2010年07月28日

5年先の夢を名乗って、未来の名刺で、夢を通じてしたいこと


世界中の産学官の持てる力を融合、創発する「産学官プロデューサー」として、研究者、技術者、政策立案者のゆるやかなつながりを形成して、研究者のリサーチ力、技術者の実現力、政策立案者の計画力を融合させ、世界同時多発的に創発、変化を生み出していく


を書きました。

具体的に、どういう経緯で考え、何をしたいのか?ブレークダウンしていくことにします。

●研究テーマと研究プロセス、どう社会で役立つのか?

修士論文での研究テーマは、その後、スポット的に、「この件について詳しいですね」ということはあっても、それ以外に業務に役立つことはありませんでした。

私が研究室が直接携わる業界とは違う分野に職を得たせいかもしれませんが、ある狭い分野を深く掘り下げたテーマが業務と一致することはあまりなく、あったとしても、技術、社会の変化は激しく、修士論文での研究テーマが末永く、業務と一致するということはない、と考えた方がよいでしょう。

それゆえ、研究者、技術者の中には、自分が携わったひとつのテーマに長期間にわたり、固執する人が少なくありませんが、これはあまり勧められません。

修士論文を書いたプロセス、仮説を構築して、それを検証する、など、は、役に立つでしょう。また、矛盾するかもしれないけれど、あるテーマについて、掘り下げて研究することが無駄、と言っている訳ではありません。こういった掘り下げたテーマをいくつか持っている、といいでしょう。


●組織の論理と組織内、組織間を横断的につなげるプラットフォーム

必ずしも、自分で選んだ結果ではないけれども、大学、官庁、民間企業の職を経験しました。どの組織もその組織内の論理で、閉じた体系で運営されていました。これについては、大学も官庁も民間企業も、驚くほど変わりません。

ただ、それぞれの組織内で、縦割りの部署と、それぞれの部署を横断的にまたぐ部署があり、前者がしっかり機能するのに加え、後者がそれぞれを有機的に結びつけることにより、閉鎖的であれ、組織は動くことがわかりました。

組織内でそれぞれの部署を横断的にまたぐ、を、もうひとつ階層が上の、いろいろな組織を横断的にまたぐ、ができないか?と考えました。ただ、「組織に所属する人」を結びつけることはできても、組織として動くには、大きな力と時間が必要で、あまり現実的でなかったりします。

そこで、いろいろな組織に所属する人々を横断的に結びつけるプラットフォームが出来ないか?と考えました。

産学官を結びつけるプラットフォームはどこに置くべきか?ですが、「産」では、人が応じない、「官」では形式化する、大学が一番適している、と考えます。


●産学官を結びつけるプラットフォーム

産学官を結びつけるプラットフォームは、組織内に閉じこもっていては、作ることが出来ません。出来る限り、外に出て、何が行なわれているのか?見に、聞きに行きました。

以前は、学術の塔に立てこもっていた大学が、社会に向けて、研究成果を発信しようとしている、ことを知りました。

また、以前は専門分化していた工学系大学院にMOT(技術経営)という基礎研究から応用研究、商品化、市場投入までのプロセスをマーケティング、ファイナンス、知的財産を横断的、俯瞰的に学習する学科が出来たことを知りました。

これを外側から見るのではなく、中に入って検討できないか?と考え、MOT(技術経営)の社会人学生をすることにしました。

MOT(技術経営)社会人学生になって、再認識したのは、ビジネスのグローバル化です。

・日本は生産拠点としても、市場としても重要なポジションを失っており、海外に移行している

・重要な情報のほとんどは英語でネット上を流れている

に加えて、日本の大学のMOT(技術経営)プログラムにも多くの留学生、特に中国などアジア諸国からの留学生が参加しており、彼ら、彼女らは、英語、日本語の他に今後拡大する母国語が堪能です。

少なくとも、ビジネスを志す人は、ネット上に流れる大量の英語情報から速やかに必要な情報を読み取る力、英文メールなど発信する英語力に加え、簡単な中国語力は必要、と思われます

講義、ゼミの英語化はいくつかの大学で既に始まっていますが、少なくとも一人以上の留学生を交えて、英語で雑談するサロン、カフェがあってもよい、と考えます


●グローバルMOTカフェ?なんてできないかしら?

研究室単位で、論文を読んで紹介する、研究の状況をプレゼンする、そして、先生、その他の院生よりフィードバックをもらうゼミが行なわれています。

ゼミは研究能力を伸ばす上で、極めて有効なのですが、通常、研究室単位で行なわれ、研究室を超えたゼミはそれほど行なわれません。

フィードバックする方々はその分野の専門家なのですが、その専門性が却って、視野を狭めたり、あるいは、その分野では暗黙の常識であっても、一般的には認知されていない前提を省略したり、というデメリットもあります。

研究室のような専門性は高いけれど、狭い分野ではなく、MOT(技術経営)という切り口から、分野を超えて横断的に、ゼミ形式で議論ができれば、幅広く、思いもしなかった創発が生まれることだってあるかもしれません。

例えば、以下のようなものが考えられます。

・MOTカフェ: MOTをテーマに話に対して、参加者が意見をシェアする。対話、創発で批判はしないバージョンと徹底的に批判のバージョン。

・グローバルビジネス・カフェ。言語は英語。シリコンバレー、中国、インドなどでのビジネスプランに対し、参加者が意見をシェア。講師は実際にやっている人でも、これからやりたい人でもOK。企画書、研究成果のプレゼン。研究室、会社内は内容をよく知っているので、内容をよく知らない人に聞いてもらい、フィードバックを得る。


以上に、考えた経緯、やりたいことをブレークダウンしました。

そのうち、スケジュールも書きます






トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール

「TAK」さん

最新記事
Archives