?と思います。

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「TAK」さん自身の苦い経験を披露します。

「TAK」さんは就職する際に、学生時代の専攻とは異なる分野に進むこと、社会に出てから学ぶことがあれば、その際に必要な書籍を買えばよい、と考えて、学生時代のテキスト、ノートを大量に廃棄しました。特に、教養課程の法学、統計学などのものをほとんど捨てました。

これが大失敗でした。

どんな分野に進んでも、法学、統計学などは、ある時点で必要になります。

この時に、学生の時に使用したテキストを購入したのですが、なかなか頭に入りません。

ごくわずかですが、大学時代に使ったテキストが残っていました。捨てきらなかったものです。このテキストには大学時代の書き込み、アンダーライン、ラインマーカーの跡などが残っています。

すると、すっと頭の中に入ってきて、よみがえるのです。

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つまり、一度使って、書き込み、アンダーライン、ラインマーカーの跡などが残っているテキスト、ノートは学び直しの親和性が物凄くよいのです。

つまり、再度ゼロから学び直すのではなく、昔、学んだところまで、書き込み、アンダーライン、ラインマーカーの跡に導かれて、すっと戻っていきます。

一度学んだテキスト、ノートは既に、あなたの一部になって、書き込み、アンダーライン、ラインマーカーの跡をインターフェースにして、知識、スキルとして引き出されます。これを捨ててしまうと、引き出すインターフェースをなくし、もう一度、インプットし直さなければならなくなります。

紙媒体のテキスト、ノートはかさばり、スペースを取るので、そのまま取っておくのは難しいかもしれません。でも、せめてスキャンして、電子媒体としては残したいものです。


一度学んだテキスト、ノートは、あなたの大切な財産です。捨ててしまうと、取り戻すのは、最初の学習より労力、時間がかかります。





2013年03月26日

3月は卒業、人事異動で変化の季節です。

以前に、

人事異動の時期の悲喜こもごもに異変?




人事異動は昔から悲喜こもごも、です。

新しいポスト、職場を喜んでいる人もいれば、なぜか、しょんぼり、がっかりしている人も少なくありません。

割合としては、喜んでいる人:悲しんでいる人 50:50でいいはずですが、10:90くらいの割合で、不満な人が多いようです。

「東京で家族と一緒に暮らしていたのに、地方に転勤で単身赴任です」

「希望していない部署へ異動になりました」

などが、不満なのはわかるのですが、昇進・昇格した人も不満はあるようです。

「本社スタッフから地方の所長になるのですが、中央の情報が入って来なくて、取り残されます」

「課長から同じ部の部長代理にあるのですが、第一線で活躍できなくなり、事実上「棚上げ」された形です」

「部長にあったのですが、もう昇進がない「上がり」の部長です。私の会社人生もこれで終わりです」

などなど

会社は、実は、あなたの希望など十分には把握していません。あるいは、把握していたとしても、社員全員の希望をかなえることなどできません。

そもそも、あなたの希望を他人にかなえてもらおう、とすること自体、無理なのかもしれません。


と書きました。

そんなことを考えていたら、

未来の会社:これからの「働く」を考える

の編集長記に(有料雑誌なので、上記URLにはありません)

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自分のハッピーを人に委ねて、外から与えられるのを安閑と待っているわけにはいかない


とありました。

それに対する感想に、


前は、変化がこわかった。今は、変化しないことがこわいと思う。


短期的には、変わるのはストレスフルで、エネルギーが必要ですが、、長期的には、変わらない、沈滞は物凄くこわいことです。

組織に所属する以上、トップでない限り、いや、トップであっても、自分のキャリアは自分で決めるのは難しく、何らかの他者が決めることになります。

上記のように、そもそもあなたの希望を他人にかなえてもらおうとするには、無理があります。

ただ、人事の権限はなくても、働き方の工夫はできます。

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これについて、

「コミュニケーションから理想の働き方を考える」とは、「働き方をデザインし直す」

からいくつか取り上げてみます


・働く仕組みと空間をつくる。環境を変える→働き方が変わる→成果が出る、の好循環

・企業、実は通常、一枚岩ではない。例えば、営業と開発は仲がよくない。視点をひとつ上に置くいて、コラボできることを探すと、協力できることが見えてくる

・生産方式と組織の推移:大量生産(階層社会)→多品種少量生産(フラット社会)→知識創造(コミュニティー社会)

