2016年09月

2016年09月30日

社会人大学院、仕事と勉強・研究の両立は?

で社会人大学院について書きましたが、

多くの社会人大学院生が言うのが、

「勉強・研究もさることながら、この期間にできたネットワークが役に立った」

ということでしょうか?

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これについては、これまでも考えてきました。

よくできる人は、よくつながっている人である

社会人の学び、学びの体系化と創出したネットワークの活用

コラボレーションできるネットワークとは?


「コラボレーションできるネットワーク」とは、交流会の名刺交換で、できるものではありません。

・ネットワークは創れない、出来上がるもの。知られる、貢献できるの偶然性

・ネットワーク、つながっている人が自分を規定する。「コミュニティーの橋」「ハブ」に価値がある


つまり、ネットワークとは「意図的につくる」よりも「結果として出来上がっている」もの、のようです。

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大学院の授業では、数名ずつのグループに分け、各グループごとに、調査、分析し、発表内容をまとめ、プレゼンする方式が多く取られます。

このグループワークが、結果としてネットワークを形成する、絶好の機会だったりします。

社会人大学院、仕事と勉強・研究の両立は?




すべてに全力投球するのではなく、ここ一番だけ全力投球し、あとは、そこそこで対応する、折り合いをつける


と書いたことと矛盾するようですが、グループワークはさぼったり、手を抜いてはいけません。

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グループワーク・プレゼンテーション サボる人はどうする?

に書いた


ちょっと「困ったチャン」が出ることがあります。

・「プレゼンの日に出れないから」「就活で忙しいから」と言って、グループワークに参加しない人

・(さらに困るのが)グループワークに参加しないのに、発表にしゃしゃり出る人、検討結果にケチをつける人

などなど


の「困ったチャン」になってしまうと、グループワーク参加者の信頼を得ることができず、とても「ネットワーク」など構築できません。

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さて、ネットワーク構築では、いろいろな場とつながっている「ハブ人材」の重要性が取り上げられますが、

「ハブ」であることに加えて、多方面にわたり、「こんなのがありますよ」と教えてくれる「ヒトデ」のような人、

が、さらにいいかな、と思います。

ただし、「こんなのがありますよ」と教えてくれる、まででOKです。

紹介、マッチングまで、「おせっかい」でされてしまって、自分には合わない場合、かえって面倒だったり、関係を損なうこともあります。

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「君子の交わりは、淡きこと、水の如し」と言いますが、その辺もわきまえた、ネットワーク構築がよさそうです。



2016年09月29日

8月終わりから9月初めにかけて、多くの大学院で入試が行われました。

見事合格された方の中には、10月から入学される方も多い、と思います。

新学期、と言うと、4月を思い浮かべますが、大学院の場合、10月入学の方も多くいます。

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この時期に、よく聞く質問が、

「「TAK」さん、仕事と勉強・研究って、どう両立させればいいですか?」

です。

今日は、これについて考えてみます。なお、大学院については、MBA、MOTを想定します。

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多くの大学院が、平日は18時以降、1コマ90分程度の授業を2つ、21時過ぎまで、土曜は朝から夕刻まで、日曜は休み、と思います。また、最近では、ネットでも学べるオンライン授業も取り入れているかと思います。

さて、18時過ぎに始まる授業に出るには、17〜18時に会社は終わらせ、土曜も授業があるため、休日出勤はしない、ことになります。

長時間ダラダラ働くよりも、短時間で効率的に、メリハリをつけて働くことが大切なのは、当たり前ですが、

週3回程度は定時退社、休日出勤のしない、では、トップクラスの業績評価をあげる、のは難しい、と考えられます。

社会人大学院、MBA、MOTへ行こうとしている方を見ると、トップクラス(Sランク)から上位クラス(Aランク)に下がってきたくらいの方が、キャリア・ブーストのために、というケースが多いのですが、残念ながら、上記のように、トップクラスの業績評価、は難しい、ことになります。

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では、勉強・研究は、と言うと、21時過ぎまで授業を受け、22時過ぎに帰宅し、食事、入浴、家族との会話の後に、23時以降、宿題、グループワークの検討を行う、ことになります。

翌日も勤務があるので、せいぜい2時間くらいしか、時間をさけません。

フルタイムの学生に比べると、圧倒的に不利です。

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あなたが、父親、母親、あるいは夫、妻であるならば、家族との対応も必要です。

土曜が授業ならば、日曜は家族との対応をすることが大切です。

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結論から言うと、仕事と勉強・研究の両立は不可能、ということです。

では、みんなどうしているのか?と言うと、すべてに全力投球するのではなく、ここ一番だけ全力投球し、あとは、そこそこで対応する、折り合いをつける、ということでしょうか?

