2014年10月12日

EDGEシンポジウム

という案内が来ました。

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EDGEプログラム

とは、

イノベーション創出の活性化のため、大学等の研究開発成果を基にしたベンチャーの創業や、既存企業による新事業の創出を促進する人材の育成と関係者・関係機関によるイノベーション・エコシステムの形成を目的としています。

13大学のプログラムが選定されましたが、採択された13機関の関係者が一同に会した、オープニングシンポジウムを開催、

ということで、参加することにします。

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基調講演は米国Ziba社戦略ディレクターの濱口秀司の「0から1を生み出す人を育てる」です。

濱口氏のお話しは、

イノベーションを実現するためには、バイアスを壊す

「人間中心イノベーション」は結果として現れるもの

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に書いていますので、そちらを見ていただくとして、

ここでは、パネルディスカッション「EDGEプログラムは何を目指すのか」で話された内容をまとめてみます。

・イノベーションにも作法がある。作法を知っていると断然有利。

・企業活動でのマーケティングにはインターナル(説得)とエクスターナル(認知)がある。後者だけが語られるが、全社も同様に大切。

・デザイン、機能に加えて、ストーリーが大切。

・アイデアだけでなく、アイデアの創出プロセス、実現への(3か月程度の短期の)活動計画が大切

・専門を持ちながら、専門以外の視野を持つ。

・アウトプットイメージを持ちながら、学ぶ。

・イノベーションを「語る」のではなく、「実行する」人を育成する。

・日本には、まじめだけれど、真剣でない人が多い。不真面目だけれど、真剣な人がほしい。

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・どの会社にも、社内起業家と、その足を引っ張る人がいる。イノベーションをつぶさずに、活かすエコシステムが必要。

・イノベーションの創出を、既存の基準で評価するのは矛盾している。

・大企業のトップは、イノベーションを理解するが、マネージャークラスのミドルは、効率的なオペレーションを進めることに専念し、イノベーションとなり得る「ムダ」を排除してしまう。 

・研究者に対していだくステレオタイプ、白衣を着て、フラスコを振って、ラボにこもり、人見知りをする。研究者の環境を守ろうとして、研究者を多用な人との接触から避けてしまう。

・大学院における社会人、民間企業での勤務経験があるだけでは不十分で、ビジネスでの成功体験がある人がほしい。

・新しいことを始めることは、慣れ親しんだ、安全な場所から出ていくこと。何らかのロールモデルと、外れていないか確認するコンパスが必要。

・スポーツの記録の壁、「破れない」と言われた記録を誰かが破ると、一気に破る人が続出する。このようなロールモデルが大切。

・男性はロールモデルを意識するが、見ないふりをして、方法論が好き。女性は方法論よりもロールモデルを好む。

・不確実な環境では、一発必中のライフル銃よりも、弾が散る、散弾銃の方が有効。

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・バラバラに進めた結果の「個性」ではなく、連携を保ちつつ、「個性」「バラエティー」を活かす。「いいとこどり」「先行事例へのキャッチアップ」だけでは不十分。

・逆説的だが、EDGEプログラムに頼ってしまうのはイノベーティブではない。ひとつのきっかけにはなるとしても、各所で同時多発的にイノベーションが起こってほしい。 

・連携によって、均質化するのではなく、共通のプロトコル、議論する素地ができる。

・なぜ人が真剣になるのか?価値観(他人よりも勝りたいのような相対的ものと自分に固有の絶対的なものがある)のうち、絶対的な価値観の経験によるアドレナリンによる。

・文書化されていないのに、できてしまうのは「文化」のせい。これを伝えるのは難しい

・エンジニアが開発技術の利用事例を想定しても適切ではない場合が多くて、せっかくの開発構想がしぼんでしまう。技術応用のプロに適切なアドバルーンをたくさんあげてもらう。

・イノベーティブな教育のためには、学部からすぐに大学院に進学するのではなく、一度社会に出てから、自分の価値感、ニーズを明確にしてから、大学院に行くことが望ましい。

・イノベーション=インベンション(発明)×インサイト(洞察)により、社会に対して価値を生み出すこと 


これまで、それぞれの個所で、分散的に行われ始めていたイノベーション教育が連携を取りつつ、行われようとしています。

ここから何が生まれるか?楽しみなのですが、イノベーション教育の流れについては、B面ブログに書いてみます。




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