・オフィスを見ると、働き方、職場の雰囲気がわかる

・トップダウンからインタラクティブへ。明確でひとつの正解から、よく見えない、いくつもある、流動的な解へ

・同じ材料、メンバー、働き方で結果を変えるのは難しい。結果を変えるには、材料、メンバー、働き方のいずれか、を変える

・会社に所属すると、社内と社外という考えが、暗黙かつ自然にある

・多様化させるだけでなく、既に多様であるのに、気付かれていない事項について、ICTにより顕在化させることができる

・大企業の制度を変えるのは時間がかかる。ルールに従っていたら、新しいことはできない。イノベーターの特例を、仲間をつくって先例にしていく

・新しいことをやろうとすると、社内に必ず抵抗勢力がいる。社内を変えるには、社外を使うことが有効なことがある


外とのつながりで発想するオフィス


・ビジネスのあり方、企業の存在、個人の生き方が揺らいでいる中、その中心にあるのが「働く」ことへの問い

・オフィスは単なる「ワーキング=事務処理」をする場、ではなく、発想したり、自然にコミュニケーションが生まれる雰囲気も大切

・オフィス空間が街のどんな場所、どんな環境にあるか、も重要

・ひとりで働くのであれば、PCさえあれば、無線LANが使える喫茶店でよいが、人を雇うのであれば、オフィスの必要性

・プライベートとパブリックは明確には線引きできないが、どこかに必ず境目はあり、これを超えることの快感もある。パブリックな空間にプライベート空間を持ち込む、プライベートな空間にいろいろな人が集まってサロン化など

・「働く」という概念に変化、工業社会的な「モノを売る」から、感性社会的な「どう新しい人生を提供するか」にシフト

・オフィスが働く場所であるとすれば、そこは悦びを産み出す場所ということ 

・「仕事」と「働いている実感」がつながった時、働き方は劇的に変化する 

・従来組織を動かしている力は、企業の目的、思想の共有だったが、今では、社会的なミッションや顧客の悦びに価値が置かれるように変化している 

・旧来型の組織体ではカバーし切れない横断的な取り組みが必要で、部署の再編や外部リソースとの連携が不可欠に

・組織、機能の一部として働くことが身につくと、どうしても仕事に対する姿勢が受動的になるが、一方で、働くことの実感がほしい、と感じている

・ソーシャルメディアは単なる趣味ではなく、ソーシャルメディアで発信することが、社会とのかかわり、自己主張、自己プロデュース

・「働く」とは、社会にかかわること、働きかけること

・ネットワーク社会が進むと逆に触れるとか、体温を感じられるとか、を求めるようになる

・多くの組織が「手詰まり感」「行き詰まり感」を抱えている。そのブレークスルーの一つの方法が「境界を超えた発想」

・個人プレーが原則で、治療法、処方箋を共有しない、開業医たちがチームを組む動きが出てきた 

・人が出会う場には、空間のデザインに加えて、人が集まり、仲間を見つける仕掛けが欠かせない

・ギャップはイノベーションにつながるチャンス

・従来、ビジネスパーソンの人脈は、放置しておくと9割が失われる。浅く広い人脈、弱い紐帯を維持するのはかなりの手間だった

・ソーシャルメディアの登場により、弱いネットワークの構築、維持のコストが劇的に下がり、ブログ、FB、ツイッターで自分のアイデア、活動を披露することによりネットワークの形成、維持が可能に

・弱いネットワークの形成は個人の潜在的ポテンシャルを劇的に増加させる



オフィスのデザインが働き方に与える影響について


・オフィスは単なる「ワーキング=事務処理」をする場、ではなく、発想したり、自然にコミュニケーションが生まれる雰囲気も大切

・オフィス空間が街のどんな場所、どんな環境にあるか、も重要

・オフィスを見ると、働き方、職場の雰囲気がわかる




2013年03月22日

Educe Cafe「未来につなげるためのリフレクション・デザイン」

という案内が来ました。

案内文によると、


学びや気付きをその場で終わらせないために、リフレクションには何ができるのでしょうか。

リフレクションをデザインすることの可能性とは何か、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。


とあります。

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勉強会、講演会、セミナーで、よくあるのが、

「とても、ためになる、参考になる講演会だったな」

と、その場、終わった直後には、深い感動を受けるのですが、日が経つにつれて、その感動も薄れていき、いつの間にやら、忘れてしまうパターンでしょうか?