野球のエース・ピッチャーが、相手チームの3番4番バッターは160劼旅簑球で、しっかり押さえて、下位打線は、140kmそこそこのボールで対応する、のに似ています。

上記のように、仕事においては、大学院に通う時期は、知識、スキル、ネットワークを拡充する時期、と考えます。

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大学院の授業については、MBA、MOTでは、ほぼすべての授業で、事前の調査、宿題、グループワークが課されます。

これを週10コマも取ったのでは、完全にパンクします。

「TAK」さんとしては、最初はたくさん出てみて、自分に合う授業、合う先生、仲間ができそうなものに、次第に絞っていくのがいいかな、と考えます。


最後に家族ですが、これが一番大切です。

大学院に通う社会人のあなたをサポートしてくれるのが家族です。決しておろそかにしてはいけません。

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難関を突破しての大学院入学ですが、残念ながら途中で脱落してしまう人も少なくありません。

その人のために、不合格となった人のことも考えると、残念さはさらに増えます。

継続が大切、なのですが、少し無理して、入学した大学院ですから、無理なく、よりも、ここ一番では少し無理しても、適宜ペースを落としてでも継続しましょう。




2016年09月26日

X S C H O O L 開校トークセッション@東京:次代をつくるクリエイティブの力×地域産業

という案内が来ました。

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広義のデザインの力を生かした新たなもの・こと・仕事を共創する、小さな小さな学校 XSCHOOLが生まれます。

舞台は、“革新を続ける伝統のものづくり”が根づく福井。

XSCHOOLは地域の産業と連携し、既存のデザイン・クリエイションの概念にとらわれない事業で次代を切り拓く、新しいデザイナー/事業家を支援します。

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日本の各所で、デザイナー、クリエーターが参加して、「地域おこし」が行われています。

成功事例もある一方で、一過性のブームに終わってしまったり、かえって地域がガタガタになってしまった事例も少なくありません。

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コミュニティーづくりについては、これまでも

つながれば、できることが、いろいろある、この指止まれの、コミュニティーづくり


・場所づくり、よりも仲間づくり。仕組みだけでなく、関係性をつくる

・楽しいから続く

・プロジェクトはやりながら、変わっていく


コミュニティーや地域資源を活用し、新しい価値を創造


・「関係の質」の変化が、「思考の質」「行動の質」やがては「結果の質」の変化をもたらす

・住民と行政ではなく、「人」としてつながる、関係性の構築、「やらされている」ではなく「自ら動いている」継続のための仕組みづくり

・対話の場から、関係性が変わる。話し合って終わり、ではなく、何かを始める。

・閉鎖的なコミュニティーでも、関係性が構築された「外の人」ならば、受け入れられる

・「話」を聞くのは、情報の入手だけでなく、関係性構築のため。相手のもとに出向くと、話のネタに事欠かない。会議室ではすぐ、ネタが尽きる


のように考えてきました。

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また、伝統産業については、

引き継がれてきたからこそ伝統、文化の蓄積を成長に活用する


つむがれてきたからこそ、伝統

「こだわりを持ち、変わらないもの」と「時代と共に変わっていくこと」「新しいものを取り入れていくこと」のバランス

今までの蓄積を踏まえてこそ伝統、それがないと薄っぺら


開成学園の運動会に行ってきました


時代と共に、変わっていくのは当然です。

「変わっていく」ことに対して、一抹の寂しさを感じるかもしれません。

ただ、時代と共に、変わりつつも、引き継がれていく、これを伝統と呼ぶのかもしれません。


のように考えてきました。

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多くの地域に、かつて「全盛時」がありました。

その「全盛時」を思い起こし、夢をもう一度、と躍起になって、もがいてみても、時代も社会も変わっていき、じり貧だったりします。

地域の「全盛時」を知っている「中」の人たちには、「こだわり」があります。

地域が「全盛時」を迎えることができたのは、「強み」があったからなのですが、時代、社会が変わると、その「強み」が、かえって「弱み」になってしまうことも少なくありません。

