2011年02月06日

東大本郷キャンパスで開催された

知の構造化センター シンポジウム

に参加します


20世紀までの知的成果は、主に紙、書籍の形で生産され、蓄積されてきました。

これらの紙、書籍による知的集積は、どんどん埋もれていき、活用されない、という残念な宿命がありました

どんなに意義深い文章であっても、何百ページもある書籍の中に書かれたものは、再び読者の目に触れなければ、活用されずに埋もれていきます

ところが、インターネット時代の到来とともに、これまでの紙による知的集積がデジタル化されるようになりました。

するとコンピューターによる検索技術により、埋もれていた知的遺産が、再び活用されるようになりました

文献資料だけでなく、放送局、一部のマニア収集家が持っていたフィルムなどの映像資料もデジタル化され、専門家でなくても活用できるようになってきました


現在の知的遺産再生化は、Googleなどの検索エンジンによる「検索」による、知識の掘り起しが主体です

しかし、その後、掘り起こされた知識同士が有機的に結びつき、新たな知識を生み出す、ことも期待できます


「知の構造化」は始まったばかりで、どのように展開していくのか、まだまだ多くの可能性があります

このシンポジウムでは、いろいろなヒントが示されました


・知識は探されるためにある。

・知識社会では知は急速に変化する。

・知識は、構造化され、解体される。

・獲得した知はすぐにサービスに使う


機械化、交通機関の発達により、人類ができる仕事は爆発的に増え、行くことができる場所が広がり、それまでは、不可能と考えていたことができるようになりました

コンピューターの発達、および一般市民への普及により、知的検索、知的生産なども、これまでは不可能と考えていたことが可能になります

知的資産のマイニングには気付き、対話、出会い、があります

「知の構造化」により、これからどんな世界が創られるのか、楽しみです











「TAK」さんstakeid at 19:10│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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