せっかく学んだことは、まず、振り返り、自分の中で、再構築し、自分の中に落とし込む、ことが大切です

これが、

クリエイティブなアイデアを生み出し、活かす知的生活

に書いた


蓄積、記録した情報を、探し、動かし、並べ換え、論理的に筋が通る順序に並べて、思想が定着させてみる


情報の呼吸法 キーワードは「良い無理」

に書いた


「基礎が大事」という本当の意味 「基礎は無意識に落としこむほど反復してこそ本当の土台となる。」「基礎は常に更新、再構築される」「意識してもできないことを、意識することでできるようにする」「意識すればできることを、無意識にできるようにする」


ということでしょうか?

「自分の中で再構築し、自分の中に落とし込み、定着させる」というプロセスは自分一人で行いますが、振り返り=リフレクションのプロセスは何もひとりで行うことはありません。

講演会、セミナーの終了後、あるいは後半部で参加者で、感想をシェアしてもよいし、最近ではTwitterにハッシュタグをつけて、感想、コメントを発信することもよくあります

この時に必ず感じるのが、他参加者の感想、コメントで、自分だけでは感じ得なかった、新たな気づきが得られる、ということでしょうか

それゆえ、この、振り返り=リフレクション、シェアリングは、その場でも、Twitterでもよいのですが、必ず他参加者とやりたいものです

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このカフェでも、後半部で参加者が3〜4人でグループになり、考え、思いをシェアし合いました。

すると、他参加者の考えをヒントに、自分の中から、新たな考えが引き出される、湧き出す、そして、それが、さらに他参加者の考えを引き出す、という連鎖反応がありました。

リフレクション・デザイン、「デザイン」とあるように、講演、セミナーは内容を伝えるだけでなく、シェア、振り返り、まで含めたデザインにすると、この連鎖反応まで期待できそうです。


このプロセスについては、既にいくつか書いているので、以下を参考にしていただければ、と思います。

フライング・カフェ「三人寄れば文殊の知恵〜話し合いの価値」


取り敢えず、考え、アイデアは、他の人々に提示し、フィードバックをもらい、それをさらに自分の中で再構築する、というプロセスを繰り返すことにより、途中のプロセスは、必ずしも楽しいものではなくても、結果はよいものになっていく


「東大モール」(朝カフェ・勉強会のネットワーク)3月勉強会に参加しました


・越境による学習、体験して、内省して、成長する。「体験」だけでは不十分 

・原体験を積み、学習棄却と再構築を繰り返すことで、創造性と課題解決力が養われる


コラボレーション:あなたが変えると、あなたも変わる?


・事例を抽象化することにより、共通する部分と異なる部分がわかる。抽象化は一つの事例ではできず、複数事例を検討し、他者とのシェアが不可欠

・具体事例を持つだけでなく、複数事例をもとに抽象化し、自分の中で再構築することにより、自分の手法を持ち、いろいろな場面に適用することができる

・コラボレーションは、抽象化と具体化、発想と実行を行ったり来たりしつつ行われる

・コラボすることにより、互いに理解し、変化し、結果を出すことができる。個人ではハイォーマンスだが、チームで働くのが苦手な人は、コラボを試みるとよい





2013年03月19日

イノベーションを仕掛け続ける起業家が未来を語るトークライブ〜社会を変革してきた先輩起業家と若手起業家たちが共に語る「社会を動かす仕事」とは?

という案内が来ました。

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社会起業については、

国際開発フォーラム 『社会貢献×ビジネス〜』@東大に参加しました

「大学」×「技術」×「BOP」- 日本発、世界を変えるイノベーション

社会企業家という存在から私たちが学ぶべきことは何か

Everyone a Changemaker―世界を変える社会イノベーション―


に書いてきましたが、


社会貢献をベースにWin-Winによる利益、あるいは、それを超えて、社会貢献をすることが、ボランティアではなく、ビジネスとなるシステムの構築が試されています

社会起業家たちは、社会貢献を行ないつつ、営利をあげることを、堂々と宣言できるようになった。

さらには、すべての企業は、社会問題を解決することを通じて、存在価値を持つ、社会起業である、とも言われるようになってきた。

これまで社会貢献はボランティア、寄付という形で行われていましたが、この形では継続性がありませんでした。

また、寄付などを受ける方が、受けるだけになってしまい、援助が自立を阻害することも、指摘されていました。

そこで、自立かつ持続可能なビジネスが導入されるようになってきました


こう書くと簡単ですが、実際に社会起業を進めようとすると、多くのトラブル、困難にぶつかります。

このイベントでは、成果、実績を出している社会起業家の方々の、主としてプロセスでの困難、失敗事例が紹介されます。

まず、目を引いたのが、タイトルに書いた、

「社会起業は社会のニーズが出発点。自分がやりたいことが出発点ではない」

でしょうか?