時代、社会が変わった時、かつての「強み」をそのまま使おうとするのではなく、少し「ずらして」使うと、活きてきます。

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かつての「強み」を「ずらして」使うのは、「中」の人たちよりも、「外」から来た「よそ者」の方が適しています。

「外」から来た「よそ者」は立ち位置が難しかったりします。

「よそ者」のままでは、地域は変わりません。

関係性を構築するためには、「中」に入れてもらえることが大切です。

ただし、「中」に、どっぷり入り込んでしまうと、変える力をなくしてしまいます。

「中」と「外」の周辺、境界を行ったり来たり、両方の視点を持ちつつ、「中から外」の視線で、経営を行うことになります。

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このプロジェクトが興味深いところは、単なる「地域おこし」の事業募集ではなく、「デザインの力を生かした新たなもの・こと・仕事を共創する、小さな小さな学校 XSCHOOL」をつくるところでしょうか。

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「社会に役に立つことを研究する・学ぶ」と「研究成果を社会に活かす」の違い




「社会実装のシステム思考を科学」して、アイデアを生み出すだけでなく、実際に各地域で適用し、関係者を巻き込みつつ、さらにその地域だけでなく、他地域への適用を水平思考する

「学んだことは大変有意義だったけれど、それを活用できているか?」と悩んでいるのではなく、

とにかく、何らかのプロジェクトが進行中、もちろん、うまくいかないこともあるけれど、フィードバックして、修正しながら進行中

ということで、社会への波及も含めたプログラムになっている、ということでしょうか?

大学はアイデアを生み出すだけでなく、社会への適用も同時並行的に行う場になりつつあります。

と、研究、学びを大学の中で完結させることなく、その成果を社会に適用し、実装し、さらには他へも水平展開を図る、ことについて書きました。

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この際に有効なのが、デザイン思考で、

デザイン思考、シリコンバレーIDEOの事例より




問題解決のためのデザイン思考における5 つのプロセス」が重要だということ。

empathy:課題の対象に感情移入する

define:問題を定義する

ideate:アイデアをたくさん出す

prototype:プロトタイプを作る

test:試験し、フィードバックを得る

このプロセスは、モノづくりだけでなくあらゆる問題解決の過程で応用できます。


・早い段階で、コストをかけずに、プロトタイプを創り、市場に出して、フィードバックを得る。アイデアでは見えなかったことが、プロトタイプにすると見えてくる。 


と書いたとおりです。

今後の展開が楽しみなプロジェクトです。




2016年09月20日

猛暑の日は少なかったけれど、だらだらと暑い日が続く8月が過ぎ、

9月になると、毎週のように台風がやってくる、この季節に毎年「TAK」さんは遅い夏休みを取ります。

最近は、ヨーロッパのリゾート、島リゾートに凝っていて、

7年前はギリシャのニコノス島、サントリーニ島

6年前はスペインのイビザ島

5年前はイタリアのカプリ島からスイス・アルプス

3年前は、南太平洋のタヒチ

2年前はフランスのコートダジュール、プロバンスからパリ

昨年はハワイのマウイ島、オアフ島

に行ってきました。

今年は、スペイン・アンダルシア地方とフィンランド・ヘルシンキ、に行きました。

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大学生の皆さんと話していて、「どこへ行きたいですか?」なんて話になったことがあります。

