2009年11月08日

東京大学COEものづくり経営研究センターで開催されたコンテンツビジネス研究会に参加します

テーマは、「時代の先を読むテレビ番組のデザイン学」

講師は、NHKエデュケーショナル科学健康部 エグゼクティブ・プロデューサー村松 秀 氏

ためしてガッテン」「すイエんサー」 などを制作し、「論文捏造」、「環境ホルモン」などを報道された方です。

ITが発展した今、情報を発信することは誰にとってもある意味でたやすい、でしょう。

しかし真に情報の意味や価値が広く受け手に伝わるところまで至るのはなかなか困難であり、テレビ番組の存在意義はそこにあるのではないでしょうか?

インターネット、携帯電話のワンセグが進み、新聞の購読率が落ちてきました。

また、テレビも液晶、プラズマの大画面テレビが売れている一方で、テレビを持たない家も、若い学生さんを中心に増えています。

若い人に「テレビは面白くない」と一度思われてしまうと、テレビを持ってもらえない、おそれもあります。

一方、いわゆるテレビ以外に、上に書いたように、インターネット、携帯電話のワンセグでも放送されるようになりました。


但し、放送はインターネットとは、違います。

インターネットでは、利用者が情報を積極的に捜し求めるのに対し、放送では、放送側が情報を「たれ流し」し、利用者は、いやならば、チャンネルを変える、スイッチを切る、などします。

それゆえ、見てもらっている間に、情報を「伝える」のではなく、情報が「伝わる」のでもなく、見ている人の心をわしづかみにする、ことが必要になります。


そのためには、単なる情報ではなく、「メッセージ」が必要です。

その「メッセージ」とは、視聴者の視点を転換させる、物の見方を変えさせる、ものであることが求められます。

「見たはずなのだけれど、実は見ていなかった」「記憶しているはずが、覚えていない」ことをゆさぶるもの、でしょうか?



一方で、あるマスメディア関係者から、以下のような話を聞いたことがあります。

「関西の夕刻では、若手芸人のバカ騒ぎの番組がある。

内容には全く価値はないし、ましてや視聴者に伝える価値もない。私もこんな番組をやりたくない

しかし、制作費は安く、ある程度の視聴率を稼げるので、やめる訳にはいかない」

さて、放送の未来は、どうなっていくのでしょうか




トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 第921回「あなたの一押しの一冊はなんですか?」  [ 中年サラリーマンお父さんの日記 ]   2010年04月17日 14:33
「陽はまた昇る」(佐藤正明著)です。たぶん知らない人が多いかと思いますが、非常に大人向けの硬派なビジネス・ノンフィクションです。一定以上の年代の方はホームビデオの規格であったVHS vs ベータ戦争をご存知だと思いますが、この戦争で如何に日本ビクターという小さ...

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives