2009年01月23日

大学とは、社会人にとって、ワクワクするイベントであふれています

東工大で、産学官プロジェクトの打ち合わせが終わり、自分が今度は社会人大学院生として出席する講義まで、時間が空くので、「どうしようかな?」と考えていたら、フォーラム「生活リスクの認知と構造〜個人のリスクマネジメントはどうあるべきか」
があり、早速ゼミ室に向かいました。

講師は株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部門 主任研究員の栗林敦子さんです。

人々の生活についての不安は1990年代の前半より高まり始めていますが、同じ頃から、「格差社会」や「リスク社会」への社会的な関心も高まり始め、「リスク化と二極化が日本社会を不安定にする」とまでいわれるようになりました。

格差社会もリスク社会もいわば現代社会の綻びですが、それらに対する関心が高まり、「安全・安心社会の構築」が叫ばれる割には、その綻びの渦中にいる人々の不安や危機感などの意識や生活行動を中心に据えた議論は乏しいように思えます。


マックスウェーバーは、「所得の多い少ないではなく、ライフチャンスの違いが不平等を生む」と言っていました。

しかし、メディアが格差社会を取り上げる時、問題にされるのは、常に収入であり、格差を解消するために、金の再配分、平準化しか、提案されません。

ライフスタイルを築くには、「ライフデザイン能力」と「リスク・リテラシー」が大切です

自分がどういうキャリアを構築したいか?という「ライフデザイン能力」はこれまでもいろいろ語られてきましたが、「リスク・リテラシー」は耳慣れない言葉です。

「リスク・リテラシー」とは、リスクに接する際に、その背景まで考えを及ばせ、リスクの波及範囲を正しく見極め、対処する力、です。「リスク・リテラシー」を磨くことによって、リスクを的確に判断して、行動できるようになり、無用におびえたり、先送りしたりしない対処法ができるようになる、ということです。

失業や病気といった個人生活の中での様々なリスクに対して、どのような対応資源を有し、いかに多くの選択肢を持っているか?が生活の質を左右します。

その一例が家計リスクへの対応行動でしょうか?金融に対する知識・情報をもって、行動することが望まれますが、実際には適切な行動が判断され、取られることは稀で、ほとんどが消費行動の抑制という形しか取られません。

最後の茶話会まで、聞きたいのですが、もう講義の時間です。「リスク・リテラ
シー」について、もっと勉強することにしましょうか?




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