大学を卒業して、毎年1度ずつ、海外旅行に行くとすると、「TAK」さんは、もう数十回、海外旅行に行ったことになります。

すると、「行きたい場所」は最初の何回か、で行ってしまいます。

それからは、もう一度行きたい場所、新たに興味がわいた場所、に行きます。

そんな訳で、スイスに5回、イタリアに4回、フランスに3回、タヒチ、ハワイに2回、ほど行ってます。

スペインは以前のイビザ島をいれて、今回で2回目です。

「アメリカは行かないのですか?」と聞かれるのですが、東海岸のニューヨーク、ボストン、西海岸のサンフランシスコ、ロサンゼルスは、

産学官連携の仕事でよく行きます。それゆえ、旅行ではいきません。

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アジアは、以前、香港、タイ、シンガポール、マレーシアに行ったのですが、たくさんの人が集まる「アジアの喧騒」

という感じで、リラックスできませんでした。

それゆえ、最近は、ヨーロッパのリゾート、島リゾートです。

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「TAK」さんは、ブログに旅行のことはあまり書きません

スイス、ヴェネツィアの旅

のように、別のブログにしています

旅行のブログにアクセスする人は、

・これから行こうと計画されている方

・同じ場所に行ったことがある方

がほとんどで、それ以外の人には、関心がある情報ではありません。

「いいところでしたね」「もう少し足を伸ばすと、こういう穴場もありますよ」「私もひどい目に遭いました」などなど

旅行のブログにも反響はあります。

これはこれで楽しいのですが、話題が旅行だけで、それ以外に広がらないのです。

それゆえ、産学官、異分野の融合、創発のコミュニティー形成を目指す「TAK」さんには、あまり役に立つ情報発信ではありません

そのくせ、1テーマを書くのに、紀行文と写真の選定で30分から小一時間かかります。

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ただ、旅行とは非日常的な行動の典型例です。そこで、気づいたこと、感じたこと、行ったことは自分の大切な行動記録です

「国家の品格」の藤原正彦氏のお父さん新田次郎氏が「アルプスの谷 アルプスの村」という紀行記を1979年に書いています。スイスへ行くのに、4回も乗り継ぎをしなければならない時代の貴重なもので、むさぼるように読みました

時代は進み、今では個人が簡単に海外紀行記を発信できます

そんな訳で、個別の旅行記はFacebookなどで写真をシェアしながら、紹介するとして、全体の概略の旅行記を書いてみます。

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スペイン・アンダルシア地方とフィンランド・ヘルシンキ、ちょっと面白い組み合わせですが、スペインには直行便がありません。ヘルシンキ乗り継ぎで、乗り継ぎ時間を長くして、観光しました。

乗継便と言うと、待ち時間がムダ、不便、と考えがちですが、逆転の発想で、乗り継ぎ時間を長くして、本来の滞在場所以外の観光も楽しむことができます。また、乗り継ぎ時間が長いと、ロスト・バッゲージのリスクも減ります。

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1.英語はあまり通じない。でも、片言のブロークン・イングリッシュは格段に通じるようになってきている。

「海外では英語が通じる」というのは、日本人の幻想でしょうか?

スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、スイスなど、国、地域によって、差はありますが、英語が通じない場合がたくさんあります。

スペインでは空港、ホテルでは英語は通じましたが、バスターミナルで切符を買おうと、英語で話しかけたところ、

全く通じず、切れて、怒り出されてしまい、筆談で何とか、切符を入手しました。

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ただ、日本でも鉄道の駅員、案内所の職員で英語が話せる人が増えているように、

以前に比べると、片言のブロークン・イングリッシュは格段に通じるようになってきているように感じました。

スペイン・アンダルシア地方は国際的な保養地で、北欧、ドイツ、フランスからの観光客も多く、

英語が話せない、では仕事にならないようです。

こういった状況では、Where,How,Whatなどで聞かずに、for Nice?のように、相手が答えられるシンプルなブロークン・イングリッシュで聞くことが大切です

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2.スペインは物価が安い!フィンランドは、その3倍!