社会起業をやりたい、と言う人の中に、「自分がやりたいこと」をしたいからと言う人を散見しますが、社会起業は社会のニーズが出発点です。

これを踏まえつつ、出た話をまとめてみます。


・ひとりでやれば早く行けるが、みんなでやれば遠くまで行ける

・社会的ニーズの状況は数年で大きく変化する。対象地域やビジネスモデルを柔軟に変化することが不可欠

・活動のミッションと実際のビジネスの乖離により、グループが分裂寸前。分裂は簡単だが、再構築した方が大きなことができる。

・利益が上がらないから、ビジネスをやめるのではなく、ミッションにそぐわなくなったのでやめる

・新興国支援、ITによる支援は日本で準備して持っていけるが、農村支援は現地でやるしかない

・社会ニーズによる起業では、費用対効果が高いものが優先順位が高い。 

・事業を大きくするだけでなく、状況に応じて進化させることが大切

・林業、今の林業の仕組みで利益が出ない、のであれば、自分たちで利益が上がる林業を創っていけばよい。 

・管理されずに、放置されている森林を束ねて効率的に管理する

・小さくても、成功して結果が出ると、信頼を生み、より大きな仕事を呼び込むことができる

・社会ニーズに応じて支援する事業。自分たちだけでやるのではなく、当事者を巻き込んで、一緒にやることが大切

・地域の人々:お手伝いには来て欲しいが、よくわからない人には来てもらいたくない

・コアになるスタッフはすぐには見つからない。人材の発掘、ビジョン、活動の共有に時間がかかる。

・ニーズ、状況は刻々と変化していくが、ビジネスモデルの構築、設備の購入には時間がかかる




2013年03月18日

「東大モール」(朝カフェ・勉強会のネットワーク)

とは、東大卒業生が、ボランティアで、マスターをしている朝カフェや勉強会のゆるやかなネットワーク・モールです。

原則的に奇数月・第3土曜日には、東大・本郷で、オープン勉強会を開催します。

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3月勉強会は、


3月のリアル勉強会@東大モール、スケジュール表とテーマです

日時:平成25年3月16日(土)午後1時〜7時まで
場所:東大・本郷・法文一号館、文学部212&215教室

。隠魁В娃亜腺隠粥В苅杵

(212教室)・・・<知のプラットフォーム勉強会>平野さん
テーマ:『結局仕組みを作った人が勝っている』著者

(215教室)・・・<外見向上研究会>中川さん
テーマ:「似合う色を分析しよう〜パーソナルカラー暖色編〜」

■隠機В娃亜腺隠供В苅杵

(212教室)・・・<そうだ海外に行こう!>(SKI)桑山さん
テーマ:「超えた壁と越えられなかった壁〜中国駐在5年半の歓喜と苦闘〜」

(215教室)・・・<夢を語る会 >後藤さん
テーマ:1.10年後の「社会」とわたし
2.10年前の「会社員」と今の「会社員」

私たちを取り巻く環境、その中でも「働く環境」についての話をイメージしています。

17:00〜18:45枠

(212教室)・・・<トゥルーハート>植村さん
課題図書:『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』 平田オリザ 講談社現代新書 2177 ISBN:978-4-06-288177-7 
論点   各自、下記について考えてみてください。
1)この本を読んで、 ゞΥ兇靴薪澄↓◆^穗卒兇鮖った点
2)コミュニケーションについて
   屮灰潺絅縫院璽轡腑麈塾蓮廚辰討覆
 ◆ 屬錣りあうこと」ってなに
3)「会話」と「対話」
    ‘本語と「対話」 特に立場による言葉の選択との関係

(215教室)・・・<Sixpence >(金融勉強会)永田さん
テーマ:スワップの基礎

社会人も学生も、だれでも参加できます。予約は各勉強会にお願いします。勉強仲間が増えますように!