2年前、

南仏コートダジュールからプロバンス、パリに行ってきました(文化、習慣編)




ヨーロッパには2年に一度くらい訪れていますが、フランスは今回が3回目ですが、年々物価、特にレストランでの外食費が上がっている、という印象です。

日本でも高級レストランは高いです。でも、普通のレストラン、カフェで昼食は1500円、夕食は2500円も出せば、まあまあの食事ができます、

今回のフランスはニース、マルセイユ、パリ等の大都市以外の地方都市の普通のレストラン、カフェでも、パスタとサラダの昼食で25ユーロ(3500円)、ステーキ、海産物の料理の夕食では50ユーロ(7000円)くらいします。

日に1日程度なら、ともかく、毎日では大変なので、スーパーにお惣菜、ビール、ワインなどを買い出しに行きます。

すると、ビール、ワイン、乳製品は日本よりも安いのですが、パン、ハム、肉などは日本よりも3〜5割くらい高いでしょうか。

サンドウィッチ、ホットドックなどのファーストフード店があり、10ユーロ(1400円)も出せば、十分な量が食べられますので、

これも便利です。

ユーロと円の為替の関係もありますが、最も円高だった1ユーロ100円のレートであっても、外食はためらわれる価格です。

以前は「日本の物価は世界一高い」等と言われましたが、今は日本は安くて美味しいものが食べられるようになり、相対的に

ヨーロッパの物価が高く感じられます。


と書きましたが、スペインは物価が安いです。日本の半分、という感じでしょうか。

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少し長い間、滞在するので、ビール、水、牛乳、ハム、ヨーグルト、チーズなどを購入したのですが、上記の通り、価格は日本の半分でしょうか。

特にビールは500mlがスーパーで買うと1ユーロ、店で飲んでも1.5ユーロと格段に安いのが特徴です。

そのため、外食をしても、このようにビールが安いので、2人で15ユーロ(1800円)で十分です。

ハワイ、マウイ島、オアフ島に行ってきました(文化・慣習編)




アメリカの食事は高いけれど、量が多いので、2人で1人前食べればよい。2人で1人前でちょうどいい、感じです。


と書きましたが、スペインの食事の量は「日本並」で量の期待はできません。

上記のようにスペインからフィンランドに行ったのですが、物価は3倍になった、という感じです。

そのためか、スペインでは北欧からの観光客を多く見かけました。EUは域内で経済事情をうまく活用している、という感じでしょうか。

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3.トイレが少ない、特に駅にない

日本では必ず駅にトイレがあります。それゆえ、観光で終日外出しても駅でトイレを済ますことができます。

ヨーロッパでもスイスの駅には必ずトイレがあるのですが、スペイン、フランス、イタリアでは、駅には、大きなターミナル駅ですら、ほとんどトイレがありません。

あっても、数少なく、有料で、空いていなかったりします。

これは、日本人旅行者にはちょっと辛いです。

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4.喫煙状況が日本よりも遅れてしまっている

有識者の方で、「日本は欧米に比べて喫煙の規制が遅れている。2020年東京オリンピックまでに欧米並みの喫煙規制をすべき」

という方がいますが、「この方は本当に欧米に行ったことがるのかな?」と思います。

欧米と言っても、国によって事情は異なりますが、

大まかに言って、建物内は禁煙、屋外は喫煙OK、駅、バスステーションなど公共の場所は禁煙、という状況でしょうか?