という感じでいろいろな勉強会について、隔月第3土曜日の午後に、モールのようにまとめて開催すると、午前中から夕方まで、参加者がいろいろな勉強会に参加できて便利、というのが、「東大リアル勉強会モール」でしょうか?

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上記のように、東大生、東大卒を条件とせず、他大学生、広く一般を対象としているものも数多くあります。

いろいろな勉強会の参加者を合わせて、約200名の方が参加しました。

東大卒業生だけでなく、むしろ東大以外の、若手社会人の方々がたくさん参加されている、という印象です。

この場を活用して、勉強会の枠を超えて、いろいろなつながりが生まれていきます

「東大モール」が「東大」を始まりにしつつ、「東大」の枠を超えて、いろいろ展開していくのが楽しみです

なお、過去の回の参加記録は、

「東大モール」(朝カフェ・勉強会のネットワーク)新年会に参加しました

「東大リアル勉強会モール」スタート!

東大知のプラットフォーム勉強会(和田裕美ゼミ)に参加しました

に書いてあります。

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「TAK」さんは、<知のプラットフォーム勉強会>、<そうだ海外に行こう!>に参加したので、その様子を簡単に記述します。

<知のプラットフォーム勉強会>テーマ:『結局仕組みを作った人が勝っている』

・「仕組み」とは、一度作ってしまえば、自分は、さほど動かなくても、自動的に収入が得られるシステム

・「仕組み」を作って得られるものは、経済的自由、時間的自由。自ら創り上げた「仕組み」を所有しているか、他人が作った「仕組み」の一部となってしまっているか?

・財産を築く目的の一つは、「自由」を得ることである。財産がなければ、本当の意味で自由になることはできない 

・「仕組み」は自動:自分が特段、動かなくても、勝手に回る

・「仕組み」は連鎖:ひとつやったことを、それで終らせず、次へつなげる

・「仕組み」と自分の位置:自分を「仕組み」の外に置く。「もうひとり」の自分をたくさん創り、働かせる

・とにかく、やらないと見えてこない

・貧乏な人は、時間と金を交換し、金持ちはアイデアと金を交換する

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<そうだ海外に行こう!>テーマ:「超えた壁と越えられなかった壁〜中国駐在5年半の歓喜と苦闘〜」

・多様な人々が働く時には、ゴールの設定、認識は合っているか?の確認が大切

・「成功体験の罠」過去の成功体験で現状とそぐわなくなったものを、捨てることができるか?が鍵

・日本の海外駐在員にありがちなパターン:「そんなに言うなら、おまえが来てやってみろ」

・日本のパターン「何でも自分でやろうとする」と同時に「誰かがやってくれるだろう」と考える、矛盾をはらむ

・日本の企業文化:精緻なリスク分析にもかかわらず、雑な意思決定、具体的な手段の欠如

・越境による学習、体験して、内省して、成長する。「体験」だけでは不十分 

・大切な能力は「創造性」と「課題解決力」

・本業、ライフワーク(人生かけてやりたいこと)、ライスワーク(飯の種)の比率は、状況に応じて柔軟に変化させる

・本業で修羅場体験が得られないならば、「成長」は難しい。副業をやるか、本業を変えるか 

・原体験を積み、学習棄却と再構築を繰り返すことで、創造性と課題解決力が養われる




2013年03月12日

今はよく知りませんが、以前、リクルートに行くと、

「この会社で偉くなってもしょうがない」

というポスターが貼ってありました。

ある限られた組織内の価値、評価よりも、広く世界市場、社会全体での価値、評価が大切

ということでしょうか

この方向は大切なのですが、組織内の価値、評価を軽視してよい、ということではありません

TEDee x ITmedia 「グローバルエンジニアが「IT」を「英語」で語る」に参加しました

楽天吉岡さんの発表スライド

最終ページの How do you join the inner circle?

について、


領域、社内外を横断するオープンネットワークが最近、強く標榜されています。

ひとつの会社、業界にとどまるのではなく、広い社会で活躍するには、オープンネットワークが欠かせません。

一方、業界、学会でしっかりした、抜きん出た立場を獲得するには、「業界、学会」内のコア・サークルに加わり、そこでの評価が不可欠です。

後者が内向きとされがちですが、業界内での確固たるポジションも大切です。

オープンネットワークとインナー・サークルは、相乗効果がある場合もあれば、相反する場合もあります。ただ、どちらか一方ではなく、両方が大切です。


と書きました。

フロンティア人材は「社外のネットワーク」と「社内の合意形成力」を併せ持つ

で、


「社内で認められリーダーになっていく、内向きの人」と「社外ではネットワークが強いが、社内では浮いている人」の両方の長所を併せ持つ人がフロンティア人材、組織には必ず抵抗勢力がいる。組織で何かを行うには、推進、説得、合意形成が不可欠

産学官プロデューサーをやっていて感じるのですが、民間企業に所属している方で産学官に幅広いネットワークを持っている方が、よくいます。

こういう方々は産学官、異分野交流型の研究会、勉強会の委員長、主査、幹事などの取りまとめ役を務められ、参加者からの人望も厚いのが特徴です

多くの場合、名刺は「部長」ただ、社内では部下がいない「部長」、部に何十人もいる「部長」の一人だったりします

社外でこれだけ大活躍されているのですから、社内でも部署間の取りまとめなどに大活躍されているのでは?と思いきや、社内では「浮いた」存在だったりします。

「社外の皆さんはわかってくださるのですが、社内、特に経営層はなかなか理解してくれなくて」が口癖だったりします

社内では活躍の場がないのなら、社内に拘束されている時間がもったいないので、社外のネットワークを活かして、会社を辞めて、フリーランス、いわゆる「ノマド」を考える人もいます

この人たちは「会社の看板」で仕事をしている訳ではなく、社外のネットワーク、持っている知識、取りまとめ力、コミュニケーション力で仕事をしているので、一見問題なさそうです

ところが、問題なのが「経済的安定」です

この人たちは、上位1割以内に入る程度の収入はもらっています

その安定した収入を基盤に、社外の活動ができています。これを失ってしまうと、一気に活動は狂い出します

アナウンサーでテレビ局を辞めて、フリーランスになる方がいますが、90%以上の方々は収入がダウンします。そのため、やりたくない質の悪い仕事も受けざるを得なくなります。「好きなことがしたくて、フリーランスになったのに、却って不自由になった」というボヤキをよく聞きます

同様のことが起こり、活動の質が一気に低下し、ネットワークもしぼみ、またネットワークの方々に職探しを頼み、敬遠されたりします

この人たちは、「社外の皆さんはわかってくださるのですが、社内、特に経営層はなかなか理解してくれなくて」と諦めるのではなく、

一度目を社内に向けてみると、違った光景が見えてくるのかもしれません

「社外のネットワーク」に加えて、「社内の合意形成力」を併せ持つことができれば、真の「フロンティア人材」になれるかもしれません


と書きました。

この繰り返しになりますが、

一度目を社内に向けてみると、違った光景が見えてくるのかもしれません

「社外のネットワーク」に加えて、「社内の合意形成力」を併せ持つことができれば、真の「フロンティア人材」になれるかもしれません

こんなことを考えていたら、リクルートで働き、中学校の校長を務めた藤原和博さんが、

なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人




35〜45歳の従業員を対象に、多くの会社では「この人はココまでだな」と決めてしまう。「あなたは係長まで。来月からは○○支店に行ってください」といった感じで、会社は動いてきます。

会社から仕切られる前に、この年代のサラリーマンは仕掛けていかなければいけません。「自分はこういうことがしたいのだ」ということを会社に提案する。

「組織内自営業者」の意識をもっていないと、結局は会社に仕切られてサラリーマン人生が終わってしまうかもしれません。

だから35〜45歳というのは、非常に大切な時期なんですよ。


と書いていました。「組織内自営業者」の意識も大切なようです。

なお、藤原和博さんは上記の中で、

これまでは情報処理力で対応できたけれど、これからは情報編集力が大切

と書いておられます。

これについては、

情報処理力(ジグソーパズル)から情報編集力(レゴブロック)へ

「情報処理力の成長社会」から「情報編集力の成熟社会」へ 藤原和博さん


をご参照ください。





2013年03月11日

3/9(土)TEDee@ITmedia「Engineer × English」グローバルに活躍した経歴を持つ二人のエンジニアが「IT」を「英語」で語る!

という案内がきました。

130311TED1

案内文によると、


グローバルに活躍した経歴を持つ二人のエンジニアが「IT」を「英語」で語る!

第一部はGoogleでの就業経験を持ち、現在はソーシャル・リクルーティングサービス「Wantedly」を提供するウォンテッドでエンジニアを務める相川直視氏によるご講演です。エンジニアとしてグローバルな環境で働くことのやりがいや苦労について語っていただきます!