街角のレストランは、屋外のオープンテラスを併設しており、屋内との仕切りはないことがほとんどです。

すると、屋外のオープンテラスでは多くの人が喫煙し、煙が屋内にも流れ込み、本来は禁煙のはずの屋内でも喫煙している人が少なくありません。

屋外の駅、バスステーションの喫煙は、本来、禁止のはずですが、事実上野放し状態。

フィンランドはスペインに比べ、禁煙地区での喫煙者は少なかったのですが、それでも、相当数見かけました。

かなりの違反者がいるものの、路上喫煙禁止が普及してきて、禁煙の飲食店が増えてきた、日本に比べると、驚いてしまう状況です。

タバコの煙、喫煙者のタバコ臭い呼気が苦手の人は、マスクを持参したほうがいい、と思います。

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5.旅行代理店を通さないとずっと安い

スペイン・アンダルシア地方で10日間の旅を、旅行会社のパッケージツアーで申し込む場合、1人35〜40万円、あるいは、もっと高いかもしれません。

一昔前は、海外への航空券の予約、海外ホテルの予約は、旅行代理店に頼むしかありませんでしたが、今はネットで簡単に予約ができます。

今回の旅行でかかったお金は、2人分で航空券20万円、ホテル代7万円、食事、交通費、入場料などで8万円、計35万円

パッケージツアーでも、現地で食事などにある程度の金はかかります。

これらを考えると、1/2〜1/3に節約できたのでは、と考えます。

旅行代理店は、ネット、スマフォの時代、あるいはみんなが一緒の旅行から、それぞれにカスタマイズした旅行の時代を迎え、今後、受難の時代になるかもしれません。


ところで、たっぷりトラブルもありました。それはB面ブログに書きます。




2016年09月04日

「ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか」早稲田大学教授 X ハーバード・ビジネス・スクール山崎繭加さん

という案内が来ました。

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世界のスーパーエリートと言われ、名だたる有名CEOにも会い慣れているHBSの学生が、日本の東北というローカルな場所で一体何を学んできたのか?

HBSの山崎繭加さんと初めて、お会いしたのは5年前、本郷Lab-cafeでの

「ハーバードビジネススクール(HBS)は今?」

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ハーバード・ビジネス・スクールは優秀な人材を育成するのではなく、世界を変える、世界にインパクトを与える、グローバル・リーダーを育てる場所、そのため、世界中より、グローバル・リーダーを目指す、優秀な人材が、結果として集まる

ハーバードビジネススクールの伝統的な手法、ケースメソッド、あなたがその状況下の経営者であれば、どうするか?、

先生から教わる、よりも、多様な世界中から来た、優秀なクラスメートとのディスカッションの中から、自分の知らない世界を学ぶとともに、自らの考えを再構築していく。

世界トップのビジネス・スクールの特徴として、グローバル・リーダーのハーバート、アントレナーシップ(起業家)のスタンフォード、

在学中から起業するスタンフォードにたいして、国連、IMFなど、ハーバートは国際機関に就職する卒業生が多い、と言われています。

確かに、卒業直後は国際機関に就職する卒業生が多いそうですが、10、15年後には起業している、卒業生が多いそうです。

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東北の被災地には、被災直後には多くの人々が支援に駆けつけました。その方々のおかげで復旧が急ピッチで進みました。

ただ、時間がたつにつれ、支援に訪れる人は減りました。

言葉はよくないですが、支援をしている自分、多くの人から感謝される自分、に酔いしれ、「自分探し」をしていた人もいるのでは、と考えます。

被災地の一過性ブームの支援ではなく、継続的に、支援ではなく、ビジネス、事業として行う復興事業、

これが、被災地がHBSの知識、経験を活用し、またHBS学生が被災地でなければ学べないこと、です。

復興事業はソーシャル、支援ではできません。収益をあげるビジネスでなければ、長続きしません。

実際に、いくつかの事業が育っていて、面白くなっているそうです。

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ケースメソッドは「外から中」を見ます。中にいると、見失っている、見えないことが、外の冷静な立場からは容易に見えることがたくさんあります。

コンサルタントであれば、これでOKかもしれません。(最近は、そうではない、と伺っていますが)

経営者は「中から外」の視線で、経営を行います。

HBS学生はプレゼンだけでなく、人の話を聞くこと、そこから相手が何を必要としているのか?が優れているそうです。

初めて聞く話なのに、一般論ではなく、具体的かつピンポイントの質問で、現地の人々が驚いたそうです。

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教わった(know)ことは実践(do)しなければ活かされません。

教わった(know)ことを実践する(do)、ここまでは多くのビジネススクールで出来ています。

教わった(know)ことを実践する(do)プロセスにおいて、自らのあり方(be)が再形成されていく。


起業家はマインドセットが変わっていくそうです。

提案だけでなく、プロセスが大切。


働き方についても、仕事と余暇、チャリティーをしっかり切り分けるのではなく、混在一体となって、両立させる働き方へ移行しているそうです。

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さて、今回の対談は、上記出版記念と山崎繭加さんのHBS退職と新天地での活躍を期待するものです。

山崎繭加さんの今後の新天地での活躍を期待します。





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