第二部ではエンジニア歴30年・楽天で技術理事を務める吉岡弘隆氏が登壇!テクノロジーの大変動を経験した吉岡氏だからこそ語れる。ITのこれから...ITの分野でグローバルに働くということ...

エンジニアの方から理系学生、純粋にITに興味がある方までどんな方でも参加可能です!

ゲスト講演や参加者同士のディスカッションを通して、世界で勝負する第一歩を踏み出すきっかけを提供します!


130311TED2

今日3/9(土)は、東京は晴れて、暖かい、おだやかな日ですが、会場は熱気を帯びた学生さんたちで、いっぱいです。

さて、イベントの様子を紹介する前に、グローバルな技術開発の状況について、少し整理しておきます

「M&Aによる企業価値向上」講演会に参加しました




新規事業を始めたり、新分野に展開を図る場合、自社で新たに始めるのは大変です

ノウハウ、スキルを持つ人材を探したり、設備を導入したり、販路を開拓したり、と気が遠くなるようなプロセスで、時間とお金が莫大にかかります

それならば、すでに実績が出ている企業を買収した方が手っ取り早い、という訳です

また、同業者同士でも、生産設備、研究開発、流通部門などを統合化した方が効率的であったり、

グローバル化、巨大化する市場に対応するには、企業規模の拡大を図る必要があります

そのような背景で、世界的に企業間のM&A(合併・買収)が日常的に行われるようになりました


130311TED5

例えば、アンドロイド、You tubeなどが、グーグルに買収されています。

上記のように、これらの技術を独自に開発するのは、気が遠くなるようなプロセスであり、技術を特許・ライセンスなど含めて、取得するのに、企業買収が活用されます。

企業買収と言うと、以前は吸収合併のように、弱い立場のものが合併される、のようなイメージがありましたが、

現在は、新規技術を知財を含めて、高額で売却する、売却した会社へ経営陣として参加する場合もあるし、高額の売却益を手にし、資本家として、新たな、企業買収などを手掛ける場合もある、という感じでしょうか。

エンジニアのキャリアパスも、一つのメーカーに就職して、研究開発、技術開発の仕事で実績を残しつつ、一歩一歩キャリアの階段を上っていく、というよりも、

上記のような、新技術のベンチャー企業を起し、それを売却し、経営陣に参加する、あるいは、売却益を元手に新たな技術開発を行い、また売却する、のようなキャリアが考えられるようになってきています。

相川さんによると、

TEDee×Business Bank コラボレーション「起業家×英語」に参加しました

に書いたように、


シリコンバレーの大企業、大学、ベンチャー企業、弁護士、弁理士などの専門家集団などのエコシステム(生態系)が企業家精神(アントレプレナーシップ)を活かす


のは間違いないが、シリコンバレーでは新技術はほとんど着手済みだが、日本では手づかず、の技術が多く、逆にチャンスがころがっている、とも言えるそうです。

130311TED3

楽天の吉岡さんは発表スライド

を公開されています。

興味深いのが、最終ページの How do you join the inner circle? でしょうか?

領域、社内外を横断するオープンネットワークが最近、強く標榜されています。

ひとつの会社、業界にとどまるのではなく、広い社会で活躍するには、オープンネットワークが欠かせません。

一方、業界、学会でしっかりした、抜きん出た立場を獲得するには、「業界、学会」内のコア・サークルに加わり、そこでの評価が不可欠です。

後者が内向きとされがちですが、業界内での確固たるポジションも大切です。

オープンネットワークとインナー・サークルは、相乗効果がある場合もあれば、相反する場合もあります。ただ、どちらか一方ではなく、両方が大切です。

いつものように、この後、3~4人ずつに分かれてのグループディスカッション、ディスカッションのプレゼンテーションという流れで進んでいきます。

友達同士ではなく、ひとりで参加した学生さんが多いのですが、3〜4名のグループをつくってディスカッションするので、一人で参加しても、話す相手がいなくて「壁の花」なんてことはありません。

130311TED4


セッションが終わると、お茶を片手に、交流会が始まります。ひとりで参加しても、これまでの振り返りをネタに、話の輪ができ、どんどん新しい友達ができていきます。

「TAK」さんは、次の用事があるので、残念ながら、交流会は欠席しますが、今日もたくさん新しい友達ができて、新たな展開が生まれそうです。




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